#author("2024-03-28T05:07:56+09:00","","")
#author("2024-07-21T15:53:50+09:00","","")
*《&ruby(じしん){地震};》 [#x5d71221]

|地震 R 火文明 (1)|
|呪文|
|自分のマナゾーンのカードを好きな枚数タップする。|
|こうしてタップした枚数を1000倍した数以下のパワーを持ち、「飛行」を持たないクリーチャーをすべて破壊する。|
|こうしてタップした枚数4枚ごとに、各プレイヤーは自身のシールドを1つブレイクする。|

[[DMEX-18]]で登場した[[火]]の[[呪文]]。

[[コスト]]自体は1と低いものの、唱えた際に好きな数[[マナ]]を[[タップ]]でき、その枚数に応じて効果が変動するトリッキーな[[呪文]]。破壊したい[[パワー]]ラインに合わせて使用できるため、融通が効く[[除去]]としてなかなか優秀。ただし、純粋な除去として運用する場合は4枚ごとに互いの[[シールド]]を[[ブレイク]]してしまうのが難点。

[[ブレイク]]なので当然[[暴発]]が可能。ただし、自分のシールドは自分で選んでブレイクできるが、相手のシールドは[[《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》]]とは違い相手自身に選択権がある。

//[[【ドギラゴン閃】]]系列にとっては[[《ゼンメツー・スクラッパー》]]の代わりに使える[[《異端流し オニカマス》]]対策としての利用価値があると言える。ただし自軍の[[ウィニー]]も巻き込むため、ウィニーでの攻撃で使用条件を満たすことが主流の運用法になる[[《龍装者 バルチュリス》]]とは[[アンチシナジー>シナジー]]。

[[S・トリガー]]ではないため[[手打ち]]しかできないが[[《ゼンメツー・スクラッパー》]]として使う運用もある。
特に[[アンタッチャブル]]の[[《異端流し オニカマス》]]対策として有効だが、[[EXライフ]]登場以降はそもそも着地すら許さない[[コスト踏み倒しメタ]]や[[《我我我ガイアール・ブランド》]]を返せる[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]が好まれており、《オニカマス》の使用率が低迷していることは気がかり。

何らかの事情で味方のクリーチャーを破壊したい場合、[[《クリムゾン・ビクトリー》>《紅に染まりし者「王牙」/クリムゾン・ビクトリー》]]よりマナレシオが高い。

''唱えるコストを支払うためにタップしたマナゾーンのカードはカウントしない。''唱えた後で改めてマナゾーンのカードを好きな枚数タップし、その枚数を参照する。この時、[[マナ数]]が0の[[5色レインボー]]カードや[[禁断コア]]をタップしても枚数にカウントされる。
-[[コスト踏み倒し]]時にも(X)を定義できる。そのため[[《フューチャー・スクラッパー》]]とは違い[[コスト踏み倒し]]して唱えても無意味にはならない。とはいえマナゾーンのリソースは別途必要なので旨みは薄い。
-唱えた後、マナゾーンのカードを1枚もタップしなかった場合、パワー0以下のクリーチャーを破壊することになる。((「タップした''枚数''」というゲームの情報を参照するため、カードの特性を参照する際に参照するカードが存在しなかった場合とは異なり「何もしない」のではなく「パワー0以下のクリーチャーを破壊する」処理になる。))
--実質[[バニラ]]呪文として運用可能なため、[[種族]]と[[バニラ]]サポートを受けられないこと以外は[[《偉大なる無駄》]][[《偉大なる感謝》]]の[[上位互換]]であるといえる。

-[[飛行]]持ちのクリーチャーは[[除去]]することが出来ない。[[飛行]]持ちの数が少ないため弱点とは言えないが、[[《極楽鳥》]]を除去できない事は留意すべきかもしれない。
--むしろ、呪文自体のコストをバトルゾーンの自分の《極楽鳥》で支払った場合、[[火力]]に巻き込まれないシナジーはある。

-[[シールド]]を[[ブレイク]]する処理について登場当初「[[ターン・プレイヤー]]から順に[[ブレイク]]する」裁定が出ていたが、[[DM22-EX2]]での[[《「黒幕」》]]の再録に伴い裁定変更され、「両[[プレイヤー]]のシールドを同時に[[ブレイク]]する」処理になった。処理の詳細は[[《「黒幕」》]]の項を参照。

-元ネタは[[Magic:The Gathering]]のソーサリー、[[《地震/Earthquake》>http://mtgwiki.com/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87/Earthquake]]。[[デュエル・マスターズ]]がMtGを扱っていた時代に[[切札 勝舞]]が使用した。
-元ネタは[[Magic:The Gathering]]のソーサリー、[[《地震/Earthquake》>http://m.mtgwiki.com/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87/Earthquake]]。[[デュエル・マスターズ]]がMtGを扱っていた時代に[[切札 勝舞]]が使用した。
--元のカードは「クリーチャーとプレイヤーに追加で支払ったコスト分のダメージを与える」カードであったため、[[シールド]]を[[ブレイク]]する効果が付けられている。
4マナにつき1枚なのは、あちらの初期ライフが20点なのに対しこちらの[[シールド]]が5枚なのに合わせて、ダメージ効率を4分の1にしたものと思われる。

-アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では第39話で[[ボルツ]]が[[炎龍神ヴォルジャアク>《炎龍神ヴォルジャアク》]]戦で使用。
元々は[[ヒミコ]]が落としたカードであり、ヴォルジャアク曰く「忘れ去られた古代の呪文」だという。

**関連カード [#u3cdaa9c]
-[[《サウザンド・スピア》]]
-[[《ミリオン・スピア》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#f4133763]
-[[DMEX-18]]
'''僕らはまるで井戸に投げ込まれたたくさんの小石のように、叫びながら地割れの深みに落ちていった。'''
-[[DM22-RP2]]
'''[[暴竜爵]]の降臨は、大地をも震わせる。'''

**収録セット [#qe4d8740]
-illus.[[Adrian Smith]]
--[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」>DMEX-18]](27/75)
-illus.[[Sansyu]]
--[[DM22-RP2 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」>DM22-RP2]](T9/T20)(TF9/TF20)


**参考 [#yb915a9a]
-[[呪文]]
-[[マナ]]
-[[タップ]]
-[[火力]]
-[[飛行]]
-[[破壊]]
-[[ブレイク]]

----
[[公式Q&A]]
-1つ目の能力について

>Q.''《地震》''をコストを支払わず唱える際、マナゾーンのカードをタップできますか?
A.はい、タップできます。呪文の効果でマナゾーンのカードをタップするので、コストを支払わずに唱える際にもタップできます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40878]](2022.02.18)

-3つ目の能力について

>Q.''《地震》''の「各プレイヤーは自身のシールドを1つブレイクする」の効果は、どちらのプレイヤーからシールドをブレイクしますか?
A.各プレイヤーは、すべてのシールドを同時にブレイクします。「S・トリガー」や「S・バック」など、宣言が必要な能力を使用する場合、まずターン・プレイヤーが宣言を行い、次に非ターン・プレイヤーが宣言を行います。すべてのプレイヤーの宣言が終わったら、ターン・プレイヤー、非ターン・プレイヤーの順番で宣言した能力の解決を行います。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42631]](2023.2.17)

//旧裁定(リンク先は削除済)
//>Q.''《地震》''の「各プレイヤーは自身のシールドを1つブレイクする」の効果は、どちらのプレイヤーからシールドをブレイクしますか?
//A.ターン・プレイヤーから、自身のシールドをブレイクします。この効果でブレイクしたシールドが「S・トリガー」だった場合、非ターン・プレイヤーのシールドをブレイクする前に使用します。
//#region2((総合ルール 101.4)){{
//:101.4. 効果の処理は S・トリガーを優先し、常にターン・プレイヤー側の効果から行う|複数の効果が同時に存在する場合、常に S・トリガーの効果を優先して処理します。また、ターン・プレイヤーと非ターン・プレイヤーの効果が同時に存在する場合、ターン・プレイヤーの効果を先に処理します。ひとつの効果の処理が完全に終わった後でそのほかの効果処理に移ります。
//::101.4a |複数の効果が同時に発生した場合、まず S・トリガーの効果をターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。その後、残る効果のうちターン・プレイヤーから自分のカードの持つ効果を好きな順番で解決します。ひとつの効果処理中に他の効果が発生してもそれは一度待機状態となり、現在解決中の効果の処理を優先して行います。その後残っている効果を同様に好きな順番で処理していきます。ターン・プレイヤーの効果処理が全て終わった後に、非ターン・プレイヤーの効果を処理します。
//::101.4b |S・バックと G・ストライクは、サバキZは、S・トリガーと同様のタイミングで処理します。これらも、複数の効果が同時に発生した場合、ターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。
//::101.4c |非ターン・プレイヤーの効果を処理する過程で、ターン・プレイヤー側の効果が発生した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理します。
//::101.4d |効果の処理中に置換効果以外の他の効果を割り込ませることはできません。ただし、その効果の指示で他の呪文などの効果を使うとされている場合、処理の一環として解決します。
//::101.4e |能力や呪文の効果によって発生したバトルは、そのバトルの終わりまで能力や呪文の効果の一部とする。
//::101.4f |バトルする時に誘発する能力は、能力や呪文の効果で発生したバトルに置いても即座に効果を発揮する。}}
//[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40877]](2022.02.18)

&tag(呪文,火文明,赤単,単色,コスト1,追加コスト,火力,全体火力,飛行サポート,除去,全体除去,破壊,全体破壊,効果ブレイク,《地震》,終音「ん」,R,レア,Adrian Smith,Sansyu,超獣リメイク,MTG);