#author("2024-07-01T16:18:49+09:00","","")
#author("2024-07-13T16:30:37+09:00","","")
*《&ruby(あくませいれい){悪魔聖霊};フンボルト》 [#c741ccf2]

|悪魔聖霊フンボルト SR 光/闇文明 (6)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 6500|
|バトルゾーンに相手の、名前が同じクリーチャーが2体以上あれば、自分のシールドゾーンにあるこのクリーチャーに「S・トリガー」を与える。|
|ブロッカー|
|スレイヤー|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。それと同じ名前を持つ相手のクリーチャーをすべて表向きにして、新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに置く。|

[[DMEX-06]]で登場した[[光]]/[[闇]]の[[エンジェル・コマンド]]/[[デーモン・コマンド]]。

相手の同名[[クリーチャー]]が複数体あれば[[S・トリガー]]を得、[[cip]]で1種類の[[カード名]]が同じ[[クリーチャー]]すべてを[[表向き]]にして[[シールド送り]]にする[[スレイヤーブロッカー]]の[[W・ブレイカー]]。

[[《天使と悪魔の墳墓》]]とは異なり、最低でも1体は除去できる上、[[シールド送り]]のため[[pig]]を誘発させないというのはあちらにはない強み。
[[サーチ]]や[[ドロー]]が豊富で同じ[[カード名]]の[[クリーチャー]]が並びやすい[[【ジョーカーズ】]]系統には刺さりやすい。
ただ、自分が選ぶということもあり、[[アンタッチャブル]]持ちには利かないこともある。

単なる単体[[除去]]として使うなら1コスト上にロック能力も持つ[[《A.Q.C》]]があるため、文明に[[闇]]を持ち[[種族]]に[[コマンド]]を持つこと、スレイヤー持ちであることで差別化する必要があるだろう。[[《A.Q.C》]]、[[《煌龍 サッヴァーク》]]、[[《聖闘の精霊龍 セイント・カイザー》>《聖闘の精霊龍 セイント・カイザー/ライブラ・シールド》]]とは1コスト軽いのが何よりの違い。

一方で[[ブロッカー]]に[[スレイヤー]]と、大型を確実に仕留めるようにはなっているものの、パワーが標準ラインにあるため、火力除去に弱い。
また、[[S・トリガー]]化に関しては相手に依存している所があり、あくまで[[シールド送り]]にする[[除去]]持ちとして見るのが最適だろう。

[[光]]/[[闇]]の[[コマンド]]なので登場時の環境では[[【白黒緑ドルマゲドン】]]と相性が良く、さらに[[光]]の[[ブロッカー]]なので[[【ヘブンズ・ゲート】]]、なおかつコスト7以下であり[[《零王の円卓》]]での[[コスト踏み倒し]]範囲内なので[[【ロマネスクリアニメイト】]]にも向いている。

ただ、これだけ運用性の高いクリーチャーであっても実際に環境で使われるかどうかというのはまた別の話。というのも、S・トリガーが付与される条件と除去のフルスペックを発揮する条件が厳しいのが難点である。
[[GR召喚]]を積極的に行うデッキであればカード名が被ることは十分あり得るが、ウィニーが主体であるGRクリーチャー1種類のみをわざわざ6コストのカードで除去してもあまり効果はないだろう。

登場時の環境における[[【チェンジザドンジャングル】]]でよく見られる[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]を2体並べる動きに強い。

変わったところでは[[《禁呪と聖句の決断》]]や[[《百鬼の邪王門》]]で出せることを前提に[[【オボロティガウォック】]]に採用される場合もある。最終的に[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]で増えた相手の[[シールド]]を粗方[[S・トリガー]]封じしながら吹っ飛ばせるので、シールド送りがデメリットとして目立ちづらい。

[[【ターボドルバロム】]]におけるカウンターで用意することができる[[進化元]]としても有用。そちらのデッキは[[青黒緑]]で組まれるが、[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]の[[光]]も[[タッチ]]されるので素出しにも困りにくい。

