#author("2024-11-02T09:06:44+09:00","","")
#author("2024-11-04T10:52:08+09:00","","")
*《&ruby(あん){暗};&ruby(し){獅};&ruby(れん){連};&ruby(けつ){結}; グレイテスト・ネルザ》 [#g410f6ec]

|暗獅連結 グレイテスト・ネルザ VR 光/闇/火文明 (10)|
|クリーチャー:ディスペクター/ゼニス/ナイト 15000|
|''EXライフ''|
|''スピードアタッカー''|
|''T・ブレイカー''|
|自分の手札に加えるシールドカードすべてに「G・ストライク」を与える。(「G・ストライク」を持つカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)|
|このクリーチャーが攻撃する時、コスト10以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたらその呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに山札の下に置く。|

[[DMEX-18]]で登場した[[光]]/[[闇]]/[[火]]の[[ディスペクター]]/[[ゼニス]]/[[ナイト]]。

[[EXライフ]]を持つ[[スピードアタッカー]][[T・ブレイカー]]で、自分の[[シールド]]すべてに[[G・ストライク]]を[[付与]]する[[常在>常在型能力]][[能力]]と、自分の[[墓地]]の[[コスト]]10以下の[[呪文]]1枚を[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]できる[[アタックトリガー]]を持つ。

[[G・ストライク]][[付与]]は[[S・トリガー]][[付与]]と異なり完全に防御に寄った[[能力]]であるため、[[暴発]]などのような能動的なアクションに発展させることこそ出来ないが、代わりに[[アンタッチャブル]]以外のあらゆる[[クリーチャー]]の[[攻撃]]を防ぐことが可能である。
[[ワンショット]]保証に用いられることの多い「[[召喚]]・[[詠唱>唱える]]へのロック」をすり抜けられるため、単純な防御性能と信頼性においては[[環境]]次第ではあるが[[S・トリガー]][[付与]]を上回る。
この[[クリーチャー]]自身[[EXライフ]]と15000の[[パワー]]によってそれなりに打たれ強いので、[[ブロッカー]]でこそ無いものの高い防御[[能力]]を誇る。

[[アタックトリガー]]で[[墓地]]の[[コスト]]10以下の[[呪文]]1枚を[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]で[[唱える]]ことが出来る。
[[種族]]や[[カード]]の元ネタも相まって[[プレイス>デュエル・マスターズ プレイス]]版[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]を思わせるが、こちらは[[文明]]や[[サブタイプ]]の制約もなく範囲も[[コスト]]10以下と広いため、[[《邪眼大帝 ラスト・ロマノフ》]]程でなくともほぼ全ての[[呪文]]を確実に[[唱える]]ことが出来る。
『連結』[[3色]]の[[ディスペクター]]/[[ゼニス]]であるため[[アタック・チャンス]]との相性も良く、[[アタック・チャンス]]で[[唱え>唱える]]た後に自身の[[アタックトリガー]]でも[[唱える]]疑似的な連唱も可能。
[[スピードアタッカー]]なので登場[[ターン]]に即座に発動できるのも優秀である。

素のスペックも[[EXライフ]]・[[スピードアタッカー]]・[[T・ブレイカー]]と有用で、攻守両面を高い水準で備えた[[クリーチャー]]と言える。
難点はやはり[[コスト]]10という重さ。
とはいえ、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]や[[《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》]]など[[コスト]]10[[クリーチャー]]のサポートにも実用的な物が増えており、また[[ディスペクター]]/[[ゼニス]]/[[ナイト]]という[[種族]]構成は展開サポートが充実しているため、これらを活かすことで取り回しも意外な程軽くなる。
闇文明ファッティのお供である[[《闇王ゼーロ》]]で早期着地を狙うのも良い。しかも[[アタックトリガー]]でもう一度[[《闇王ゼーロ》]]を墓地から唱えることもできる。
総じて、堅実で癖もなく、工夫次第で運用性と爆発力を容易に兼ね備えることのできる優秀な[[カード]]であると言えよう。

