#author("2024-11-15T13:09:48+09:00","","") #author("2024-11-15T13:57:46+09:00","","") *《&ruby(じゅばく){呪縛};の&ruby(けんごう){剣豪};バロスト》 [#ic443bca] |呪縛の剣豪バロスト SR 闇文明 (8)| |クリーチャー:デーモン・コマンド 6000| |W・ブレイカー| |このクリーチャーが破壊された時、すべてのクリーチャーを破壊する。| [[DM-09]]で登場した[[闇]]の[[デーモン・コマンド]]。 [[全体除去]]という派手な[[pig]][[能力]]を持ち、決まれば[[バトルゾーン]]を[[リセット]]できる。 しかし8コストと重いうえ、[[能力]]に即効性がなく使いづらい。[[pig]]は[[シールド送り]]や[[マナ送り]]では発動しないため、出しても[[破壊]]以外の手段で[[除去]]されることが多い。特に軽い[[マナコスト]]で[[バウンス]]されると[[テンポアドバンテージ]]を大いに失う。 また、自分の[[クリーチャー]]も巻き込むため、非常に扱いづらい。下手に自分の[[クリーチャー]]を展開した後で[[破壊]]されると非常に大きな[[ディスアドバンテージ]]となってしまう。他の[[pig]]持ちを並べておくなど工夫したい。 [[除去]]持ちの[[デーモン・コマンド]]では[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]や[[《狼虎サンダー・ブレード》]]の方が大抵はいい仕事をしてくれるだろう。当初は[[コンボ]]用や[[メタ]][[カード]]として扱わない限り活躍は見込めないとされていた。 -似た[[能力]]を持つ[[カード]]に[[《蛇魂王ナーガ》]]や[[《奈落の葬儀人デス・シュテロン》]]がある。そちらは方法を問わず[[バトルゾーン]]を離れた時に[[バトルゾーン]]の[[クリーチャー]]を一掃する。 -[[《フォース・アゲイン》]]をこの[[クリーチャー]]に使うと、[[バトルゾーン]]にこの[[クリーチャー]]を出し直してから[[pig]]を処理する。[[《フォース・アゲイン》]]の処理が終わるまでこの[[クリーチャー]]の[[pig]][[効果]]は保留されるため。 --よって、この[[クリーチャー]]がまた[[バトルゾーン]]に出てから[[全体除去]]が実行され、この[[クリーチャー]]は[[バトルゾーン]]に残れない。ただし、[[全体除去]]は[[《フォース・アゲイン》]]分と自爆分で2回誘発し、[[リンク>G・リンク]]した[[ゴッド]]や、[[解除]]を持つ[[サイキック・クリーチャー]]も完全に[[破壊]]できる。 -[[パワー]]6000で、[[《母なる大地》]]で相手の[[マナゾーン]]から[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を出して自爆させられたため、ボルバルザーク系[[デッキ]]への[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]にも使われた。 ***旧テキスト [#a93a0285] |呪縛の剣豪バロスト SR 闇文明 (8)| |クリーチャー:デーモン・コマンド 6000| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンから自分の墓地に置かれたとき、バトルゾーンにあるクリーチャーをすべて持ち主の墓地に置く。| 旧裁定では、「このクリーチャーがバトルゾーンから自分の墓地に置かれたとき」の能力は、[[封印]]として[[墓地]]に落ちても[[能力]]が発動するという裁定だった。その後、このテキストは「このクリーチャーが破壊された時」と同義とする[[エラッタ]]がなされ、[[封印]]として[[墓地]]に落ちても能力が使えなくなった。 旧裁定では、曖昧な[[テキスト]]のおかげで当初とは比べ物にならないほど緩い条件で[[能力]]を[[トリガー]]することができるようになったため、裁定によって大分救われた結果となっていた。 それでも[[封印]]として原則として[[コマンド]]を[[バトルゾーン]]に出したことよって[[封印]]を外しているということであり、[[【レッドゾーン】]]ではこれは自身の[[ビートダウン]]の阻害になりかねないため、同じような裁定の[[《闇侯爵ハウクス》]]よりは活躍していたとは言い難い状況。その後2019年10月2日の正式回答で上記のような扱いは不可能になった。 さらに、[[DMEX-08]]に再録された際に他のpigと同じ様に破壊されたときとテキストが修正された為、今後裁定が覆ろうとも以前の挙動を取ることができなくなった。 (他の『墓地に置かれたとき~』とテキストで表現しているクリーチャーも多々再録されている為、上記の裁定の是正処置といったところであろう) **その他 [#wb64cfcb] -[[公式レジェンド・ブック]]によると、[[《悪魔神バロム》]]が[[《覇王ブラックモナーク》]]に復活させられる前の封印状態とのこと。[[カードイラスト]]もやはり[[ittoku]]氏が担当した。 -[[ミスティ・レポート]]によると、このクリーチャーは悪魔神復活のための生贄にされた[[クリーチャー]]である。 最初の悪魔神である[[《悪魔神バロム》]]はバロストの無念と怨念によって形作られた存在だった。しかし、一度悪魔神の姿が「バロム」として認識されたことで信仰を集めると、[[邪霊神官>《邪霊神官バーロウ》]]たちは生贄を使って「バロム」を呼び出すことを可能とした。 --[[pig]]ですべてのクリーチャーを巻き込む所は[[《悪魔神バロム》]]を彷彿とさせるが、自身と同じ闇文明のクリーチャーまで巻き込むため、若干矛盾している。 --なお、ミスティ本人の認識としては「[[生贄は無くとも悪魔神は復活させられるように思う>《悪魔妖精ベラドンナ》]]」とのこと。