#author("2024-09-09T23:29:12+09:00","","")
#author("2024-09-17T22:25:21+09:00","","")
*《&ruby(あいじゅ){哀樹};の&ruby(よる){夜}; シンベロム》 [#top] 

|哀樹の夜 シンベロム SR 自然文明 (10)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド/超化獣 12000|
|''T・ブレイカー''|
|自分のクリーチャーすべてに「マッハファイター」を与える。|
|''ハイパー化'':自分の他のクリーチャーを1体タップする。|
|BGCOLOR(#cde):|c
|''ハイパーモード'' 18000|
|''Q・ブレイカー''|
|このクリーチャーが攻撃するとき、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。|

[[DM24-RP1]]で登場した[[自然]]の[[デーモン・コマンド]]/[[超化獣]]。

通常時は味方すべてに[[マッハファイター]]を与える[[T・ブレイカー]]。
[[ハイパー化]]で[[Q・ブレイカー]]となり、[[攻撃時>アタックトリガー]]に味方を[[マナゾーン]]から[[踏み倒す>踏み倒し]]。
この際、[[踏み倒し]]た味方が大型クリーチャーであれば、自身の[[マッハファイター]]付与能力も併せて相手を叩き潰す事ができる。

問題はただ味方を1体踏み倒すだけなら[[《メガロ・カミキュロス》]]や[[《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》]]など、他に幾らでもあると言う所だろう。
[[踏み倒し]]先のクリーチャーに[[文明]]や[[コスト]]等の縛りは一切無いものの、それを活かすためだけに多様な[[踏み倒し]]先を用意するにはこのクリーチャー自体が重く、相手のクリーチャーがいなければ[[マッハファイター]]ごと踏み倒し能力は[[腐る]]。

[[《神羅ケンジ・キングダム》]]や[[《キング・マニフェスト》]]など元よりなんでも踏み倒せるが、ランダム要素が絡むデッキで使えばその濃度を高めるのに使えるか。
ただ[[ハイパー化]]を起動させる為に、わざわざ味方を用意しておかなくてはならないのはマイナス。[[《ミステリー・キューブ》]]辺りの[[呪文]]では不適格になる。

[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]から出したい[[クリーチャー]]を[[銀の弾丸]]的に散らせておいて、[[マナゾーン]]に埋めてしまってもこちらで釣り上げるという使い方もできる。

登場時の環境を見ると、各種[[コスト踏み倒しメタ]]は[[マッハファイター]]で踏み潰せば良いが、[[マッハファイター]]そのものを無力化する[[《ボン・キゴマイム》>《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]や[[《アルカディアス・モモキング》]]に引っかかるのが難点。当然[[コスト踏み倒しメタ]]を複数出されてもつらいので、コストに対して単体性能よりかは組み合わせを前提とした運用が求められる。

**他のカード・デッキとの相性 [#z954358e]
-[[【10軸ガチロボ】>【ガチャンコ ガチロボ】]]では、[[ハイパー化]]のコストを用意しつつ、[[マッハファイター]]付与により[[《ガチャンコ ガチロボ》]]の[[アタックトリガー]]を即座に使えるようにできるが、文句なしで相性が良いとは言い切れない。まず、[[ハイパー化]]は[[メインステップ]]で[[起動]]する能力のため、《ガチロボ》の[[アタックトリガー]]で捲れた場合、そのターンはハイパーモードを解放できない。さらにマッハファイターの付与しても、相手のクリーチャーの数に依存するため、《ガチロボ》と《シンベロム》の両方のアタックトリガーを使うことができないことも少なくないだろう。近年は[[マッハファイター]]メタの[[ジャストダイバー]]も存在しているため、なおさらである。

-全体[[マッハファイター]]付与としては[[《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》]]に次いで2例目(([[《百万面相 トカゲ丸》]]も類似の能力を持つ))なので、[[踏み倒し]]た味方で攻撃や[[バトル]]を条件にする能力をトリガーさせるという手もある。

-一応殴り先がない[[《超神龍バイラス・カースド》]]を[[ハイパー化]]で無理矢理[[寝かせ>タップ]]て確実に[[S・トリガー]]を封じることもできる。[[パワー12000以上]]の[[超化獣]]はこのクリーチャーくらいであり、[[【キャベッジ・セッションズ】]]などならこれ狙いで採用することもあるかもしれない。