-『連結』[[3色]][[ディスペクター]]だが、[[EXライフ]][[シールド]]消費時の[[能力]]を持たない。
[[呪文]]を[[唱える]][[能力]]を持った[[ディスペクター]]ということで、どちらかというと『混成』[[ディスペクター]]に近い存在と言える。
なお、『連結』の[[ディスペクター]]/[[ナイト]]の中でも[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]が同様の特徴を持つが、あちらは[[EXライフ]][[シールド]]消費時の[[能力]]も持っている。
--[[スピードアタッカー]]を持つ『連結』[[3色]][[ディスペクター]]なので[[《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》]]をタイムラグ無く[[アタック・チャンス]]で[[唱える]]ことが出来るが、上記に加え[[G・ストライク]]を自分[[ターン]]に使用するメリットの薄さから自己[[シールド]][[ブレイク]]のうま味が無い、この[[カード]]自身の[[コスト]]が10であることから[[《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》]]の[[S・トリガー]][[付与]]対象外であるなど、残念ながら噛み合わせは悪い。

-TCG版[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]と異なり、[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]の[[背景ストーリー>戦国編背景ストーリー]]での動向に倣って[[《超銀河弾 HELL》]]を放つこともできる。
[[《超銀河弾 HELL》]]は[[シールド焼却]]が[[相手依存]]な上[[火力]]範囲も合計[[パワー]]9000以下と頼りないので[[デッキ]]の軸にするのは難しいが、象徴的に[[1枚積み]]するのも良いかもしれない。
なお、[[闇]]の[[ディスペクター]]なので[[《連結秘伝アンビバレンツリンク》]]に対応しており、あちらの全体[[パワー低下]]によって[[《超銀河弾 HELL》]]の[[火力]]範囲を実質的に広げ[[焼却>シールド焼却]]枚数を増やせる可能性があることは覚えておいて損はない。

-[[ゼニス]]であるため[[《天運ゼニスクラッチ》]]で[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]でき、また[[ナイト]]なので[[《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》]]の[[ナイト・マジック]]を適用できる。
共にこの[[クリーチャー]]の[[アタックトリガー]]で[[唱える]]範囲に入っているため、この[[クリーチャー]]を出すのに使用したそれらを自ら[[唱え>唱える]]、さらなる展開を狙うことも可能である。

**ルール [#ye34301e]
-[[S・トリガー]]を持つカードに[[G・ストライク]]を[[付与]]した場合、両方の[[能力]]を好きな順番で使用できる。((総合ルール509.5e その後、S・トリガーとS・バック、G・ストライク、サバキZを好きな順序で解決します。))
[[G・ストライク]]を発動するタイミングは[[S・トリガー]]と同じ。そのため[[S・トリガー獣]]の[[cip]]は[[S・トリガー]]と[[G・ストライク]]の後に発動する。((総合ルール101.4a 複数の効果が同時に発生した場合、まず S・トリガーの効果をターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。その後、残る効果のうちターン・プレイヤーから自分のカードの持つ効果を好きな順番で解決します。ひとつの効果処理中に他の効果が発生してもそれは一度待機状態となり、現在解決中の効果の処理を優先して行います。その後残っている効果を同様に好きな順番で処理していきます。ターン・プレイヤーの効果処理が全て終わった後に、非ターン・プレイヤーの効果を処理します。))

-[[G・ストライク]]能力は重複する。
--[[G・ストライク]]を持つカードの[[G・ストライク]]は重複して2回発動し、《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》が2体いる場合は1枚のカードで[[G・ストライク]]を2回宣言することが可能になる。

-[[ツインパクト]]にはカードの両側に[[G・ストライク]]を与える。
--[[シールドゾーン]]から1枚の[[ツインパクト]]が手札に加わるとき、[[G・ストライク]]は2回、重複して発動できる。


