#author("2024-09-13T07:25:19+09:00","","")
#author("2024-10-12T19:22:56+09:00","","")
*《&ruby(ごばんりゅう){五番龍}; レイクポーチャー &ruby(パーゼロ){ParZero};》 [#top]

|五番龍 レイクポーチャー ParZero SR 水文明 (5)|
|クリーチャー:ジャイアント・ドラゴン 8000|
|''ブロッカー''|
|''ジャストダイバー''|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から6枚を見る。その中の2枚を手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。その後、自分の手札を1枚、相手に見せてもよい。そうしたら、その見せたカードと同じコストの相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から6枚を見る。その中の2枚を手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。その後、自分の手札を1枚、表向きにしてもよい。そうしたら、その表向きにしたカードと同じコストの相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。|

[[DM23-RP3]]で登場した[[水]]の[[ジャイアント・ドラゴン]]。

[[cip]]で[[山札]]の上から6枚を[[見て>見る]]2枚を[[手札]]に加え、その後[[任意]]で自分の手札1枚と同じ[[コスト]]の相手[[クリーチャー]]を[[バウンス]]できる。
さらに[[ブロッカー]]、[[ジャストダイバー]]、[[W・ブレイカー]]という3つの[[キーワード能力]]を持つ。

各種[[能力]]や[[パワー]]が高水準でまとまっており、単独でも他の[[カード]]との組み合わせでも活躍できる[[スペック]]。
単純に[[ハンドアドバンテージ]]を稼ぎながら[[パワー]]8000のブロッカーが残るため、[[フィニッシャー]]が登場するまでの時間を稼ぎやすい。1ターン限定の[[攻撃されない]][[効果]]で[[ブロック]]のために[[タップ]]した隙を潰すこともできる。
[[ニンジャ・ストライク]]と組み合わせればさらに防御力が増すだろう。

[[バウンス]]も元ある手札+山札6枚から状況にあったコストのカードを選べるため、よほど特殊な構築でない限り[[腐り>腐る]]づらい。相手と同じカードを使っていれば当然バウンスしやすいため、[[ミラーマッチ]]で差をつけるのにも向いている。
[[ツインパクトカード]]は1枚が同じ値のコストを持つことが少ないため、1枚で倍の選択肢を確保できる。
//[[《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》]]のようなほぼ片側しか使わないツインパクトであっても、除去範囲を広げるために採用する[[メリット]]が生まれた。
//それは青緑ジャイアントに関係ないカードだし、そもそもツインパクト化の時点で書ききれないほど様々なメリットがあるから「レイクポーチャーのおかげでメリットが生まれた」は過言

[[革命チェンジ]]との相性も最高。自身の[[cip]]で[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]や[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]などの強力な[[革命チェンジ]]持ちを[[回収]]でき、なおかつ[[ジャストダイバー]]で場持ちが良いためチェンジ元としての性能は非常に高い。
[[コスト]]5以上の[[ドラゴン]]と[[ジャイアント]]を条件とした[[革命チェンジ]]両方に対応しており、[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]に負けず劣らず選択肢が広い。

《レイクポーチャー》の[[cip]]で2枚目の《レイクポーチャー》を引き込むことも強力な[[プレイング]]。次のターンに[[コスト踏み倒しメタ]]をバウンスしつつ、[[召喚酔い]]の解けた《レイクポーチャー》と革命チェンジで走り出せる。
普通に使えば[[テンポアドバンテージ]]にしかならず、[[メタカード]]をすぐに出し直されてしまうというバウンスの弱点を規格外の[[手札補充]]性能で克服したカードである。

//↓水単色の時点でライバルにはならない可能性が高い。
//[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]は共通する点が幾つかあり、起用する上でのライバルとなる。
//あちらのような即効性が無い分こちらは[[ブロッカー]]によって壁になる事ができる点や[[単色]]である点、そして[[《飛翔龍 5000VT》]]に引っ掛からない[[パワー]]を持っている点などで差別化を図っていきたい。

