#author("2023-12-20T22:29:37+09:00","","") #author("2024-04-01T14:02:37+09:00","","") *《&ruby(じくう){時空};の&ruby(らいりゅう){雷龍};チャクラ》 [#pbaebec0] |時空の雷龍チャクラ SR 光文明 (7)| |サイキック・クリーチャー:アポロニア・ドラゴン 5500| |H・ソウル| |ブロッカー| |このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。| |ホーリー・フィールド| |HF―覚醒―自分のターンのはじめに、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。| |BGCOLOR(white):覚醒後⇒[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]| [[DM-36]]で登場した[[H・ソウル]]持ちの[[アポロニア・ドラゴン]][[サイキック・クリーチャー]]。 同[[エキスパンション]]の7[[コスト]][[サイキック・クリーチャー]][[サイクル]]の[[光]]担当。 [[覚醒]]すると[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]になる。 [[光]][[文明]]によくある相手プレイヤーを[[攻撃できない]][[ブロッカー]]。 [[覚醒]]条件が少し特殊な書き方をされているが、要は「自分[[ターン]]の初めに、自分の[[シールド]]の枚数が相手の[[シールド]]の枚数以上である」ならば[[覚醒]]する。 [[光]][[文明]]は序盤から[[ブロッカー]]を展開することが出来、[[シールド]]を守りやすい。[[覚醒]]後は[[ブロッカー]]を[[ダイヤモンド状態]]にするため、[[【ダイヤモンドリエス】]]系の[[デッキ]]にかみ合った[[覚醒]]条件である。 同[[サイクル]]の[[サイキック・クリーチャー]]らと比較してとびぬけて[[覚醒]]条件が緩く、[[シールド]]の枚数差が「相手より多い」ではなく「相手以上」であるため、ゲーム開始時の[[シールド]]の枚数差を維持していれば[[覚醒]]出来る。つまり、相手が[[ブレイク]]をしてこなければ''《時空の雷龍チャクラ》の[[覚醒]]に必要な動作が一切必要ない''ということである。 ただ1[[ターン]]放置するだけで、[[パワー]]13500の[[ブロッカー]]で[[T・ブレイカー]]に[[除去]]耐性もちに変貌するという、[[勝舞編]]の中ではあまりに手軽で凶悪な[[フィニッシャー]]である。[[解除]]されても1[[ターン]]放置すれば勝手に再[[覚醒]]するため、相手からしてみれば1度[[覚醒]]してしまうと、1[[ターン]](前の相手のターンを含んで2ターン)中に2回[[除去]]できなければ、[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]が延々と盤面に居座り続ける惨状となる。 その手軽さと実践性から、[[覚醒]]・再[[覚醒]]に手間を要する同[[サイクル]]の[[サイキック・クリーチャー]]らとは一線を介した[[フィニッシャー]]性を持つ。 [[シールド]]の枚数差をつけられてしまうと[[覚醒]]できなくなるが、一度[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]の[[T・ブレイカー]]が通れば枚数差がつくことはほぼないだろう。また、ここで《時空の雷龍チャクラ》が[[ブロッカー]]持ちであるという点が生き、出された時点での[[ウィニー]]1体の[[攻撃]]では[[覚醒]]を妨害出来ない。 登場当初のカードプールでは早期[[除去]]以外の対策が非常に困難であることから、《チャクラ》相手に先手をとれているか、序盤で軽量[[除去]]を引けているかどうかが[[覚醒編環境]]での試合の分水嶺となった。 同時に、これは[[《デーモン・ハンド》]]などの重い汎用[[除去]]の採用率の低下を招いた。 [[パワー]]が5500であるというのもミソであり、[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]や[[《死神術士デスマーチ》]]を打ち取ることが出来、[[《勝利のガイアール・カイザー》]]に打ち取られず、[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》]]や[[《希望の守り手ファンク》]]に巻き込まれない絶妙なラインである。 [[《時空の尖塔ルナ・アレグル》]]と比較しても、500の差で大きく[[火力]]耐性が向上していることがわかる。 [[種族]]も[[アポロニア・ドラゴン]]となかなか優秀。