#author("2024-10-11T14:23:14+09:00","","") #author("2024-10-11T14:26:18+09:00","","") *《プラチナ・ワルスラ&ruby(エス){S};》 [#fcd0602d] |プラチナ・ワルスラS VR 水文明 (3)| |進化クリーチャー:マジック・コマンド/イニシャルズ 6000| |''進化'':水のクリーチャー1体の上に置く。| |''W・ブレイカー''| |このクリーチャーが攻撃する時、カードを3枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。| [[DMR-23]]で登場した[[水]]の[[マジック・コマンド]]/[[イニシャルズ]]の[[進化クリーチャー]]。 [[アタックトリガー]]で3枚[[ドロー]]し、その後1枚を[[捨てる]]ことが出来る。 癖の強い[[カード]]の多い[[ワルスラ>【ワルスラ】]]にしては珍しく、[[手札補充]]と[[墓地肥やし]]をしつつ[[W・ブレイカー]]を放つという、使いやすくかつ非常に高い[[スペック]]を誇る。過程はだいぶ違うが、[[攻撃]]の度に3枚[[ドロー]]しつつ1枚破棄するという点は[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]や[[《ダークナイト クリストファー》]]と似通っている。 これだけなら[[《超閃機 ジャバジャック》]]や[[《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》]]など、[[水]]の[[中量級]][[進化クリーチャー]]によくある[[能力]]だが、それらと決定的に違うのは従来の[[進化]]獣より[[召喚コスト]]が1[[マナ]][[軽い]]という点。 この3と4の差は非常に大きく、[[《アクア・エボリューター》]]や[[《一撃奪取 マイパッド》]]を経由せずとも3[[ターン]]目での[[召喚]]が可能となる。[[ビートダウン]]において1[[ターン]]の差は非常に大きいため、これだけでも十分な差別化ができている。 [[《アクア・ジェスタールーペ》]]の[[連鎖]]対象にも収まっているのもありがたい。 しかも[[種族]]に[[コマンド]]を保有しているため、これまで手頃な[[侵略]]元に乏しかった[[《超奇天烈 マスターG》]]などの[[コマンド]][[侵略]]持ちの[[進化クリーチャー]]にも即[[侵略]]できたりと至れり尽くせり。とはいえ自身の[[スペック]]が強力であるため、[[侵略]]に繋げるなら[[手札]]が十分に増えた後の押しの一手として使うのが良いだろう。 強いて言えば[[パワー]]6000とある意味で[[進化クリーチャー]]としては[[コスト]]相応のサイズであるというのが弱点であり、終盤に近づくにつれて殴り返しで退場する危険性が増す。ただ、[[バトル]]に弱い点は[[アタックトリガー]]などで落とせる[[《爆撃男》]]でケアできる。[[《爆撃男》]]自体もアタックトリガーで強引に引っ張り込むことが期待できる。 2ターン目に[[進化元]]、3[[ターン]]目にこの[[カード]]を用意した頃には[[クリーチャー]]がこれ1体という場面も珍しくない。そのため、[[《掘師の銀》]]や[[《学校男》]]などの[[選ばせ除去]]に弱く、注意が必要である。後者に関しては、[[【墓地ソース】]]などでは参照できる墓地のカードの数が増えるということで嬉しいと言えば嬉しいが。 総評を言えば、悪名高き元・[[殿堂入り]][[カード]]、[[《アストラル・リーフ》]]をも上回ると言って差し支えない[[スペック]]。[[革命ファイナル]]の[[インフレ]]を如実に感じさせる[[カード]]といえよう。 **環境において [#u00c3445] 登場当初から進化元となる水の2コスト[[ウィニー]]が多く入るデッキならあらゆるデッキに積まれ、特に[[コスト踏み倒し]]系統のデッキでは着地を阻害された際の素出しプランに使われた。そういう意味で最も顕著なのは[[【赤青ドギラゴン剣】]]での活躍であろう。 [[水]]入りの[[【墓地ソース】]]では[[《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》]]に代わる新戦力として活躍している。(>[[【ワルスラ墓地ソース】]])一仕事終えた[[《戦略のD・H アツト》]][[《【問2】ノロン⤴》]]などを手軽に強化しながら、更なる[[ドロー]]と[[墓地肥やし]]を行えるため。&br;序盤から高速でビート出来る[[カードパワー]]から、[[殿堂入り]]前は冗談交じりに「墓地を肥やす前にこのカードがゲームを終わらせてしまうのが一番の難点」とも言われた。 [[【赤青ブランド】]]でも[[ビートダウン]]とリソース確保を同時に行う要員として重宝されている。