#author("2024-03-25T20:13:17+09:00","","")
#author("2024-03-26T06:07:57+09:00","","")
*《&ruby(あくげきほうごう){悪撃縫合}; ドルゲペイン》 [#f4f7f0ab]

|悪撃縫合 ドルゲペイン SR 水/闇/自然文明 (6)|
|クリーチャー:ディスペクター/デーモン・コマンド/ジャイアント 5000+|
|''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|''マッハファイター''|
|''パワード・ブレイカー''|
|自分のクリーチャーが攻撃する時、カードを2枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。|
|自分の墓地のカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。|

[[DMRP-18]]で登場した[[水]]/[[闇]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[デーモン・コマンド]]/[[ジャイアント]]。

自分のクリーチャーが[[攻撃]]するたびに[[手札交換]]で[[手札]]と[[墓地]]を増やしつつ自身の[[パワー]]を強化できる[[パワード・ブレイカー]]。
元々のパワーは低めなので、実際にバトルが発生するまでに墓地を貯めておきたい。

[[手札交換]]は自身だけの[[アタックトリガー]]ではなく、自分の[[クリーチャー]]の[[攻撃]]全体に反応する疑似[[付与]]である。
攻撃可能なクリーチャーの数だけ合計1枚の[[手札補充]]と1枚の[[墓地肥やし]]を行え、自身も[[マッハファイター]]なので攻撃の的さえあれば即誘発できる。[[任意]]効果なので[[ライブラリアウト]]の心配もない。

[[《連結秘伝アンビバレンツリンク》]]といった[[アタック・チャンス]]呪文を踏み倒すのも効果的だろう。
ただし[[使用宣言]]をすべて済ませてから[[アタックトリガー]]などの[[解決]]が始まるため、[[手札交換]]で引いてきた呪文はその攻撃中に唱えることはできない。

優秀な[[種族]]を3つ併せ持ち、様々な[[デッキ]]に投入が検討できる。
中量級[[ディスペクター]]なので[[ササゲール]]で早期着地がしやすい。軽減のための破壊もパンプアップに生かせる。

[[ジャイアント]]を持つため[[【不死樹ドルゲーザ】]]において、[[除去]]しつつ[[墓地]]を肥やす[[カード]]として役割を持つことができる。対抗馬は[[《マテン龍樹》]]や[[《ダクライ龍樹》]]か。
こちらは[[コスト]]が軽く[[マナ基盤]]になり、[[墓地肥やし]]の方式が[[手札交換]]なのが利点。また[[EXライフ]]故の場持ちの良さにより[[フシギバース]]の種に最適。さらに[[EXライフ]][[シールド]]が残っていれば[[フシギバース]]を使った後も場に残るというメリットもある。

また、[[水]]/[[闇]]/[[自然]]の[[コマンド]]持ち[[マッハファイター]]であるため[[【青黒緑デッドダムド】]]における、[[侵略]]・盤面処理の潤滑油として期待が持たれる。
[[EXライフ]]により[[シールド]]追加しつつ、[[マッハファイター]]ですぐ[[侵略]]ができ、攻撃と防御を一手で行うことができる。
[[《神徒 メイプル-1》]]は自然な形でこちらへ4→5と繋がるなど、[[【青黒緑デッドダムド】]]の[[汎用性]]を下げない[[ササゲール]]持ちとして優秀であるため、そちらとも好相性。是非とも同時採用したいところである。
他にも[[コマンド]]を活かすならば[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]との組み合わせも強力で、[[封印]]による[[墓地肥やし]]と[[パワーアタッカー]][[付与]]で[[墓地]]0枚の状況から[[パワー]]を9222まで上げたり、[[スレイヤー]]付与で[[EXライフ]][[シールド]]を犠牲に一方的に大型を討ち取ったりできる。


