#author("2023-11-25T23:55:53+09:00","","")
#author("2024-06-06T14:37:30+09:00","","")
*《&ruby(きょうきばんごう){凶鬼卍号}; メラヴォルガル》 [#s660ca97]

|凶鬼卍号 メラヴォルガル VR 闇文明 (8)|
|クリーチャー:マフィ・ギャング/デーモン・コマンド/ドルスザク 11000|
|無月の門:自分の魔導具が出た時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーが出た時、相手のシールドを2つブレイクする。その後、自分のシールドを2つブレイクする。|
|自分のシールドが1つもなければ、このクリーチャーに「ブロッカー」を与える。|

[[DMRP-07]]で登場した[[闇]]の[[マフィ・ギャング]]/[[デーモン・コマンド]]/[[ドルスザク]]。

[[無月の門]]で[[召喚]]でき、[[cip]]で各[[プレイヤー]]の[[シールド]]を2枚ずつ[[ブレイク]]する。さらに自分の[[シールド]]が空になると[[ブロッカー]]を得る。

素の[[コスト]]は8と高いので、今までの[[ドルスザク]]と同様に主に[[無月の門]]で出す事になるだろう。
出ただけで[[シールド]]を2つずつ[[ブレイク]]する[[cip]]は[[闇]]らしいリスキーな[[能力]]を持つが、[[《堕魔 ドゥグラス》]]を当てることができればそこからさらなる[[無月の門]]も狙える。同弾に登場した[[S・トリガー]]付きの[[水]]の[[魔導具]]ならば、[[無月の門]]を発動できないものの[[デメリット]]を転回できる。
[[闇]]の[[コスト]]8なので、[[《追憶人形ラビリピト》]]で[[ブレイク]]した[[シールド]]を即[[墓地送り]]にすれば反撃の手段を大きく減らせる。

[[《煌龍 サッヴァーク》]]などによって[[シールド送り]]にされた[[クリーチャー]]を手札に戻すことも出来る。
また、種族に[[コマンド]]を持つので[[封印]]も外せる。[[無月の門]]は[[召喚]]扱いなので、[[【ドルマゲドンX】]]とのハイブリット型[[デッキ]]構築も面白いだろう。

仮に自分の[[シールド]]を削りすぎたところで[[ブロッカー]]が[[付与]]されるため、相手が[[S・トリガー]]で援軍を呼んだり、この[[クリーチャー]]を[[破壊]]されたとしても、[[無月の門]]で何度でも復活するので粘り強く防御することが出来る。

[[着地]]できなくてもブレイクした時点で既に仕事を果たしているので、[[コスト踏み倒しメタ]]にはある意味強い。

**環境において [#w5f522ad]
当初はブレイク後のスキを埋めるのが難しく評価が低かったが、[[【青魔導具】]]では[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]により[[追加ターン]]の前に[[シールド]]を割れることで出番が増え、需要も高くなった。[[《終末の時計 ザ・クロック》]]や[[《閃光の守護者ホーリー》]]などの1ターンを凌ぐ類の[[S・トリガー]]をあらかじめ[[追加ターン]]前に踏んでおけばある程度安全に詰めることが可能。[[S・トリガー獣]]や[[コスト踏み倒し]]系[[S・トリガー]][[呪文]]で出たクリーチャーのcipは[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]を唱えた側の[[ドルスザク]]の[[cip]]を使った後に解決されるため、このクリーチャーのブレイク能力は捲れたS・トリガーに関わらず原則出した分だけ解決できる。[[暴発]]によって2枚目以降の[[《卍 新世壊 卍》]]に魔導具呪文を装填できるのも美味しい。

[[【デ・スザーク】]]ではあまり投入されることがないが、先の通り[[シールド送り]]にされたパーツ回収のために1,2枚投入されることが稀にある。

しかし[[《「無月」の頂 $スザーク$》]]を獲得した辺りから[[【青魔導具】]]は[[《卍 新世壊 卍》]]への依存度の低い構築となり、[[《卍 新世壊 卍》]]ありきのスペックとなる上に[[コスト踏み倒し]]系デッキから[[《ガル・ラガンザーク》]]で守った[[シールド]]をフイにしてしまうということで、徐々に採用枚数を減らしたり不採用としたりする構築が目立ち、[[《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》]]の登場を機に本格的に枠を追われた。

それでも[[《ガル・ラガンザーク》]]が[[殿堂入り]]した辺りからフィニッシュ力増強のために[[1枚積み]]するケースが散見されるように。1枚あればフィニッシュには十分な上に、その1枚も[[盾落ち]]以外ならデッキに備わる自慢の山札掘削能力で確実に引っ張り込める。