ビートジョッキーデッキは[[《制御の翼 オリオティス》]]に弱いので、時にはこのカードの能力を活かしてまともにウィニーを素出しして勝ちに行くことも重要である。 このクリーチャーの現役時代、[[【青黒ハンデス超次元】]]が対策として[[《デモンズ・ライト》]]を[[4枚積み]]することが半ば必須であったことからもその影響力の程が分かるだろう。進化元を最速で焼くために[[《学校男》]]系を3枚以上積むことも当時推奨された。 ビートダウンすればするほど手札を増やせる3コストの進化[[W・ブレイカー]]というのがメタをかけづらいデッキパワー増強手段として問題視されたのか、2018年7月14日より[[殿堂入り]]した。 [[イニシャルズ]]からは2例目、[[水]]の[[コマンド]]からは初となる殿堂入り。[[進化クリーチャー]]としても11例目の[[殿堂入り]]。 このカードの殿堂入りは[[【ドギラゴン剣】]]の弱体化調整の一環という側面もあった。 しばらくは勢いが衰えたが、[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]の登場によって[[【赤青ドギラゴン剣】]]での需要が再燃。痒いところに手が届く2打点と、追撃手段の[[《龍装者 バルチュリス》]]を手札に引き込める点が評価された。 軽量進化クリーチャーや手札補充のインフレからか、2022年7月1日付で[[殿堂解除]]。約4年間でのインフレの影響は大きく、殿堂入り当時は規制もやむなしのスペックだったとはいえ、[[【ドギラゴン剣】]]の巻き添えによるものであった部分も否めず、殿堂解除時点では殆ど驚きの声が無く解除を妥当視する声が多かった。解除までの間に自身を呼び出せる上に自身の攻撃回数を増やせる[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]が登場している。 //[[アビス・レボリューション]]から[[種族カテゴリ]]に[[マジック>マジック#a80d5f6a]]が追加されたため、マジックプッシュの一環とも取れる。 [[殿堂解除]]後は[[【赤青覇道】]]のサブアタッカーとして活用されることもあったが、そうした[[青赤]]の[[ビートダウン]]自体が環境から姿を消したため、大会で見かけることは少なくなっている。 後に[[DM23-RP3]]の発売に伴い、[[【青赤マジック】]]で使われるケースが見られるようになった。だがこれがなくとも十分[[【青赤マジック】]]が回るため、わざわざ進化の手間を必要とするこのクリーチャーを使う意義はなく、一瞬で環境から消えた。 3[[ターン]]目に[[ロック]]しながら[[リーサル]]を組むデッキももはや珍しくもないため、3ターン目にこれで2ブレイクして小突きながらターンを返している場合ではなくなった。また、無用な[[ブレイク]]を必要としない[[リソース]]系や[[メタ]]系など、デッキの汎用性を損なわない素出しプラン用クリーチャーは今日日いくらでも存在する。 3[[ターン]]目に[[ロック]]しながら[[リーサル]]を組むデッキももはや珍しくもないため、3ターン目にこれで2ブレイクして小突きながらターンを返している場合ではなくなった。また、無用な[[ブレイク]]を必要としない[[リソース]]系や[[メタ]]系など、デッキの[[汎用性]]を損なわない素出しプラン用クリーチャーは今日日いくらでも存在する。 **その他 [#v561204e] -[[アタックトリガー]]による[[ドロー]]を行っている時点でもう[[メインステップ]]や[[侵略]]などの[[宣言]]タイミングは過ぎているので、[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]の[[G・ゼロ]][[召喚]]や引き込んだ侵略カードを乗せるといったことはできない。 -通常の[[【マジック・コマンド】]]はともかく、[[【アダムスキーライブラリアウト】]]のように基本的に[[シールド]]を[[ブレイク]]しない[[デッキ]]では[[アタックトリガー]]が使いづらい場面も少なくない。&br;使うなら[[殴り返し]]で倒せる[[クリーチャー]]がいる時に軽量獣から[[進化]]させ、[[殴り返し]]つつキー[[カード]]を集めるという使い方が良いだろう。勿論既に[[手札]]に[[《S級宇宙 アダムスキー》]]があるなら、そのまま[[侵略]]して攻勢に入れば良い。&br;また、[[S級侵略[宇宙]]]で上のアダムスキーを他の[[クリーチャー]]に移動させれば、次のターンに[[アタックトリガー]]を再使用できることも覚えておきたい。 -実は[[革命ファイナル]]の通常[[エキスパンション]]の中では唯一の[[進化クリーチャー]]だったりする。 --また、「通常[[エキスパンション]]で収録されている、普通の(([[NEO進化]]や[[スター進化]]などではないという意味))進化クリーチャー」という括りでは、このカードを最後に1枚も新規が登場していない。