#author("2024-05-13T08:18:27+09:00","","")
#author("2024-09-09T14:22:44+09:00","","")
*《&ruby(さいきょうちゅう){最強虫}; ナゾまる》 [#b6d69d70]

|最強虫 ナゾまる MAS 自然文明 (2)|
|クリーチャー:グランセクト 1000|
|このクリーチャーを自分のマナゾーンから召喚してもよい。|
|''ミノまじかる'':自分のターンのはじめに、このクリーチャーをタップして自分のマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ、進化ではないクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出す。|

[[DMEX-02]]で登場した[[グランセクト]]。

[[マナ召喚]]と[[ミノまじかる]]による[[コスト踏み倒し]][[能力]]を持つ。

簡単に言えば、[[ターン]]の初めに自分限定の[[《母なる大地》]]を打てるカードである。
[[マナ召喚]][[能力]]で[[マナゾーン]]から出し直すことで、毎ターン使用可能なのも強力。
また、2[[ターン]]目であっても場に出さず、[[切り札]]が[[マナゾーン]]に置かれるまで、このクリーチャーをマナゾーンに温存できるのも嬉しい。

ただし除去耐性の類はなくパワーも低いので、ハンデスや除去などの起点作りをせずに慌てて複数体投げると[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]あたりで根こそぎ除去されてしまいかねないので注意が必要。何にでもなれるのがこのカードの強みなので、非力なこのカードをプレイングで守ってやろう。

またマナゾーンにはタップして置かれるので、能力を使った場合は代償としてそのターン使えるマナが1枚減ったも同然となる点にも注意が必要。

登場時の環境では[[コスト踏み倒しメタ]]が厄介なので、踏み倒し先は着地できなくても[[cip]]で[[アドバンテージ]]を取れる[[クリーチャー]]が適任であろう。例えば[[【5色フェアリー・ミラクル】]]だと[[《龍仙ロマネスク》]]が踏み倒し先としては有力で、あちらは[[バトルゾーン]]を離れれば[[ロマネキャンセル]]になるし、残れば[[革命チェンジ]]元になる。

**環境において [#q9c00bfb]
実際の双極篇環境では[[【青黒緑シャコガイル】]]や[[【ゴクガサイクル】]]の隠し味としてピン挿しされることが多い。十分にマナが貯まっていれば[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]に規制されないため、そういう意味でも終盤でこそ役立つカードとなっている。[[《禁断機関 VV-8》]]と[[《ギガタック・ハイパー・トラップ》>《ハイパー・ギガタック/ギガタック・ハイパー・トラップ》]]の組み合わせで[[追加ターン]]を得れば安全に能力を使うことができ、2018年全国大会エリア代表戦(2ブロック構築)でもこの組み合わせがよく使われた。

ところが[[DMRP-11]]で[[《葉鳴妖精ハキリ》]]が登場すると立場が怪しくなる。あちらの方が場持ちもはるかに良く、コスト踏み倒しが召喚扱いと、アタックトリガーである事を差し引いても恵まれている。そうでなくともこのカードで踏み倒したいクリーチャーが同弾に登場した[[重量級]][[マナドライブ]]を始めとした[[GRクリーチャー]]の速度に付いて行けず、環境に適応できなくなった。

その後、[[【5色ガイアハザード退化】]]における制圧した後の展開札として利用されるケースが[[DMBD-21]]・[[DMBD-22]]期のオリジナルで見られるようになった。

[[DM22-SD1]]発売から1週間前程度になると、中盤以降のリソース確保の役割を、[[【青黒緑ハンデス有象夢造】]]において与えられるようになった。メタクリーチャーのデコイになるのも大きい。

[[DM22-BD1]]期に[[【緑単オービーメイカー】]]が[[アドバンス]][[環境]]のトップメタになると、そちらのパーツとしてそこそこ対戦で見るようになった。[[マナ]]を支払う[[タイミング]]と[[コスト踏み倒し]]のタイミングがずれる関係上、[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]を[[着地]]させる[[ターン]]には実質1マナで[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]の[[コスト軽減]]カウントを1体分刻むことができる。

