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#author("2024-10-30T15:00:01+09:00","","")
#author("2024-11-19T16:36:27+09:00","","")
*《&ruby(かんぜんふめい){完全不明};》 [#top]
|完全不明 SR 水文明 (11)|
|クリーチャー:??? 16000|
|T・ブレイカー|
|相手のターン中、相手がマナゾーンにカードを置いた時またはカードを使った時、相手はターンの残りをとばす。|
|相手のクリーチャーが攻撃する時、その攻撃の後、相手はターンの残りをとばす。|
[[DMR-19]]で登場した[[???]]。
相手がアクションを起こすことで[[ターンの残りをとばす]][[クリーチャー]]。
具体的な[[ターン]]をとばす誘発タイミングは
-相手が[[マナゾーン]]に[[カード]]を置いた時
-相手が「[[カード]]を[[使う>使う#use_card]]」を誘発させる行動をした時
-相手の[[クリーチャー]]が[[攻撃]]した時、[[遅延誘発>遅延誘発型能力]]として
の3つ。実質[[ターン]]のはじめの[[ドロー]]を除き、[[ターン]]中にできるアクションがほぼ1枚または攻撃1回だけになる為、相手の行動を大きく縛ることになる。
ただ強力な[[ロック]][[能力]]を持つ反面、[[コスト]]11と非常に重く[[除去]][[耐性]]を一切持たないので、[[除去]]されてしまうと1回[[ターン]]を飛ばすだけで終わりになってしまう。
互い[[マナ]]が貯まった終盤になるにつれ[[効果]]は薄くなっていくので、[[墓地肥やし]]からの[[《魔龍バベルギヌス》]]など早期の[[コスト踏み倒し]]を狙いたい。
ターンの残りを飛ばすという珍しいロックだが、実は、相手のアクションを1つに制限する点で[[オールハンデス]]に価値が近い。比較したとき、こちらのメリットは、場にこのクリーチャーが残る限り、継続的なアクション制限を与えられること、相手に手札補充や墓地利用で状況を打開させないこと。一方、デメリットとしては、前述のように除去に弱く、相手には手札の数だけの選択肢が残っていることである。[[【ビッグマナ】]]や[[【ミステリー・キューブ】]]での召喚を狙うときは、相手の対抗策を想定しつつ、オールハンデス持ちとより効果の高いほうを選ぼう。
なお、《完全不明》でターンを強制終了させるのは[[解決]]が来てからとなるため、非[[ターン・プレイヤー]]に解決を回さない[[チェイン・コンボ]]には複数のカードを利用されてしまう。この部分は[[オールハンデス]]に劣る。
この[[クリーチャー]]を出した後に[[《神々の逆流》]]などで相手の[[マナ]]を空っぽにしておけばしばらくの間相手は[[マナチャージ]]しか行えなくなるので多くの時間を稼ぐことができる。
[[手札]][[退化]]との相性は一概に良いとは言い切れない。退化デッキは基本的に退化に特化しており、[[コントロール]]力があまり高くない退化[[デッキ]]で踏み倒しても、「出したら出しっ放し」で終わってしまうことも少なくない。
最悪の場合、このクリーチャーを出したは良いが、相手の盤面に何一つ触れることができず、そのまま残ったクリーチャーで殴り切られるケースも考え得る。
この[[クリーチャー]]は[[除去]]や[[ランデス]]などで相手の動きが止まるように仕向けてこそその真価を発揮するのである。
[[【青黒緑シャコガイル】]]とも相性が良い。[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]で複数体[[《水上第九院 シャコガイル》]]を並べるついでにこれを立てると、ターンを渡すことによるスキを軽減できる。
のちに[[DMRP-06]]で登場した[[《龍装者 ジスタジオ》]]とは相性がいい。何もすることもなく除去されていたこのクリーチャーがバトル以外で離れなくなる。バトルで破壊しようにもこのクリーチャーのパワーは''16000''もある為、並のクリーチャーではほぼ破壊されなくなる。また、向こうの弱点であるクリーチャーを無視して[[シールド]]をブレイクされる場合はこちらのターンを強制終了させる効果が生きてくる。
11マナと重いが、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]で[[コスト軽減]]できる。特に[[コスト踏み倒し]]の制限はないので[[【ミステリー・キューブ】]]のような[[デッキ]]で採用するのも手だろう。
