#author("2025-04-22T02:08:17+09:00","","") #author("2025-04-22T02:09:27+09:00","","") *《ボルシャック・ファイアー》 [#q5aad57b] |ボルシャック・ファイアー P 火文明 (7)| |呪文| |''S・トリガー''| |''アタック・チャンス'':名前に《ボルシャック》とあるクリーチャー(名前に《ボルシャック》とある自分のクリーチャーが攻撃するとき、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)| |このターン、自分の墓地にある火のカード1枚につき、自分のクリーチャー1体のパワーを+1000する。相手のクリーチャーを1体選ぶ。その2体にバトルさせる。| [[DMX-21]]で登場した[[火]]の[[呪文]]。 「自分の墓地にある火のカード」の変数を使う[[パンプアップ]]、[[効果バトル]]を行う効果を持つ。 [[S・トリガー]]と[[アタック・チャンス]]、2種の踏み倒し能力も持つ。 第一に、この呪文はデュエマのルールを熟知していないと正しく使えないため、まずは唱えた際の流れを書くことにする。 **この呪文を唱えたら [#v5fb91c1] +唱えている《ボルシャック・ファイアー》を含めずに自分の墓地にある火のカードを数える(以下「X枚」とする)。 --現在詠唱中のカードが墓地にあるカードに含まれないのは[[《怨念集結》]]と同じ。 +続いて自分のクリーチャーを1体選び、そのクリーチャーに「X枚に1000を掛けた数」パワーを上昇させる。 --《ボルシャック・ファイアー》を唱える前に墓地に火のカードが1枚もなかったのなら、パワーはそのままで[[効果バトル]]することになる。 +相手のクリーチャーを1体選び、先ほど選んだ自分のクリーチャーと[[効果バトル]]する。 --細かなことだが、自分のクリーチャーを選択することはルール上の「[[選ぶ]]」ではないが、相手のクリーチャーを選択することはルール上の「[[選ぶ]]」である。[[アンタッチャブル]]の処理に注意。 --細かなことだが、自分のクリーチャーを選択することはルール上の「[[選ぶ]]」ではないが、相手のクリーチャーを選択することはルール上の「[[選ぶ]]」である。[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]や[[アンタッチャブル]]の処理に注意。 +呪文の処理が終わり、《ボルシャック・ファイアー》が墓地に置かれる。''ただし、このカードの移動によって「X枚」で定めた自分のクリーチャーのパワーの上昇値は変わらない''。 --608.2b [[呪文能力]]や[[能力]]によって、変数を含む[[継続的効果]]が発生した場合、その変数の値は[[解決]]時にのみ定められ、その後で変化することはありません。 ---難しいことを書いているが、[[《デモンズ・ライト》]]で相手のクリーチャー1体に[[パワー低下]]をかけた後、手札が増えたり減ったりしても[[パワー低下]]した数値は変わらないのと同じということ。 [[アタック・チャンス]]で唱えたら、あたかも元祖[[《ボルシャック・ドラゴン》]]のように、攻撃中にパワーが上昇したように錯覚するが、《ボルシャック・ファイアー》の継続期間は1ターン永続である。攻撃が終わってもパワーは下がらない。 **性能について [#a0c4b2d2] [[コスト]]が7と重いが、[[アタック・チャンス]]に[[S・トリガー]]と、[[コスト踏み倒し]]手段を2つも備えている。 [[アタック・チャンス]]条件である[[ボルシャック]]系列の[[クリーチャー]]は、元々この[[カード]]と同系の疑似[[パワーアタッカー]][[能力]]を持っているため、[[アタック・チャンス]]で発動すれば実質二倍の[[パンプアップ]]を持った状態で[[効果バトル]]を行える。この状態ならば、大抵の[[クリーチャー]]は[[バトル]]で[[破壊]]できるようになるだろう。 [[ビートダウン]]の補助として邪魔な[[ブロッカー]]を[[除去]]したり、[[S・トリガー]]で守りを行うなど、柔軟な活躍ができる。 また、[[バトル]]に勝つことが[[覚醒]]条件である[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]との相性も良く、[[効果バトル]]を利用して[[覚醒]]を狙うことができる。なお、[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]の[[攻撃]]に対して[[アタック・チャンス]]で唱えた場合、覚醒時には既にタップされている状態となるため[[《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》]]の[[アンタップ]][[能力]]は使うことができないので注意。 