#author("2022-09-15T00:03:10+09:00","","")
#author("2022-09-15T00:03:28+09:00","","")
*《ドキンダム・アポカリプス》 [#o5da2262]

|ドキンダム・アポカリプス P 闇/火文明 (9)|
|禁断クリーチャー:(種族無し) 9999|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーすべてに封印を1つ付ける。|

[[DMX-26]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[禁断クリーチャー]]。

[[cip]]により[[バトルゾーン]]の[[クリーチャー]]をすべて[[封印]]する[[能力]]を持つ。

[[コスト]]9にして強力な[[全体除去]]を持つ[[カード]]。[[除去]]方法が[[封印]]であるため、ごくわずかな例外((上に[[封印]]を置けない[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]や[[《スペリオル・シルキード》]]、あるいはすべての[[封印]]を実質無効化する[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]][[《禁術のカルマ カレイコ》]][[《DG 〜裁キノ刻〜》]]))を除くあらゆる[[除去]][[耐性]]を無視して[[バトルゾーン]]を更地にできる。

相手からすれば[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と同様のダメージを被ることになるのだが、この[[クリーチャー]]の問題点は自分側もそれを受ける点。
[[除去]][[耐性]]のほとんどが効かないのは自分側も同じなので、この[[クリーチャー]]自身も含めほぼ確実に味方全員が[[封印]]されてしまう。
今までの[[リセット]][[カード]]のように味方[[クリーチャー]]だけを残して即座に攻める、という使い方は難しい。

普通に使うと9[[マナ]]と自分の[[クリーチャー]]をすべて失って相手に[[ターン]]を渡す事になるため、単純に使う以外の工夫も必要になる。

-[[コマンド]]登場時の[[封印]]外しは[[cip]]よりも先に処理するため、複数の[[クリーチャー]]を出せる[[コスト踏み倒し]][[能力]]によって[[コマンド]]と同時に[[バトルゾーン]]に出したり、常在型[[能力]]で[[コマンド]]を付与される状態でこの[[クリーチャー]]を出したりしても[[封印]]を即座に外すことはできない。

-相手[[ターン]]に[[コスト踏み倒し]]ができれば儲けもの。高い[[コスト]]と先に相手に[[ターン]]を渡すという2つの弱点を帳消しにしつつ、相手[[クリーチャー]]全軍を完全に足止めできるためである。確率は低いが[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]や、他の[[コスト踏み倒し]][[呪文]]から出た[[《魔龍バベルギヌス》]]などで出す場合が該当する。

-[[《Dの禁断 ドキンダムエリア》]]と同様、すでに[[禁断機動]]した[[《禁断機関 VV-8》]]を再び[[封印]]するのに使うことができる。

-これを使った後に[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]を立て、自分のクリーチャーに付いた[[封印]]をそちらの[[覚醒]]によって外すという流れが、[[【5色フェアリー・ミラクル】]]で採用する場合に期待できる。

-[[《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》]]を使って大量の[[マナ]]を用意すれば、これと[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]で簡単に[[エクストラウィン]]を成立させることができる。[[封印]]による[[全体除去]]である確実さも相まって[[【5色ジョリー】]]では採用圏内。

-変わったところでは[[ライブラリアウト]]の誘発に使える。普通に投げても[[山札]]を削り、[[バトルゾーン]]にある相手の[[クリーチャー]]の数が[[山札]]より多ければ即座に相手は敗北する。ただし相手の[[クリーチャー]]の数に依存する上、タイミングを間違えると自分が[[ライブラリアウト]]しかねないので、覚えておいて損はない程度の使い方だろう。

-総合ルール400.7.では、「カードがバトルゾーンに出る」移動時は同時には移動しないことになっているが、2022年9月14日の更新で追加された409.1fで「複数の封印が同時にバトルゾーンに出る場合は、それらすべてが保留状態になった後、バトルゾーンのクリーチャーに同時に付ける」と定義されている。
-総合ルール400.7.では、「カードがバトルゾーンに出る」移動時は同時には移動しないことになっているが、2022年9月14日の更新で追加された409.1fで「複数の封印が同時にバトルゾーンに出る場合は、それらすべてが[[保留状態]]になった後、バトルゾーンのクリーチャーに同時に付ける」と定義されている。

