#author("2023-04-17T10:16:44+09:00","","")
#author("2024-05-17T19:18:17+09:00","","")
*《&ruby(ぼうそうジェット){暴走獣斗}; ブランキー》 [#qd224a20]

|暴走獣斗 ブランキー SR 火文明 (4)|
|クリーチャー:ソニック・コマンド 4000+|
|スピードアタッカー|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手のシールドを1つ選ぶ。相手は、このクリーチャーにそのシールドをブレイクさせてもよい。相手がそうしない場合、自分はカードを2枚引く。|
|バトル中、このクリーチャーのパワーを+3000する。|

[[DMRP-10]]で登場した[[火]]の[[ソニック・コマンド]]。

[[アタックトリガー]]で[[ブレイク]]か[[ドロー]]が行える[[スピードアタッカー]]。さらに[[バトル]]中限定で3000の[[パンプアップ]]を持つ。

[[種族]]と[[能力]]から[[【レッドゾーン】]]向きの[[カード]]である。
[[ブレイク]]なら[[ビートダウン]]の後押しができ、[[ドロー]]なら[[侵略]]の[[手札]]消費を補える。
パワー4000というのは[[《凄惨なる牙 パラノーマル》]]によるパワー低下に収まらないライン。
バトル中のパワー強化もあり、侵略せずとも十分強く、序盤では敵なしだろう。勿論、そのまま[[侵略]]するのも良い。

注意しなければならないのは、[[ブレイク]]か[[ドロー]]かは''相手が選ぶ''点。狙って[[ブレイク]]数や手札を稼げるとは限らない。
相手が選ぶ事から実質的な[[強制]]であり、[[打点]]を貯めたい時、[[ブレイク]]数を減らしたい時に意図して減らすこともできない。
さらに、相手が[[S・バック]]を握っていた場合は意図して使われてしまう可能性もある。タイミング上、そこで[[除去]]されてしまえば仮に[[侵略]]していても通らないという最悪のパターンになる。運悪く[[S・トリガー]]を引き当てた場合も同様。
2[[ドロー]]も[[強制]]であり、[[ライブラリアウト]]が間近な時は選ばれると危険。

また、[[侵略]]と併用する場合は[[アタックトリガー]]の[[解決]]より先に[[侵略]]の[[使用宣言]]が行われる。
[[侵略]]先の[[クリーチャー]]が見えた状態で相手に[[効果]]を選択されるため、基本的には相手により有利な方の[[効果]]が選ばれることになる。
たとえば[[侵略]]先が[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]で相手の[[シールド]]が3枚以下であれば、当然相手は[[ブレイク]]を選択するだろう。

とはいえ、[[【レッドゾーン】]]は積極的な[[ビートダウン]]が戦術である。[[ブレイク]]数は抑える方が珍しく、[[ライブラリアウト]]もまず起こらない事から、効果自体はほぼ[[デメリット]]にならない。
[[ビートダウン]]には1[[ブレイク]]も2[[ドロー]]も心強く、基本的にはどちらを選ばれても有利になる。[[相手依存]]のリスクに見合うリターンは十分以上にあると言えるだろう。

後に火単色縛りでも[[《武打!rAsh&ルピア》]]、[[《偽りの希望 鬼丸「終斗」》]]といったより[[スペック]]が高い、あるいは取り回しが良い対抗馬が登場し、お役御免となった。

過渡期の侵略元コマンドなので後年では致し方なさが目立つが、登場からそれなりの期間に渡って侵略との相性と素のスペックの優秀さを振るった1枚であった。

-[[効果]]による[[ブレイク]]と[[攻撃]]の[[ブレイク]]にタイムラグがあるため、[[スーパー・S・トリガー]]に対しては若干強い。

-[[DMRP-05]]の[[《暴走 ザバイク/ブンブン・バースト》]]、そして[[前弾>DMRP-09]]には[[《暴走 グロール/カルド・コバーン》]]や[[《爆烈マグマロイヒ》]]といった[[【レッドゾーン】]]のサポートカードは継続的に封入されていたとはいえ、既に[[革命編]]で公式のプッシュは終了していた[[【レッドゾーン】]]の強化パーツが、遂に[[スーパーレア]]として登場したことは、多くのプレイヤーにとって驚きをもって迎えられた。
--[[DMEX-06]]ではさらなる強化カードとして[[《覇王る侵略 ドレッドゾーン》]]と[[《覇王速 ド・レッド》]]も登場。このように既にプッシュを終えたデッキタイプが数年後に公式から継続的なプッシュを受けることは大変珍しい。[[《“轟轟轟”ブランド》]]の[[殿堂入り]]に伴う新たなビートダウンデッキとして[[【レッドゾーン】]]が再注目されることとなった。

-[[侵略]]の[[ルール]]にもある通り、この[[クリーチャー]]の[[アタックトリガー]]の[[ドロー]]により[[侵略]]を持つ[[クリーチャー]]を引いても、すでに[[攻撃]]宣言を完了した《ブランキー》から[[侵略]]することはできない。

-[[《九極の精霊 マウリエル》]]などの[[ブレイク]]数減少[[能力]]によってアタックトリガーのブレイクを無効化したとしても、ブレイクさせることが選ばれている場合は[[ドロー]]能力は使えない。

-[[アタックトリガー]]を完全にメリットとして見れば、[[《轟速 ザ・レッド》]]のほぼ[[上位互換]]。強いて言えば[[侵略者]]を持たないので[[《音速 ガトリング》]]に侵略できない程度だろう。しかし、[[《音速 ガトリング》]]は環境から姿を消しているため、大した弱みではない。

-名前の由来は日本のロックバンド、BLANKEY JET CITYからか。[[ソニック・コマンド]]のモチーフであるバイクとはなにかと縁のあるバンドでもある。

-アニメ「デュエル・マスターズ!!」第6話では[[ぴょんこ姫]]が使用。アタックトリガーで[[切札 ジョー]]に2択を与え、2枚をドローし、さらに次の自分のターンにもう1体を召喚し、アタックトリガーでシールドを2枚ブレイクしたが、[[S・トリガー]]を発動した[[《ゲラッチョ男爵》]]にタップされる。
-その後、第15話では[[バサラ]]が[[切札 ジョー]]戦で使用。攻撃してすぐ[[侵略]]したがアタックトリガーの描写は省略された。ジョーの[[シールド]]が減ってないのでドロー効果を選んだと思われる。

**関連カード [#c428308d]
-[[《轟速 ザ・レッド》]]
-[[《暴走 ザバイク/ブンブン・バースト》]]
-[[《C-boy 切札勝太》]]


**収録セット [#wffda157]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DMRP-10 「超天篇 第2弾 青きC.A.P.と漆黒の大卍罪」>DMRP-10]](S10/S12)

**参考 [#y149fd30]
-[[ソニック・コマンド]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[シールド]]
-[[ブレイク]]
-[[ドロー]]
-[[相手依存]]
-[[バトル]]
-[[パンプアップ]]

-[[【レッドゾーン】]]

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[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.''《暴走獣斗 ブランキー》''の能力を使う時、相手のシールドがない場合はどうなりますか?
A.ブレイクもカードを引くこともできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32001]](2019.6.21)

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト4,ソニック・コマンド,コマンド,パワー4000+,パワー4000,スピードアタッカー,アタックトリガー,相手依存モード,効果ブレイク,ドロー,バトル中,パンプアップ,パンプアップ+3000,SR,スーパーレア,Shishizaru);