レポート自体の信憑性にも[[若干怪しいところはある>《サファイア・ペンダット》]]が、わざわざ彼を犠牲にせずともバロムでない別の悪魔神が降臨できていた可能性がある。 --[[DM24-BD4]]にて、最愛の恋人である[[《魔令嬢バロメアレディ》]]がいることが判明。 また、その恋人が悪魔神復活の生贄にされることを知り、その身代わりとして自ら生贄になることを望んだことも明らかとなった。 --[[DMX-21]]版のバロムのフレーバーテキストによると、バロスト時代の記憶は自ら破壊してしまっており後に明かされた自身がバロストであった頃や[[諸悪の根源>《覇王ブラックモナーク》]]に利用され恋人を巻き込んだ怒りも忘れてしまっている模様。またデュエプレ版のこのカードのボイスでは逆にバロスト本人も自分が何者なのか覚えておらず記憶を求めているようで、バロストかバロムがどちらが「本当の彼」なのかバロスト(バロム)本人も分からないらしい。 --[[DMX-21]]版のバロムのフレーバーテキストによると、バロスト時代の記憶は自ら破壊してしまっており後に明かされた自身がバロストであった頃や[[諸悪の根源>《覇王ブラックモナーク》]]に利用され恋人を巻き込んだ怒りも忘れてしまっている模様。 またデュエプレのこのカードのボイスでは逆にバロスト本人も自分が何者なのか覚えておらず記憶を求めているようで、バロストかバロムがどちらが「本当の彼」なのかバロスト(バロム)本人も分からないらしい。 -イラストでは手に大きな釘がねじ込まれており、赤い板を背に乗せた姿もあって、磔台から逃れた様である。「バロスト」と言う名前と、復活して「悪魔神」になる設定から、モチーフはイエス・キリストだろう。 -呪縛の「剣豪」とあるが、[[イラスト]]からは剣の腕が立つように見えない。派生[[カード]]の[[《悪魔神バロム・ハンター》]]は大剣を構えているが、この[[カード]]の存在が活かされたのだろうか。 --[[DM24-BD4]]版[[《フェアリー・ミラクル》]]にて、剣を持っているバロストの姿が描かれた。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#la5b5a91] |呪縛の剣豪バロスト VR 闇文明 (6)| |クリーチャー:デーモン・コマンド 6000| |W・ブレイカー| |破壊された時、すべてのクリーチャーを破壊する。| [[DMPP-02]]でレアリティがベリーレアになって実装。 [[召喚]]の[[コスト]]が2下がったことで出しやすくなった。 コストを見るカードとの相性が変わった。例えば[[《スパイラル・スライダー》]]の適用範囲内に入ってしまったり、[[《ヒラメキ・プログラム》]]でコスト9ではなくコスト7を踏み倒すようになったなどがある。 -コスト7のクリーチャーを[[《光器アマテラス・セラフィナ》]]のみにしておけば、[[《ヒラメキ・プログラム》]]で《呪縛の剣豪バロスト》の[[pig]]を[[待機]]させつつ《セラフィナ》の[[cip]]で[[《崩壊と灼熱の牙》]]を唱えて大量[[シールド焼却]]&[[ハンデス]]できる。 **関連カード [#p4dd6d14] -[[《悪魔神バロム》]] -[[《魔令嬢バロメアレディ》]] -このクリーチャーが描かれているカード --[[《マッド・ギター》]] --[[《レッツ!鳥鍋パーティー》]] --[[《フェアリー・ミラクル》]]([[DM24-BD4]]) --[[《獅子王の遺跡》]](DM24-BD4) --[[《地龍神の魔陣》]](DM24-BD4) **[[フレーバーテキスト]] [#f8d8d181] -[[DM-09]]、[[DMPP-02]] '''死の千年後、[[バロム>《悪魔神バロム》]]が蘇る。''' -[[DMEX-08]] '''[[闇文明]]の復活の力は、必ず犠牲を強いる。かつて、[[バロム]]復活の礎にバロストがなったように。そして、[[古の革命ゼロ>《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]の力もまた、犠牲によって復活を求める力なのだ。''' **収録セット [#e6414b82] -illus.[[Ittoku]] --[[DM-09 「闘魂編 第4弾 覇道帝国の絆(インビンシブル・ブラッド)」>DM-09]](S3/S5) --[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](220/???) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#v395ab05] -CV:[[多田啓太]] -illus.[[Ittoku]] --[[DMPP-02 「伝説の再誕 -RETURN OF LEGENDS-」>DMPP-02]] **参考 [#zb2e47a2] -[[デーモン・コマンド]] -[[W・ブレイカー]] -[[pig]] -[[全体除去]] -[[リセット]] &tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト8,デーモン・コマンド,コマンド,パワー6000,W・ブレイカー,pig,除去,全体除去,確定除去,破壊,全体破壊,リセット,バロム,SR,スーパーレア,Ittoku,クリーチャー (デュエプレ),闇文明 (デュエプレ),黒単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト6 (デュエプレ),デーモン・コマンド (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),パワー6000 (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),pig (デュエプレ),除去 (デュエプレ),全体除去 (デュエプレ),確定除去 (デュエプレ),破壊 (デュエプレ),全体破壊 (デュエプレ),リセット (デュエプレ),VR (デュエプレ),ベリーレア (デュエプレ),Ittoku (デュエプレ));