#author("2024-11-03T21:19:49+09:00","","") #author("2024-11-11T11:38:59+09:00","","") *《ボルシャック・&ruby(えいこう){栄光};・ルピア》 [#k58ea35e] |ボルシャック・栄光・ルピア P(C) 火/自然文明 (3)| |クリーチャー:ファイアー・バード/アーマード・ドラゴン 4000| |このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をタップしてマナゾーンに置く。それがドラゴンなら、自分の山札の上からさらにもう1枚、タップしてマナゾーンに置く。| [[DMBD-16]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[ファイアー・バード]]/[[アーマード・ドラゴン]]。 コスト3で自然単色呪文の[[《龍の呼び声》]]と同じ効果を、[[コスト]]3で[[パワー]]4000の火/自然多色クリーチャーが内蔵している。 [[ドラゴン]]で固めた[[デッキ]]ならば高確率で3→6の[[マナカーブ]]を実現できる。[[重量級]]が多い[[ドラゴン]]を扱う上では非常にありがたい。 [[cip]]の[[マナブースト]]が本命だが、[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》>《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]による[[全体除去]]の範囲に入らない程度のパワーは備わっている。 これだけでもかなり[[コストパフォーマンス]]は良好だが、このカードのバリューはそんなものではない。 さらにはコスト3でありながら、種族に[[ドラゴン]]、[[名称カテゴリ]]に[[ボルシャック]]、[[ルピア]]を含んでいる。[[《界王類七動目 ジュランネル》]]や[[《黒神龍クランキーヴィーン》]]のような癖のあるものを除けば、ドラゴンでコスト3は最軽量である。名前に[[ボルシャック]]を持つ[[ドラゴン]]としての最低コストも更新された。 3ターン目に召喚してそのまま[[《超竜キング・ボルシャック》]]に[[G・ゼロ]]で進化して[[革命チェンジ]]し、次のターンに再度召喚して[[マナブースト]]をする荒業も可能。 かつて[[DMRP-05]]期に[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]から[[《龍仙ロマネスク》]]を呼び出して[[マナブースト]]で後続に繋げる型の[[【モルトNEXT】]]が流行していたため、ロマンでも何でもなく実用性はあると言える。そのままでも召喚酔いさえ解ければ[[ドラゴン]]指定で[[コスト]]を問わない革命チェンジの種になる。実戦を考えると[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]あたりに革命チェンジするのが妥当か。 [[多色]]ゆえに[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]や[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]の[[ファイナル革命]]で[[コスト踏み倒し]]できる。 また2ブーストできれば[[マナカーブ]]で綺麗に繋がる[[《ボルシャック・NEX》]]の[[リクルート]]対象でもある。ついでに自身が[[アーマード・ドラゴン]]であるため、[[《バルケリオス・ドラゴン》]]の[[G・ゼロ]]も発動できる。[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]にもキレイに繋がりそのまま[[進化元]]になれる。 このカード自身がドラゴンということもあって、このカードの1回目のマナブーストでこのカードが落ちてももう1マナブーストできるのは[[《メンデルスゾーン》]]や[[《龍の呼び声》]]に無かった利点。 [[《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》]]と同じく、[[《メンデルスゾーン》]]や[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]などの邪魔にならないカードとして使える。 [[《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]が入る[[【モルトNEXT】]]に、[[《龍の呼び声》]]に替わってすんなり入るだろう。 