#author("2024-02-12T21:36:54+09:00","","")
#author("2024-02-22T17:35:51+09:00","","")
*《マインド・リセット》 [#q29d287b]

|マインド・リセット C 闇文明 (2)|
|呪文|
|相手の手札を見て、その中から呪文を1枚選び、捨てさせる。|

[[DM-17]]で登場した[[闇]]の[[呪文]]。[[呪文]]しか対象に取れないが、わずか2コストで[[ピーピングハンデス]]ができる。

[[先攻]]2[[ターン]]目であれば[[《フェアリー・ライフ》]]、後攻スタートになっても、[[《エナジー・ライト》]]や[[《ガチンコ・ルーレット》]]などの優良[[呪文]]を確実に落とすことができ、これらを捨てさせれば相手の展開を阻害しやすくなる。
[[ハンデス]]の天敵である[[マッドネス]]に引っかからないという[[メリット]]もある。
相手が[[呪文]]を持っていなければ[[アドバンテージ]]を失ってしまうが、序盤から相手の[[デッキタイプ]]を把握できるのは大きい。
唱えた直後に[[《ノクターン・ドラグーン》]]を召喚すれば呪文以外のカードを確実に落とすことも可能。

相手を選ぶこと、同じ[[コスト]]に確実な[[ハンデス]]の[[《ゴースト・タッチ》]]が存在していることから、基本的にあちらが優先される。かつては同時採用で2コストハンデスを5枚以上デッキに搭載することもあったが、[[カードプール]]の拡大で[[《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》]]や[[《ゴースト・Re:タッチ》]]も登場した。このカードを採用する場合、[[呪文]]を多く投入している[[デッキ]]への対策を明確に意識する必要がある。

**環境において [#s44eac1c]
登場から[[《クローン・バイス》]]が殿堂入りするまでの間も碌に評価されなかったが、一部プレイヤーは[[《母なる大地》]]や[[《魂と記憶の盾》]]などを狙って落とせることや早い段階で相手のデッキを把握できる点を評価していた。

[[【キング・アルカディアス】]]が流行していた[[極神編環境]]はクリーチャー主体の環境であったため評価が非常に低かった。

最初に流行したのは[[《インフェルノ・サイン》]]の登場後。軽量複数ハンデスが軒並み規制されているところで重宝した。

ところが[[《邪神M・ロマノフ》]]が登場すると、[[マナゾーン]]から[[呪文]]を[[コスト踏み倒し]]するそちらに刺さらないことから評価が急落。

[[DM-36]]にて[[超次元]][[呪文]]が登場。[[サイキック・クリーチャー]]はいずれも強力なものばかりなのでかなり採用率が高く、この[[カード]]の価値も相対的に上がったと言える。

[[エピソード2環境]]に[[【ギフトミランダ】]]が参入すると3ターン目[[《フェアリー・ギフト》]]からの[[《次元流の豪力》]]に確実に間に合う札として重宝された。[[ビッグマナ]]にも露骨にこのカードを積んで[[【ギフトミランダ】]]に対策を打つほどであった。 

[[エピソード3環境]]においては[[【ヒラメキドレーン】]]対策として使われる場合もあったが、相手が[[《ロジック・サークル》]]を唱えるタイミング次第ではこのカードによるハンデスを受け付けるタイミングが無く、[[《デビル・ドレーン》]]さえ無事であれば大量[[シールド回収]]によってパーツが揃ってコンボが成立してしまうこともあったため、完全な対策ではなかった。[[《海底鬼面城》]]を活かしての[[今引き]]もあったため、そういう意味でも油断ならなかった。

[[革命編環境]]では[[【レッドゾーン】]]がトップメタをひた走っており、あちらが[[フルクリーチャー]]も珍しくなく環境全体もクリーチャーばかりであったため、刺さる場面がかなり少なく、またしても評価を落とした。

[[革命ファイナル環境]]から[[新章デュエル・マスターズ]]にかけては[[【ドギラゴン剣】]]や[[【スクランブルモルト NEXT】]]に[[刺さった>刺さる]]が、[[【緑単ループ】]]に完全に[[腐った>腐る]]ため、地域ごとのメタゲームに合わせて採用枚数を調整したり採用を見送ったりしないといけない、若干使いづらいカードであった。
[[革命ファイナル環境]]から[[新章デュエル・マスターズ]]にかけては[[【ドギラゴン剣】]]や[[【スクランブルモルトNEXT】]]に[[刺さった>刺さる]]が、[[【緑単ループ】]]に完全に[[腐った>腐る]]ため、地域ごとのメタゲームに合わせて採用枚数を調整したり採用を見送ったりしないといけない、若干使いづらいカードであった。

