#author("2024-10-28T10:45:11+09:00","","")
#author("2024-10-28T10:53:31+09:00","","")
*《&ruby(カース・トーテム){呪紋の化身};》 [#w252e464]

|呪紋の化身 R 自然文明 (6)|
|クリーチャー:ミステリー・トーテム 6000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンにある間、相手は「S・トリガー」を使えない。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※プレミアム殿堂''|

[[DM-07]]で登場した[[ミステリー・トーテム]]。

相手の[[S・トリガー]]を完全に封殺する単純で分かりやすいながら強力な[[能力]]を持つ。

[[S・トリガー]]は、今でも[[デュエル・マスターズ]]における重要な防御手段であり、それを封殺できるのはかなり強力。
[[パワー]]6000の[[W・ブレイカー]]と基本[[スペック]]も悪くはなく、全体的にかなり強力。いわゆる[[フィニッシャー]]格の[[クリーチャー]]の中ではかなりポピュラーな1枚だった。

他の[[S・トリガー]]封じの[[能力]]を持つカードに比べ、それほど[[重い]]わけでもなく、[[ビートダウン]]でも[[コントロール]]でも出すのは難しくはない。

また、自身が[[W・ブレイカー]]持ちであり、[[常在型能力]]なので出した瞬間から誤算無く能力が効くといった面で非常に有能であり、様々な[[デッキタイプ]]で[[フィニッシャー]]として活躍。

相手のターン中の防御手段が[[ブロッカー]]と[[S・トリガー]]に限られていた時代では、「[[攻撃]]できる味方の[[クリーチャー]]数>相手の[[シールド]]数+[[ブロッカー]]数」の状態で出せれば、深く考えるまでもなくほとんど勝ててしまった。特に[[《紅神龍ジャガルザー》]]を絡めれば一気に[[召喚酔い]]が解け、奇襲で瞬殺することも可能。
相手のターン中の防御手段が[[ブロッカー]]と[[S・トリガー]]に限られていた時代では、「[[攻撃]]できる味方の[[クリーチャー]]数>相手の[[シールド]]数+[[ブロッカー]]数」の状態で出せれば、深く考えるまでもなくほとんど勝ててしまった。特に[[《紅神龍ジャガルザー》]]を絡めれば一気に[[召喚酔い]]が解け、奇襲で瞬殺することも可能だった。

今や、[[S・バック]]、[[革命0トリガー]]、[[鬼エンド]]、[[G・ストライク]]など、[[S・トリガー]]以外の[[防御札]]は探せばいくらでも見つかるが、それでも[[S・トリガー]]がメジャーな防御札であることには変わりはなく、[[S・トリガー]]カードも[[インフレ]]の影響によって強化されていき、後に登場した[[スーパー・S・トリガー]]や[[S・トリガー・プラス]]も封殺できることから、いくら[[インフレ]]が進んでも[[殿堂解除]]の見込みは薄いと言える。

**比較対象 [#p43a6873]
[[S・トリガー]]そのものを封じるカードとしては、[[《無双恐皇ガラムタ》]]が[[革命編環境]]における[[【イメンループ】]]で活躍し、そちらも最終的に殿堂入り。

[[王来MAX環境]]では条件さえ整えれば同じようなことができる[[《石像男》]]が[[【青黒赤緑邪王門】]]で活躍。

後に登場した[[《呪紋のカルマ インカ》]]はこのカードを基にしている。あちらは自身のターン中でクリーチャー限定になってパワーも落ちているがコストが2少なくなり、[[S・トリガー]]以外の召喚も封じることが出来る。

S・トリガーロックとしての調整の一定の終着点を見た[[《超神龍バイラス・カースド》]]を鑑みるに「完全[[S・トリガー]][[ロック]]として軽すぎる」「ロックの発動条件が場にいるだけと緩すぎる」「現役時代は余りに広い範囲で使われ過ぎていた」という3点が問題と言える。

**ルール [#q19dc08b]
-このカードは[[S・バック]]や[[ニンジャ・ストライク]]までは封じることができない。逆に言えば、[[《ファンタズム・クラッチ》]]や[[《威牙の幻ハンゾウ》]]で除去することさえできれば、反撃の余地が少しはあると言える。