-同じ[[コスト]]・[[パワー]]・[[文明]]の[[無種族]]には[[《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]がいる。単体での戦闘性能はあちらの方が上なため、デッキコンセプトでもない限りは枠を争うことになるだろう。こちらは逆に[[呪文]]感覚で使える点や全体に[[除去]]が及ぶ点などを活かしたい。
また、[[コスト]]・[[パワー]]、[[クリーチャー]][[ロック]]というコンセプトが同じの[[無種族]]である[[《禁断》]]も存在する。

-後に同[[コスト]]で相手だけを[[封印]]できる[[《ドルマゲドン・ビッグバン》]]が登場。[[呪文]]なので使い勝手は異なるだろうが、単純に相手[[クリーチャー]]をどかしたいのなら1枚でゲームを終わらせに行けるあちらの方が軍配が上がる。[[クリーチャー]]なので[[《蒼龍の大地》]]などでバトルゾーンに出せるのがこちらのメリットか。

-後に登場した[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]は、素の[[コスト]]がこちらと近い[[全体除去]]札。[[除去]]方法はあちらは[[破壊]]。
こちらは素の[[コスト]]が軽く、[[コマンド]]をあまり使わない相手には破壊よりも強力な除去となり、構築によっては自軍を封印から解放して復元するのも容易な点で勝るが、あちらは[[鬼タイム]]で[[コスト]]が5まで下がる、[[召喚]]で出せば生き残り[[スピードアタッカー]]の[[T・ブレイカー]]として使えるなど、こちらより優秀な点も多い。

-[[【ボルメテウスコントロール】]]や[[【5色フェアリー・ミラクル】]]における隠し味として1枚挿している[[プレイヤー]]も見られる。泥試合になった時の仕切り直しとしては確かに優秀。

-[[バトルゾーン]]に出た時に自身が[[封印]]されるためか、[[禁断クリーチャー]]である。ただし[[カード]]フレームは[[封印]]を置く石板がなく、通常[[クリーチャー]]と同様。

-[[コマンド]]でも[[イニシャルズ]]でもなければ名前に[[《禁断》]]も含まれていないため、自分の[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]があれば[[攻撃]]できない。

-[[カードイラスト]]には[[禁断文字]]が描かれており、ボロボロの[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の右手(イラストから見て左側)から出ている文字は「END」、両腕に構えた双槍に描かれている文字は「FINAL」と描かれている。それぞれ日本語で「終わり」「最後」という意味。
ちなみにそれ以外にも無数の[[禁断文字]]が見えるが、いずれもE、N、Dのどれかだと思われる。

-『デュエル・マスターズ 超全集 革命ファイナル』によると、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の最期の姿であるという。

**関連カード [#c2f30e03]
-[[《禁断》]]
-[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]
-[[《アポカリプス・デイ》]]
-[[《爆輪男》]]

-[[《ドルマゲドン・ビッグバン》]]
-[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]

**収録セット [#i405d76b]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Yuukoo009]]
--[[DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」>DMX-26]]

**参考 [#zf3b80c0]
-[[無種族]]
-[[禁断クリーチャー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[封印]]
-[[リセット]]
-[[ドキンダム]]
-[[コスト9]]
-[[多色]]

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[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.自分の山札が5枚、相手の山札が3枚あり、バトルゾーンにお互いクリーチャーが5体ずついる状況で、自分は''《ドキンダム・アポカリプス》''をバトルゾーンに出しました。「出た時」の能力ですべてのクリーチャーに封印が付きますが、先に相手の山札が0枚になり、自分はゲームに勝ちますか?
A.いいえ、どちらのプレイヤーもゲームに負けます。複数のクリーチャーに封印が付く際、封印はすべて同時に付きます。お互いの山札が同時に0枚になりますので、どちらのプレイヤーもゲームに負けます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41266]](2022.5.20)

&tag(禁断クリーチャー,クリーチャー,闇文明,火文明,黒赤,2色,多色,コスト9,種族なし,パワー9999,W・ブレイカー,cip,除去,全体除去,確定除去,封印,全体封印,自己封印,ドキンダム,ドキンダム (名称カテゴリ),・,P,レアリティなし,Yuukoo009);