#author("2024-10-12T23:47:53+09:00","","")
#author("2024-10-21T01:18:04+09:00","","")
*《バースト・ショット》 [#t91c7588]

|バースト・ショット UC(R) 火文明 (6)|
|呪文|
|''S・トリガー''|
|S・トリガー|
|パワー2000以下のクリーチャーをすべて破壊する。|

[[DM-02]]で登場した[[火]]の[[呪文]]。

[[《地獄スクラッパー》]]が登場するまでは、[[【速攻】]][[メタ]]の主力[[カード]]として活躍していた実績を持つ。
相手だけでなく自分の[[クリーチャー]]も[[破壊]]されるが、[[【除去コントロール】]]などの[[ウィニー]]を並べない[[デッキ]]ならば[[デメリット]]はほとんどない。
逆に相手の[[クリーチャー]]が大型の場合は、[[効果]]が見込めずに手札で腐るのがネックである。

[[環境]]の移り変わりや[[インフレ]]の進行により、より汎用性の高い[[《地獄スクラッパー》]]、上位の性能を持つ[[《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》]]、相手のみを対象に取る[[《スーパーバースト・ショット》]]、それを内蔵した[[《火焔タイガーグレンオー》]]、さらには《スーパーバースト・ショット》のコストが半分になった[[《ゼンメツー・スクラッパー》]]など[[上位互換]]に近いカードが多数登場しており、現在は[[除去]]カードとしては一線を退いている。

自分のクリーチャーも巻き込むデメリットを逆手に取り[[スーサイド]]戦術を行えるのが唯一の差別化点であったが、[[DMEX-12]]にて2[[コスト]]軽い[[《クリムゾン・ビクトリー》>《紅に染まりし者「王牙」/クリムゾン・ビクトリー》]]が登場。あちらはコスト8の[[クリーチャー]]面がある[[ツインパクト]]のため[[ガチンコ・ジャッジ]]においてもこちらより強く、事実上の[[完全上位互換]]である。
これにより[[クリーチャー]]の性質を持つことが明確な弊害になる、または同様の効果を持つ呪文を5枚以上入れたいといった場合でない限り採用されることはほぼなくなった。

-長期の[[絶版]]が続き、現在は入手も難しくなっている。

-[[DM-30]]で類似効果を持つ[[《超鯱城》]]が登場。あちらの方が早いターンに出せるが、こちらは自分の[[pig]]の能動的使用が可能であり、デッキにパワー2000以下のクリーチャーが入っていなければ効果に大差は無い。

-初登場時は[[アンコモン]]だったが、1枚で複数クリーチャーを破壊できるアドバンテージ量はこの[[レアリティ]]に相応しくないと判断されたのか、[[再録]]された際[[DM-18]]では[[レア]]に格上げされた。

-漫画ではバトルアリーナ編で[[不亞 幽]]が[[ジョージ]]を相手に使用。ジョージは[[水]][[文明]]の小型[[クリーチャー]]による[[【速攻】]]で優位に立つも、[[S・トリガー]]で唱えたこの[[カード]]で[[クリーチャー]]を全滅させられた。[[バケツマン>グレート・バケツマン]]戦や[[切札 勝舞]]戦でもデッキに入れていたが、使用はされていない。
その後は漫画無印の最終決戦で[[ザキラ]]が勝舞戦で使用。勝舞は絶対不利の状況からザキラの[[シールド]]を0にまで追い込むも、[[S・トリガー]]のこの[[カード]]によって[[攻撃]]可能だった[[《トット・ピピッチ》]]と[[《コッコ・ルピア》]]が破壊され、勝負を決定付けられた。
「FE」ではザキラが[[トーイ]]戦で[[S・トリガー]]として使用。トーイの[[《薫風妖精コートニー》]]等の[[クリーチャー]]を全滅させた。[[切札 勝利]]も勝利外伝でのトーイ戦で使用はしていないが、デッキに投入していた。

-漫画「[[デュエル・ジャック!!]]」の第2話にて、火野マナトが珍走団相手に使用。[[《エメラル》]]でシールドに仕込まれた後に[[S・トリガー]]で発動し、珍走団が大量展開したクリーチャーを焼き払った。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#u8113b20]

-[[《ホーリー・スパーク》]]
-[[《アクア・サーファー》]]
-[[《デーモン・ハンド》]]
-''《バースト・ショット》''
-[[《ナチュラル・トラップ》]]