**環境において [#h8ad861f]
無制限時代は[[自然]]系の[[中速]]かそれ以下の速度の、攻撃が必要なデッキ全般で使われた。

この[[クリーチャー]]自身も攻勢に加われる[[パワー]]を持っているので、[[ビートダウン]]の補助としてももちろん有能。今後も[[フィニッシャー]]の代表格として間違いなく活躍し続ける1枚と言われていた。

だが、2008年4月15日に[[殿堂入り]]し、その後2009年12月19日に[[プレミアム殿堂]]入り。
確かに身も蓋もなく強いカードだが、2007年〜2009年の[[環境]]においてこのカードの使用率はそこまで高くなかったため、やや意外な禁止化と受け取られた。おそらく、[[DM]]の逆転要素である[[S・トリガー]]を手軽に封殺してしまうことが好まれなかったのだろう。

また、[[自然]]の中量級フィニッシャーとしては間違いなく定番なので、他のカードに日の目を見せるための[[規制]]ともとれる。
//このカード以外の環境での活躍は比較対象に移動

**流通について [#vde725f5]
-[[DM-07]]にしか収録されていないため、[[シングルカード]]での価格は総じて高く、活躍時期には[[再録]]が望まれていた。
--[[《地獄万力》]]と並び、[[DM-07]]の2大[[トップレア>トップ]]的な扱いを受けた。しかし、このカードは[[プレミアム殿堂]]、[[《地獄万力》]]は[[環境]]の変化で利用価値が下がってしまった。

**その他 [#m169f020]
-[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の「[[バトルゾーン]]に出した時、他の[[パワー]]6000の[[クリーチャー]]をすべて破壊する」という[[効果]]は、このカードとの[[コンボ]]を成立させないための配慮だと言われている。もっとも、コンボさせるまでもなくそれぞれが[[プレミアム殿堂]]となってしまったのだが。一応、[[《コロッサス・ブースター》]]等で守ることもできる。

-[[フレーバーテキスト]]の「タオパブの木」とは[[バオバブ>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%96]]のもじりだろう。[[DM-12]]では[[《フィーバー・ナッツ》]]の生息地として「[[タオパブの森]]」というものが登場している。
//-強力な能力を持っているこのカードにはお似合いな[[フレーバーテキスト]]である。

-[[海外版]]では以下のような[[調整版]]が出ている。
|Cryptic Totem R 自然文明 (6)|
|クリーチャー:ミステリー・トーテム 6000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがタップされている間、相手は「S・トリガー」を使えない。|

-スマートフォンアプリゲーム「パズル&ドラゴンズ」では、コラボガチャに登場する[[クリーチャー]]として出演した。条件を満たすと[[《闘匠メサイヤ》]]に進化させることができる。スキル名は「タオパブの力」、リーダースキル名は「魔力増幅」。

**関連カード [#i72d99f6]
-[[《呪紋のカルマ インカ》]]
-[[《呪帝電融 カーペラー・キリテム》]]
-[[《超神龍バイラス・カースド》]]

-[[《無双恐皇ガラムタ》]]
-[[《石像男》]]
-[[《ヤミノリミット》]]

-[[《呪煙の化身》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#a7920c8e]
-[[DM-07]]&br;'''[[タオパブ>タオパブの森]]の木で作られた杖は、魔術師の力を増幅するだろう。しかし、その力に頼りすぎた魔術師は己と杖の区別を失ってしまう。'''

**収録セット [#uef663fb]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Ken Sugawara]]
--[[DM-07 「闘魂編 第2弾 時空超獣の呪」>DM-07]](19/55)

**参考 [#rab62eb2]
-[[ミステリー・トーテム]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[S・トリガー]]
-[[ロック]]

-[[プレミアム殿堂]]

&tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト6,ミステリー・トーテム,パワー6000,W・ブレイカー,S・トリガーメタ,ロック,使えない,・,プレミアム殿堂,R,レア,Ken Sugawara);