**その他 [#others]
[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]で予告されていた[[ディスペクター]]。
「[[''獅''子王>《「俺」の頂 ライオネル GS》]]」[[《「俺」の頂 ライオ''ネル''》>《「俺」の頂 ライオネル》]]と“次元を撃ち抜く銃の射手”「''暗''黒王」[[《''暗''黒皇''グレイテスト・''シー''ザ''ー》>《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]を合成した『連結』[[ディスペクター]]。
-本来はこの姿で登場するはずであったが、[[終末を招くディスペクター>《終末縫合王 ミカドレオ》]]作成のために解体されてしまった。

#region2(合成元との関係){{
-《シーザー》の脇腹・前腕・膝下を《ライオネル》の物に置き換え、さらに背中に《ライオネル》の光背を背負っている。
『連結』に使われているジッパーの存在もあって、まるで《ライオネル》の表皮で作られたジャケットを《シーザー》が着込んでいるようにも見える。
--《シーザー》の髑髏や右肩の銃などが外されており、[[呪文]][[詠唱>唱える]][[能力]]を持つ[[ナイト]]でありながら「魔弾」発射機構を一切持たない姿となっている。
--自分の[[シールド]]全体への[[G・ストライク]][[付与]]に《ライオネル》の[[S・トリガー]][[付与]]の、[[アタックトリガー]]での[[墓地]]からの[[呪文]][[詠唱>唱える]]に《シーザー》の面影がある。
---しかし、《ライオネル》が「単体で[[S・トリガー]][[付与]]+[[シールド]]入れ替え」という[[暴発]]前提の拡張性の高い[[能力]]だったのに対しこちらの[[G・ストライク]][[付与]]は防御以外にできることが非常に少ない、《シーザー》が「一度の誘発で複数の[[呪文]]を同時に[[唱える]]ことができる」という希少な[[能力]]を有していたのに対しこちらは[[呪文]]を1枚だけ[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]する比較的平凡な[[能力]]である、など、各要素はしっかりと「ディスペクト」されたものになっている。
---[[《超銀河弾 HELL》]]を始め、TCG版《シーザー》では[[ストーリー>背景ストーリー]]に反して唱えられなかった[[呪文]]を[[唱える]]ことが出来るようになっている点を指して、TCG版元ネタに対する「ディスペクト」とする向きもある。
--「誇りをもって正々堂々と戦うことを願う《ライオネル》に対し、「戦国武闘会」優勝のために躊躇なく大量破壊兵器である《HELL》を握った《シーザー》」、「[[対戦相手>《超聖竜シデン・ギャラクシー》]]はおろか世界全てを[[破壊]]し尽くさんと目論んだ《シーザー》に対し、激闘の果てに[[対決者>《黄金世代 鬼丸「爆」》]]と友誼を結び、世界を守るために戦った《ライオネル》」と、[[背景ストーリー]]における両者の動向は正反対の物になっている。
---[[戦国編>戦国編背景ストーリー]]から連続している[[ストーリー>背景ストーリー]]は[[エピソード3>エピソード3背景ストーリー]]で一旦終結を迎えるが、その[[エピソード3>エピソード3背景ストーリー]]は超獣世界内の勢力同士の戦いであるため、《シーザー》が[[《超銀河弾 HELL》]]で開けた「時空の裂け目」から繋がる空間から現れた勢力としては、[[エピソード2>エピソード2背景ストーリー]]で登場し《ライオネル》も所属していた[[アンノウン]]/[[ゼニス]]の一派が最後となる。
-《シーザー》の[[闇]]/[[火]]に加え、《ライオネル》の裏設定的な所属[[文明]]と言える[[光]]を継承し『連結』[[3色]]になっている。
一方、[[種族]]については《ライオネル》の[[アンノウン]]と《シーザー》の[[アーマード・ドラゴン]]/[[ドラゴン・ゾンビ]]が削除されている。
--[[DMRP-20]]に引き続き登場した[[特殊種族]]しか持たない[[ディスペクター]]。
これについて、[[開発主任K>川崎大輔]]は[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]に合わせて設定された可能性を示唆している。
--なお、[[文明]]に[[火]]を持つ[[ゼニス]]としては[[《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》]]に続き2体目。
}}

