#author("2025-10-14T21:52:06+09:00","","")
#author("2025-10-15T15:55:56+09:00","","")
*《デス・ザ・ロストの&ruby(シャドウ){黒像};》 [#top]

|デス・ザ・ロストの黒像 VR 闇文明 (4)|
|タマシード:デーモン・コマンド・ドラゴン/レクスターズ|
|''シンカライズ''(このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい)|
|自分のターンの終わりに、次のうち、このゲーム中、このタマシードの効果でまだ選んでいないものを1つ選ぶ。|
|►相手のシールドを1つ選び、持ち主の墓地に置く。|
|►相手は自身の手札を2枚選び、捨てる。|
|►自分のシールドを2つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。|
|►自分はゲームに負ける。|

[[DM25-EX2]]で登場した[[闇]]の[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]/[[レクスターズ]]の[[タマシード]]。

[[シンカライズ]]と自分の[[ターンの終わり]]に[[誘発]]する[[モード]]を持つ。選択肢は[[シールド焼却]]、2枚[[セルフハンデス]]、2つ[[シールド回収]]、''[[ゲームに負ける>特殊敗北]]''の4つで、同じ選択肢は2度選べない。

相手の[[シールド焼却]]と[[セルフハンデス]]を選べる時点で、状況に左右されず[[アドバンテージ]]を稼げる可能性が高い。
[[シールド回収]]についても手札補充になるが、相手が[[ビートダウン]]である状況なら使わない方が無難。
//コストは[[プレミアム殿堂]]の[[《スケルトン・バイス》]]と同じ4であり←これはランダムハンデス
カードの色が黒単色で、[[《鬼火と魍魎の決断》]]の[[代替コスト]]時と同じ4マナで2枚ハンデスできるということで、これを軸にした[[ハンデスコントロール]]を組む価値がある。

ただ、[[シールド焼却]]についてはビートダウンでも無ければ即座に直接的なアドバンテージを得られる訳ではない(長期的に見ると[[ブレイク]]時のリスクを減らせるが)。
手札が乏しい状況なら、先にシールド回収を選んでも良いだろう。

しかし、毎ターン[[強制]]的に選択肢を選ばされるため、いずれは最後の選択肢も選ばなくてはならない。
[[シンカライズ]]を持つため、2〜3ターン[[タマシード]]状態でアドバンテージを稼いだ後、[[特殊敗北]]を選ばされる前に[[進化元]]にする、という運用が想定されているのだろう。

**ルール [#rule]
-どの選択肢が選択済みかという情報は[[進化]]後も[[引き継ぎ]]・記憶される。(([[デュエチューブのDM25-EX2ルール解説動画で紹介>https://www.youtube.com/watch?v=sIl2ly4OypQ]]))
例として、[[ゲームに負ける>特殊敗北]]以外の[[モード]]選択を済ませたこのカードに[[スター進化クリーチャー]]を進化させて[[デメリット]]を回避しても、それが破壊されてこのカードのみに戻った状態で自分の[[ターンの終わり]]を迎えた場合、必ず[[ゲームに負ける>特殊敗北]]選択をしなければならない。

#region2(非現実的な状況について){{
-[[封印]]時の[[継続的効果]]の裁定変更のため、この[[タマシード]]を[[封印]]しても上記の[[進化]]・[[退化]]時と同様に選択した内容はリセットされない。
[[《Law儿-怪Hawk》]]で《デス・ザ・ロストの黒像》が進化せずともクリーチャーのカードタイプを得る機会はあるため、その際に[[封印]]を付けることはできる。
//↑上の状況について、疑問点があったのでルール質問掲示板で確認中

--もし[[封印]]が付いたまま[[《Law儿-怪Hawk》]]の効果が終了したとしたら、[[《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》]]や[[《Black Lotus》]]などと同じく、[[封印]]が付いていても[[無視]]されないままバトルゾーンにあるため、[[ターン終了ステップ]]ごとに[[モード]]を選ぶ作業が復活する。

}}

-一方で、一度[[除去]]してから再展開した場合は引き継がれず、過去に選択したものも再選択可能となる。
一度離れた時点で、出し直されたものは元のそれとは別の[[エレメント]]であるとみなされるためである。
--大前提として、このカードの「[[ゲーム中]]」とは[[Dスイッチ]]や[[無月の門99]]と同類で、同名カードおよび別[[オブジェクト]]となった物理的に同じカードで情報は共有しない。

**他のカード・デッキとの相性 [#synergy]
-[[《冥土人形アカイブ・ヤップップ》]]の[[エレメント]]指定の[[スーサイド]]に巻き込み、[[特殊敗北]]を回避できる。

-[[《トレジャー・ルーン》]]を使えば最速2ターン目に2枚[[ハンデス]]できる。ただし、[[マナ]]が減るため、[[進化クリーチャー]]や[[スーサイド]]のプレイには若干繋げづらい。