**ルール [#rule]
-相手のターン中にトリガーする能力であるため、[[ターン・プレイヤー]]優先により相手が[[マナチャージ]]やカードを使って誘発した能力があればそれらがすべて終わったあとでターンを飛ばす。相手クリーチャーの[[cip]]などが残っているのに次のターンを始めてしまわないよう注意。
--[[《“魔神轟怒”万軍投》]]で複数体出した[[GRクリーチャー]]の[[cip]]や、[[スペース・チャージ]]などが[[トリガー]]した場合それらを[[解決]]してから[[ターンの残りをとばす]]。
-あくまでもカードを使った時にターンの残りをとばすのであって、カードを出すこと自体はそれに当てはまらない。[[クリーチャー]]であれば[[召喚]]、[[フィールド]]であれば[[展開]]した時にターンの残りはとばすが、召喚や展開を介さない[[コスト踏み倒し]]で出た場合はとばない。
--[[クリーチャー]]が[[攻撃]]して[[コスト踏み倒し]]する[[侵略]]や[[革命チェンジ]]は許してしまうが、結局は[[攻撃]]の後で[[ターン]]が飛ぶことになるが。
-[[クロスギア]]の[[ジェネレート]]は[[カード]]を[[使った>プレイ]]ことになるが、[[クロス]]は使ったことにはならない。[[クロス]]は[[起動型能力]]であり、言うなれば、[[タップ能力]]や一部[[メテオバーン]]を[[起動]]するのと性質は似通っている。
--このように[[起動型能力]]を[[起動]]するだけであれば、[[ターン]]を飛ばす必要はない。「カードを使う」が何を指し示すのか、きちんと把握しておこう。
-相手の[[クリーチャー]]の[[攻撃]]中にこの[[クリーチャー]]が[[除去]]されても、[[アタックトリガー]]のタイミングで既に[[トリガー]]されているため、その[[攻撃]]の後に[[ターン]]が飛ぶ。[[遅延誘発型能力]]参照。
-この[[クリーチャー]]がいる限り相手の[[ターン]]のほとんどを飛ばしてしまうため、[[ターンエンド]]のタイミングがほぼ来ることがない。つまり、[[《轟速 ザ・ゼット》]]や[[ターンエンド]]時の[[覚醒]]及び[[龍解]]、[[ニンジャ・ストライク]]など、[[ターンエンド]]時に[[能力]]が[[トリガー]]するタイプの[[カード]]の[[効果]]がほとんど機能しなくなる。
**環境において [#environment]
[[革命編]]で登場するが、[[マナコスト]]の重さから素早く展開する手段が乏しく長らく環境での活躍の機会はなかった。だが、[[王来篇]]期になると[[【4色ディスペクター】]](特に[[【4色ロマノグリラ天門】]])などのマナが伸びるデッキに少数採用されるようになった。[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]は[[マナブースト]]しつつ[[マナ召喚]]できるようになるので相性がよく、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]などサポート札が増え、出しやすさが向上した事も大きい。
[[王来MAX]]では[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]が流行し、[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]対策でこちらも採用されるケースがあった。こちらの場合は[[タマシード]]という[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]に対する抜け道も効かない。一方コストの軽さ、盤面に触れられない点、[[コスト踏み倒し]]を止められない点ではあちらに劣るため、一長一短。
ただ、[[アビス・レボリューション]]に入ると1コストの差と除去の有無の違いに泣く形で[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]に枠を譲るケースが増え、使われるのは無制限[[コスト踏み倒し]]機構があり、尚且つファッティを一定割合以上採用する必要のある[[【神羅ケンジ・キングダム】]]ぐらいなものとなった。
[[王道篇]]時点では[[【青緑キャベッジ・セッションズ】>【キャベッジ・セッションズ】]]が主な居場所。もっとも[[スペック]]そのものより、[[《キャベッジ・セッションズ》>《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》]]存在下で[[《古代楽園モアイランド》]]への踏み台になる点が大きく、採用されても1枚積みが精々。
**その他 [#others]
-[[ターン]]をとばす[[能力]]を持つ[[カード]]は[[《終末の時計 ザ・クロック》]]と[[《破滅の時計 ザ・ストップ》]]に続き3枚目。&br;[[アウトレイジMAX]]以外だと初めての[[カード]]となる。