**その他 [#te8074b3]
-「凶鬼〇号」と「卍」があることから、しっかりと[[マフィ・ギャング]]と[[ドルスザク]]の命名ルールを満たしている。 

-[[DMEX-18]]では[[第一世代枠>カード枠(第一世代)]]となって再録された。
なぜか「卍」の字体に仰々しいものが採用されており、以降の弾で再録された名前に「卍」とあるカードにも同じ書体が使われている。((2022年秋からの海外展開を見据えて、「卍」によく似た「ハーケンクロイツ(鉤十字)」との混同を防ぐために変更となったとの噂や憶測はある。))

-[[DM23-RP3]]版では、薄水色の髪と深緑眼の女性キャラクターが描かれている。《メラヴォルガル》と同様のガスマスクを持っており、髪型も元イラスト風の特徴的なものとなっている。

**関連カード [#h435cc9b]
-[[《「黒幕」》]]
-[[《栄光の精霊アイリス》]]
-[[《凶鬼星号 ヴォルガル》]]

**収録セット [#se5beb5e]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[shosuke]]
--[[DMRP-07 「双極篇 第3弾 †ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」>DMRP-07]](6/93)
--[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」>DMEX-18]](4/75)
-illus.[[秋★枝]]
--[[DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」>DM23-RP3]](SP3/SP5)

**参考 [#gc2c5193]
-[[マフィ・ギャング]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[ドルスザク]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[ブレイク]]
-[[ブロッカー]]
-[[クラッチ]]

----
[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について
--[[無月の門]]も参照のこと

>Q.相手の[[《地封龍 ギャイア》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''を「無月の門」能力で召喚しました。どうなりますか?
A.''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''は「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を持つ能力を持ちます。「無月の門」能力で召喚するクリーチャーは下に4枚重ねた状態でバトルゾーンに出ますので、''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''は下に重ねたカードと一緒に[[《地封龍 ギャイア》]]の置換効果によってマナゾーンに置かれます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39117]](2020.12.15)

>Q.自分は[[《卍夜の降凰祭》]]を唱えて、効果で魔導具を4枚下に重ねた状態の''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''を出しました。この''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''は召喚酔いしますか?
A.はい、召喚酔いしています。
#region2((総合ルール 301.5)){{
:301.5. |クリーチャーは、そのカードが自分のターンのはじめから続けてバトルゾーンにない限り攻撃することができません。このルールは「召喚酔い」と呼ばれます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39310]](2021.2.5)

-3つ目の能力について

>Q.''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''がバトルゾーンに出て、相手のシールドを2つブレイクしました。そのうちの1つが「S・トリガー」を持つ呪文で、もう1つが「S・トリガー」を持つクリーチャーでした。どうなりますか?
A.「S・トリガー」は能力の解決中であっても割り込んで使用されます。呪文は即座に解決され、クリーチャーはバトルゾーンに出て能力が待機します。この呪文の効果で''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''がバトルゾーンを離れていたとしてもその後の自分のシールドを2つブレイクすることに変わりはありません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31795]](2019.7.2) [[引用元2:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37959]](過去のよくある質問より)

>Q.自分の[[《追憶人形ラビリピト》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分は[[《卍夜の降凰祭》]]を唱えて''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''をバトルゾーンに出しました。この[[《追憶人形ラビリピト》]]の「唱えた時」の能力と''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''の「出た時」の能力は、好きな順番で解決できますか?
A.はい、好きな順番で解決できます。
#region2((総合ルール 603.3)){{
:603.3. |能力が誘発したら、効果は一度待機状態になり、その時点で待機している全ての効果のうちターン・プレイヤーのものから順番に処理をします。
::603.3a |誘発型能力の中には、それに続くアイコンの能力を使うと書かれているものがあります。それらの能力は誘発した段階でアイコンに記された内容を含めて待機状態になります。&br;例: キズナプラスを持つクリーチャーが攻撃して下にあるカードを墓地に置いた時、その後能力の解決前にアイコンを持つクリーチャーが破壊されたとしても、能力起動時に墓地にカードを置いた段階で選ばれたふたつのアイコン能力は待機状態になっています。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39307]](2021.2.5)