[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]による[[呪文]][[コスト踏み倒し]]を無用な[[ブレイク]]を挟まずに[[トリガー]]できるため、[[【チェンジザドンジャングル】]]とも好相性。[[《原初の決闘者 アダム》]]でのコスト踏み倒し範囲内なのも良い。[[GR召喚]]採用型など横並びする型なら、総攻撃のついでに[[手札交換]]能力で[[ニンジャ・ストライク]]を回収することも期待でき、[[ワンショット]]失敗時の保険も行える。

後に相性の良い呪文として[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]を獲得。そちらの登場時点でタイムラグなしに動ける[[アタック・チャンス]]元という唯一性を手に入れることになった。

**ルール [#lb89b9ea]
-[[進化]]するなどの方法で[[EXライフ]]の除去耐性を消してしまえば、発生源を狙われた際の[[EXライフ]]による[[シールド焼却]]もなくなるため、単純に[[cip]]で[[シールド追加]]したのと同じ働きとなる。
--また、[[侵略]]と[[革命チェンジ]]を同時に宣言し、[[侵略]]→[[革命チェンジ]]の順番で行うことで、[[EXライフ]][[シールド]]を[[ダイレクトアタック]]から守る用に残しつつ《ドルゲペイン》を使い回すことができる。[[コマンド]]から[[革命チェンジ]]できる[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]か[[《Kの反逆 キル・ザ・ボロフ》]]を使うなら必ず知っておきたい。
--[[EXライフ]][[シールド]]が残っている状態で直接[[革命チェンジ]]しようとしたら、[[クリーチャー]]が正常に移動しないため入れ替えることができない。

-[[パンプアップ]]は「[[カード]]」指定かつ攻撃中以外でも適用される。[[《無敵悪魔カースペイン》]]とは違い[[呪文]]を唱えるだけでそれを糧に強化され、[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]のように相手の[[殴り返し]]時には[[パワー]]が低い状態を晒すということもない。

**環境において [#lda1a6cb]
[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]獲得後は極稀にそちらとのセットで[[青黒緑]][[リソース]]基盤のデッキに採用される場合がある。

**その他 [#o9b72b1b]
[[《剛''撃''戦攻''ドルゲ''ーザ》>《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]と[[《無敵''悪''魔カース''ペイン''》>《無敵悪魔カースペイン》]]の『縫合』[[ディスペクター]]。
#region2(合成元との関係){{
-両者とも多脚生物状の下半身を持つクリーチャーであるが、その下半身をそれぞれ半分に割り、そのまま太い糸で接合している。
--ほとんど密着した状態からそれぞれの上半身が生えている形であり、《カースペイン》が《ドルゲーザ》を押しのけて敵に向かって殴りかかっているように見える。そのためか、《ドルゲーザ》の表情がかなり歪んでいる。押しのけられて苛立っているようにも、今の立場を訝しみ悩んでいるようにも見える、何とも味のある表情である。(([[Deadman]]は「なんか楽しそう」と[[語っている>https://twitter.com/Y_Deadman/status/1396286009600483333]]))
--[[フレーバーテキスト]]に使われている言葉は[[DM-24]]版《カースペイン》と[[DMPP-04]]シークレット版《ドルゲーザ》のそれらを彷彿とさせる。
---[[フレーバーテキスト]]の「『絆の対極』に位置」というワードを素直に読めば半身同士仲が悪いようにも思えるし、「怒りと恨みと呪いを『仲間に』撒き散らす」というワードを深読みすれば少なくとも半身同士は仲が良い(自分自身を仲間とは言わない)とも考えられるので、楽しそうに見えるのも別に矛盾しているわけではない。
-[[ディスペクター]]にありがちなことだが、《ドルゲーザ》の[[種族]]から[[アースイーター]]が削除されてしまっている。
--[[アースイーター]]がない《ドルゲーザ》の関連カードには他に[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]がいる。
}}
[[DMRP-18]]の[[スーパーレア]][[ディスペクター]]では唯一[[背景ストーリー>王来篇背景ストーリー]]で[[レクスターズ]]と交戦していない。

-アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では[[ヒミコ]]の最初の切り札として第7話の[[キャップ]]戦で使用する形で初登場。声優は[[福西勝也]]氏。
[[マッハファイター]]で[[《つぶやきブルーバード》]]を、[[アタック・チャンス]]によって唱えた[[《接続秘伝ドミニオンスパイク》]]による[[バトル]]で[[《オニカマス <シャッフ.Star>》]]を破壊した。その後、[[《カラフル・ダンス》]]などの[[墓地肥やし]]により[[パンプアップ]]され、[[キャップ]]の[[シールド]]を4枚[[ブレイク]]した。
ヒミコ共々最後のデュエマになった第19話の[[ボルツ]]戦でも使用し、まずは[[マッハファイター]]で[[《大爆龍 ダイナボルト》]]を破壊し、返しのボルツのターンで[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]に[[EXライフ]][[シールド]]を[[ブレイク]]されるも、次のターンで[[《魔素縫合 アモデゴラス》]]とのコンボでマナを増やした(自身曰く「ドSコンボ」とのこと)が、最終的に返しのボルツのターンで[[《“罰星怒”ブランド》]]の[[シンカパワー]]で完全に破壊されたが、その際には上半身同士が抱き合ってビビリ合うという敵対種族とは思えないコミカルな一面を見せた。
[[スペシャルドロー>今引き]]で引き当てて召喚し、まずは[[マッハファイター]]で[[《つぶやきブルーバード》]]を破壊し、[[アタック・チャンス]]によって唱えた[[《接続秘伝ドミニオンスパイク》]]による[[バトル]]で[[《オニカマス <シャッフ.Star>》]]を破壊した。
その後、[[《カラフル・ダンス》]]などの[[墓地肥やし]]により[[パンプアップ]]され、[[キャップ]]の[[シールド]]を4枚[[ブレイク]]した。
持ち主共々最後のデュエマになった第19話の[[ボルツ]]戦でも使用し、まずは[[マッハファイター]]で[[《大爆龍 ダイナボルト》]]を破壊し、返しのボルツのターンで[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]に[[EXライフ]][[シールド]]を[[ブレイク]]されるも、次のターンで[[《魔素縫合 アモデゴラス》]]とのコンボでマナを増やした(自身曰く「ドSコンボ」とのこと)が、最終的に返しのボルツのターンで[[《“罰星怒”ブランド》]]の[[シンカパワー]]で完全に破壊されたが、その際には上半身同士が抱き合ってビビリ合うという敵対種族とは思えないコミカルな一面を見せた。

-漫画『キング』でも第16話で[[ヒミコ]]が使用したが、特に見せ場は無くカードの表記も無かった。

**関連カード [#te32abad]
-[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]
-[[《無敵悪魔カースペイン》]]

-[[《エマージェンシー・タイフーン》]]
-[[《爆死男》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#z0e51c6d]
-[[DMRP-18]]&br;'''怒りと恨みと呪いを仲間に撒き散らす、[[絆>シンパシー]]の対極に位置する存在。'''

**収録セット [#wa5dbc52]
-illus.[[Takaaki Sato]]
--[[DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」>DMRP-18]](S10/S11)

**参考 [#z173032d]
-[[青黒緑]]
-[[クリーチャー]]
-[[ディスペクター]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[ジャイアント]]
-[[EXライフ]]
-[[マッハファイター]]
-[[パワード・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[付与]]
-[[手札交換]]
-[[パンプアップ]]

&tag(クリーチャー,水文明,闇文明,自然文明,青黒緑,3色,多色,コスト6,ディスペクター,縫合,デーモン・コマンド,コマンド,ジャイアント,パワー5000+,パワー5000,EXライフ,マッハファイター,パワード・ブレイカー,アタックトリガー付与,手札交換,1枚につき,自己パンプアップ,パンプアップ+1000,終音「ん」,SR,スーパーレア,Takaaki Sato);