#author("2023-08-06T19:16:25+09:00","","")
#author("2024-05-26T20:41:39+09:00","","")
*《&ruby(てんよく){天翼}; クリティブ-&ruby(ワン){1};》 [#u114f22c]

|天翼 クリティブ-1 UC 光文明 (2)|
|クリーチャー:ジャスティス・ウイング/ディスタス 2500|
|相手が、自身のマナゾーンのカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを出した時、相手はそのクリーチャーを山札の下に置く。|
|''ササゲール1''(ディスペクターを召喚する時、コストを1少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)|

[[DMRP-19]]で登場した[[光]]の[[ジャスティス・ウイング]]/[[ディスタス]]。

[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]から呪文側を抜き去りパワー+500と[[ササゲール]]を得た、あるいは[[《制御の翼 オリオティス》]]のパワーはそのままに[[ブロッカー]]を失ってプレイヤーを攻撃可能になった[[ササゲール]]持ち。

そのメタ性能は、[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]を見れば明らかなように強力無比。[[B・A・D]]や[[《ドラゴンズ・サイン》]]などの早出し手段を無力化できる。
[[【レッドゾーン】]]における[[《撃速 ザ・グナム》]]や、[[レクスターズ]]デッキにおける[[《凶鬼77号 ビムナム》]]のように、ササゲールで[[ディスペクター]]を出すまで相手を牽制する為のデザインだろう。

カード単体として見ると、やはり[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]がライバルになる。特に呪文面[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]の存在は大きく、あちらの方が汎用性は高いだろう。

しかし、[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]と合わせて5枚以上[[デッキ]]に採用する運用なら話は別。[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]は呪文側を使う機会も多く、踏み倒しメタの役割を《クリティブ-1》に任せて、呪文はあちらでケアという使い分けを行うこともできる。
パワーが500高いおかげで[[《ブルンランブル》]]や[[《霊峰 メテオザ-1》]]などに倒されずに[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]や[[《我我我ガイアール・ブランド》]]をメタることができている。

強いて言うならば、[[ササゲール]]による自壊と、場に残しておきたいシステムクリーチャーとしての性能が若干アンチシナジー。
とはいえ[[ササゲール]]を度外視してもデッキに採用できる場合があるというのは[[《霊峰 メテオザ-1》]]や[[《月砂 フロッガ-1》]]が既に証明している。
付け加えれば、この手のメタクリーチャーが除去されずに居座り続けているということは、転じてお互いにマナを増やしているということであり、それはこのクリーチャーのメタ性能も落ちていると言い換えることができる。後半になって効力の薄れたメタクリーチャーをおまけでコスト軽減に転用できると見れば、悪いものでは無いだろう。

[[十王篇]]・[[王来篇]]には[[《制御の翼 オリオティス》]]や[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]が収録されていないため、[[ブロック構築]]であればそれらのかわりに採用できる。

**環境において [#c9c00631]
登場当初の[[オリジナル]][[環境]]では[[【赤白鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#g0ce32e4]]で《奇石 ミクセル》と8枚体制にされていたが、[[DMRP-20]]期辺りになると[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]に[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]を4枚全て押しのける形で投入されるようになった。

[[【赤白ドギラゴン閃】]]でも同様5枚目以降の《奇石 ミクセル》としての運用がされていた。

[[DMPCD-01]]・[[DMPCD-02]]期に[[【赤白我我我ブランド】]]が[[オリジナル]]で流行すると、そのパーツとして存在感を示すようにもなった。この頃になると[[【赤単我我我ブランド】>【我我我ブランド】]]のウィニーに大方当たり負けしないパワー2500という《奇石 ミクセル》に対する優位点が光るようになった。

時々[[地雷]]として結果を残す[[【白単速攻】]]系統でも通常のコスト踏み倒しメタの増量として使われる。
**その他 [#x7b7d004]
-時間稼ぎの[[コスト踏み倒しメタ]]は打点になれるほうが都合が良く、[[【赤白速攻】]]などでの採用においてはプレイヤーを攻撃できない[[《制御の翼 オリオティス》]]はあまり比較対象にはならない。