そのスペックから[[進化元]]にはあまり適さないが、[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]や[[《未来の法皇 ミラダンテSF》]]は《時空の雷龍チャクラ》を出せる[[超次元呪文]]を[[コスト踏み倒し]]出来、いざとなったらそちらに[[革命チェンジ]]出来る。 その[[覚醒]]条件の緩さと単体で動きが自己完結していることから、[[ブロッカー]][[デッキ]]以外であっても十分に採用できるポテンシャルを持つ。 シンプルなデザインながら、非常に完成度の高い[[サイキック・クリーチャー]]であるといえよう。 弱点として、一度盤面や[[シールド]]の枚数差をつけられてしまうと、《時空の雷龍チャクラ》やお供にいるであろう[[ブロッカー]]が相手に[[攻撃]]出来ないために差を詰める事ができず、途端に[[覚醒]]が難しくなる。状況が平行線や優勢ときは一方的に《時空の雷龍チャクラ》の対応を迫れるため強力であるが、劣勢に陥ると《時空の雷龍チャクラ》で巻き返すことは不可能であることを覚えておきたい。 また、序盤から[[ブレイク]]を仕掛けてくる[[【速攻】]]相手には[[覚醒]]出来ない。ひと昔の[[【速攻】]]であれば[[ウィニー]]主体であったため[[パワー]]5500の[[ブロッカー]]というだけでも脅威であり、凌ぎきるだけで勝ちを狙えたものの、近年の[[【速攻】]]は大型[[クリーチャー]]が飛び出てくるのはザラであるため、あまり役に立たない。 運用時は劣勢時の弱さを考慮して、序盤から[[ブロッカー]]でしっかり[[シールド]]を守るか、《時空の雷龍チャクラ》が使えなくなった時用に別の[[フィニッシャー]]を用意しておくなどしておきたい。 [[火]]の入った攻めっ気の強い[[デッキ]]で使っても面白いだろう。 **環境において [#r165265d] 登場直後から[[環境]]を席巻したパワーカードであり、DM-39期から2011年6月殿堂レギュレーション改訂までは[[《王機聖者ミル・アーマ》]]から5コスト超次元呪文で呼び出し、その次のターンに覚醒してから適当な超次元呪文でサイキックを呼び出すことで[[《超時空ストーム G・XX》]]の[[超無限進化]]に繋げるのが勝ちパターンであった。 登場直後から[[環境]]を席巻したパワーカードであり、[[DM-39]]期から2011年6月殿堂レギュレーション改訂までは[[《王機聖者ミル・アーマ》]]から5コスト超次元呪文で呼び出し、その次のターンに覚醒してから適当な超次元呪文でサイキックを呼び出すことで[[《超時空ストーム G・XX》]]の[[超無限進化]]に繋げるのが勝ちパターンであった。 だが[[殿堂入り]]によって[[【超次元コントロール】]]に[[光]][[文明]]が採用されづらくなり、更に[[エピソード1]]以降は[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や[[《父なる大地》]]の登場で手軽に[[除去]]される機会は増え、[[革命編環境]]に入ってからは高速化によって影が薄くなってしまった。 だがミル・アーマの[[殿堂入り]]によって[[【超次元コントロール】]]に[[光]][[文明]]が採用されづらくなり、更に[[エピソード1]]以降は[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や[[《父なる大地》]]の登場で手軽に[[除去]]される機会は増え、[[革命編環境]]に入ってからは高速化によって影が薄くなってしまった。 しかし革命ファイナル環境では[[【NEXミラダンテ】]]のテンプレパーツとして再ブレイク。【NEXミラダンテ】の流行は[[新章デュエル・マスターズ環境]]になると過ぎたが、[[双極篇環境]]ではやや地味ながらも[[【エビートミラダンテ】]]で最低限の実績を残した。 **その他 [#se161baf] -早期に出された[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]を対処できずに一方的に殴り倒される試合・そういった試合が頻発する[[覚醒編]]半ばまでの[[環境]]は「チャクラゲー」と呼ばれた。 -《時空の雷龍チャクラ》の[[覚醒]]を妨害するために、出されるより先に[[ウィニー]]で[[シールド]]を1枚[[ブレイク]]しておく戦術が存在した。 -《時空の雷龍チャクラ》の[[環境]]での存在感から、《時空の雷龍チャクラ》を出せることが出来ない[[デッキ]]でも[[超次元ゾーン]]に採用することで、上記の様な対策戦術を引き出し相手のプレイングを歪ませる「チャクラブラフ」が存在した。 -[[《王機聖者ミル・アーマ》]]とは相性が良い。そちらから[[《超次元シャイニー・ホール》]]に繋げば《時空の雷龍チャクラ》を早出しすることが出来、《時空の雷龍チャクラ》を出される前の[[ブレイク]]を防ぎつつ、[[《王機聖者ミル・アーマ》]]での[[タップキル]]まで狙えて綺麗に動きがかみ合う。 2[[ターン]]目に[[《ゴースト・タッチ》]]や[[《マインド・リセット》]]を噛ませることが出来ればなお良く、これは当時[[【白青黒超次元】]]の黄金ムーブであった。 -[[《真聖教会 エンドレス・ヘブン》]]の[[龍解]]条件は「自分のシールドの数が相手より多ければ」でありこちらは「自分のシールドの数が相手以上であれば」なので上記の通り同じ枚数でも[[覚醒]]できる。テキストの違いに注意。 -[[《ザ・ストロング・ガード》]]などの[[シールド追加]]を利用すればより盤石。だが、[[ビートダウン]]以外なら[[シールド]]を殴ってくることは稀なので相手の[[ウィニー]]の[[ごり押し]]に気をつけていればよい。自身が[[ブロッカー]]なのもありがたい。 -[[《ポッピ・ラッキー》]]か[[《ピュアキャット》]]を出しておけば[[アンタッチャブル]]になるので、安全な[[覚醒]]をサポートできる。そこに[[《黙示護聖ファル・ピエロ》]]と[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]を絡めるのもいいだろう。 -あまりにも手軽に覚醒できるこの[[カード]]が強すぎたため、[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]として[[《爆竜 GENJI・XX》]]が登場。そのGENJIも[[環境]]で大暴れしたため、そのまた[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]として[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]や[[《超次元ガード・ホール》]][[《時空の支配者ディアボロス Z》]]など強力な[[カード]]が立て続けに出現することになった。ある意味でこの[[カード]]は[[覚醒編]]から続く[[インフレ]]の元凶の一つと言える。 -このクリーチャーの覚醒条件は[[ホーリー・フィールド]]によるものである。裁定変更前は自ターンに召喚していた[[《光源の使徒ラーサ》]]の能力でシールドの枚数に関係なく覚醒させることが出来た。 --[[《星龍の記憶》]]による「次の自分のターンの終わりまで」の定義により、2021年12月10日付で[[《光源の使徒ラーサ》]]とのシナジーはなくなった。 -チャクラは古代インドにおける[[サンスクリット>《啓示の精霊サンスクリッド》]]語で輪という意味。 -目がなく、口も大きく、体から光を発する球状のものがあるなど、どことなくデザインが[[エイリアン]]に似ている。 -漫画「SX」では[[アダム]]が[[切札 勝舞]]戦で使用。アダムが三回も「我が切り札」と強調するほどのカードとして登場するが、[[《爆翔イーグル・アイニー》]]によって[[スピードアタッカー]]を得た[[《爆竜トルネードシヴァXX》]]の能力によって、[[覚醒]]を果たす事無く破壊されてしまう。 -[[Kaijudo]]では、[[カードイラスト]]が[[《Corvus Dragon》>https://kaijudo.fandom.com/wiki/Corvus_Dragon]]に流用されている。そちらは[[アポロニア・ドラゴン]]/[[ドラゴン・ゾンビ]]の、[[光]][[闇]][[多色]][[進化クリーチャー]]。イラスト以外に《チャクラ》の面影は薄いものの、[[ホーリー・フィールド]]を彷彿とさせる、両プレイヤーのシールド数を比較する[[アタックトリガー]]を持つ。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#y67a32b7] |時空の雷龍チャクラ PS 光文明 (7)| |サイキック・クリーチャー:アポロニア・ドラゴン 5500| |ブロッカー| |相手プレイヤーを攻撃できない。| |ホーリー・フィールド| |(HF)覚醒:自分のターン開始時、このクリーチャーを《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》のほうに裏返す。| |BGCOLOR(white):覚醒後⇒[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]| [[DMPP-13]]で実装。パックや[[生成]]では入手できず、[[《超次元シャイニー・ホール》]]入手・生成時に特典として付いてくる。 [[H・ソウル]]が消え、レアリティがなくなった。SRの特典カードなので入手難易度はSRのままである。 細かな違いでは、「コストの大きいほうに裏返す」から「《カード名》のほうに裏返す」となっている。 紙のデュエマでは、[[《アカシック・パラレル》]]のように存在しない側に裏返すのはどうするのかという疑問が生じた((公式サイトの[[よくある質問>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40906/]]で補完される形となった。))が、カード名指定となったため、総合ルール101.3に示される「実行不可能な処理は無視する」という原則がわかりやすくなっている。 -[[プライズ]]版のイラストは、『五等分の花嫁』の中野一花となっている。