***[[背景ストーリー>王来篇背景ストーリー]] [#story]
「王来大戦」勃発時にはこの姿で『連結』派閥に属していたが、[[《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》]]共々[[《龍魂珠》]]によって引き剥がされ、「[[獅子王>《「俺」の頂 ライオネル GS》]]」は[[終末を招くディスペクター>《終末縫合王 ミカドレオ》]]に、[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]は[[《戦国接続 ギャラクテスト・シデンシーザー》]]に、それぞれ再合成された。
[[鬼の歴史]]においてもデッドルナ共々引き剥がされたが、その後は[[シーザー>《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]の方が[[王として再合成され、>《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]ライオネルは「E2連結 俺丸『ライバック』」という存在にされていることが明らかになっている。

**関連項目 [#l4ec11ef]
-[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]
-[[《「俺」の頂 ライオネル》]]
-[[《「俺」の頂 ライオネル GS》]]

-''Next([[龍の歴史>DMSP-02]])''
--[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]
--[[《戦国接続 ギャラクテスト・シデンシーザー》]]

-''Next([[鬼の歴史>邪鬼王来烈伝]])''
--[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]
//--[[《E2連結俺丸「ライバック」》]]

**収録セット [#v8cef447]
-illus.[[ikeda_cpt]]
--[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」>DMEX-18]](13/75)

**参考 [#h2326560]
-[[ディスペクター]]
-[[ゼニス]]
-[[ナイト]]
-[[EXライフ]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[G・ストライク]]
-[[付与]]
-[[墓地]]
-[[呪文]]
-[[コスト踏み倒し]]

----
[[公式Q&A]]

-4つ目の能力について

>Q.自分の''《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》''と相手の[[《聖板龍 ジークシュトルツ》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分のシールドゾーンから表向きのカードを手札に加える際、その「G・ストライク」を使用できますか?
A.はい、使用できます。シールドゾーンにあるカードの能力が無視されている状況でも、手札に加わる際にトリガーする「G・ストライク」は無視されません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40941]](2022.02.18)

>Q.自分の''《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》''がバトルゾーンにいる状況です。自分のシールドゾーンから手札に加える[[《ミノガミ <サガ.Star>》]]の「G・ストライク」を宣言したら、どうなりますか?
A.「G・ストライク」を2つ持つので、「このクリーチャーを「G・ストライク」で相手に見せた時」の能力も2回使えます。1回目の能力で進化ではないレクスターズを表向きにして、その上に[[《ミノガミ <サガ.Star>》]]を置いた場合、2回目の能力は進化ではないレクスターズを表向きにしたとしても、出すだけで進化はできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40942]](2022.02.18)

>Q.自分の''《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》''がバトルゾーンにいる状況です。自分のシールドゾーンから手札に加える元々「G・ストライク」を持つカードは、「G・ストライク」を2つ持ちますか?
A.はい、2つ持ちます。結果として「G・ストライク」を2回宣言することによって、相手のクリーチャーを2体まで選び、両方を攻撃できなくさせることができます。また、2回使う場合、[[《モモスター キャンベロ》]]などが持つ「このクリーチャーを「G・ストライク」能力で相手に見せた時」の能力も2回トリガーします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40943]](2022.02.18)

>Q.自分の''《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》''2体がバトルゾーンにいる状況です。自分のシールドゾーンから手札に加えるカードは、「G・ストライク」を2つ持ちますか?
A.はい、2つ持ちます。結果として「G・ストライク」を2回宣言することによって、相手のクリーチャーを2体まで選び、両方を攻撃できなくさせることができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40944]](2022.02.18)

>Q.自分の''《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》''がバトルゾーンにいる状況です。&br;ツインパクトカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、その両側が「G・ストライク」を持ちますか?
A.はい、''《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》''はツインパクトカードの両側に「G・ストライク」を与えます。&br;そのため、1枚のツインパクトカードが手札に加わる際に相手にそのカードを2回見せ、2回「G・ストライク」を使えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44110]](2023.11.17)

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