#author("2022-07-13T01:06:51+09:00","","")
#author("2023-01-22T15:07:15+09:00","","")
*《ヘビー&ruby(きゅう){級};ヘビー》  [#b6d69d70]

|ヘビー級ヘビー SR 自然文明 (3)|
|進化クリーチャー:グランセクト/スペシャルズ 19000|
|究極進化:自分の進化クリーチャー1体の上に置く。|
|Q・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを4つブレイクする)|
|自分のクリーチャーは、それよりパワーが小さいクリーチャーにブロックされない。|
|マナ爆誕6(このクリーチャーを自分のマナゾーンから、コスト6を支払って召喚してもよい)|

[[DMEX-03]]で登場した[[自然]]の[[究極進化]][[グランセクト]]/[[スペシャルズ]]。

[[究極進化]]というかなり重い[[進化]]条件を持ち、通常の[[召喚]]法の他に[[マナ爆誕]]6でも[[召喚]]可能。
スペックは味方全員を[[パワー]]が劣っている相手から[[ブロックされない]]状態にする[[Q・ブレイカー]]。

非常に高い[[パワー]]と[[Q・ブレイカー]]に加え、条件付きの[[アンブロッカブル]]まで持ち、出れば相手はなかなか対処しづらい。
さらに他の味方にも[[アンブロッカブル]]が付与されるため、大型級の[[ブロッカー]]や[[攻撃曲げ]]持ちが用意されない限り、一方的に殴りきれる。
ただ、[[除去]]に対しての耐性は一切なく、特に[[コスト]]が軽い点から[[《めった切り・スクラッパー》]]などの[[コスト]]指定[[除去]]には弱い。

また[[マナ爆誕]]のおかげで、序盤に[[マナゾーン]]に置いても中盤以降6[[コスト]]を支払えば[[マナ]]から[[召喚]]できる。
これにより「序盤は[[マナ]]に置いておき、状況が整ったら出す」という利用方法が選択可能となっており、今までの[[究極進化]][[クリーチャー]]と比べて使い勝手が非常にいい。
ただ、この[[カード]]を使う[[デッキ]]は基本的に速攻となるため、6[[マナ]]を使ってこの[[カード]]を単純に出す動きはそれほど強くない、ということには注意したい。
6[[マナ]]を使って[[《龍覇 サソリス》]]を出し[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]を装備させ、登場時に適当なものに[[進化]]、[[アタック]]時にこの[[クリーチャー]]に[[進化]]する、などの動きが分かりやすい比較対象。
こちらであれば盤面消費ゼロでこの[[クリーチャー]]のQ・ブレイクを叩き込むことが可能で、ビートとしてより強力。

**運用 [#vbc7623e]
速攻向きの[[究極進化]][[クリーチャー]]であるこの[[カード]]を運用するにあたって重要なのは、やはり[[進化元]]を素早く用意すること。
その点を踏まえて有用な[[進化元]]と考えられるのは
-低[[コスト]]の[[進化クリーチャー]]を多く擁する「[[NEO進化]]」
-[[進化元]]を[[マナ]]に用意すれば良い「[[マナ進化]]」
-低[[コスト]]の[[進化クリーチャー]]を多く擁し、[[進化元]]を[[墓地]]に用意すれば良い「[[墓地進化]]」
-[[マナ]][[コスト]]なしで[[進化クリーチャー]]を場に出せる「[[侵略]]」
など。

基本となるのは[[クリーチャー]]→[[進化クリーチャー]]→[[究極進化]]、と[[ターン]]をまたいで[[進化]]していくプラン。
このプランには[[NEO進化]]や[[侵略]]を生かせる。
1[[ターン]]目に出した1[[コスト]]クリーチャーを2[[ターン]]目に[[進化]]させて[[シールド]]を[[ブレイク]]し、3[[ターン]]目にそれをこの[[クリーチャー]]に[[究極進化]]させてさらに[[シールド]]をブレイクすれば、たった3[[ターン]]で相手の[[シールド]]を0にできる。
--[[【緑単ベアフガン】]]においては踏み倒し[[メタ]]を立てられた際のサブルートとしての活躍が見込める。上のプランにおける2[[ターン]]目の進化を、ベアッサーの侵略でノー[[コスト]]化し、代わりになにか[[クリーチャー]]を立てれば3[[ターン]]キルも可能。

また[[マナ進化]]や[[墓地進化]]を活用すれば[[進化元]]を場に残すことによって生じる「[[除去]]されるリスク」をなくすことができるため安定性が増す。
それら中でも特に軽い[[《死神術士デスマーチ》]]は1[[コスト]]なので、[[墓地]]に[[進化元]]さえあれば、たった4[[コスト]]で《ヘビー級ヘビー》へ[[究極進化]]を果たすことができる。
よって2[[ターン]]目に[[《ダーク・ライフ》]]で[[墓地]]に[[闇]]の[[クリーチャー]]を落としつつ[[マナ]]加速、などの工夫をすれば、3[[ターン]]目に《ヘビー級ヘビー》を一気に出すことも可能。
色も2色ですむため、この3枚の噛み合わせはかなりいい。
--こちらのギミックは[[パワー]]不足が悩みの種だった[[【黒緑速攻】]]などに入れることができるだろう。