初動[[マナブースト]]を[[《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》]]、このカード、[[《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]の12枚体制とした、十分なデッキパワーを持った[[火]]の[[ドラゴン]]40枚統一の[[【モルトNEXT】]]が構築できるようになったとも言える。 [[【5色ジャックポット・エントリー】]]では、[[《フェアリー・ミラクル》]]とほぼ同じような使い方ができる上に[[クリーチャー]]が残り、[[マナゾーン]]に置くと[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]で見る範囲を広げられるため、[[《フェアリー・ミラクル》]]をこのカードの5枚目以降の立場に追いやるほどの新戦力として期待できる。 どんなデッキで採用しても1ブースト保証があるため、多色でパワーの高い版[[《青銅の鎧》]]としても使える。 ある程度ドラゴンが入るが、[[【モルトNEXT】]]ほどはドラゴンを入れられない[[【ボルシャック・NEX】]]などにも合う。 なお、事実上タップインの1ブーストするコスト3多色ドラゴンには後に[[《友情地龍 ルピア・ターン》]]が登場した。同種4枚のみがドラゴンで、残り36枚が非ドラゴンといったデッキでの採用なら流石にそちらが優先されるだろう。 **環境において [#bfb00ed5] 登場早々[[【赤緑ボルシャック】]]のパーツとして環境に進出。素出しや[[不正]][[メタ]]避けに重きを置いた型の[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]やその派生の[[【ターボギャイア】>【青赤緑ドギラゴン閃】#p1fb74c6]]でも結果を残している。もっと言えば、[[赤緑]]系の[[【ドギラゴン閃】]]全般にほとんどの場合で採用されている。 [[【連ドラ】]]気味の[[デッキ]]では[[《メンデルスゾーン》]]とともに初動を担うのが定番化。採用が見送られるのはよほど[[環境]]が[[高速化]]したか、[[《雷龍 ヴァリヴァリウス》]]を使う場合であろう。 [[《超戦龍覇 モルトNEXT》]]が出張した[[アドバンス]]の[[【赤緑ボルシャック】]]では、[[《爆熱天守 バトライ閣》]]のコスト踏み倒し効果を試行できるドラゴンということで、[[龍解剤]]という側面がある。 [[《超竜キング・ボルシャック》]]に[[G・ゼロ]]で進化可能な点を見出され、[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]でも活躍。 [[《“龍装”チュリス》]]殿堂入りにより[[【ドギラゴン閃】]]が弱体化した後も、[[【白青赤緑ドラグナー】]]や[[【白ガイアッシュ覇道】]]などの色の合う[[ドラゴン]][[基盤>マナ基盤]]デッキ全般で使われ続けている。[[《メンデルスゾーン》]]→[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]と2→5と繋ぎ、3ターン目に[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]に革命チェンジし、手札から2枚このクリーチャーを出せれば、4ターン目には10マナも使うことができる。[[《龍仙ロマネスク》]]殿堂解除直後に一瞬流行した[[【白赤緑モルトNEXT】>【モルトNEXT】]]を考えれば、このような使い方はある意味では当然と言える。 [[DM24-RP1]]期になると、[[【青赤マジック】]]といった環境の[[高速化]]で3ターン目に[[リソース]]クリーチャーを出している場合ではなくなった。同時期[[《天災 デドダム》]]基盤が淘汰されていっていることからもうかがえる。 立ち位置は悪いと思われるが、現環境でドラゴン基盤を使うなら素引き[[《メンデルスゾーン》]]から2→5前提で動かすレシピが激増し《ボルシャック・栄光・ルピア》は採用枚数を減らしたり、採用自体を見送られることが増えた。下振れで3ターン目始動せざるを得ない場合でもハンデス対策になりうる[[《爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》]]を投入したほうが良い、[[《邪帝斧 デッドアックス》]]の当たり先になってしまう、3ターン目での1ブーストによる3→5でも[[《インフェル星樹》]]や[[《ドラゴンズ・サイン》]]といった4ターン目のアクションはできるという事情もある。 