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- 《七王無き宮殿》 へ行く。
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#author("2025-05-18T13:28:08+09:00","","")
*《&ruby(ガウェロスト・マインド){七王無き宮殿};》 [#t982aebc]
|七王無き宮殿 UC 闇文明 (4)|
|呪文|
|相手は自身の手札を見せ、その中の多色カードをすべて捨てる。|
[[DMRP-22]]で登場した[[闇]]の[[呪文]]。
相手の[[手札]]をすべて見たうえで相手に自身の[[多色]][[カード]]をすべて捨てさせる[[能力]]を持つ。
[[王来篇環境]]開始から常に環境に居座り続けた[[【5色コントロール】]]系統や優秀な[[多色]][[ドラゴン]]満載の[[【白青赤緑ドラグナー】]]などの[[ドラゴン]][[基盤>マナ基盤]]の[[デッキ]]などに対する[[メタ]][[カード]]として機能する。
特に[[革命チェンジ]]や[[ニンジャ・ストライク]]、[[鬼エンド]]などの[[手札誘発]]の多くに[[刺さる]]。
[[多色]]を一切採用しない[[デッキ]]相手には当然ながら[[腐る]]。しかしその場合も[[単色]]なので[[マナ]]に置きやすい。
ただし、[[呪文]]なので[[メタ]][[カード]]の影響は受けやすい。特に[[《マインド・リセット》]]で事前に狙い撃ちにされれば手も足も出ない。
また、先に[[《拷問ロスト・マインド》]]を撃った方が相手の[[《拷問ロスト・マインド》]]を落とせる関係と異なり、こちらを撃っても相手の''《七王無き宮殿》''は落とせない。
[[《ロスト・Re:ソウル》]]ですら2→4→7[[ビッグマナ]]の典型である[[【青黒緑マルル】]]から不採用になるほど、非ツインパクトかつ[[ハンデス]]以外の役割が持てないカードは汎用性が低いので、あくまで環境が歪んだ際のメタカードとして抜擢となる。
-[[多色]][[ハンデス]]は[[強制]]。相手に[[マッドネス]]を握られていた場合、確実に能力を発動されてしまう。
--[[ハンデス]]が[[マッドネス]]に弱いのは相性として当然だが、マナ埋めの観点から使用率の高い[[マッドネス]]は現状[[《貝獣 パウアー》]]や[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]と単色が多い。多色マッドネス筆頭とも言えた[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]は、現在ではマッドネスが発動してもそこまで強力ではなく、他の優秀な呪文墓地回収である[[《沸天混成 ジョバンセン・ガロウズ》]]や[[《芸魔龍王 アメイジン》]]などと比較され採用を見送られる事も多いのが追い風。
**環境において [#k3905c1f]
登場からそれまで[[《拷問ロスト・マインド》]]を採用していたデッキ全般で採用されるようになった。[[【5色コントロール】]]系統などの[[コントロール]]対面の場合、ハンデス量だけ見れば[[《拷問ロスト・マインド》]]と大差ない場合が多いため、両者を[[墳墓避け]]感覚で採用することもあった。これが入っていると匂わせるだけで[[多色]][[デッキ]]側の[[プレイング]]を多色を初手から[[マナチャージ]]する方向に誘導できるため、そういう意味でも[[4枚積み]]する必要性が薄いのである。
このカードの登場から徐々に[[【赤緑タマシードアポロヌス】>【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】#v411d9ae]]や[[【青タッチ黒魔導具スコーラー】>【スコーラー】#btbbm]]といった[[多色]][[カード]]を殆ど使わない[[デッキ]]が[[オリジナル]]の上位に躍り出るなど、このカードの影響が如実に表れていると言える。
2022年10月頃になると当初ほどは見られなくなったが、[[【黒ガイアッシュ覇道】]]に【ガイアッシュ覇道】系統や[[【青黒赤緑邪王門】]]への対策として依然として使われている。[[DM22-EX1]]発売直前から[[【赤黒バクロ法師】]]に投入されるケースが増加。
2023年2月頃には[[【青黒緑キリコグラスパー】>【キリコスクリプトループ】]]に投入されることが多くなった。
