#author("2023-10-30T05:23:22+09:00","","")
#author("2024-10-22T02:19:13+09:00","","")
*《&ruby(ふうま){封魔};ダンリモス》 [#b73392ec]

|封魔ダンリモス R 水文明 (4)|
|クリーチャー:グランド・デビル 3000|
|自分のグランド・デビルがシールドをブレイクする時、シールドをブレイクするかわりにカード名をひとつ選んで言う。その後、相手のシールドを1枚選んで見る。それが選んだカード名と同じカードであれば、持ち主の墓地に置く。それ以外のカードであれば、持ち主の手札に加える。|

[[DM-19]]で登場した[[水]]の[[グランド・デビル]]。
自分の[[グランド・デビル]]が[[ブレイク]]した相手[[シールド]]の[[カード名]]を当てられれば[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]などに見られる[[シールド焼却]][[能力]]が働く面白い[[カード]]。

[[《リキッド・スコープ》]]や[[《アイズ・カノープス》]]などの[[シールド確認]][[カード]]で[[シールド]]を覗いて確実に当てたいところ。
[[シールド]]の中身が分からない場合は相手の公開情報から[[デッキタイプ]]を臆測し、勘で環境内で採用率の高い[[S・トリガー]]を宣言しておくのが無難か。
見事的中すれば対戦相手に与える心理的ダメージはかなり大きく、仮に宣言が外れてしまっても、最低限[[手札]]に加わった[[カード]]を[[ピーピング]]することができる。

少々癖はあるが、数を並べて攻める[[グランド・デビル]]とは相性の良い能力である。
[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]とは違い、ヒットすれば[[クリーチャー]]や[[D2フィールド]]の[[S・トリガー]]も封じられる事が魅力。種族デッキのフィニッシャー候補として数えられるだろう。

**ルール [#vc351930]
-[[シールド焼却]]に失敗するとその時点でシールドは手札に加えられるため、このクリーチャーを複数体並べて何度もシールドの内容を宣言するといった事は出来ない。
--これは[[《ジギー“TND”ボルト/雷雲ドワン》]]の[[種族]]に[[グランド・デビル]]を追加した上で、このクリーチャーの能力を付加させても同様。結局、シールド焼却は片方の効果しか使えない。

-[[W・ブレイカー]]などの[[効果]]で複数枚[[シールド]]を[[ブレイク]]する場合、シールド1枚につきカード名を1つ指名する。

-この能力は[[ブレイク]]を「[[カード名を一つ選んで言う>カード名を選ぶ]]」に置き換える[[置換効果]]([[ブレイク置換効果]])である。
--[[バトルゾーン]]に相手の[[《魔聖デス・アルカディア》]]などがいても、[[ターン・プレイヤー]]の「[[ブレイク]]する時」の[[能力]]解決まではそれに干渉できないため、そちらの[[能力]]は不発に終わる。
いざカード名の宣言が終わっても、結果的に[[ブレイク]]されるはずだったシールドがなくなっているため、結局使えない。
--この[[能力]]は[[カード名]]が当たっても間違っても、どちらでも[[ブレイク]]ではないため、[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]等の[[城]]の身代わり[[能力]]は使えない。また、[[《聖天使グライス・メジキューラ》]]などといった[[ブレイク]]を[[置換効果]]で無効化する[[効果]]も適用できない。(事務局確認済み)

-[[カード名]]の宣言が間違っていた場合は[[手札]]に加えるので、相手は普通に[[S・トリガー]]や[[S・バック]]を使用することができる。
--一時期はS・トリガーは使えないという裁定だったが、裁定変更により、[[《マーシャル・クイーン》]]同様、『[[S・トリガー]]を使うことはできない。』と表記されていないため[[S・トリガー]]は使用可能になった。今後は[[シールド確認]][[カード]]などとの[[コンボ]]を狙うのが主流になるだろう。というより、それが本来の使い方なのだが。
むしろテキスト表記がほぼ同一だったことで、《ダンリモス》が本来の意匠通りに機能するために、結果的に[[《マーシャル・クイーン》]]や[[《マーシャル・クロウラー》]]が大幅に強化されることになった、ともいえる。

**不明確な裁定 [#qa2b3552]
-古く、再録もされていないカードのため、「[[シールド]]」を指定しているのに「1枚」となっており、さらに「それが同じカードであれば」と複数枚で構成されたシールドが想定されていないテキストになっている。
[[城]]や[[シールド・プラス]]がなかった時代のカードなので無理もないが、後述するような複数のカードで構成されたシールドの扱いが読み取り辛くなってしまっている。

-[[シールド・プラス]][[能力]]で枚数が増えている[[シールド]]を[[ブレイク]]する場合、その中に一枚でも宣言した[[カード]]があれば、その[[シールド]]を構成する[[カード]]すべてを[[墓地]]に置くことが出来る。
--この為[[裁きの紋章]]や[[裁きの紋章Z]]、[[ギャラクシーGO]]に対して強力なメタ性能を発揮する。表向きになったシールドは名前が分かる為、確実に墓地におけるようになるからである。
//vaultに公式回答なし。事務局確認済みか要確認

**その他 [#k19b9564]
-[[《ノクターン・ドラグーン》]]の[[フレーバーテキスト]]にある「蟹のハサミを持つ男」とはこの[[クリーチャー]]のこと。
自身も[[フレーバーテキスト]]内で[[《ノクターン・ドラグーン》]]と共演しており、[[能力]]面でも[[シナジー]]を形成している。

**関連カード [#qe4dea08]
-[[《ノクターン・ドラグーン》]]

-[[《ジギー“TND”ボルト/雷雲ドワン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#f0a059ae]
-[[DM-19]]&br;'''「[[ノクターン>《ノクターン・ドラグーン》]]、[[このネタ>情報アドバンテージ]]貸しとくぜ!」――封魔ダンリモス'''

**収録セット [#yaef872f]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Syuichi Obata]]
--[[DM-19 「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」>DM-19]]

**参考 [#f2c5f278]
-[[グランド・デビル]]
-[[シールド]]
-[[ブレイク]]
-[[置換効果]]
-[[カード名]]
-[[カード名を選ぶ]]
-[[シールド確認]]
-[[シールド焼却]]
-[[ピーピング]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト4,グランド・デビル,パワー3000,グランド・デビルサポート,ブレイクする時,カード名,シールド焼却,R,レア,Syuichi Obata);
&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト4,グランド・デビル,パワー3000,グランド・デビルサポート,ブレイクする時,置換効果,ブレイク置換効果,カード名,シールド確認,シールド焼却,R,レア,Syuichi Obata);