2024年8月17日の[[殿堂レギュレーション]]改訂では[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]が[[殿堂入り]]したことで[[【青赤マジック】]]が弱体化。[[環境]]の[[高速化]]はやや緩和されたが、その制限直前から[[【白黒赤ファイアー・バード】]]が[[《ハッター・ルピア》]]から動き始めた場合の速度は高速デッキとなんら変わりなく、2・3ターン目にリソース伸ばしよりもメタクリーチャーを立てる優先度が高いのは変わっていない。 [[《ヨビニオン・マルル》]]登場後は、マナを伸ばすにしても自由度の高い《マルル》軸で良いという風潮になり、ドラゴン基盤自体が数を減らした。 しかし[[《王道の革命 ドギラゴン》]]や[[《夢双龍覇 モルトDREAM》]]による強化により[[【モルトNEXT】]]などドラゴン基盤は再燃した。[[【白ガイアッシュ覇道】]]など、早期に6マナに繋ぎたいデッキでは変わらず採用される。 **その他 [#s31a188f] -初のコスト3[[アーマード・ドラゴン]]なので、これまで幾多も登場した「進化-[[アーマード・ドラゴン]]」のタネに最適。 --例えば[[《超竜バハム》]]への進化がスムーズに行えるようになった。 -カード名の「栄光」は、類似した能力を持つ[[《エコ・アイニー》]]が由来(エコ→栄光)だとデュエチューブで暗に示されている。 -イラストでは[[《コッコ・ルピア》]]が[[《ボルシャック・ドラゴン》]]の爪に似た盾を装備している。 -[[DMEX-18]]で[[再録]]された際、[[レアリティ]]が[[コモン]]になった。ちなみにこのバージョンでのカードテキストにある「マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。」はルール上能力として扱わない。 --その後も頻繁に[[再録]]されており初心者にも集めやすいカードとなった。 //ただし[[トレジャー]]や[[構築済みデッキ]]等、特殊な方法ばかりでなので通常弾の[[コモン]]との入手性とは単純な比較はできない。 -アニメ「[[デュエル・マスターズ キングMAX]]」第7~8話の[[切札 勝太]]VS[[ハイド]]戦で勝太のマナゾーンに置かれていた。 -アニメ「[[デュエル・マスターズ WIN]]」第13話ので[[斬札 ウィン]]VS[[パパリン]]戦ではパパリンが使用。 --第24~25話の斬札 ウィンVS[[プリンス・カイザ]]戦でプリンス・カイザが使用。 -アニメ「[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]」第22話の斬札 ウィンVS[[リッパー教授]]戦ではリッパー教授が使用。 -アニメ「[[ドラゴン娘になりたくないっ!]]」日常回「道路で弱ってる鳥がいたので救出してみた」で台風で怪我をした鳥として登場。[[アーシュ>《流星アーシュ》]]に拾われ、そのまま生徒会メンバーに治療を受けた。その後動物病院に連れて行かれそうになったので姿を隠したが、最後に金[[トレジャー]]同様の人間の姿でアーシュの前に現れ「お礼は今度する」と告げて去っていった。 --アーシュの前から霧のように消えていたり、なぜか生徒会メンバーが[[ドラゴン]]だと気づいていたりと謎の多い人物である。 **関連カード [#k4dea97b] -[[《エコ・アイニー》]] -[[《龍の呼び声》]] -[[《メンデルスゾーン》]] **[[フレーバーテキスト]] [#y7ade2b1] -[[DMBD-16]]&br;'''[[ボルシャック]]、そしてその拳の理念を受けつぐ者たちの決闘。闘いの中で相手を知り、共に闘えたことを誇り合うその歴史は、英雄たちの栄光として語り継がれている。''' -[[DMEX-18]]&br;'''[[モモキング]]が勝利したことで、[[ボルシャック]]の拳にまた新たな闘いの歴史が刻まれた。&br;そして、新たな闘いがすぐ始まる。''' -[[DMART-02]]&br;'''ドラゴンが戦う時、傍らには常にファイアー・バードの姿があった。ドラゴンを支え、ドラゴンに尽くし、ドラゴンと同じ歴史を歩み続ける。いつの時代も、ドラゴンの最高の相棒。''' -[[DM22-RP1]]&br;'''[[ドラゴン]]の栄光は[[ルピア]]あってのものだッピ! -ボルシャック・栄光・ルピア''' -[[DM22-BD1]]&br;'''「勇」の才を持つ[[モルト>《龍覇 グレンモルト》]]の娘、[[グラッサ>《次世代龍覇 グラッサ&タレット》]]は[[フィディック>《爆師匠 フィディック》]]の長兄、レゼルヴァとともに爆流剣術の修行に明け暮れた。