#author("2025-08-05T05:47:19+09:00","","")
#author("2025-08-21T17:18:05+09:00","","")
*《&ruby(あいぎんが){愛銀河};マーズ・シンギュラリティ》 [#top]

|愛銀河マーズ・シンギュラリティ SR 火文明 (5)|
|進化クリーチャー:ファイアー・バード/フェニックス 13000|
|自分のマナゾーンにあるカードとエレメントが、合計5つ以上、種族にファイアー・バードまたはフェニックスを持っていれば、このクリーチャーを[火(3)]支払って召喚してよい。|
|''デッキ進化GV'':このクリーチャーを、自分の山札の上から3枚の上に置きつつ出す。(山札のカードは裏向きのまま下に重ねて出す)|
|''T・ブレイカー''|
|自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|
|''メテオバーン'':このクリーチャーが攻撃する時、これの下にあるカードを1枚相手に見ないで選ばせ、墓地に置いてもよい。それが火のクリーチャーなら、墓地から出す。|

[[DM25-EX1]]で登場した[[火]]の[[デッキ進化GV]]の[[ファイアー・バード]]/[[フェニックス]]。

[[バトルゾーン]]と[[マナゾーン]]にある[[ファイアー・バード]]と[[フェニックス]]の合計が5つ以上ならこの[[クリーチャー]]のコストは[[[火]](3)]になる。
自軍全体に[[スピードアタッカー]]を[[付与]]するほか、[[アタックトリガー]]で[[進化元]]のうちの1枚を相手にランダムに選ばせ、それを[[墓地]]を経由して出すことができる。

出しやすさと出したあとの出力には目を見張るものがあるが、[[メテオバーン]]の出目は[[非クリーチャー]]や[[火]]ではない[[クリーチャー]]がハズレになってしまう。したがって準[[赤単]]・準[[フルクリーチャー]]でないとムラがあるのがネック。

一方、自軍[[スピードアタッカー]]化の置物としては、コスト5のかなり軽い部類かつ自前が即時3打点になるおまけ付き。
メテオバーンが当たったらラッキーとして、強化版[[《ボルコフ・紫苑》]]と考えるのも悪くないか。
[[ファイアー・バード]]なので[[《爆竜 NEX》]]など色々なカードでコスト踏み倒しが狙える。

**ルール [#rule]
***[[代替コスト]] [#rule1]
-[[代替コスト]]は読みづらいが、「数える対象は自分の[[ファイアー・バード]]と[[フェニックス]]の個数(1枚が[[ファイアー・バード]]/[[フェニックス]]複合でも1つと数える)」「見る場所は『マナゾーン』と『(バトルゾーンにある)エレメント』で、その合計」である。([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/46960/]])
--相手のマナゾーンや相手のエレメント、バトルゾーンにある下の[[構成カード]]状態の当該種族は対象外。「[[ジョーカーズレベル]]」と名付けられた効果の挙動に近い。

***[[メクレイド]]での召喚 [#rule2]
クリーチャーを召喚するという行為は、バトルゾーンに出す(か[[着地置換効果]]でかわりにバトルゾーン以外のゾーンに置く)、までが一区切りである。

山札の上から3枚を見ていて、その中の1枚から《愛銀河マーズ・シンギュラリティ》を[[デッキ進化GV]]で召喚するには、見ている他の2枚を除外した山札から進化元を確保する。

それが終わってから、[[メクレイド]]の残りを山札の下に返却する。

***選ばせ、墓地に置いてもよい [#rule3]
-[[メテオバーン]]の[[任意]]は、次の考え方。選ばせた場合は必ず墓地送りして当たっていたらリアニメイトする。
--「あなたは次の能力を使ってもよい。▶これの下にあるカードを1枚相手に見ないで選ばせる。そうしたら、それを墓地に置き、そうしたカードが火のクリーチャーなら、墓地から出す。」

***[[見ないで選ぶ]] [#rule4]
「[[見ないで選ぶ]]」の定義は次の通り。要するに「無作為(=ランダム)に選ぶ」をしなさいということ。
《マーズ・シンギュラリティ》の下が1枚の場合は特に気にする必要はないが、2枚以上ある場合かつ表向きのカードが含まれていた場合には要注意。