-このクリーチャーの登場により、[[ジャスティス・ウイング]]の多種族冠詞が「天翼」だと判明した。

-元になった[[クリーチャー]]は[[DMR-16真]]版[[《トロワ・チャージャー》]]の[[イラスト]]と[[フレーバーテキスト]]にのみ登場した《創造の翼 クリティブ》。カードとしては存在していない[[クリーチャー]]が[[ディスタス]]化するのは初となる。
[[フレーバーテキスト]]ではディスタス化する前の《創造の翼 クリティブ》が[[DMR-16真]]版[[《トロワ・チャージャー》]]と同様のイカ自慢をしている。
このカードのイラストには[[イカ>《超過の守護者イカ・イカガ》]]の姿はないため、ディスタス化した際に取り上げられてしまったのだろう。
--《トロワ・チャージャー》が[[コスト踏み倒し]]なのに対し《クリティブ-1》は[[コスト踏み倒しメタ]]であり、能力はしっかり「ディスペクト」されている。

-[[フレーバーテキスト]]では「[[今年のイカ>《奇石 イカガ》]]」自慢をしているが、そのイカは[[レクスターズ]]である。結果として《創造の翼 クリティブ》は[[ディスタス]]へと改造され、「[[今年のイカ>《奇石 イカガ》]]」と敵対することになった。

**[[サイクル]] [#r93919ac]
[[DMRP-19]]で登場した[[アンコモン]][[ディスタス]][[サイクル]]。全て[[フレーバーテキストにのみ登場していたクリーチャー>フレーバーテキストが初出のカード]]が元ネタになっている。[[自然]]には存在しない([[《賢樹 エルフィ-1》]]がそれにあたるか?)
--''《天翼 クリティブ-1》''
--[[《電脳 メディクリ-1》]]
--[[《傀魂 カット-1》]]
--[[《月砂 フロッガ-1》]]

**関連カード [#v715cc9f]
-[[《トロワ・チャージャー》]]

-[[《超過の守護者イカ・イカガ》]]
-[[《奇石 イカガ》]]

-[[《制御の翼 オリオティス》]]
-[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#v97d0893]
-[[DMRP-19]]&br;'''[[禁断だの奇跡だの>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]よくわかんねぇけど、そんなことより、[[今年のイカ>《奇石 イカガ》]]の出来を見てくれよ! ここ20年で一番だぜ!! ― 創造の翼 クリティブ'''

**収録セット [#w634b7db]
-illus.[[shosuke]]
--[[DMRP-19「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](31/95)

**参考 [#a940973d]
-[[ジャスティス・ウイング]]
-[[ディスタス]]
-[[マナゾーン]]
-[[コスト]]
-[[山札の下]]
-[[山札送り]]
-[[コスト踏み倒しメタ]]
-[[ササゲール]]

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[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について

>Q.自分のマナゾーンにカードが7枚で、自分の[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]](''《天翼 クリティブ-1》''を指定)と相手の''《天翼 クリティブ-1》''がバトルゾーンにいる状況です。この[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]が攻撃する時に[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]の「革命チェンジ」の宣言をし、入れ替えました。この[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]はどうなりますか?
A.その[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]は「出た時」の能力を使った後、''《天翼 クリティブ-1》''の効果で山札の一番下に置かれます。''《天翼 クリティブ-1》''の能力は無視されていましたが、[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]が出た時点で[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]は離れているため、能力がトリガーします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40250]](2021.9.24)

>Q.相手のマナゾーンにカードが7枚ある状況です。自分の''《天翼 クリティブ-1》''が相手を攻撃し、相手は手札から[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]2体の「革命0トリガー」の使用を宣言しました。1体目の効果を解決したところ、山札の上から[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]が出て、その上に[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を重ねました。この時、2体目の[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の「革命0トリガー」と''《天翼 クリティブ-1》''の1つ目の能力、[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]の「出た時」の能力は、どの順番で解決しますか?
A.まず、''《天翼 クリティブ-1》''の効果から解決します。1体目の[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]と[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]を山札の一番下に置いてから、2体目の[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]か[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]の効果を解決します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40249]](2021.9.24)

&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト2,ジャスティス・ウイング,ディスタス,パワー2500,パワーの最後の三桁が「500」,コスト踏み倒しメタ,cip付与 (相手),除去,単体除去,山札送り,単体山札送り,ササゲール,ササゲール1,終音「ん」,UC,アンコモン,shosuke);