**他のカード・デッキとの相性 [#tda6cda8]
-無理に[[革命チェンジ]]を狙わずとも、[[コンボデッキ]]の[[サーチ]]兼[[受け]]としては超一流。[[【5色ザーディクリカ】]]のような[[多色]]の多い[[コントロール]]では[[単色]][[マナ基盤]]も務められる。

-水のドラゴンということで、[[《メンデルスゾーン》]]+[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]+[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]基盤のドラゴンデッキにおいて単色マナとしても優秀。水マナは[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]の素出しの文明支払いにも使え、環境でも【青赤緑ドラゴン】なるデッキでフル投入で使われるケースも見られる。

-[[《未来の法皇 ミラダンテSF》]]の[[革命チェンジ]]元になるため、そちらを軸とした[[【ヘブンズ・ゲート】]]とも好相性。また、[[ブロッカー]]なので[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]で呼び出せる。

**環境において [#d4d9aaba]
[[DM23-RP3]]発売日から[[【青黒赤緑邪王門】]]に採用された。[[手札誘発]]を一気に複数枚サーチすることで[[コスト踏み倒し]]の爆発力を高められる。

発売2日目には[[【メクレイド刃鬼】]]、[[【4色ロマノグリラ天門】]]での採用実績を作った。

発売3日目には[[【青赤緑ガイアッシュ覇道】]]での4位入賞(ただし40人規模のチャンピオンシップ)も確認された。色の関係上[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]と異なり[[青赤緑]]構築でも採用できるのが利点。同日には[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]でも上位入賞している。

[[DM23-EX2]]期時点の[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]では膠着状態打破用として数を抑えた採用が主流で、[[1枚積み]]の構築がメイン。同時期、[[【青黒赤緑邪王門】]]でも2枚積みが通例。ただ、[[【青黒緑ジ・ウォッチ】>【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]のような5コスト帯とそれ以上のコストのカードに寄せた型では3枚以上投入される。また、[[【青赤緑ガイアッシュ覇道】]]では[[4枚積み]]が確定となる。

特に[[《邪帝斧 デッドアックス》]]を装備した[[《最終龍覇 ロージア》]]に、[[ジャストダイバー]]が切れた[[タイミング]]でも処理されない[[パワー]]ラインなのが大きい。[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]対面でも先攻を取れば相手の理想ムーブに間に合う上に、[[サーチ]]で[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]や[[《光牙忍ハヤブサマル》]]といった[[手札誘発]]を抱えることも可能。

2023年10月から11月にかけては、ドラゴン基盤で中盤以降の繋ぎと10コスト以上のグッドスタッフに寄せた【青赤緑ドラゴン】なるデッキで活躍している。

[[DM23-BD2]]・[[DM23-BD3]]期時点での[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]においては、従来まで3枚投入であった[[《飛翔龍 5000VT》]]の枠の内1枚をこれに変えるケースが目立つように。[[《飛翔龍 5000VT》]]が刺さらない対面でも単純に強力な中継ぎとして運用できる他、そちらが[[刺さる]]対面では相手の[[《飛翔龍 5000VT》]]をよけつつこちらが2枚投入の[[《飛翔龍 5000VT》]]にアクセスできるようにしてくれる。

[[【白青天門】>【ヘブンズ・ゲート】]]で使われる場合もある。[[《貝獣 パウアー》]]と同じくブロッカー持ちのおかげで[[《提督の精霊龍 ボンソワール》]]や[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]あたりで参照できるシナジーが存在している。

**その他 [#s5f7c337]
-[[サイクル]]で共通だが、コスト5以上で類似能力を持つ過去カード([[《ルナ・ブルーダイナソー》]]や[[《龍素記号JJ アヴァルスペーラ》]]など)を霞ませる性能をしている。
[[《超次元エナジー・ホール》]]が初めて登場した時と同様、今後中途半端な性能の[[水]][[ファッティ]]は厳しい評価に晒されるだろう。