-特殊敗北は[[敗北回避]]で耐えることができる。
//--素直に1〜3回目は現在で最も使いたいものを選んで[[アドバンテージ]]を稼ごう。
基本的には、「実際に敗北を無効化するためには、それ専用に[[リソース]]を割く手間がかかる」上に「メリット効果を全部使い切るのに素で3ターンもかかってしまうのを、4ターンに伸ばしてしまう」[[高速化]]の進んだ現代デュエマにおいて推奨されづらい行為である。
もちろん全くありえないわけではなく、例えば残りの選択肢がハンデスと特殊敗北のみだが相手の手札が1枚もない場合に、あえて特殊敗北を選ぶことでハンデスを温存できる。
--[[デーモン・コマンド]]つながりで[[《覇王ノワールモナーク》]][[《炎怒の夜 アゲブロム》]]などが組み合わせる候補。
--[[デーモン・コマンド]]つながりで[[《覇王ノワールモナーク》]][[《炎怒の夜 アゲブロム》]][[《怒像アゲ》]]などが組み合わせる候補。
特に[[《炎怒の夜 アゲブロム》]]なら[[ハイパー化]]するだけで済むので[[【黒赤緑デーモン】]]などでは候補に挙がるだろうが、[[マナ送り]]や[[バウンス]]されただけで悲惨な事になるため、これを前提とはせずにあくまで回避する方法がある程度に止めておくのが良いだろう。
//↓[[超魂X]]で[[《炎怒の夜 アゲブロム》]]出したらハイパーモード起動するタイミング無くて敗北回避できないのでは?
//[[【黒赤緑デーモン】]]で[[《~墓碑に刻まれし魔弾の名~》]]の[[超魂X]]で[[《炎怒の夜 アゲブロム》]]を出した場合、ターンの終わりに[[山札送り]]されるためこれの効果で破壊することがデメリットにならない。
[[《怒像アゲ》]]の場合は[[《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》]]の[[ハンデス]]を能動的に[[トリガー]]させる手段にもなり得るため、2ターン連続でハンデスするために選ぶということも十分あり得るか。

--[[《一王二命三眼槍》]]は「これが相手のターンで」と指定があるため、このカードによる特殊敗北は防げない。[[色]]が合うだけに惜しい。

-[[シールド回収]]として見ても、[[デーモン・コマンド]]で行えるのは貴重。[[【黒赤緑デーモン】]]は[[封印]]や[[デッキボトム]]は容易に確認できた反面、シールドに触れる手段はほとんど持たなかった。[[《悪魔神バロム・クエイク》]]などの[[銀の弾丸]]が使いやすくなるかもしれない。

**その他 [#others]

-元ネタは[[Magic:The Gathering]]の[[《悪魔の契約/Demonic Pact》>http://mtgwiki.com/wiki/%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%AE%E5%A5%91%E7%B4%84/Demonic_Pact]]。
「カードを2枚引く。」「あなたは4点のライフを得る。」はデュエマの[[カラーパイ]]にふさわしくないため、疑似ドローの[[シールド回収]]に変更および[[再現>シールド追加]]なしになっているが、それ以外はおおむねそのまま。[[ダメージ>ダメージレース]]効率については[[《地震》]]と同じ理由で1/4倍になっている。
--「[[ボルバルザーク>《無双竜機ボルバルザーク》]]は二度と作らない((https://twitter.com/syaba3/status/1131163965210238976))」の鉄則があるのを知っているコアなユーザーからは「自分はゲームに負ける」というテキストにドキッとした人も少なくないだろう。
「莫大なメリットの代償に、最大級のデメリット([[特殊敗北]])」というデザインも類似性を感じさせる。しかし、出してから勝敗が決するまでほとんどタイムラグがない[[《無双竜機ボルバルザーク》]]と異なり、こちらには3ターンの猶予と特殊敗北を選ばない方法が用意されている。数ターン放置されることで自分が敗北するカードなら[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]][[《不吉の悪魔龍 テンザン》]]などの前例があり、言葉ほどゲーム性を壊す性質は含まれていない。

-同弾の[[《イザナミの海地図》]]とは異なり、こちらは[[レクスターズ]]を持つ[[シンカライズ]]タマシード。

-毎ターン[[誘発]]する[[モード]]からは[[《並替と選択の門》]]が連想されるが、このカードでは選択権が自分にある。この選択肢で相手に選ばせるのなら、出せば1ターンで死ねるネタカードである。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]
-[[《並替と選択の門》]]

-[[《冥府の覇者ガジラビュート》]]
-[[《デモニック・バイス》]]
-[[《ラウド “NYZ” ノイジー》]]
-[[《爆笑必至 じーさん》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM25-EX2]]&br;'''フレーバーテキスト'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[Moopic]]
--[[DM25-EX2 「王道vs邪道 デュエキングWDreaM 2025」>DM25-EX2]](26/105)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[タマシード]]
-[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]
-[[レクスターズ]]
-[[シンカライズ]]
-[[モード]]
-[[シールド焼却]]
-[[セルフハンデス]]
-[[シールド回収]]
-[[特殊敗北]]

&tag(タマシード,闇文明,黒単,単色,コスト4,デーモン・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,レクスターズ,シンカライズ,自分のターンの終わり,ターン終了時,モード,シールド焼却,ハンデス,セルフハンデス,シールド回収,特殊敗北,・,VR,ベリーレア,Moopic);