:4.7 見ないで選ぶ|
見ないで選ぶとは、あるゾーンにあるカードを、それぞれの区別ができない状態にし、その中から指定枚数のカードを選ぶことである。見ないでカードを選ぶ際、そのゾーンにあるカードの一部が表向きになっているなどして物理的に区別できる場合、プレイヤーはそのカードが他のカードと区別できない状態で、カードを選ぶ必要がある。
>Q.バトルゾーンに自分の[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]が存在する状況で、自分が[[《ゴースト・タッチ》]]を唱えた場合、手札を見ながら選び捨てさせますか?
A.いいえ、見ないで選ぶ事になります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38652/]](2020.7.17)
>Q.自分の手札が1枚だけの状況で、相手は[[《陰謀と計略の手》]]を唱えて自分の「メガ・ラスト・バースト」を持つクリーチャーを手札に戻しました。&br;手札に戻した後、手札を捨てる処理はどうやって行いますか?&br;参照:[[《踊戯音愛 パステル / ♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》>《踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》]][[《冥土人形ヴァミリア・バレル》]][[《同期の妖精 / ド浮きの動悸》>《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]
//『引用』なので、公式サイトが用いている記号は、このWikiとはそぐわなくてもそのまま転載してます。
A.手札に戻した「メガ・ラスト・バースト」を持つクリーチャーが同一のカードであることを示すためにも、手札に戻した「メガ・ラスト・バースト」を持つクリーチャーは効果の処理が終わるまで表向きにする必要があります。&br;例えば[[≪踊戯音愛 パステル≫>《踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》]]の「メガ・ラスト・バースト」がトリガーしている場合、[[≪踊戯音愛 パステル≫>《踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》]]は手札で表向きにしたまま、相手は[[≪踊戯音愛 パステル≫>《踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》]]を含めた自分の手札をランダムに1枚選び、捨てます。この際、表向きになっていた[[≪踊戯音愛 パステル≫>《踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》]]が捨てられてしまった場合は[[≪踊戯音愛 パステル≫>《踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》]]の「メガ・ラスト・バースト」は使えません。&br;(競技イベント運営ルール 4.7)
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43767/]](2023.9.8)

-[[《ガチャレンジ ガチャロボ》]]にも該当し、このクリーチャーの場合は[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]や[[《運命の決闘》]]などを併用しない限り下のカードはすべて裏向きかつ3枚までなので管理は楽だが、総合ルール403.4.のせいで「''[[見ないで選ぶ]]ことを行う場合でも、進化元のカードの順番は変更されてはならない''」のが厳密な処理なので注意。とはいえ、すべて裏向きのカードかつ、直前の[[デッキ進化GV]]が[[山札操作]]なしの完全無作為状態だとすれば、シャッフルしてもプレイヤー間で損得が発生する温床になったと証明できないので順序違いの連続行動の理念で許容されうるだろう。

-上記は[[競技イベント運営ルール]]による指示だが、公式Q&Aではその記載に準拠しない裁定が公開されている。そうして作為的にカードを選ぶことが許される理由は全く説明できないため、''「[[見ないで選ぶ]]」の理念を忘れていて個別に裁定を出した可能性がある''。
>Q.相手の''《愛銀河マーズ・シンギュラリティ》''の下に、裏向きのカード1枚と、[[《運命の決闘》]]の効果で置かれた表向きの[[《超愛銀河クエーサー・ラブエクスパンジョン》]]1枚の、合計2枚が置かれている状況です。&br;相手はこの''《愛銀河マーズ・シンギュラリティ》''の攻撃時に「メテオバーン」を使ったのですが、自分が進化元のカードを選ぶ際、どうやって選べばいいですか?&br;類似例:[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]
A.&color(red){%%%''2枚のうち、好きな方を自分が選び、相手は選ばれた方のカードを墓地に置きます。''%%%};
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/46942/]](2025.7.18)
<
--もしもこちらの裁定が新しい日付というだけで正となるなら、前述の[[メガ・ラスト・バースト]]に[[《冥土人形ヴァミリア・バレル》]]の[[cip]]をしたら好きなカードを選び捨てさせる変更が加えられたと解釈されるだろう。そのような意図を含んでいないと解釈するなら、公式Q&Aではなく非公式のこのWikiの裁定をフロアルールとして採用したい。
//--もしもこちらの裁定が新しい日付というだけで正となるなら、前述の[[メガ・ラスト・バースト]]に[[《冥土人形ヴァミリア・バレル》]]の[[cip]]をしたら好きなカードを選び捨てさせる変更が加えられたと解釈されるだろう。そのような意図を含んでいないと解釈するなら、公式Q&Aではなく非公式のこのWikiの裁定をフロアルールとして採用したい。

***それが火のクリーチャーなら [#rule5]
-カードを墓地に置いて、それの持つ特性を参照する場合、墓地に置いた後のカードの特性を参照する。([[参照元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40674/]])
--バトルゾーンでは[[《革命類侵略目 パラスキング》]]によって火を持った裏向きのカードだったとしても、墓地で[[火]]のカードではなくなっていたら、踏み倒されない。
--逆に[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]なら墓地にある限り火文明のカードなので、コスト踏み倒しできる。

**コンボ [#synergy]
-[[《ゼノバース・ラピア》>《ゼノバース・ラピア/「みんないつものトコで待ってるって!」》]]の効果で、それ単独を進化元にすれば確実に踏み倒しが成功する[[デザイナーズコンボ]]になっている。

-《マーズ・シンギュラリティ》の進化元が0枚の状態で、このクリーチャーの攻撃時に[[侵略]]すると、相手は確実にこのカードを選ぶ羽目となるため、連続攻撃が可能になる。なお、進化元が1枚以上で[[侵略]]したら、相手に選ばせるカードの束が表向きと裏向きが混ざった状態になるため、上述のルールを守る必要がある。

