#author("2024-01-21T15:53:02+09:00","","")
#author("2024-03-24T05:34:32+09:00","","")
*《&ruby(じゅていでんゆう){呪帝電融}; カーペラー・キリテム》 [#n311cabc]

|呪帝電融 カーペラー・キリテム P(R) 水/自然文明 (8)|
|クリーチャー:ディスペクター/サイバーロード/ミステリー・トーテム 12000|
|''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|''マッハファイター''(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーがバトルに勝った時、コスト7以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。|

[[DMSD-19]]で登場した[[水]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[サイバーロード]]/[[ミステリー・トーテム]]。

[[マッハファイター]]を持ち、バトルに勝てばコスト7以下のクリーチャーを1体自分のマナゾーンから出せる。

同[[コスト]]で[[マッハファイター]]と[[マナゾーン]]からの[[コスト踏み倒し]]を両立した[[クリーチャー]]には[[《ドンジャングルS7》]]が存在する。
あちらは[[バトル]]中の[[パワー]]が高く除去範囲が広い他、[[攻撃誘導]][[能力]]も持っており防御力にも秀でている。踏み倒しが[[cip]]であるために[[タップイン]]効果にも強い。
しかしこちらはバトルに勝った時の踏み倒しなので、[[コスト踏み倒しメタ]]を踏み倒し前に排除できる点、あちらでは踏み倒せない[[コスト]]7以下かつ[[パワー]]が7000より高い[[クリーチャー]]を踏み倒すことができる利点を備える。

パワーラインの上がった現在、[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]や[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]のような高パワーのブロッカーがいると、単体では役割が遂行できなくなってしまう。
[[効果バトル]]や[[アンブロッカブル]]の[[付与]]、[[パンプアップ]]なども駆使したいところ。
[[《蒼龍の大地》]]や[[《灰燼と天門の儀式》]]はもちろんのこと、[[アタック・チャンス]]で唱えられる[[《接続秘伝ドミニオンスパイク》]]や[[《縫合秘伝マリススティッチ》]]なども相性がいい。
それらの[[呪文]]を扱え、なおかつ《キリテム》の踏み倒しに対応する[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]を始めとした『混成』の[[ディスペクター]]と組ませても面白いだろう。

[[サイバーロード]]なので[[《超電磁トワイライトΣ》]]や[[《サイバー・J・シン》]]と合わせて使う事が考えられる。
[[EXライフ]]による場を離れにくい欠点もバトル勝利時の[[コスト踏み倒し]]で適当なクリーチャーに[[進化]]させたり、[[《スクリプト》]]など味方の[[cip]]で剥がせばいい。

[[ミステリー・トーテム]]なので[[《超幻影 ワラシベイベー》]]と相互に踏み倒し可能で、[[《闘匠メサイヤ》]]も踏み倒し可能、かつこのクリーチャー自身が[[進化元]]として適性を持つ。
[[《接続秘伝ドミニオンスパイク》]]で効果バトルに勝利し、《メサイヤ》を踏み倒して《キリテム》から進化させ即座にT・ブレイクという芸当も可能。
ただしこのカード自体は[[スピードアタッカー]]を持っていないため、《ドミニオンスパイク》は[[手打ち]]するか、他のディスペクターの攻撃に[[アタック・チャンス]]を反応させる必要がある。
またメタカードの種類によっては出せない事がある為、あまりこの[[コンボ]]に固執することなく冷静に盤面を把握する必要がある。

自身、[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]、[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]での呼び出し先で、何もないところから20コスト揃えることができるため、[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]に龍解させることが可能。[[ササゲール]]軸の[[【イメンループ】]]を作るとしたら、[[《妖精 アジサイ-2》]]や[[《電磁 アクアン-2》]]といった[[リソース]]要員を兼ねるササゲール持ちが存在するので、この点は覚えておいて損はない。

-[[《接続秘伝ドミニオンスパイク》]]と自身の[[マッハファイター]]の複合で[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]とその進化先の[[《究極銀河ユニバース》]]を一気に出せばそのまま[[エクストラウィン]]が狙える。[[《妖精 アジサイ-2》]]から4→8と繋げると最速4ターン目に出すことができる。このカードによるコスト踏み倒しはマナゾーンからなので、初手さえよければ早出しのための[[リソース]]消費による手札切れはあまり気にしなくても良い。