2024年のゴールデンウィーク明けの[[チャンピオンシップ]]では、[[【青黒緑COMPLEX】>【青黒COMPLEXコントロール】]]に1枚積みされた事例が見られた(54人参加、オリジナル、優勝)。状況に応じて[[メタ]][[クリーチャー]]や手頃なサイズの[[カウンター]]封じを呼び出すだけでも強いというのは[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]と同じで、ある意味ではそちらの5枚目となる。そちらのレシピは[[《電脳鎧冑アカシック・オリジナル》]]や[[《ダイキリ》]]のような選択肢が各1枚積みされた若干変則の型でもあり、それらを臨機応変に呼び出す役割もあったものと見られる。

**他のカード・デッキとの相性 [#z0960e57]
-能力面だけなら[[《雪布妖精ユウコ》]]、[[《獣軍隊 ランキー》]]の上位互換でもある。ただし、この2枚は種族が優秀なのを活かして[[速攻]][[デッキ]]に使われるのに対し、[[ミノまじかる]]は長期戦に持ち込んでから能力を発揮させるタイプのカードなので使い勝手は大きく異なる。[[グランセクト]]が[[進化速攻]]や[[墓地]]利用を得意としていないのもあり、このカードで[[速攻]]をさせるのは向いていないだろう。
--一応、[[文明]]を指定するタイプの進化元には使える。このクリーチャーをマナから出して即[[NEO進化]]、という戦法も意表が突けるだろう。

-ミノまじかるの相手に[[ターン]]を渡す必要がある性質から、[[【ボアロアックス】]]と相性が良い。[[デザイナーズコンボ]]の[[《マツぽっくん》]]も[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]による[[コスト踏み倒し]]で[[召喚]]不能の[[デメリット]]を帳消しにできる。

**その他 [#c58169e0]
-[[《マツぽっくん》]]や[[《ツクっちょ》]]、[[《マシュるん》]]と同じマークがイラストに描かれている。

-[[マスターカード]]の[[ガイアハザード]]では唯一[[ツインパクト]]ではない。
--[[成長過程>《虹出づる繭 ミノガミ/帝の目覚め》]]はツインパクトではあるが、レアリティはマスターカードではない。逆に[[成長後>《始虹帝 ミノガミ》]]はマスターカードだがツインパクトではない。

-背景ストーリーでは最も優しき[[ガイアハザード]]の異名を持つ。ある時、単身[[闇]][[文明]]に赴き[[闇文明のマスター>ゼーロ]]と友好を結ぼうとするが、彼に《ナゾまる》の想いは届くことはなかった((自然文明への帰還の際、謎の光を放っておりその際一時的に成長していた模様。))。
その後、闇文明の侵略が激化。[[自然]][[文明]]が破壊されたことに怒り、[[繭の姿>《虹出づる繭 ミノガミ/帝の目覚め》]]を経て[[成長を果たした>《始虹帝 ミノガミ》]]。
-背景ストーリーでは最も優しき[[ガイアハザード]]の異名を持つ。ある時、単身[[闇文明]]に赴き[[闇文明のマスター>ゼーロ]]と友好を結ぼうとするが、彼に《ナゾまる》の想いは届くことはなかった((自然文明への帰還の際、謎の光を放っておりその際一時的に成長していた模様。))。
その後、闇文明の侵略が激化。[[自然文明]]が破壊されたことに怒り、[[繭の姿>《虹出づる繭 ミノガミ/帝の目覚め》]]を経て[[成長を果たした>《始虹帝 ミノガミ》]]。
--実は成長するラスボスは[[《超神類 イズモ》]]になった[[《イズモ》]]に続いてこの《ナゾまる》が2体目。どちらの成長前と成長後のイラストレーターも[[kawasumi]]氏である点も共通している。

-背景ストーリーおよびアニメでは、[[ミノマル]](ナゾまる)は「戦いが苦手だが、その実強大な力を秘めている」という設定となっている。[[パワー]]は貧弱だが[[《母なる大地》]]と同等の[[能力]]を使える、というデザインはこの設定を反映したものと思われる。