[[王道篇]]では[[【白赤カウンター】]]や[[【白単カウンター】>【白赤カウンター】]]が流行したが、[[《アンヤク夜叉》]]の[[手札誘発]]起動用に採用される場合があった。当然[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]は[[4枚積み]]した上で数合わせ的に投入される。

-[[カード名]]の「フンボ」、[[種族]]や[[文明]]、[[イラスト]]、(条件付きではあるものの) [[S・トリガー]]であること、および「[[同じ名前>カード名]]」を参照する[[除去]]は[[《天使と悪魔の墳墓》]]をオマージュしていると思われる。

-[[エンジェル・コマンド]]と[[デーモン・コマンド]]を含む[[多種族]][[クリーチャー]]の新規収録はかなり久々。
《フンボルト》が収録されたのは2019年度発売の[[DMEX-06]]であるが、非[[プロモ>プロモーション・カード]]に限れば[[《破戒のインガ シャンツァイ》]] ([[DMR-11]]/2013年度発売) 以来。[[プロモーション・カード]]を含めれば[[《天罪堕将 アルカクラウン》]] ([[DMBD-01]]/2017年度発売) 以来。
なお《シャンツァイ》と《アルカクラウン》は[[エンジェル・コマンド]]や[[デーモン・コマンド]]以外にも[[種族]]を持つが、この2種族しか持たない[[多種族]][[クリーチャー]]に限れば[[《時空の霊魔シュヴァル》]]/[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]] ([[DM-38]]/2010年度発売) 以来である。

-フンボルト(Humboldt)はドイツ語圏における典型的な姓名の一つ。

**関連カード [#e377a0c1]
-[[《天使と悪魔の墳墓》]]

**収録セット [#tf27bc6c]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[96suke]]
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」>DMEX-06]](13/98)

**参考 [#i7917225]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[S・トリガー]]
-[[ブロッカー]]
-[[スレイヤー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[シールド送り]]
-[[表向き]]

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[[公式Q&A]]

>Q.自分のシールドが2枚ブレイクされ、その中に''《悪魔聖霊フンボルト》''がありました。&br;バトルゾーンには同じ名前の相手のクリーチャーが2体います。&br;もう片方が呪文のS・トリガーでそれによって相手のクリーチャーのうち1体を破壊した場合、''《悪魔聖霊フンボルト》''のS・トリガー能力は使えますか?
A.はい、使えます。&br;S・トリガーは手札に入る際に条件を満たしていれば能力を発動します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32026]](2019.6.28)

>Q.バトルゾーンに相手の[[《「正義星帝」 <ダンテ.Star>》]]と[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]と[[《「正義星帝」》]]がいる状況で、自分は''《悪魔聖霊フンボルト》''を出しました。&br;その「出た時」の能力で[[《「正義星帝」》]]を選んだ場合、相手の3体のクリーチャーを表向きにシールド化できますか?
A.はい、すべて表向きにシールド化します。名前が完全に一致していなくても、名前の中に別のクリーチャーの名前と完全に同じ文字列が含まれている場合、「同じ名前を持つクリーチャー」として扱います。&br;なお、''《悪魔聖霊フンボルト》''の能力で[[《「正義星帝」 <ダンテ.Star>》]]か[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]を選んだ場合、これらのクリーチャーと同じ名前を持つクリーチャーは[[《「正義星帝」》]]のみですので、[[《「正義星帝」》]]と選んだクリーチャーの2体のみをシールド化します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40633]](2021.12.17)

&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,白黒,2色,多色,コスト6,エンジェル・コマンド,コマンド,デーモン・コマンド,パワー6500,パワーの最後の三桁が「500」,カード名,2体以上,自己S・トリガー付与,ブロッカー,スレイヤー,W・ブレイカー,cip,除去,全体除去,表向きシールド送り,シールド送り,全体シールド送り,SR,スーパーレア,96suke);