#author("2024-03-20T15:42:20+09:00","","")
#author("2024-06-29T14:04:45+09:00","","")
*《&ruby(げっこうでんじん){月光電人};オボロカゲロウ》 [#m83fdd61]

|月光電人オボロカゲロウ C 水文明 (2)|
|クリーチャー:グレートメカオー 1000|
|このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンにある文明1つにつき、カードを1枚引いてもよい。その後、引いたカードと同じ枚数の手札を、好きな順序で山札の下に置く。|

[[DM-27]]で登場した[[水]]の[[グレートメカオー]]。

[[手札交換]]の[[cip]][[能力]]を持つ[[ウィニー]]。

[[ハンドアドバンテージ]]は得られないものの、[[手札]]の質を上げることができる。
引ける枚数は[[マナゾーン]]の[[文明]]の数に依存しており、5[[文明]]が揃っていれば5枚引いて5枚戻せる。最低でも1枚引いて1枚戻せるので、全く無駄になることは少ない。多色推しの[[極神編]]に登場したカードに相応しく、[[デッキ]]が[[多色]]であるほど強力になると言える。

普通に使っても[[手札]]の質を上げることができ、[[【グレートメカオー】]]の[[ウィニー]]として採用を検討できる。[[コスト]]2の[[グレートメカオー]]が欲しいならば[[《電磁王機ピッコリ・コイルンガー》]]とともに候補に挙がるだろう。[[進化元]]として考えるなら[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]と共に使うのもアリ。

[[マナコスト]]相応の[[能力]]であり、[[コンボ]]を考慮しなくても[[手札交換]]として働く。一見使いにくいが、意外と便利な[[カード]]である。

**環境において [#q6bd3612]
登場当時は、ゲームを大きく動かすような軽量級のカードは少なく、序盤から手札の質を上げることに大した意義がなかったため、[[多色]]デッキでも採用が見送られることが多く、マチマチな評価を受けていた。
[[エピソード1]]に入ると、確実に山札の上の5枚を見れる上、[[S・トリガー]]と[[除去]]を兼ねる[[《ドンドン吸い込むナウ》]]の登場により、ますますこのカードの肩身が狭くなる。

[[エピソード3]]の[[【ヒラメキスネーク】>【ヒラメキドレーン】#snake]]で[[《偽りの名 スネーク》]]の[[ドロー]]&[[ブースト]]から連鎖的に[[ウィニー]]を繰り出す[[手札]]調整役として活躍した。1[[ターン]]目に[[《偽りの名 スネーク》]]を[[マナチャージ]]しても動きとしては何ら問題がなく、[[光]]も使う[[デッキ]]だったので簡単に4色が揃ってしまう。引きすぎた[[《偽りの名 スネーク》]]を[[山札の下]]に補充し直す役割もあるため、[[《ブレイン・ストーム》]]や[[《シークレット・クロックタワー》]]といった類似[[カード]]よりも一線を画した性能を秘めていた。このデッキタイプは、2014年に[[《デビル・ドレーン》]]が[[殿堂入り]]したことによって消滅した。

また、同じく[[エピソード3]]では[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]の登場により、こちらの大量[[ドロー]]を活かした[[【オボロセカンド】]]の核となった。しかし[[革命編]]に入ると、[[中速ビートダウン]]のこのデッキタイプは環境の[[高速化]]についていけなくなり、一気に姿を消した。

このカードの評価が本格的に上がり始めたのは[[革命編]]から。[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]を始めとする序盤からを[[コスト踏み倒し]]で出せる[[侵略]]を持った大型進化クリーチャーが台頭。そのため、[[侵略]]能力を持った進化クリーチャー、または侵略元になるクリーチャーを引き当てるために、[[【赤青レッドゾーン】>【レッドゾーン】#l6d9ccfd]]で使用されるようになる。

//[[革命ファイナル]]では、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]を始めとする[[革命チェンジ]]を持つ登場。これも、[[革命チェンジ]]能力を持ったクリーチャーとチェンジ元になるクリーチャーを引き当てるために[[【5色ドギラゴン剣】]]、[[【赤青ドギラゴン剣】]]や[[【白青赤ドギラゴン剣】]]などに使用された。
//5c剣では使われていません

また、[[DMR-23]]で[[《プラチナ・ワルスラS》]]が出るとあちらの[[進化元]]として使われることも。

[[新章>新章デュエル・マスターズ]]以降は、[[軽量級]]でもゲームを大きく動かすようなカードが多数登場したことにより、序盤から手札の「質」を向上させるこのカードの地位は大幅に向上し、脚光を浴びるようになった。

[[DMRP-02]]で[[《“罰怒”ブランド》]]が登場すると、[[【赤青ブランド】]]でも[[《プラチナ・ワルスラS》]]と共に使われた。

[[双極篇]]になると[[革命ファイナル]]で既に登場していた[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]を始めとする[[革命チェンジ]]持ちとの相性が注目された。[[革命チェンジ]]能力を持ったクリーチャーとチェンジ元になるクリーチャーを引き当てるために[[【赤青ドギラゴン剣】]]や[[【白青赤ドギラゴン剣】]]などに使用された。[[【オボロセカンド】]]から発展した[[【オボロティガウォック】]]のパーツとしても結果を残した。