-アニメ「デュエル・マスターズ!」では[[ミノマル]]の切り札として登場。
第11話の[[切札 ジョー]]戦では[[ミノまじかる]]で[[《マツぽっくん》]]や[[《ルツパーフェ・パンツァー》]]をバトルゾーンに出して、[[ミノマル]]を勝利に導いた。
--その後の第12話から第13話での[[ゼーロ]]戦では最後のシールドをブレイクするが、[[S・トリガー]]で出た[[《卍・獄・殺》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]によって破壊された。
--第27話の[[切札 ジョー]]戦(2回目)では[[ミノまじかる]]で[[《マツぽっくん》]]をバトルゾーンに出し、次のターンに更なる展開を狙うも、最終的に[[《7777777》>《キング・ザ・スロットン7/7777777》]]によって[[山札の下]]へ送られた。
--第50話の[[切札 ジョー]]戦(3回目)では[[ミノまじかる]]で対戦前に[[でんでん]]から託された[[《超機動罠 デンジャデオン》>《超機動罠 デンジャデオン/地獄極楽トラップ黙示録》]]を[[バトルゾーン]]に出した。
続く第51話(最終話)では[[ミノガミ]]が[[《コクーン・マニューバ》]]の[[スーパー・S・トリガー]]によってこのクリーチャーをバトルゾーンに出すが、ジョーが唱えた[[《7777777》>《キング・ザ・スロットン7/7777777》]]によって[[《ヴァム・ウィングダム/ソニック・ダンス》]]がめくられたことで[[山札の下]]へ送られた。

-アニメ「デュエル・マスターズ!!」では第47話で[[カブト鬼]]&[[ハニーQ]]&[[ミノマル]]&[[でんでん]]が[[切札 ジョー]]戦で使用。
[[ミノまじかる]]を使い[[マナゾーン]]の[[《超機動罠 デンジャデオン》>《超機動罠 デンジャデオン/地獄極楽トラップ黙示録》]]を[[バトルゾーン]]に出した。その後、この[[クリーチャー]]をマナゾーンから再び[[バトルゾーン]]に出した。

-アニメ「[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]」では第37話で[[うららか もも]]が[[ジェレミー]]戦で[[DMEX-15]]版のカードを使用。[[《滅印連結 ヴァルハルザーク》]]の[[EXライフ]][[シールド]]をブレイクする活躍を見せた。

**関連カード [#teb00108]
-''Next''
--[[《虹出づる繭 ミノガミ/帝の目覚め》]]

-[[《始虹帝 ミノガミ》]]
-[[《全虹帝 ミノガミ/ハザード・パクト》]]
-[[《ミノガミ <サガ.Star>》]]
-[[《始全虹帝 ミノガミ/自然の肯定》]]

-[[《雪布妖精ユウコ》]]
-[[《獣軍隊 ランキー》]]

-[[《母なる大地》]]
-[[《母なる紋章》]]
-[[《母なる星域》]]

-[[《むじゅうりょ君》]]

-[[《ツクっちょ》]]
-[[《マツぽっくん》]]
-[[《マシュるん》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《未来設計図》]]([[DMEX-02]])
--[[《自然の四君子 ガイアハザード》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#ja19bc4b]
-[[DMEX-02]]&br;'''まるの[[まじかる>ミノまじかる]]、見せてやるまる!!'''

**収録セット [#o7527a17]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[kawasumi]]
--[[DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」>DMEX-02]](1/84)
-illus.[[kawasumi]]/[[ShoPro]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](21/50)

**参考 [#t01e6ad5]
-[[グランセクト]]
-[[マナ召喚]]
-[[ミノまじかる]]
-[[マナゾーン]]
-[[マナブースト]]
-[[コスト]]
-[[非進化]]
-[[クリーチャー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[ガイアハザード]]
-[[マスターカード]]
-[[ナゾ]]

-[[ミノマル]]

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