[[ツインパクト]]が登場した[[双極篇環境]]では評価が上昇したが、ハンデス以外の効果が無く汎用性・対応力重視の環境にあまりマッチしない上に[[《拷問ロスト・マインド》]]よりもハンデスできる量が少ないので、[[【白青黒超次元】]]でも好みに合わせて採用される程度であった。

[[超天篇環境]]では、新たに登場した[[《ウォズレックの審問》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]が2コスト[[ピーピングハンデス]]の強さを立証したことにより、このカードも従来より使用率が上がった。デッキの潤滑油になる[[軽量級]]がこの頃の環境に採用される呪文には多いため、大抵は何を落としても美味しい。

[[十王篇環境]]では[[【カリヤドネループ】]]の初動妨害札として採用されるケースが目立った。この頃の【カリヤドネループ】は[[《奇天烈 シャッフ》]]で露骨に対策を打たれてループできないことが目立ち、このカードを連打して妨害してから[[《次元の嵐 スコーラー》]]の[[追加ターン]]を利用した[[1ショットキル]]をすることが多くなった。

-[[環境]]が[[呪文]]寄りの[[殿堂ゼロデュエル]]では[[闇]]系のデッキに初動妨害札として[[殿堂レギュレーション]][[環境]]以上に広く採用される。
**その他 [#d201a44a]

-[[《ヤミノカムスター》]]は[[ハンデス]]の範囲が広がった[[クリーチャー]]版と言える。ただしあちらは[[ツインパクト]]を捨てさせることは出来ない。

-同じ2[[コスト]]の[[ピーピング]][[カード]]には、[[《ミルルン》]]、[[《ハッキング・サーチ》]]、[[《グレープ・ジェリー》]]、[[《レイン・アロー》]]などがあげられる。それぞれ役割が違うので、自分の[[デッキ]]にあったものを選びたい。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#la5b5a91]

|マインド・リセット C 闇文明 (2)|
|呪文|
|相手の手札から最もコストの大きい呪文1枚を捨てさせる。(複数あるならランダムに1枚)|

[[DMPP-08EX]]で実装。対象は呪文のまま[[《解体人形ジェニー》]]に類似する仕様変更を受けた。

**関連カード [#y009265b]
-[[《超次元バイス・ホール》]]
-[[《拷問ロスト・マインド》]]
-[[《戯具 ドゥモグラ》]]
-[[《セブ・コアクマン/マインド・リセット》]]
**[[フレーバーテキスト]] [#dec7cda3]
-[[DM-17]]、[[DMPP-08EX]]
'''あれ、今何してたんだっけ?'''
-[[DMX-07]]
'''これがボクの「ヨロレヒモード」レヒ!庶民よ!我にひれ伏すレヒ!――[[ヨーデル]]'''
-[[DMRP-04魔]]
'''[[光]][[文明]]の[[マスター>キラ]]に消し炭にされた[[阿修羅サソリムカデ>《阿修羅サソリムカデ》]]。その欠片は、小さなサソリの形に集まると、何処かへ消えて行った。'''
-[[DMEX-15]]&br;'''闇がすべてを覆う地獄のような世界で生き抜くために身につけた闇眼。それを使ってすべてを見抜く決闘者。それが[[ガルド]]の[[「V」バベル>V (バベル)]]だ。'''
RIGHT:'''-『デュエル・マスターズFE』8巻より'''

**収録セット [#j6f4ad49]
***[[デュエル・マスターズ]] [#ge47699b]
-illus.[[Katsuya]]
--[[DM-17 「転生編 第4弾 終末魔導大戦(ジ・オーバーテクノクロス)」>DM-17]](47/55)
--[[DMX-07 「大乱闘!ヒーローズ・ビクトリー・パック 咆えろ野生の大作戦」>DMX-07]](18/21)
-illus.[[TUBAKI HALSAME]]
--[[DMRP-04魔 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスター・ドルスザク!!〜無月の魔凰〜」>DMRP-04魔]](53/61)
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](94/100)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#fb5d12e9]
-illus.[[Katsuya]]
--[[DMPP-08EX 「覇竜咆哮 -TRIBAL EXTREME-」>DMPP-08EX]]

**参考 [#yf457eb3]
-[[ピーピング]]
-[[呪文]]
-[[ハンデス]]
-[[ピーピングハンデス]]

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