しかし役割が被る上により手札の質を上げることができる[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]が登場すると相対的に数を減らした。

[[DMRP-11]]で登場した[[《*/弐幻サンドロニア/*》]]の存在も大きく、デッキの潤滑剤として必ずしも必須の立場ではなくなった。

[[《隠れ潜む者 シードラン》]]が登場すると、[[オリジナル]]の[[【赤青ドギラゴン剣】]]ですらも採用が少数派となった。

その後しばらく影を潜めていたが、『[[超CSⅥ in福岡>超CS]]』([[オリジナル]])で[[【オボロティガウォック】]]がベスト8に進出すると、その後一定期間[[【オボロティガウォック】]]の入賞が散見された。
**その他 [#r06bf8ba]
-何気にカードを[[山札の下]]に送るカードとしては最軽量のコストを持つ。[[山札の下]]を把握して[[覚醒]]を狙う[[《時空の賢者ランブル》]]と組むのもあり。また[[リクルート]]を行いたいカードを送るのもいい。

-[[能力]]は[[ドロー]]であるため、[[【キキ&カイカイ】]]や[[【ギル・ダグラス】]]などと組むのも一興。

-[[ドロー]]は上限まで任意であり、1枚1枚引いてから、更に引くか打ち止めするかをその都度選択することになる。そのため、[[ライブラリアウト]]しそうになったらドローを止めることができる。

-[[マナゾーン]]が5色なら、5枚の[[ドロー]]となる。フルパワーで[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]を引き込めれば、最初のドローと合わせてすぐ[[G・ゼロ]]で[[召喚]]できる(>[[【オボロセカンド】]])。

-[[DMEX-03]]版では[[ドロー]]枚数は「自分のマナゾーンにある文明ひとつにつき、カードを1枚引く」と[[マナゾーン]]の[[文明]]数で固定されている内容の[[テキスト]]であったが、後に誤植であると発表され再録前のテキストに従うように[[エラッタ]]された。しかし[[【赤青ドギラゴン剣】]]や[[【白青赤ドギラゴン剣】]]の活躍などから、本当に弱体化調整されたのだと当初は受け止められた。

-[[サムライ]]の登場を予言するようなネーミングである。「オボロカゲロウ」は漢字で書くと「朧陽炎」。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#wa063512]
|月光電人オボロカゲロウ R 水文明 (2)|
|クリーチャー:グレートメカオー 1000|
|バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにある文明ひとつにつき、カードを1枚引く。その後、引いたカードと同じ枚数の手札を、ランダムな順番で自分の山札の一番下に置く。|

[[DMPP-09EX]]で実装。[[レアリティ]]が[[レア]]になり、ボトムに送る順は[[ランダム]]になった。なお、カードを引くことで、手札の上限10枚を超えてしまい、墓地送りになったカードの枚数については、「引いたカード」の枚数に含まれない。したがって、能力を使う前よりも手札が少なくなる心配はない。

-TCG版と比べると能力に大きな差異はないが、[[グレートメカオー]]自体のスペックと環境における立ち位置の差、[[デッキカラー]]を増やすことが容易なデュエプレの仕様と噛み合い、登場時点から[[【グレートメカオー】 (デュエプレ)]]や[[【5色プラチナム】 (デュエプレ)]]で活躍していた。

-スタートチャージ系の[[SPルール]]では高いユーティリティを持つカード。最初から5文明がマナに置かれている上に低マナ域の時間自体が存在しないため、欠点が大幅に解消されている。
**関連カード [#ua22e3dc]
-[[《テンペスト・ベビー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#o81da81f]
-[[DM-27]]、[[DMPP-09EX]]
'''夜空に月の光が満ちる時、切っ先に秘めた心が敵を切る。'''
-[[DMEX-03]]
'''夜空に、再び月の力が満ちる。今度は[[無月の力>無月の門]]が。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P81/Y20)
'''みんなといる世界で、夜空に月の光が満ちる。'''

**収録セット [#n410f701]
***[[デュエル・マスターズ]] [#bb1ed1a7]
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DM-27 「極神編 第4弾 完全極神(パーフェクト・ヘヴン)」>DM-27]](43/55)
--[[DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」>DMEX-03]](65/69)
--[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](超33/超38)
--[[プロモーション・カード]](P81/Y20)
 
***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#e6e9becd]
-CV:[[岡井カツノリ]]
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DMPP-09EX 「聖竜凱旋 -REBORN OF THE SURVIVOR-」>DMPP-09EX]]

**参考 [#ce07aafb]
-[[グレートメカオー]]
-[[cip]]
-[[マナゾーン]]
-[[文明]]
-[[ドロー]]
-[[手札]]
-[[山札の下]]
-[[手札交換]]

-[[【オボロセカンド】]]
-[[【オボロティガウォック】]]

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