[[DMPP-01]]のベリーレア、コスト6、S・トリガーサイクルとして登場した。
TCG版時代のアンコモン・レアからさらに格上げされている。

5枚のうち唯一自分も被害を受けてしまう。また[[火力]]の定めとして、使い勝手は環境にかなり左右される。

[[DMPP-01]]環境では[[《アクア・ハルカス》]]などパワー2000以下に使いやすいクリーチャーが多く、使えば広範囲の相手クリーチャーを焼き払えるが自分も同様に大きな被害を受けることになりがち。そのためほぼ[[【ボルメテウスコントロール】]]の専用カードのような立ち位置にあった。

[[DMPP-02]]環境では[[【青赤リーフ】>【アストラル・リーフ】 (デュエプレ)]]や[[【赤緑速攻】]]の対抗カードとして[[【ボルメテウスコントロール】]]以外でも採用が見られるようになった。

[[DMPP-03]]環境では[[【ダイヤモンド・ブリザード】>【ダイヤモンド・ブリザード】 (デュエプレ)]]にも有効であるため、第2弾環境と同様に広く採用された。

[[DMPP-04]]、[[DMPP-05]]環境でも[[速攻]]対策に用いられていたが、手打ちしやすい[[《ファントム・バイツ》]]が優先されることも。

[[DMPP-06]]環境ではついに本家での対抗馬である[[《地獄スクラッパー》]]が登場した。[[速攻]]においても[[《無頼勇騎ゴンタ》]]や[[《血風神官フンヌー》]]といった《バースト・ショット》では倒せないクリーチャーは珍しくなくなってきたため、[[速攻]]対策としてはこちらに枠を譲ることが多いだろう。
[[《地獄スクラッパー》]]よりコストが1小さい点も、速攻メタとして使う場合は基本的に[[S・トリガー]]で唱えるため優位性としては乏しい。

[[DMPP-07]]期では、[[《ロスト・チャージャー》]]で[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を確定で墓地に落としたい場合、コストの関係から[[《地獄スクラッパー》]]より優先される可能性も生まれた。

[[DMPP-10EX]]では、[[S・トリガー獣]]の[[cip]]で相手のみに《バースト・ショット》効果を放つ[[《火焔タイガーグレンオー》]]が登場した。もはやTCG版同様、自分のクリーチャーを巻き込むデメリットを逆に利用することを考えないと採用は極めて困難となってしまった。
一応、[[《火焔タイガーグレンオー》]]は[[《ロスト・チャージャー》]]との兼ね合いや、デュエプレ特有のバトルゾーン枠7つが埋まっていると使用不可となるなど、限定的な状況で自軍を巻き込む以外の差別化方法がないわけでもない。

-上記のように[[DMPP-01]]の6コスト[[S・トリガー]]サイクルの中で一歩先に環境から身を引いてしまったためか、[[DMPB-02]]で唯一収録されなかった。DMPB-02では代わりに[[《地獄スクラッパー》]]が収録された。

-発動した際は、いくつもの弾痕がバトルゾーン全体に刻まれる演出が入る。

**関連カード [#z89ba815]
-[[《サウザンド・スピア》]]
-[[《超鯱城》]]
-[[《スーパーバースト・ショット》]]
-[[《ミラクル・バーストショット》]]
-[[《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》]]
-[[《火焔タイガーグレンオー》]]
-[[《ゼンメツー・スクラッパー》]]
-[[《紅に染まりし者「王牙」/クリムゾン・ビクトリー》]]
-[[《バースト・ワンショット》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#t85179bb]
-[[DMPP-01]]、[[DMPD-07]]、[[DMPB-01]]&br;'''一瞬にして、塵にする。'''
-[[プライズ]]、[[DMPD-03]]&br;'''戦場じゃ、[[弱いやつ>ウィニー]]が悪いのさ。'''

**収録セット [#cbf150e5]
***[[デュエル・マスターズ]] [#v744d867]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DM-02 第2弾「進化獣降臨」>DM-02]]
--[[DMC-14 「紅の鋼鉄兵団(クリムゾン・アーマロイド)デッキ」>DMC-14]]
--[[DMC-19 「ザキラ龍武(ザキラドラゴン・コマンダー)デッキ」>DMC-19]]
-illus.[[Dai]]
--[[DM-18 「ベスト・チャレンジャー」>DM-18]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pa810421]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DMPP-01 「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」>DMPP-01]]
--[[DMPD-07 「ベストセレクション 闇・火・自然 アタック」>DMPD-07]]
--[[DMPB-01 「デッキビルダー2021」>DMPB-01]]
-illus.[[Dai]]
--[[プライズ]]
--[[DMPD-03 「超竜の咆哮」>DMPD-03]]

**参考 [#bed36ff4]
-[[S・トリガー]]
-[[火力]]
-[[全体除去]]

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