一方、[[アリエース>《龍覇 アリエース》]]に「愛」の才を見出された[[タレット>《次世代龍覇 グラッサ&タレット》]]は[[ローズ>《龍覇 エバーローズ》]]の元で仲間を守る技術を学んだ。''' -[[DM22-RP2]]、[[DM22-RP2X]]&br;'''……そして、[[ルピア]]の栄光も[[ドラゴン]]あってのものだッピ! — ボルシャック・栄光・ルピア''' -[[DM23-BD4]]&br;'''[[ファイアー・バード]]と[[龍>ドラゴン]]の栄光の歴史は、すべて[[龍幻郷>《龍の世界 龍幻郷》]]に詰まっている。''' -[[DM24-SP1]]&br;'''けひー、発明した特製ブーストジュースでし!― [[宿禰マロン>《龍仙ロマネスク》]]''' -[[DM24-EX2]]&br;'''[[ボルシャック]]と[[ルピア]]の栄光の絆。それは何年たとうと変わらぬ絆。''' -プロモ(P33/Y22)&br;'''相棒とともに栄光を掴め!''' -プロモ(P57/Y22)&br;'''君の健闘を称える!''' **収録セット [#u36208f6] -illus.[[nuisuke]] --[[DMBD-16 「20thクロニクルデッキ 決闘!! ボルシャック・デュエル」>DMBD-16]](11/14) --[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」>DMEX-18]](75/75) --[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 伝説の邪神」>DM22-RP1]](T20/T20)(TF20/TF20) --[[DM22-RP2 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」>DM22-RP2]](T20/T20)(TF20/TF20) --[[DM23-BD4 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ドラドラドラゴン龍幻郷」>DM23-BD4]](60/60) --[[DM24-EX2 「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」>DM24-EX2]](99/100) -illus.[[sarmat]] --[[DM22-BD1 「レジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎」>DM22-BD1]](19/19) -illus.[[sarmat]]/[[otumami]] --[[DM22-BD1 「レジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎」>DM22-BD1]](BE10/BE10) -illus.[[Toshiaki Takayama]] --[[DMART-02 「神アート Bolshack by Toshiaki Takayama」>DMART-02]](5/5) -illus.[[Teeziro]] --[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](SP5/SP5) -illus.[[KIYA]] --[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P33/Y22) --[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P57/Y22) -illus.[[nuisuke]]/[[MATSUMOTO EIGHT]] --[[DM24-SP1 「キャラプレミアムデッキ ドラゴン娘になりたくないっ! イェーイめっちゃドラゴン!!」>DM24-SP1]](16/16) **参考 [#hf3be02a] -[[ファイアー・バード]] -[[アーマード・ドラゴン]] -[[cip]] -[[タップイン]] -[[マナブースト]] -[[追加ブースト]] -[[ドラゴン]] -[[ボルシャック]] -[[ルピア]] &tag(クリーチャー,火文明,自然文明,赤緑,2色,多色,コスト3,ファイアー・バード,アーマード・ドラゴン,アーマード,ドラゴン,パワー4000,cip,マナブースト,マナタップイン,ドラゴンサポート,追加ブースト,ボルシャック,・,ルピア,P,レアリティなし,C,コモン,トレジャー,黒トレジャー,銅トレジャー,金トレジャー,クリエイターズコラボ,nuisuke,sarmat,otumami,Toshiaki Takayama,Teeziro,KIYA,MATSUMOTO EIGHT);