-[[《偽りの名 ゾルゲ》]]と[[《神々の地 ディオニソス》]]or[[《タラトゥイユ・パンツァー》>《タラトゥイユ・パンツァー/デリシャ・スパーク》]]と組み合わせると、このクリーチャーが[[バトル]]に勝った時の能力で[[マナゾーン]]から[[コスト踏み倒し]]→《ゾルゲ》の能力で《キリテム》と踏み倒したクリーチャーをバトルさせる→踏み倒したクリーチャーが[[破壊]]されるかわりに《ディオニソス》の能力でマナゾーンに→《キリテム》がバトルに勝ったので踏み倒し、という[[無限ループ]]が可能。これにより、マナゾーンのコスト7以下のクリーチャーの[[cip]]を無限に使うことができる。
//コスト7以下かつ《キリテム》にバトルで負けるスレイヤーを持たないクリーチャー

-偶数[[コスト]]の[[自然]][[クリーチャー]]だが[[コスト踏み倒し]]に起点となる相手の[[クリーチャー]]が必要という[[相手依存]]の性質を持つので、[[【チェイングラスパーループ】]]や[[【チェインシルキードループ】]]には不適か。

**その他 [#y642a6ac]
[[《エン''ペラー''・''キリ''コ》>《エンペラー・キリコ》]]と[[《''呪''紋の化身》(''カー''ス・トー''テム'')>《呪紋の化身》]]の『電融』[[ディスペクター]]。
#region2(合成元との関係){{
-《キリコ》のスカートの中身が丸ごと《呪紋の化身》に置き換えられている。また。周囲に浮かぶスピーカーの様なパーツに[[ミステリー・トーテム]]を思わせる民族的な意匠が施されている。
--味方を呼び出すという点では《キリコ》と共通するが、その条件などは全く異なる。《呪紋の化身》に至っては[[能力]]の面影は全くない。
---《キリコ》の派生[[クリーチャー]]としては3体目となるが、[[コスト踏み倒し]]元が[[山札]]ではないのは初めて。
--『電融』[[ディスペクター]]は[[殿堂>殿堂入り]][[入り>プレミアム殿堂]]に縁のある[[クリーチャー]]を合成元とすることが多いが、ついに[[プレミアム殿堂]][[クリーチャー]]同士の[[ディスペクター]]が登場した。((《キリコ》は2022年1月1日付けで[[プレミアム殿堂]]から[[殿堂入り]]に変更された。))
--[[カード名]]「呪帝」の「帝」は、《キリコ》の「エンペラー(emperor:皇''帝'')」が由来だろう。
--合成元となった[[《エンペラー・キリコ》]]よりも、歌を熱唱しているかような[[カードイラスト]]になっている。これは名前の《呪帝電融 ''カーペラー''・キリテム》と、歌唱様式のひとつである「ア・''カペラ''」を掛けたのだと考えられる。
-[[単色]]同士の組み合わせであるため削除された[[文明]]は無いが、[[種族]]については《キリコ》の[[特殊種族]]の[[オリジン]]が削除されている。
}}

-[[DMSD-19]]には「大当たり」が存在し、この[[カード]]が「[[''黄金&ruby(スーパー){S};レア''>20thSPゴールドレア]]」として封入されている。ただし、[[レアリティ]]は[[プロモーション・カード]]扱いなのでスーパーレアのマークは付いていない。

-黄金Sレア枠のカードであることからもわかるように元は[[スーパーレア]]相当のカードだったと推測されるが、後の再録でレアリティが[[レア]]に設定(事実上格下げ)されている。

-アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では[[ハイド]]がデッキに投入していることが確認できる。

**関連カード [#s9095ed1]
-[[《呪紋の化身》]]
-[[《エンペラー・キリコ》]]

-[[《リ・ハナッキ・パンツァー》]]

**収録セット [#f4a63529]
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DMSD-19 「キングマスタースタートデッキ ハイドのディスペクターN・EXT」>DMSD-19]](4/15)、(㊙︎1/㊙︎1)
--[[DM23-BD6 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 双極のアカシックZ計画」>DM23-BD6]](37/60)

**参考 [#g60146b4]
-[[ディスペクター]]
-[[サイバーロード]]
-[[ミステリー・トーテム]]
-[[EXライフ]]
-[[マッハファイター]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[バトル]]
-[[マナゾーン]]
-[[コスト踏み倒し]]

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