この記録は『[[王道篇]] [[第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン>DM24-RP1]]』現在も更新中である。 -ワルスラシリーズの例に漏れず、名前の元ネタは「ドラゴンクエスト」シリーズのスライム系モンスター「プラチナキング」と思われる。だが、その見た目はどちらかというと「キングスライム」か「スライムエンペラー」そのものである。 -アニメ『[[キングMAX>デュエル・マスターズ キングMAX]]』では第4話の回想で[[ハイド]]が王来学園で行われたデュエマ大会で[[鬼札 アバク]]との決勝戦で使用。[[《虹彩奪取 アクロパッド》]]の2体の内の1体を進化元にして召喚された。 -[[DM23-RP1]]収録の金トレジャー版では週間コロコロコミックにて「ぷにるはかわいいスライム」を連載している[[まえだくん]]がイラストを担当。同誌の主人公のぷにるがプラチナ・ワルスラSの装飾を身につけたようなイラストとなっている。&br;クリエイターズコラボの枠でコロコロ連載陣がイラストを担当するのはこれが初である。 --イラストをよく見てみてると、禁断文字で宙に浮かぶ宝石の周りに三つずつ「C」「U」「T」「E」と、額とスカートに「P(ここだけ額)」「U」「N」「Y」「L」「E」と書かれており、「かわいいぷにる」と読める。 **関連カード [#v6235925] -[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]] -[[《ダークナイト クリストファー》]] -[[《D2S 皇帝ワルスラ》]] -[[《ブレイン・タイフーン》]] -[[《パラディソ・シエル》]] -[[《マニフェスト <マルコ.Star>》]] -[[《キユリ <ワル.Star>》]] -このクリーチャーが描かれているカード --[[《アーチャー・チュリス/ボルカニック・アロー》]] **[[フレーバーテキスト]] [#x44c8fb9] -[[DMR-23]]&br;'''[[禁断の星>《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]と[[ドルマゲドンX>《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]が近づくにしたがって、倒したはずの[[マスター達>マスター・イニシャルズ]]が蘇る!''' -[[DMBD-10]]&br;'''[[ドキンダムX>《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の力を制御しきれなかった[[ギュウジン丸>《伝説の正体 ギュウジン丸》]]。だが、それが[[デッドゾーン>《S級不死 デッドゾーン》]]の持つ「真の禁断の力」によって[[ドキンダムX>《伝説の禁断 ドキンダムX》]]がパワーアップしていたせいだとは知らなかった。''' -[[DMBD-15]]&br;'''「最強の伝説」を決める戦いで勝つためには、かつての敵とすら手を組むことになる。ドギラゴンは、プラチナ・ワルスラSの攻撃力と知力を買って、仲間へと招き入れた。''' **収録セット [#w39ef4f8] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[RUI MARUYAMA]] --[[DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」>DMR-23]](2/74) --[[DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」>DMBD-10]](4/18) --[[DMBD-15 「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」>DMBD-15]](11/18)(新規イラスト) -illus.[[まえだくん]] --[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](SP2/SP5) **参考 [#ud32d861] -[[マジック・コマンド]] -[[イニシャルズ]] -[[進化クリーチャー]] -[[W・ブレイカー]] -[[アタックトリガー]] -[[ドロー]] -[[捨てる]] -[[手札交換]] -[[墓地肥やし]] -[[【ワルスラ】]] &tag(進化クリーチャー,クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト3,マジック・コマンド,マジック,コマンド,イニシャルズ,パワー6000,進化,進化:水のクリーチャー,W・ブレイカー,アタックトリガー,ドロー,ディスカード,手札交換,・,《ワルスラS》,VR,ベリーレア,RUI MARUYAMA,まえだくん,トレジャー,金トレジャー,クリエイターズコラボ,殿堂解除);