-[[【白黒赤ファイアー・バード】]]では[[《ハッター・ルピア》]]の「ファイアー・バード・[[メクレイド]]5」や[[《アリスの突撃インタビュー》]]などで踏み倒せる。《マーズ・シンギュラリティ》の攻撃時、先に[[メテオバーン]]を消費してから[[《凰翔竜機マーチ・ルピア》]]と[[革命チェンジ]]すれば残った裏向きの2枚が手札補充になる。
--一方、呼び出し元の《アリスの突撃インタビュー》そのものや、光単や闇単バード、つまり[[《ポッピ・冠・ラッキー》]]などがメテオバーンの外れになってしまう点に注意。

-《マーズ・シンギュラリティ》が生き残っていると、踏み倒す後続は[[スピードアタッカー]]状態のため、[[アタックトリガー]]や[[cip]]で打点を増やす火のクリーチャーを連鎖させることで[[ワンショット]]ができる。無論、《マーズ・シンギュラリティ》からランダムに飛び出した《マーズ・シンギュラリティ》もその当たりとして機能する。

-相手の[[《クイーン&かぼちゃうちゃう》]]がいる時に[[《ハッター・ルピア》]]でこのクリーチャーを出そうとすると[[構成カード]]ごとマナ送りされる。[[ビートダウン]]とはまた別の方向で[[アドバンテージ]]を稼げるので覚えておきたい。
--カード指定の[[《とこしえの超人》]]の場合は表出している《マーズ・シンギュラリティ》のみがマナ送りされ、[[進化元]]のカードは山札にとどまる。

**その他 [#others]
-[[《暗黒神星アポロデス・フェニックス》]]に続いて2枚目となる[[デッキ進化GV]]。

-愛への憧れと[[イデア・フェニックス]]の不死の力とが結びついて生まれた[[《超愛銀河クエーサー・ラブエクスパンジョン》]]が(([[DM25-EX1]]版[[《ザ・ユニバース・ゲート》]]より))、超獣世界から飛び出した先で生み出した数多くの[[フェニックス]]の1体(([[DM25-EX1]]版[[《魂の呼び声》]]より))。《クエーサー・ラブエクスパンジョン》同様、愛のイデアから生まれている(([[DM25-EX1]]版[[《パッピ・ラッピー》]]より))。
具体的には《クエーサー・ラブエクスパンジョン》が運命に翻弄される愛の特異点たる存在: [[ニイカ]]と出会ったことで生まれた、未だ何が待ち受けているか不明な[[運命>《運命の決闘》]]のフェニックスである(([[DM25-EX1]]版[[《ギガントウサギロボ・フューチャーX》]]より))。

-「シンギュラリティ(singularity/特異点)」とは基準や一般的な法則に当てはまらない点のことを示す概念のこと。
この言葉自体は様々な学問で使われるが、[[クエーサー>《超愛銀河クエーサー・ラブエクスパンジョン》]]との関連から恐らく[[ブラックホール>《超神星ブラックホール・サナトス》]]内に存在するとされる重力ないし時空の特異点のことを指していると思われる。
--[[サイクル]]の他のカードは出す際に[[リソース]]を大きく消費し[[メテオバーン]]でそれを取り戻すデザインとなっているが、このカードだけはその法則から外れている。法則に従うと通常の[[進化GV]]となりあまりにも扱いづらすぎるのが理由だろうが、これもシンギュラリティゆえと取れないこともないか。

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM25-EX1]]の愛銀河[[サイクル]]。
[[フェニックス]]の他に同弾でフィーチャーされている種族を持ち、各フィーチャー種族を参照して本来から2少ない[[代替コスト]]で召喚可能なのと各文明を象徴する[[〇〇進化GV>進化の一覧]]を持つ。また[[DM-19]]の[[フェニックス]]サイクルとカード名やイラストが似ているほか、コストとパワーも一致する。
-[[《愛銀河ヴィーナス・コズミックノヴァ》]]
-[[《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》]]
-[[《愛銀河プルート・タイドロック》]]
-''《愛銀河マーズ・シンギュラリティ》''
-[[《愛銀河ジュピター・カリストエフェクト》]]

**関連カード [#related]
-[[《超神星マーズ・ディザスター》]]
-[[《超愛銀河クエーサー・ラブエクスパンジョン》]]

-[[《ダイナボルト <エタフェニ.Star>》]]
-[[《ボルコフ・紫苑》]]

-[[《超神星イクシオン・バーニングレイブ》]]
-[[《爆流忍法 不死鳥の術》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM25-EX1]]&br;'''フレーバーテキスト'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[hippo]]
--[[DM25-EX1 「愛感謝祭 ヒロインBEST」>DM25-EX1]](10/89)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[進化クリーチャー]]
-[[ファイアー・バード]]
-[[フェニックス]]
-[[代替コスト]]
-[[デッキ進化GV]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[付与]]
-[[メテオバーン]]
-[[アタックトリガー]]
-[[見ないで選ぶ]]
-[[リアニメイト]]

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