>Q.相手のターン中、相手の''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''の「出た時」の能力で自分のシールドが2つブレイクされた際、その中に[[《S・S・S》]]がありました。''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''の効果処理の途中ですが、この[[《S・S・S》]]の「S・トリガー」を使う場合、効果処理はどうなりますか?
A.''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''の効果で、相手が自身のシールドを2つブレイクする前に[[《S・S・S》]]を唱えます。&br;「S・トリガー」は他の効果より優先して解決されるので、''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''の効果中ですが、割り込んで解決を行います。&br;「S・トリガー」で呪文を唱えた場合、効果をすべて解決するところまで処理を行うので、[[《S・S・S》]]の解決が終わった後、''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''の効果処理の続きを行います。
#region2((総合ルール 101.4)){{
:101.4. 効果の処理は S・トリガーを優先し、常にターン・プレイヤー側の効果から行う|複数の効果が同時に存在する場合、常に S・トリガーの効果を優先して処理します。また、ターン・プレイヤーと非ターン・プレイヤーの効果が同時に存在する場合、ターン・プレイヤーの効果を先に処理します。ひとつの効果の処理が完全に終わった後でそのほかの効果処理に移ります。
::101.4a |複数の効果が同時に発生した場合、まず S・トリガーの効果をターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。その後、残る効果のうちターン・プレイヤーから自分のカードの持つ効果を好きな順番で解決します。ひとつの効果処理中に他の効果が発生してもそれは一度待機状態となり、現在解決中の効果の処理を優先して行います。その後残っている効果を同様に好きな順番で処理していきます。ターン・プレイヤーの効果処理が全て終わった後に、非ターン・プレイヤーの効果を処理します。
::101.4b |S・バックと G・ストライクは、サバキZは、S・トリガーと同様のタイミングで処理します。これらも、複数の効果が同時に発生した場合、ターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。
::101.4c |非ターン・プレイヤーの効果を処理する過程で、ターン・プレイヤー側の効果が発生した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理します。
::101.4d |効果の処理中に置換効果以外の他の効果を割り込ませることはできません。ただし、その効果の指示で他の呪文などの効果を使うとされている場合、処理の一環として解決します。
::101.4e |能力や呪文の効果によって発生したバトルは、そのバトルの終わりまで能力や呪文の効果の一部とする。
::101.4f |バトルする時に誘発する能力は、能力や呪文の効果で発生したバトルに置いても即座に効果を発揮する。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40961]](2022.02.18)

>Q.相手のターン中、相手の''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''の「出た時」の能力で自分のシールドが2つブレイクされた際、その中に[[《終末の時計 ザ・クロック》]]がありました。''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''の効果処理の途中ですが、この[[《終末の時計 ザ・クロック》]]の「S・トリガー」を使う場合、召喚するのはどのタイミングですか?
A.''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''の効果で、相手が自身のシールドを2つブレイクする前に[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を召喚します。&br;「S・トリガー」は他の効果より優先して解決されるので、''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''の効果中ですが、割り込んで解決を行います。&br;クリーチャーの「S・トリガー」は召喚するところまで処理を行うので、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を召喚した後、''《凶鬼卍号 メラヴォルガル》''の効果処理の続きを行い、それが終わったら[[《終末の時計 ザ・クロック》]]の「出た時」の能力を解決します。
#region2((総合ルール 101.4)){{
:101.4. 効果の処理は S・トリガーを優先し、常にターン・プレイヤー側の効果から行う|複数の効果が同時に存在する場合、常に S・トリガーの効果を優先して処理します。また、ターン・プレイヤーと非ターン・プレイヤーの効果が同時に存在する場合、ターン・プレイヤーの効果を先に処理します。ひとつの効果の処理が完全に終わった後でそのほかの効果処理に移ります。
::101.4a |複数の効果が同時に発生した場合、まず S・トリガーの効果をターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。その後、残る効果のうちターン・プレイヤーから自分のカードの持つ効果を好きな順番で解決します。ひとつの効果処理中に他の効果が発生してもそれは一度待機状態となり、現在解決中の効果の処理を優先して行います。その後残っている効果を同様に好きな順番で処理していきます。ターン・プレイヤーの効果処理が全て終わった後に、非ターン・プレイヤーの効果を処理します。
::101.4b |S・バックと G・ストライクは、サバキZは、S・トリガーと同様のタイミングで処理します。これらも、複数の効果が同時に発生した場合、ターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。
::101.4c |非ターン・プレイヤーの効果を処理する過程で、ターン・プレイヤー側の効果が発生した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理します。
::101.4d |効果の処理中に置換効果以外の他の効果を割り込ませることはできません。ただし、その効果の指示で他の呪文などの効果を使うとされている場合、処理の一環として解決します。
::101.4e |能力や呪文の効果によって発生したバトルは、そのバトルの終わりまで能力や呪文の効果の一部とする。
::101.4f |バトルする時に誘発する能力は、能力や呪文の効果で発生したバトルに置いても即座に効果を発揮する。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40962]](2022.02.18)

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