#author("2025-10-11T09:14:31+09:00","","")
#author("2025-10-11T10:17:23+09:00","","")
*《プリンセス・パーティ ~シラハの&ruby(きずな){絆};~》 [#top]

|プリンセス・パーティ ~シラハの絆~ VR 光/水/自然文明 (5)|
|クリーチャー:スノーフェアリー/ドリームメイト/スプラッシュ・クイーン 5000|
|''S・トリガー''|
|このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを3体まで選ぶ。相手はそのうち1体をシールド化し、1体をマナゾーンに置き、1体を手札に戻す。|
|このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを3体まで選ぶ。相手はその中から1体をシールド化し、1体をマナゾーンに置き、1体を手札に戻す。|

[[DM24-RP3]]で登場した[[光]]/[[水]]/[[自然]]の[[スノーフェアリー]]/[[ドリームメイト]]/[[スプラッシュ・クイーン]]。

[[cip]]で相手のクリーチャーを[[シールド送り]]、[[マナ送り]]、[[バウンス]]する[[S・トリガー獣]]。

[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]以来の3体[[確定除去]]の[[S・トリガー]]。すべて[[バウンス]]のあちらに対し、こちらは[[シールド]]、[[マナ]]、[[手札]]に一体ずつ送り、どれをどこに送るかは相手に選択権がある。

送るゾーンの違いに関しては短所とも長所とも言える。
[[シールド送り]]と[[マナ送り]]は[[バウンス]]より再利用が難しいが、相手に選択権があるため、一番回収したいクリーチャーは手札に戻されてしまい、[[シールド送り]]・[[マナ送り]]の「[[回収]]が難しい」という利点が活かしきれない。また、除去対象に[[S・トリガー獣]]や[[G・ストライク]]を含めてしまうとそれらを優先的に[[シールド送り]]に選ばれてしまうので、これらを持つ[[クリーチャー]]は除去しにくい。上述の通り[[回収]]予防としては不完全なため、全[[バウンス]]と比べて[[マナ]]と[[シールド]]に[[アドバンテージ]]を与えてしまうという問題が目立つ。
しかし、「3体''まで''選ぶ」なので選ぶ数は2体以下でも良く、''1体[[シールド送り]]→1体[[マナ送り]]→1体[[バウンス]]の順で処理する''ため、最初に選ぶ数を1体にすれば[[シールド送り]]固定、2体にすれば1体[[シールド送り]]と1体[[マナ送り]]となり[[バウンス]]させない事が可能。[[シールド送り]]+[[マナ送り]]の2体[[除去]]として考えても十分に優秀な[[S・トリガー]]であり、状況に応じてこちらを選べば[[バウンス]]による[[回収]]を防げる。
[[シールド送り]]のみでも[[ハイパー化]]のない[[《ハイパー・トリセラティ》]]相当ではある。

また、そもそもこちらは[[手打ち]]しやすいコスト5で3体も[[除去]]できる上、[[クリーチャー]]が残るので[[フィールドアドバンテージ]]を一気に4体分稼げる。おまけに[[パワー]]は[[バニラ]]並みに高いので[[殴り返し]]や、[[白青緑]]なので[[マナ基盤]]にも最適。[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]との[[差別化]]には困らないだろう。

[[「七福神のお出ましだ!」と言って頭の上からカードを落とさないといけないカード>《Treasure cruise》]]が真面目に検討されるほど[[除去]]の層が薄かった[[ドリームメイト]]にとって待望の強力な(そしてプレイヤーのメンタルを痛めない)除去と言える。[[色]]の合わない[[【白赤緑ドリームメイト】]]においても[[《森夢のイザナイ メイ様》]]の[[光臨]]など豊富なコスト踏み倒し手段で出す前提で投入される例が見られた他、こちらに色を寄せて[[《飛翔龍 5000VT》]]なども搭載可能にした【白青緑ドリームメイト】も登場した。

**ルール [#rules]
3つのゾーンに飛ばす処理は、まず自分が相手のクリーチャーを3体まで選ぶ。次に相手は[[シールド送り]]→[[マナ送り]]→[[バウンス]]の順で1体ずつ送り先を決める。1体に複数の送り先を定義することはできない。移動そのものは1体ずつ行う。その過程で除去が不発になることや、直前まで有効だった耐性が剥がされるケースがある。