欠点としては、あらかじめ[[手札]]に握っておかなければならない点と[[効果バトル]]を行う味方[[クリーチャー]]が存在しなければ全く効果を及ぼさない点だろう。 [[除去]]が得意な相手や、[[【速攻】]]とぶつかった時の序盤だと[[S・トリガー]]でめくれても意味が無くなってしまう場合があるので気を付けたい。 -[[効果バトル]]の対象に選ぶのは、[[ボルシャック]]でなくとも構わない。また、[[アタック・チャンス]]で唱える場合も、[[攻撃]]した[[ボルシャック]]である必要はない。 これを利用して、[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]がいる時に、別の味方[[ボルシャック]]の[[攻撃]]によって[[アタック・チャンス]]で唱えれば、[[アンタップ]]状態で[[《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》]]に[[覚醒]]できるので、問題なく2回[[攻撃]]できる。 -[[アタック・チャンス]]と[[S・トリガー]]を両方持つ[[カード]]はこれが初である。 -似たような[[アタック・チャンス]][[呪文]]に[[《狩人秘伝ハンター・ファイア》]]がある。そちらは[[ハンター]]が殴る時に[[効果バトル]]を行える。 -[[《王闘竜皇 ボルシャック・ドラゴン》]]とは結構相性が良い。[[効果バトル]]発生装置なのもあるが、その攻撃時にタダで自分の墓地に火の呪文を落とすことにつながるからである。冒頭の「この呪文を唱えたら」の部分では後から火のカードが増えてもパワーは増えないとあるが、《王闘竜皇》側が火のカードを常時カウントしているので+3000になってくれる。また、そちらの「バトルに勝った時」の[[解決]]時点で《ボルシャック・ファイアー》による1ターンの間の[[パンプアップ]]と、常時カウントの[[パンプアップ]]を合算したパワーを参照してマナゾーンからの踏み倒しも行える。 -カード名の由来は、漫画において[[《ボルシャック・ドラゴン》]]が[[攻撃]]として放った技「ボルシャックファイアー」。 -「EXギャラクシー・テルセット」付属の「クリーチャーズ・シークレットファイルDVD」における[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]の解説では、[[ボルメテウス]]の技として紹介されている他、記載が「ボルシャック・ファイヤー」になっている。 -アプリゲーム「パズル&ドラゴンズ」において、[[《ボルシャック・ドラゴン》]]及びそちらの進化後として出演した[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]が同名のスキルを所持する。 **関連カード [#h221d7ed] -[[《ボルシャック・ドラゴン》]] -[[《ボルメテウス・ホワイト・フレア》]] -[[《狩人秘伝ハンター・ファイア》]] -[[《ドギラゴン・ファイアー》]] [[パンプアップ]]の目安となる類似カード -[[《カツドン「やったるで!」》]] -[[《必殺!バトライ・フィンガー》]] -[[《炎闘童夢》]] -[[《ゴゴゴ“Z-滅”ドライブ》]] -[[《竜の闘技場 マグマンシャック》]] **[[フレーバーテキスト]] [#ne1e54b3] -[[DMX-21]]&br;'''くらえ必殺!ボルシャック・ファイアーだ!!! ---[[切札 勝舞]]''' **収録セット [#id569bda] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Shigenobu Matsumoto]] --[[DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」>DMX-21]](7/70) --[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](新規イラスト)(45/100) **参考 [#m8ec02a1] -[[S・トリガー]] -[[アタック・チャンス]] -[[ボルシャック]] -[[パンプアップ]] -[[効果バトル]] &tag(呪文,火文明,赤単,単色,コスト7,S・トリガー,アタック・チャンス,アタック・チャンス:《ボルシャック》,ボルシャックサポート,パンプアップ,墓地数参照パンプアップ,パンプアップ+1000,効果バトル,ボルシャック,・,P,レアリティなし,Shigenobu Matsumoto);