[[プライズ]]版の[[《超次元シャイニー・ホール》]]入手することで付いてくる。 **[[サイクル]] [#zd9aa832] [[DM-36]]/[[DMPP-13]]の[[サイキック・クリーチャー]]サイクル。TCGではこれら5種そのものが[[スーパーレア]]であり、[[デュエプレ]]ではそれぞれに対応した[[スーパーレア]][[超次元呪文]]を入手した際に自動的にストレージに加わる。 それぞれ覚醒条件が異なり、[[覚醒]]後は全てのクリーチャーが[[解除]]を持つ。 -''《時空の雷龍チャクラ》''/[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]] -[[《時空の尖塔ルナ・アレグル》]]/[[《要塞の覚醒者ルナ・アレグリア》]] -[[《時空の賢者ランブル》]]/[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]] -[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]/[[《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》]] -[[《時空の豪腕ジャパン》]]/[[《乱打の覚醒者ジャパニカ》]] **関連カード [#n3e04f33] -[[《凍電混成 チャクラザード》]] -このクリーチャーが描かれているカード --[[《ロジック・サークル》]] **[[フレーバーテキスト]] [#na5b4d94] -[[DMPP-13]]、[[DMPS-09]]、[[DMPB-05]]&br;'''聖域からの雷が裁きを下す。''' -[[DMPP-13]](シークレット)&br;'''[[光]]の高度な科学力が、[[未知なる力>超次元]]を解析し、煌く。''' -[[プライズ]]&br;'''お姉ちゃん、頑張っちゃうよー!—― 一花''' **収録セット [#tc203dda] ***[[デュエル・マスターズ]] [#o9635ef2] -illus.[[Sansyu]] --[[DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」>DM-36]](S1a/S10) --[[DMX-08 「激熱!ガチンコBEST」>DMX-08]](S1a/S4) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#kfa4be99] -CV:[[夏谷美希]] -illus.[[Sansyu]] --[[DMPP-13 「超次元開放 -PSYCHIC SHOCK-」>DMPP-13]] --[[DMPS-09 「咆えろ漆黒のガロウズ」>DMPS-09]] --[[DMPB-05 「デッキビルダー2024 アークセット」>DMPB-05]] -illus.[[Mikio Masuda]] --[[DMPP-13 「超次元開放 -PSYCHIC SHOCK-」>DMPP-13]](シークレット) -illus.[[Sansyu]]/[[六面堂]] --[[プライズ]] **参考 [#wa764d55] -[[アポロニア・ドラゴン]] -[[サイキック・クリーチャー]] -[[H・ソウル]] -[[ブロッカー]] -[[攻撃できない]] -[[ホーリー・フィールド]] -[[覚醒]] -[[ターン]] -[[裏返す]] -[[【メビウスチャクラ】]] &tag(サイキック・クリーチャー,サイキック,クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト7,アポロニア・ドラゴン,ドラゴン,パワー5500,パワーの最後の三桁が「500」,H・ソウル,ソウル,ブロッカー,攻撃制限,相手プレイヤーを攻撃できない,ホーリー・フィールド,覚醒,ターン開始時,SR,スーパーレア,Sansyu,サイキック・クリーチャー (デュエプレ),サイキック (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),白単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト7 (デュエプレ),アポロニア・ドラゴン (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),パワー5500 (デュエプレ),パワーの最後の三桁が「500」 (デュエプレ),ブロッカー (デュエプレ),攻撃制限 (デュエプレ),相手プレイヤーを攻撃できない (デュエプレ),ホーリー・フィールド (デュエプレ),覚醒 (デュエプレ),ターン開始時 (デュエプレ),P (デュエプレ),レアリティなし (デュエプレ),シークレットカード (デュエプレ),プライズ (デュエプレ),PR (デュエプレ),Sansyu (デュエプレ),Mikio Masuda (デュエプレ),六面堂 (デュエプレ));