-例1) 回数制限の除去耐性を持つ[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]や[[《Volzeos-Balamord》]]1体だけを選んだ場合、最初の[[シールド送り]]処理のみが実行され、余った[[マナ送り]]と[[バウンス]]処理は破棄される。したがってこれらの[[禁断コア]]や[[エクストラEXライフ]]を一度に全て吹き飛ばして除去することはできない。
~[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45447/]](2024.9.20)

-例2) [[《支配の精霊ペルフェクト》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]、《クリーチャーA》《クリーチャーB》の3体を選んだ場合、相手は[[シールド送り]]、[[マナ送り]]、[[バウンス]]のアクションをすべて半永久耐性持ちの《ペルフェクト》に押し付けることはできない。必ず《ペルフェクト》《A》《B》のそれぞれをどのゾーンに送るか割り振らなければいけない。
~[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45577/]](2024.10.18)

-例3) [[タマシード/クリーチャー]]を含んで複数体を選んだ。1体目の[[シールド送り]]あるいは2体目[[マナ送り]]を実施した結果、途中でクリーチャーとして扱わなくなった場合、2体目および3体目に行うはずだったクリーチャー指定の[[マナ送り]]や[[バウンス]]が対象不適切で何も起こらない。
[[《ブルトゥーラ-D1》]]《クリーチャーA》《クリーチャーB》の移動を、一番はじめに《ブルトゥーラ》を除去することにしたら、《クリーチャーA》《クリーチャーB》は破壊以外の方法でも離れる。
~[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45792/]](2024.11.22)

#region2(2024/10/18Q&A公開までの記述){{
-耐性を持つクリーチャーを含んでいた場合の処理について。
--[[このQ&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41296/]]から考えると、3つからそれぞれA, B, Cをするというテキストは、そのアクションは同時発動ではなく、前から1つずつ実施していくということがわかる。
したがって、このカードがもたらす3つの効果の内、1つ目の効果の適用先を相手が選び、それが離れなければ、同じカードを2つ目の効果の適用先にできる可能性がある。3つ目に関しても同様。
---例として、自分が《プリンセス・パーティ ~シラハの絆~》で[[《支配の精霊ペルフェクト》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]《何か》《何か》の3体を選んだとして、相手は[[シールド送り]]、[[マナ送り]]、[[バウンス]]のアクションをすべて半永久耐性持ちの《ペルフェクト》に担わせることが可能ということになる。それをされてしまえば、当然相手の盤面への被害はゼロで終わってしまう。
もっとも、「相手のクリーチャーを3体まで選ぶ」の部分で《ペルフェクト》を含めなければよいだけだが。

相手が重複可能だとした場合の記述
-選ばれたクリーチャーにそれぞれ[[除去]]を割り振るのではなく[[選ばせ除去]]が3回発動するという形のため、何らかの理由で場にクリーチャーが残れば同じクリーチャーを複数回選ぶことも可能。
逆に言えば、選ばれた数が2体以下だったとしてもクリーチャーと除去回数が残っているなら[[除去]]し続けなければならない。選び方を工夫すれば[[EXライフ]]のような有限回数の[[除去耐性]]ごとバトルゾーンから引き剥がせる。
--選ぶ数を1体だけにするとそのクリーチャーに3回[[確定除去]]が行われる。耐性が2回までの[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]や[[《Volzeos-Balamord》]]なら完全に除去できる。
これ1枚が[[トリガー]]または[[手打ち]]されるだけで[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]が吹っ飛んで[[特殊敗北]]するため、[[【ドルマゲドンX】]]にとっては相当な圧力になるだろう。
}}

**環境において [#metagame]
登場から[[【白緑ドリームメイト】>【白赤緑ドリームメイト】]][[【白青緑ドリームメイト】>【白赤緑ドリームメイト】]][[【マッド・デッド・ウッド】>【5色マッド・デッド・ウッド】]][[【アカシック3】]][[【シールドプリズン】]][[【ブレスラチェイン】]][[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】]]に使われた実績がある。