-イラストには[[???]]特有のコックピットに乗った人型らしき[[クリーチャー]]が見えるが、どうも[[とあるキャラクター>邪藩 牛次郎]]に似ている気がするのは決して気のせいではないはず。
-アニメ『デュエル・マスターズVSR』では、本編最後のデュエルとなる50話にて[[邪藩 牛次郎]]が使用。
[[《ホーガン・ブラスター》]]によって呼び出され、人質を取られてまともに攻撃できなかった勝太の動きをさらに封じた。
事実上、『VSR』のラスボスとしての登場と言える。
//-[[DMR-20]]では遂にその正体が明かされる。正体は[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]であり、[[種族]]は[[ジ・アンサー]]。その圧倒的な科学力での世界征服を企んでいた。
//--また[[《正体不明》]]と同一個体であることも明かされた。
//ソース不明
**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#plays]
|完全不明 SR 水文明 (11)|
|クリーチャー:??? 16000|
|T・ブレイカー|
|相手のターン中、相手がマナゾーンにカードを置いた時またはカードを使った時、相手はターンの残りをとばす。|
|相手のクリーチャーが攻撃する時、その攻撃の後、相手はターンの残りをとばす。|
[[DMPP-26]]で実装。
主な活躍の場は[[All Division]]の[[【アカシック・サード】>【アカシック・サード】 (デュエプレ)]]。相手が積極的にクリーチャーを出さざるを得ないデッキタイプであるならば、最速3ターン目に[[《電磁無頼アカシック・サード》]]がこのクリーチャーと入れ替わって相手に理不尽な行動制限をかける。
[[【エンペラー・キリエ】>《エンペラー・キリエ》]]でも稀に使われる。出す手段は[[《ν・龍覇 メタルアベンジャー R》]]と[[《サイバー・W・スパイラル》]]のジャンプアップが選ばれることが多い。
[[【ボアロコントロール】>【ボアロコントロール】 (デュエプレ)]]対面で相手に[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]と[[《天真妖精オチャッピィ》]]を揃えられて絶体絶命の場面でも、これで1ターン貰えば大抵返しのターンに[[打点]]が足りる。[[《革命の水瓶》]]とのシナジーで準[[フルクリーチャー]]になる【キリエ】デッキでは[[カード指定除去]]を搭載する余地がないがゆえの苦肉の策である。
[[DMPX-01]]で[[《ミラクルとミステリーの扉》]]が登場すると、そちらで踏み倒せる[[フィニッシャー]]としての需要を得た。【5色ミラミス】では特にこれ+[[《神聖貴 ニューゲイズ》]]+[[《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》]]の耐久性能が凄まじく、毎ターン《ダルク・アン・シエル》で[[チャンプブロック]]と再呼び出しを繰り返すだけで勝ってしまうこともある。「[[デスザロストカップ>ランクマッチ]]」[[New Division]]最終89位構築では2枚採用。
-相手がこのクリーチャーを出していると、各動作の前に「ターンの残りが飛びますがよろしいですか?」というメッセージウィンドウが表示される。
-1ターン目から出すことが出来てしまうためか[[スタートチャージ10]]では使用禁止に指定された。
**関連カード [#related]
//--''PREV''
-[[《正体不明》]]
//--''NEXT''
//-[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]
-[[《No Data》]]
-[[《カンゼン邪器 <不明.鬼>》]]
-[[《頂災混成 セーゼン・ザ・フメイト》]]
-[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]
**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMR-19]]、[[DMPP-26]]&br;'''[[侵略者]]のウイルスを作り「侵略の日」にばら撒いたのは、地下都市の[[謎の研究者集団>???]]であった。'''
-[[DMEX-09]]&br;'''「[[instant Wave>Instant Wave]]」は純粋に誰もが楽しむためのネットワーク。そこにはかつての[[水文明]]のような陰謀など存在しないのだ!!'''