[[【絶望神サガループ】]]消滅後の[[アビス・レボリューション環境]]では[[【黒単アビスロイヤル】]]、[[【我我我ブランド】]]、[[【赤緑アポロヌス】>【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】#v411d9ae]]などの多色を全く、あるいは殆ど使わないデッキがそれなりにあり、[[腐る]]対面がそこそこ多いため一部の[[【4色ディスペクター】>【4色ロマノグリラ天門】]]で見かけられる程度となった。このシリーズ終盤には[[【青赤マジック】]]のように3ターンキルが安定しやすいデッキなどマナブーストを絡めなければそもそも間に合わないデッキ、[[【青黒COMPLEXコントロール】]]のように刺さりが悪い上に運よく刺さってもゲーム運びの根幹が揺るがないデッキも目立つ。
[[DM24-RP1]]期には[[【青黒COMPLEXコントロール】]]で入賞することもあり、[[刺さる]]と強力な札であることには変わりはない。
[[《真気楼と誠偽感の決断》]]が流行すると、これを投入した[[【青黒COMPLEXコントロール】]]で露骨に対策する事例が見られるように。
5月頃には次第に黒が[[タッチ]]ではなくメインカラーに含むデッキならどこにでも入るようになった。流石に[[メクレイド]]が軸となる[[種族デッキ]]の[[【白黒赤ファイアー・バード】]]と、4マナまで伸びると事故な[[【黒単ゼーロ】]]あたりには採用はされない。
//[[濁り>濁る]]の心配のある[[ドラゴン]][[基盤>マナ基盤]]や[[種族デッキ]]でもない限りどこにでも入るようになった。
//ドラゴン基盤は黒が入らない
《真気楼と誠偽感の決断》への刺さりは然る事ながら、同時期の流行デッキには[[【ロッド・ゾージア】]]、[[【白青天門】]]、[[【白青赤ゴスペル】]]、[[【白赤緑ボルシャック】]]、[[【白青黒緑ペテンシーフシギバース】]]と多色カードを抜かれるとガタガタになるデッキも多く通りが良い。
**その他 [#h29dfacf]
-カード名は[[《&ruby(ガウェロット・ラウンド){七王の円卓};》>《七王の円卓》]]と[[《拷問ロスト・マインド》]]を合わせたものになっている。
-[[フレーバーテキスト]]では[[闇の七王]]、改め龍の九王が十八王になったことが示唆されているが、[[王来MAX]]では、少なくとも龍の歴史の九王は全員故人でありもはや『七王』ないしは『九王』の体を成していない(そしてその事実こそがこの[[カード名]]の由来でもある)はずのため、経緯や時系列などは不明。
-[[フレーバーテキスト]]では[[闇の七王]]、改め龍の九王が十八王になったことが示唆されているが、[[王来MAX]]では、少なくとも龍の歴史の九王は全員故人でありもはや『七王』ないしは『九王』の体を成していない(そしてその事実こそがこの[[カード名]]の由来でもある)はずである。[[王来MAX背景ストーリー]]自体が様々な[[並行世界]]や複数の時代が入り混じった状態で展開される複雑なものであることもあり、この十八王体制の成立がどの世界のどの時代で起こった事象なのかは不明。
**関連カード [#gfa08227]
-[[《レイン・アロー》]]
-[[《レインボー・アロー》]]
-[[《拷問ロスト・マインド》]]
**[[フレーバーテキスト]] [#k578a1f7]
-[[DMRP-22]]&br;'''[[龍>ドラゴン]]の[[九王>闇の七王]]と[[鬼>デモニオ]]の歴史の九王とが合わさり、十八王となった。'''
**収録セット [#nc0a7b17]
-illus.[[Moopic]]
--[[DMRP-22 「王来MAX 最終弾 切札! マスターCRYMAX!!」>DMRP-22]](36/76)
**参考 [#m9eef290]
-[[呪文]]
-[[手札]]
-[[ピーピング]]
-[[多色]]
-[[カード]]
-[[オールハンデス]]
-[[メタ]]
-[[闇の七王]]
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[[公式Q&A]]
-能力について
>Q.''《七王無き宮殿》''の効果は、相手の手札にあるクリーチャー側が光、呪文側が水のツインパクトカードも捨てられますか?
A.はい、捨てられます。ツインパクトカードは、片側がそれぞれ1つの文明しか持っていないとしても、両側を合わせた時に2文明以上あれば、多色カードとして扱います。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41418]](2022.6.24)
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