**環境において [#gb5a49b1]
[[DM24-RP1]]期には、【青黒緑シンベロム】なる[[【青黒緑ジ・ウォッチ】>【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]([[《CRYMAX ジャオウガ》]]抜きで[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]基盤の重量級構築となる)で早速結果を出した。他にも[[【4色ディスペクター】>【4色ロマノグリラ天門】]]にも居場所を見つけている。若干重めの[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]でも入賞実績を残している。次第に[[《巨進の超人》]]を同時採用することで爆発力を増強した【青黒緑キーナリー】なる青黒緑基盤デッキも見られるようになった。

**その他 [#others]
-初の[[自然]][[単色]][[デーモン・コマンド]]。同時収録された[[《炎怒の夜 アゲブロム》]]とこのカードによって全ての[[文明]]に[[単色]]の[[デーモン・コマンド]]が揃った。
-名前の由来は配下が「森翠月」であることから「森(シン)」+「ベ」+「バロム」だと思われる。

**背景ストーリーでの活躍 [#related]
月から火文明を侵略しにやってきた「哀」のデーモン・コマンド。
疲弊した[[《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》]]を襲い、無数の蔦で動きを封じてしまう。
戦いの中で《バクテラス》は命を燃やし尽くす覚悟を決め、[[《終炎の竜皇 ボルシャック・ハイパードラゴン》]]となり蔦を全て燃やし尽くされてしまう。
だが、蔦で絡め取ったクリーチャーの心を読むことができるシンベロムは、彼がもう長くはないことを悟っており、「愚かな」と憐憫の情を向けて火文明を去ったのだった。
その後は自然文明へ向かい、[[《超炎怒 アゲブロム》]]の援護の為《ゴルファンタジスタ》の身体に根を張って雁字搦めにした。
この時シンベロムは《ゴルファンタジスタ》の心も読んでおり、「自分を復活させてくれた妖精達を悲しませない」という想いから拘束を振り払う《ゴルファンタジスタ》の姿を見て驚愕した。
不意打ちを食らった《アゲブロム》に加勢を要求されたシンベロムは、再度《ゴルファンタジスタ》の身体を根で覆うように張り巡らせる。
しかしシンベロムは《アゲブロム》とは元々反りが合わなかったこともあり、《ゴルファンタジスタ》にハイパーモードの力を伝え《アゲブロム》を撃退する。
その後《ゴルファンタジスタ》のハイパーモードを解除しなかったシンベロムは彼との共存を選ぶのだった。

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM24-RP1]]で登場した[[デーモン・コマンド]]/[[超化獣]]のサイクル。闇文明には存在しないが、他のカードと照らし合わせると[[《邪魂の王道 ジャシン帝》]]が該当すると思われる。
-[[《光喜の夜 エルボロム》]]
//-[[《獲銀月 ペトローバ》]]
-[[《楽識の夜 フミビロム》]]
-[[《邪魂の王道 ジャシン帝》]]
-[[《炎怒の夜 アゲブロム》]]
-''《哀樹の夜 シンベロム》''

**関連カード [#related]
-''Next''
--[[《超哀樹 シンベロム》]]

-[[《哀しみの夜 シンベロム・カタルシス》]]
-[[《哀樹 コシン》]]

-[[《超化秘伝モリノカナシミ》]]
-[[《哀樹神官 グリッファ》]]

-[[《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》]]
-[[《我臥牙 ヴェロキボアロス》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM24-RP1]]&br;'''''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[douzen]]
--[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]](SR9/SR10)(㊙7/㊙22)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[超化獣]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[マッハファイター]]
-[[付与]]
-[[ハイパー化]]
-[[Q・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[クリーチャー]]
-[[マナゾーン]]
-[[コスト踏み倒し]]

&tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト10,デーモン・コマンド,コマンド,超化獣,パワー12000,T・ブレイカー,マッハファイター付与,無条件全体マッハファイター付与,ハイパー化,パワー18000,Q・ブレイカー,アタックトリガー,コスト踏み倒し,夜の四天王,SR,スーパーレア,douzen,王道篇ブロック);