-[[プライズ]]&br;'''舞台は整った――アクア'''
**収録セット [#pack]
***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[boyaking]]
--[[DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」>DMR-19]](S4/S9)
--[[DMEX-09 「Wチームドッキングパック チーム切札&チームウェイブ」 >DMEX-09]](S1/S4)
***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
-illus.[[boyaking]]
--[[DMPP-26 「天魔命導 -MIRACLE REVOLUTION-」>DMPP-26]]
-CV:[[大塚剛央]]
-llust.[[nuisuke]]/[[otumami]]
--[[プライズ]]
**参考 [#reference]
-[[???]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[マナチャージ]]
-[[プレイ]]
-[[攻撃]]
-[[被アタックトリガー]]
-[[攻撃の後]]
-[[ターンの残りをとばす]]
----
[[公式Q&A]]
-2つ目の能力について
--[[使う]]、[[ターンの残りをとばす]]も参照のこと
>Q.''《完全不明》''のテキストに「カードを使った時」とありますが、カードを使ったときとはどういうときですか?
A.「クリーチャーを召喚する」、「呪文を唱える」、「クロスギアをジェネレートする」、「城を要塞化する」という行為を行った時です。「S・トリガー」や「G・ゼロ」、あるいはその他の能力によって召喚や、唱えることを行っている場合はカードを使ったことになります。「侵略」など召喚せずにバトルゾーンに出すことや、バトルゾーンに出た時の効果などその他の能力を使うことはカードを使ったことになりません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33462]](過去のよくある質問より)
>Q.''《完全不明》''の「相手のターン中、相手がマナゾーンにカードを置いた時またはカードを使った時」の能力は、相手が「キリフダッシュ」や「フシギバース」を使った時にも発動しますか?
A.はい、発動します。能力によってクリーチャーを召喚したり、呪文を唱えたりした場合も、カードを使ったことになります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33462]](2020.4.17)
>Q.自分の[[《最終龍覇 グレンモルト》]]と相手の''《完全不明》''がバトルゾーンにいる状況で、自分のターンのはじめにドラグハートをバトルゾーンに出した場合、自分のターンの残りはとばしますか?
A.いいえ、とばしません。効果によってドラグハートをバトルゾーンに出しても、カードを使ったことにはなりません。
#region2(([[総合ルール]] [[601.1>総合ルール本文#rule601_1]])){{
:601.1. |カードを使うとは、クリーチャーを召喚する、呪文を唱える、クロスギアをジェネレートする、城でシールドを要塞化する、フィールドを展開する、オーラを使うことで、そのカードをゲームに影響を及ぼすようにすることです。
::601.1a |プレイヤーは、使用する条件の変更も含め、カードを使うことを宣言します。マナコストを増減させる効果がある場合は、この時点で適用する効果を決定します。使用条件を変更する効果や、マナコストを増減させる効果によって、その使うカード自身がゾーンを移動する必要がある場合、その効果は使用できません。また、効果の適用に必要な処理を実行できない場合や、別の効果を先に適用することによって効果の適用に必要な処理を実行できなくなる場合も、その効果は使用できません。&br;例 : 《"逆悪襲"ブランド》のG・G・Gを適用したい場合、カードの使用を宣言した時点で、《"逆悪襲"ブランド》も含めた手札の枚数が1枚以下である必要があります。&br;例2: 自分のクリーチャーがいない状況でフシギバースを適用することはできません。
::601.1b |使うことを宣言した時点でカードは保留状態になります。カードの使用を禁止されている場合、宣言そのものができません。また、代替コストを支払えない場合も、宣言することはできません。
::601.1c |マナゾーンにあるカードを使う場合、保留状態になっているその使うカードをタップしてマナコストと文明を支払えます。
::601.1d |コストを支払う場合は、まず文明を支払います。
::601.1e |プレイヤーはマナコストを増減させる効果を適用し、そのカードのマナコストを決定します。
::601.1f |プレイヤーはマナコストを支払います。カードを使うことに際して行うべき処理があればその処理を実行します。
::601.1g |マナコストを支払ったら、そのカードは即座に使われます。
::601.1h |プレイヤーはカードが何かを選ぶように指示してあるときに、何を選ぶかを指定します。能力が同時に複数のものを選ぶように指示がある場合、同じものを複数回選ぶことはできません。能力が「~ごとに」選ぶように指示がある場合、もしくは同じ能力が複数回効果を発揮する場合は同じものを複数回選ぶことができます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40155]](2021.9.24)
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