**環境において [#s026cfa1]
[[王来篇環境]]に[[【緑単ベアフ・ガンガンオー】]]が見掛けられるようになると、そちらにおけるブロッカー対策として使われるようになった。

[[王来MAX環境]]で[[【神羅ケンジ・キングダム】]]が環境に進出すると、極稀にそちらにも投入されるように。

**その他 [#m172b46e]
-[[速攻]]向けのスペックであり出して[[シールド]]を[[ブレイク]]した時点で仕事が済むことから、[[究極進化]][[クリーチャー]]にありがちな「[[バウンス]]されると出し直すまでの手間がかかって脆い」という弱点が大幅に改善されたと言える。ただしこの[[カード]]も「[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]からの[[《テック団の波壊Go!》]]」などの動きで[[ブレイク]]する前に[[バウンス]]されると結局かなり手痛い、という点には注意が必要。その場合[[速攻]]向けの[[能力]]以外特に[[能力]]を持っていない点が裏目に出て、この[[カード]]を出すために費やした手間が本当に全くの無駄となってしまう。

-かつての[[究極進化]]と比べると、[[パワー]]は高めでありながら[[コスト]]は格段に低くなっている。これは分かりやすい形の[[インフレ]]であり、[[進化クリーチャー]]を用意しなければ[[バトルゾーン]]に出ることすら出来ない点が昔よりも重く見られているのだろう。また[[究極進化]]はもともと強力な[[能力]]が売りだったので、この[[クリーチャー]]の[[能力]]構成がシンプルである点も[[コスト]]計算に加味されたのだと考えられる。

-初となる[[グランセクト]]の[[NEO]]ではない純粋な[[進化クリーチャー]]。しかも[[究極進化]]である。

-[[究極進化]]では初となる、[[種族]]に[[ルナティック・エンペラー]]を含まず、名前に「神羅」も中黒も含まれない[[クリーチャー]]である。仮に既存の[[命名ルール]]に従う場合[[カード名]]は「神羅ヘビー級・ヘビー」となったであろう。

-[[カード]]名は[[イラスト]]からも分かる通り、格闘技などで用いられる重量階級を指す言葉「ヘビー級」と動物の「ヘビ」のダジャレ。実際この非常に高い[[パワー]]はヘビー級と言うのにふさわしいものがある。
ちなみに現実でも"ヘビー級ヘビ"は存在しており、アナコンダやニシキヘビは大きいものになると100㎏以上にもなる。

-名前こそ「ヘビー級」だが、原案によると実は''クルーザー級''という衝撃の事実が判明した。ちなみにライトヘビー級とヘビー級の間がクルーザー級である。

-アニメでは「デュエル・マスターズ!」27話では[[ミノマル]]が[[切札 ジョー]]戦で使用。[[NEO進化クリーチャー]]の[[《ロロカゲティ》]]を[[究極進化]]させ、尻尾のパンチで[[切札 ジョー]]のシールドを4枚ブレイクした。


**収録セット [#o7527a17]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Shishizaru]]
-Design.高橋武丸
--[[DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」>DMEX-03]](S9/S10)

**参考 [#t01e6ad5]
-[[グランセクト]]
-[[スペシャルズ]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[究極進化]]
-[[Q・ブレイカー]]
-[[パワー]]
-[[ブロックされない]]
-[[マナ爆誕]]
-[[自然]]
-[[スーパーレア]]

----
[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について
--[[究極進化]]も参照のこと

>Q.''《ヘビー級ヘビー》''の究極進化はNEO進化しているNEOクリーチャーの上にも重ねることができますか?
A.はい、できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31803]](2019.7.2)

-4つ目の能力について
--[[マナ召喚]]、[[マナ爆誕]]も参照のこと

>Q.マナ爆誕でマナゾーンにあるこのカードをタップして召喚した時、''《ヘビー級ヘビー》''はタップしてバトルゾーンに出ますか?
A.いいえ、バトルゾーンに出る時にはマナゾーンにあった時の位相を引き継ぎません。普通に召喚されたのと同じようにアンタップ状態で出ます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31804]](2019.7.2)

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト3,グランセクト,スペシャルズ,パワー19000,究極進化,究極進化:進化クリーチャー,進化,進化:進化クリーチャー,Q・ブレイカー,ブロックされない付与,マナ爆誕,マナ爆誕6,SR,スーパーレア,Shishizaru);