特に【白緑ドリームメイト】がこのカードの色に合わせた【白青緑ドリームメイト】に派生したのは特筆される。

[[【アカシック3】]][[【ブレスラチェイン】]][[【マーシャル・クイーン】]]などの[[コンボデッキ]]では、[[メタ]][[クリーチャー]][[除去]]としても役立った。コスト5なのでマナブーストを行わない[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】]]でも比較的無理なく[[不正]]メタの影響から逃れやすかった。

[[【マッド・デッド・ウッド】>【5色マッド・デッド・ウッド】]]や[[【シールドプリズン】]]のような[[S・トリガー]][[デッキ]]では、多少の需要の振れ幅はあっても、基本的に[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]を凌ぐ防御性能とあって採用候補から完全に外れることはない。この手の[[受け]]デッキならコスト5を支払って[[手打ち]]する機会を得るなどすぐである。

しかし[[DM24-BD3]]・[[DM24-BD4]]期に入った頃になると既に流行は過ぎており【白緑ドリームメイト】でも[[《森夢のイザナイ メイ様》]]からの射出用に1枚積みされる程度となった。

[[DM24-RP4]]期には[[《蒼龍の大地》]]軸の[[【5色ディスペクター】]]に2枚積みされた。

[[【清永】]]では色が合い[[エレメント]]である[[防御札]]として採用された。

[[【白青黒緑ペテンシーフシギバース】]]では基本的に取り回しの関係で[[《宇宙妖精エリンギ》]]に分があるが、色と除去力が優秀なため1枚から2枚程度挿された。一方で[[《宇宙妖精エリンギ》]]に優先して[[4枚積み]]する派閥もあった。

[[【白青緑アセビゴルファウンデーション】>【青緑ジャイアント】]]が成立すると、そちらにマナ基盤を兼ねた防御札としてまとまった数入るようになった。

2025年8月12日[[殿堂レギュレーション]]改訂後に開催された「[[超CSVIII in 大阪>超CS]]」では、優勝した3面[[【白青黒緑天門】]]のチーム全員が2枚積みしていた。

-2024年のエリア代表決定戦では【白青緑ゼニス・セレス】が東海エリア準優勝、東北エリア3位、北陸エリアベスト4に2人残り、エリア代表戦ベスト4に限ってもこれだけの成績を残したが、いずれの[[レシピ]]にも[[4枚積み]]されていた。
[[《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]+[[《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]の[[ロック]]に刺さったという複数人の証言がある。同じく《同期の妖精》に刺さる[[《「狡智」の頂天 レディオ・ローゼス》]][[《蒼神龍トライクラブ・トライショット》]]と併用したレシピもあった。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/area24tk_bd/]]

**[[イラスト]]・[[フレーバーテキスト]]について [#r0ce40e2]
-[[ドラゴンの花嫁]]が集結した[[カード]]。3人で「3」を表すハンドサインをしながら映った[[イラスト]]であり、さながらオフショットのよう。
--この3人は全員客商売をしているという共通点がある。特に[[《龍后妖精エリカッチュX》]]と[[《龍后麗姫マーシャル・プリンセス》]]は同じアイドル(アイドル歌劇)を生業としている。
--[[《龍后凰翔クイーン・ルピア》]]と[[《龍后人形メアリー・ジェニー》]]はパーティに呼ばれなかった模様。片やドラゴンのためならすべてを犠牲にし気に入らない相手はドラゴンのエサにする「恐怖の女王」、片やドラゴンの王子の記憶を消して自身を刷り込むことも厭わない「カリスマお嬢様」と、どちらも相当に過激な言動であるため、比較的穏健なこの3人と馬が合わなかったのかもしれない。

-[[《龍后幻獣パティシエ・メイ様》]]の持つケーキには《エリカッチュ》のハート飾り型のチョコ、《プリンセス》の巻貝をイメージしただろうロールケーキ、更に《メイ様》自身のウサ耳をモチーフにしたと思われるお菓子が乗っている。
[[DM25-RP3]]版の[[フレーバーテキスト]]によるとそれらは《メイ様》が用意している模様。

-[[《ハラグロX☆行っくよー!》]]と[[イラスト]]が似ているせいか、[[呪文]]と勘違いしがちだが[[クリーチャー]]である。[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]などからは[[実行]]できないので注意が必要。