-6枚見て''2枚''加える(2枚までではない)という物珍しい[[能力]]を持つカード((ただ、「山札の上から(規定枚)見て、その中から2枚まで」からしてそこまで多くない。有名なものは[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]程度で、残りは[[《オリジナル・ブレイン》]]や[[《エンジョイプレイ! みんなの遊び場! GANG PARADE!》]]ぐらいしかない。山札全体を見て2枚まで得るものを含めると[[《奇兵の超人》]]や[[《マニフェスト <リーフ.Star>》]]などもある。))。前例には[[《禁断機関 VV-8》]]や[[《ケンゴウグレンオー 〜蒼天飛翔〜》]]がある。
見られる枚数が1枚だった場合、総合ルール606.2.によりその1枚を手札に加える。残り山札が1枚の場合や、相手が[[《飛ベル津バサ「曲通風」》]]を出している場合が該当する。
--[[《サブマリン・プロジェクト》]]などの、見たカードから必ず選ばなければならないサーチの[[上位種]]というデザインなのかもしれない。

-[[カード名]]の由来はゴルフにおけるペナルティエリアの代表である池にボールを入れてしまうことの俗称「池ポチャ」。ただし英語の「レイク」は日本語訳で「湖」。池よりも規模が大きいものを指す。
池ポチャは基本的に[[OB>《十番龍 オービーメイカー Par100》]]よりはペナルティが軽いが、コースによっては池自体がOBに設定されていることもある。ParZeroとあるので、一打で入れても規定打数をオーバーする、通っただけでOBになるコースなのだろう。
--[[シークレットSPレア]]の[[フレーバーテキスト]]では、[[ゴルファンタジスタ>《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]が「打つ前」、すなわち規定打数の0打で攻略したとしている。インターネットのコピペのような嘘臭さのある表現だが、[[剛流振]]のルールが明確でない以上実際にそうなのかもしれない。
---荒唐無稽な内容、そして「全盛期」という言い回しから、元ネタはまさにそのコピペ「全盛期のイチロー伝説」だろうか。該当のコピペには「試合の無い移動日でも2安打」や「グッとガッツポーズしただけで5点くらい入った」など、(ゴルフではなく野球だが)''もはや打つことすらせず結果を残す''という強く類似したネタが多く含まれている。しばしば併用されるコピペとしては「ヨハネスブルグのガイドライン」があるが、そちらも[[《アイアン・マーメイデン》]]でパロディされている。
//---実は[[《パーパット・スカラベ》]]の[[フレーバーテキスト]]で「生まれてからホールインワンしか出していなかった」と書かれていて、1打カップインがホールインワンなので0打攻略では矛盾が発生している。やはり全盛期の伝説コピペ風の記述が尾ひれの付いた話ということだろう。
//0打は「出した」内に入らない、ということかもしれない

-[[ラウンドナンバーズ]]は背がコースとなっている[[ドラゴン]]のはずだが、このクリーチャーは腹部が(というより腹部も)ゴルフコースになっている。
--また、[[ラウンドナンバーズ]]としては初めてコスト10ではない。

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM23-RP3]]の[[スーパーレア]][[文明]]シャッフル[[サイクル]]。すべて[[コスト]]5の[[クリーチャー]]で、[[耐性]]として働く[[能力]]または[[召喚酔い]]を無視する能力を持つ。

-[[《ボルシャック・アークゼオスNEX》]]
-''《五番龍 レイクポーチャー ParZero》''
-[[《アーテル・ゴルギーニ》]]
-[[《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》]]
-[[《ア:エヌ:マクア》]]

**関連カード [#card]
-[[《龍素記号JJ アヴァルスペーラ》]]
-[[《仙祖電融 テラスネスク》]]
-[[《マニフェスト <リーフ.Star>》]]
-[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM23-RP3]](4B/22)&br;'''全盛期の[[ゴルファンタジスタ>《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]は、打つ前にこのコースを攻略したという。'''
-[[DM23-RP3]](2A/20)&br;'''1打目で池に落とし、2打目で絶望に落とす。'''

**収録セット [#pack]
-illus.[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」>DM23-RP3]](S2/S8)
--[[DM24-EX2 「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」>DM24-EX2]](超13/超47)
-illus.[[nablange]]
--[[DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」>DM23-RP3]](4B/22)(2A/20)

**参考 [#reference]
-[[ジャイアント・ドラゴン]]
-[[ブロッカー]]
-[[ジャストダイバー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[手札補充]]
-[[バウンス]]

-[[ラウンドナンバーズ]]

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