#author("2024-02-25T18:19:50+09:00","","")
#author("2024-02-26T05:53:50+09:00","","")
*《ブラッキング・ザ・ジョニー》 [#c741ccf2]

|ブラッキング・ザ・ジョニー LEG 無色[ジョーカーズ] (8)|
|クリーチャー:ジョーカーズ 5000+|
|マスター・ブレイカー(このクリーチャーがバトルゾーンに出たターン、各ブレイクの前に、相手のクリーチャーを1体破壊する)|
|このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる。|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。こうして表向きにした無色クリーチャー1体につき、このターン、このクリーチャーはパワー+5000され、シールドをさらに1つブレイクする。表向きにしたカードはすべて、好きな順序で自分の山札の一番上または下に置く。|

[[DMEX-06]]で登場した[[ジョーカーズ]]。

[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]能力を持ち、さらに[[cip]]で[[山札の上]]から3枚の中にある[[無色]][[クリーチャー]]1体につき、5000[[パンプアップ]]と1枚[[追加ブレイク]]を得る。さらに[[マスター・ブレイカー]]が付いているので各[[ブレイク]]の前に1体[[確定除去]]できる。

[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]または[[《ジョニー・ザ・ビギニング》]]と[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]の組み合わせを1体である程度再現したかのようなクリーチャー。表向きにした3枚がすべて[[無色]]の''[[クリーチャー]]''なら4つ[[ブレイク]]と4体[[確定除去]]を放てる。
だが、こちらは[[コスト]]が[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]より1重く、単体で使用するに見合った[[スペック]]とは言い難い。しかも、《ナッシング・ゼロ》の効果と違って、''クリーチャーでない''カードは[[追加ブレイク]]の条件の対象外。[[【ジョーカーズ】]]の基盤である[[《ジョジョジョ・ジョーカーズ》]]ですら、事故要因になるのは痛く、デッキの構築は限られる。

さらなる問題として、どの[[能力]]も出した[[ターン]]にしか発揮されず、そのターンが終われば[[パワー]]5000のただの[[バニラ]]と化すため、出したターンにマスター・ブレイカーを決めに行きたいところだが、[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]のように自力で[[アンブロッカブル]]にならないという難点がある。そのため、1ショットキルを狙う場合は、先に[[ブロッカー]]を除去したいところだが、このクリーチャーは[[ブロック]]されずにシールドに攻撃が通ってから[[除去]]を行うため、能力のかみ合わせが悪い。

そもそもこのカードの登場時点で、[[【ジョーカーズ】]]は[[火]]や[[自然]]の[[ジョーカーズ]]で組まれるようになったため、なおさら立場がない。

[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]の[[ジョラゴン・ビッグ1]]で使うことで、[[コスト]]の高さはある程度カバーできるが、[[ブレイク]]数を増やすならすでに[[《アイアン・マンハッタン》]]という《ジョラゴン》の最高のパートナーが存在するため、こちらでの採用も難しい。

現時点では、環境での活躍は難しいと言わざるを得ないが、[[ジョーカーズ]]との[[シナジー]]が求められている[[スペック]]ではないため、今後[[カードプール]]の増加によって、無色の[[フルクリーチャー]]デッキが構築されて、このクリーチャーに日が当たる時が来るかもしれない。
無色デッキの要の[[《戦慄のプレリュード》]]のツインパクト版である、[[《透明妖精リリン/妖精のプレリュード》]]の登場により、無色の[[フルクリーチャー]]デッキ自体は難しくなくなってきている。

-[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]の派生カードであるにもかかわらず、なぜか[[マスターカード]]ではなく、[[レジェンドカード]]である。[[レジェンドカード]]は環境でも活躍するほどに強力なカードが多いのだが、その中でも一際扱い辛く環境での活躍実績も無いこのカードはレジェンドカード最弱とまで評されてしまった。

-[[山札の上]]チェックで[[表向き]]にした[[カード]]は山札の上と下に好きに配分できるため、[[《バレット・ザ・シルバー》]]の能力をサポートすることが可能だが、[[《夢のジョー星》]]で事足りてしまう。

-前述のとおり、[[呪文]]は事故要員になると話したが、それでも[[無色]]デッキでは[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]と[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]がほぼ必須。他には高コストを補える[[《戦慄のプレリュード》]]か、[[サーチ]]兼[[《ガンバG/ガガン・ガン・ガガン》]]らのタネとなる[[《ジョジョジョ・ジョーカーズ》]]のどちらかが欲しい。このクリーチャーを採用したデッキで[[呪文]]を入れるなら、5〜6枚に留めておくと良いだろう。

-前述のように黎明期の[[零単>無色]]構築の[[【ジョーカーズ】]]における[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]と[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]の組み合わせを思わせるカードだが、実際の当該デッキにおいてはそこまでしなくとも[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]を序盤の軽量[[クリーチャー]]に使っても勝てる傾向にあったため、やや違和感がある。あちらと違って[[エクストラウィン]]がないのも逆風。

-[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]の印象に引きずられがちだが、こちらの[[能力]]には実のところ[[ジョーカーズ]]を参照するものが存在しない。[[無色]][[クリーチャー]]比率が多ければ[[ジョーカーズ]]の有無や多寡に関係なくフルスペックで利用できる。
--このため、[[《真実の名 修羅丸》]]との相性は比較的良好。[[マナカーブ]]上7→8とつながり、こちらの[[cip]]で《修羅丸》の[[コスト踏み倒し]]先を操作できる。このカードの登場時点では[[無色]]の[[スピードアタッカー]]持ちの[[クリーチャー]]は少ないこともあり、前のめりな構築に寄せる場合、《修羅丸》から[[踏み倒す>コスト踏み倒し]]対象のアタッカーとしては、このカード自身も比較的優良な部類。

-[[ジョーカーズ]]、ひいては[[無色]]で初となる[[レジェンドカード]]。枠の色もしっかりと白色である。

-「デュエル・マスターズ!!」15話では[[切札 ジョー]]が[[バサラ]]戦で使用。[[《ガヨウ神》]]、[[《ゲラッチョ男爵》]]、[[《ポクチンちん》]]を引き当てたことでバサラのシールドを4枚ブレイクして[[あと一歩まで>《リベレーション・オブ・ジ・エンド》]][[追い詰めたものの…>禁断解放]]
-「デュエル・マスターズ!!」15話では[[切札 ジョー]]が[[バサラ]]戦で使用。
[[《ガヨウ神》]]、[[《ゲラッチョ男爵》]]、[[《ポクチンちん》]]を引き当てたことでバサラのシールドを4枚ブレイクしてあと一歩まで追い詰めた。

**関連カード [#e377a0c1]
-[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]
-[[《ジョニー・ザ・ビギニング》]]
-[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]
**収録セット [#tf27bc6c]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」>DMEX-06]](3/98)
-illus.[[boyaking]]
--[[プロモーション・カード]](P37/Y18)

**参考 [#i7917225]
-[[ジョーカーズ]]
-[[マスター・ブレイカー]]
-[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]
-[[cip]]
-[[山札の上]]
-[[表向き]]
-[[無色]]
-[[パンプアップ]]
-[[追加ブレイク]]
-[[山札操作]]

-[[レジェンドカード]]
-[[ジョニー]]

&tag(クリーチャー,無色,コスト8,ジョーカーズ,パワー5000+,パワー5000,マスター・ブレイカー,バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる,cip,無色サポート,パンプアップ,パンプアップ+5000,追加ブレイク,山札操作,・,ジョニー,ジョニー (名称カテゴリ),LEG,レジェンドカード,YOICHI ITO,boyaking);