**開発秘話 [#l6c14794]
[[デュエチューブ]]で開発秘話が公開されている。[[参考>https://youtu.be/SVXyJKUnRyc?t=1285]]

-通常弾収録だが、[[DM24-EX1]]との連携を意識してデザインされた。

-初期案は手札とマナを増やす[[《フェアリー・シャワー》]]の効果に加えて、[[スプラッシュ・クイーン]]、[[スノーフェアリー]]、[[ドリームメイト]]のいずれかを[[踏み倒す]]能力を持っていた。流石に強すぎたとのことだが、踏み倒しにコストの制限がなかったのだろうか。

-最終版ではどの[[種族]]の[[メクレイド]]5からでも使える除去カードになった。

-このように[[メクレイド]]5との相性は開発側も認知しているが、ひっそりと削除された種族もある。具体的には元のクリーチャーが持っていた[[マジック]]、[[ジャイアント]]、[[ドラゴンの花嫁]]を失った。
仮にすべて持ったまま登場していた場合、対応する[[メクレイド]]持ちが爆増するだけでなく、[[ファイナル革命]]や[[終極宣言]]持ちを含む[[重量級]][[革命チェンジ]]と入れ替え放題になっていた。
現状でも[[【青緑ジャイアント】]]で採用例があり、4枚積みしていれば山札の上から6枚見る[[《ハラグロX☆行っくよー!》]]がほぼ半分の確率で[[防御札]]に化ける。[[革命チェンジ]]までできたら初期案以上に強すぎた可能性が高い。

**その他 [#others]
-[[プリン]]の名称カテゴリに属す。偶然にも[[《勝利のプリンプリン》]]と同じ[[文明]]であり、[[ファンデッキ]]の[[防御札]]に検討できるだろう。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《ラジコンBOY》]]

-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《龍后妖精エリカッチュX》]]([[DM24-RP3]]、[[DM24-EX3]]、[[DM24-EX3]])
--[[《龍后幻獣パティシエ・メイ様》]](")
--[[《龍后麗姫マーシャル・プリンセス》]](")

-このカードに描かれているキャラクター
--[[黄昏 ミミ]](P53/Y24)
--[[滝川 るる]](")
--[[うららか もも]](")
--[[本能寺 カレン>カレン]](")
--[[香取 ニイカ>ニイカ]](")

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM24-RP3]]、[[DM24-EX3]](10/76)&br;'''花嫁争いの中でも三人はお茶会を開き、話に花を咲かせた。'''
-[[DM24-EX3]](㊙10/㊙20)&br;'''シラハアローは運命へと導くが、運命を選択はしない。'''
-プロモ(P53/Y24)&br;'''君はどのヒロインを選ぶ!?'''
-[[DM25-RP3]]&br;'''彼女たちのティータイムには[[メイ様>《龍后幻獣パティシエ・メイ様》]]がとっておきのデザートを用意してくれる。'''
-[[DM25-EX2]]&br;'''ライバルこそが王道だ。'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[kawasumi]]
--[[DM24-RP3 「王道篇 第3弾 ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル」>DM24-RP3]](10/76)
--[[DM24-EX3 「刺激爆発デュエナマイトパック」>DM24-EX3]](10/76)(㊙10/㊙20)
--[[プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P53/Y24)(新規イラスト1)
--[[DM25-RP3 「王道W 第3弾 邪神vs時皇 ~ビヨンド・ザ・タイム~」>DM25-RP3]](TR9/TR9)(新規イラスト2)
--[[DM25-EX2 「王道vs邪道 デュエキングWDreaM 2025」>DM25-EX2]](超22/超50)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[スノーフェアリー]]
-[[ドリームメイト]]
-[[スプラッシュ・クイーン]]
-[[S・トリガー]]
-[[cip]]
-[[シールド送り]]
-[[マナ送り]]
-[[バウンス]]

-[[プリン]]

&tag(クリーチャー,光文明,水文明,自然文明,白青緑,3色,多色,コスト5,スノーフェアリー,ドリームメイト,スプラッシュ・クイーン,パワー5000,S・トリガー,S・トリガー獣,除去,複数除去,確定除去,シールド送り,単体シールド送り,マナ送り,単体マナ送り,バウンス,単体バウンス,プリン,・,トレジャー,銀トレジャー,VR,ベリーレア,kawasumi,王道篇ブロック);