#author("2024-08-28T19:47:09+09:00","","") #author("2024-09-14T07:01:14+09:00","","") *《&ruby(じげん){次元};の&ruby(あらし){嵐}; スコーラー》 [#reb0d4e9] |次元の嵐 スコーラー SR 水文明 (11)| |クリーチャー:ムートピア/スペシャルズ 11000| |''G・ゼロ'':このターン中に自分の呪文を5枚以上唱えていれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。| |''W・ブレイカー''| |このクリーチャーが召喚によって出た時、それがこのゲーム中に出した最初の《次元の嵐 スコーラー》なら、このターンの後に自分のターンを追加する。| [[DMRP-07]]で登場した[[水]]の[[ムートピア]]/[[スペシャルズ]]。 [[呪文]]を5枚以上唱えていれば[[G・ゼロ]]で出すことが可能。さらに[[ゲーム]]中に[[1度だけ>ターン1]]、[[追加ターン]]を得られる[[召喚]]限定[[cip]]を持つ。 [[G・ゼロ]]も[[召喚]]のため、[[呪文]]を5枚以上[[唱える]]ことでそのまま0マナで[[追加ターン]]を獲得できる。 [[《超宮城 コーラリアン》]]と同様のデッキを組むことで活躍できるだろう。 [[追加ターン]]によって次のターンには[[召喚酔い]]も解けるので、大量展開した後から安全に一斉攻撃を決められる。 [[《I am》]]でワールドブレイクする前にこのクリーチャーをバトルゾーンに出せば、たとえ[[スーパー・S・トリガー]]を数発喰らったとしても追加ターンで再展開すれば押し切れる。 [[マナブースト]]と呪文の詠唱を繰り返す[[水]]の[[ループ]]系統では、[[追加ターン]]を活かして[[アンタップ]][[マナ]]の生成を安全に行うというプレイングも取れる。 **ルール [#ze58bc20] -『それがこのゲーム中に出した最初の《次元の嵐 スコーラー》なら』という条件があるため、1回でもバトルゾーンに出したら、後はG・ゼロ持ちの[[ファッティ]]にしかならない。 --このカウントは''召喚以外でバトルゾーンに出したものもカウントされる''。[[《父なる大地》]]等によって、いずれかのプレイヤーの《次元の嵐 スコーラー》が召喚せずにバトルゾーンに出た時点で、誰も《次元の嵐 スコーラー》で[[追加ターン]]を得ることはできなくなる。 --先に出たのが''相手の《次元の嵐 スコーラー》''だったとしても''自分は[[追加ターン]]を得ることができなくなる''。各プレイヤーが一度ずつ能力を使える[[ニンジャ・ストライク]]や[[極限ファイナル革命]]とは異なる裁定となっている。参照しているイベントの種類が異なるとはいえ、互いに矛盾しているようにも見える。 ---よって、[[【スコーラー】]]の[[ミラーマッチ]]では先に《次元の嵐 スコーラー》を出せば相手の戦術を完全に崩壊させることができる。もっとも、《次元の嵐 スコーラー》が出た後で相手のターンが回ってくることはなかなかないかもしれないが。 -[[《「大当たり!もう一本!!」》>《凶鬼90号 ゾレーゴ/「大当たり!もう一本!!」》]]方式の[[cip]]の回数そのものだけを増幅させる[[効果]]はこのカードの召喚時限定cipに対して有効。 -[[呪文]]を唱えた回数を参照する[[G・ゼロ]]を持つ他の[[ムートピア]]と異なり、「自分''が''呪文を唱えた回数」ではなく「自分''の''呪文を唱えた回数」を参照する。つまり、[[呪文横取り]]で相手の[[呪文]]を唱えた場合はカウントしない。 **環境において [#t03f1053] [[専用デッキ]]で1マナの呪文の連打から飛び出してくるイメージのあるカードだが、登場当初は相性の良い1マナの呪文が[[《ガード・グリップ》]][[《セイレーン・コンチェルト》]]程度しかなく、メインの動きをこれに依存した構築は活躍しなかった。 [[DMRP-07]]時点の主流は[[【ゴクガサイクル】]]の[[ソリティア]]要員としての運用で、[[追加ターン]]を取ることで疑似的に[[マナ回復]]を行い、[[《水上第九院 シャコガイル》]]をタイムラグなく出すために利用されていた。要するに上振れ要素であり、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]などで確実に1ターンをしのげる保証がある場面では出さなくてもかまわない。 [[DMBD-08]]で[[《卍 ギ・ルーギリン 卍/卍獄ブレイン》]]が登場すると[[《ガード・グリップ》]]を8枚積みできるようになり、安定感が増したことで[[【スコーラー】]]が構築されるようになった。 当時[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]に明確に有利が付いた数少ないデッキであり、遅くとも年明けにはTier1に食い込んでいた。 ただ、この頃は[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]の[[《音奏 プーンギ》]]がこのデッキを抑えている面もあった。 2019年7月1日には相性の良い[[《セイレーン・コンチェルト》]]が[[殿堂入り]]した。[[《“轟轟轟”ブランド》]]の[[殿堂入り]]に伴い、[[コンボ]]系統が強くなりすぎるのを防ぐための先回り殿堂だったと考えられている。 [[超天篇]]で登場した[[GR召喚]]呪文とも相性が良く、[[《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》]]や[[《カエルB ジャック》]]を入れた[[白青]]型が一定数使われた。[[《マリゴルドIII》]]の[[マナドライブ]]を組み込んだ[[白青緑]]型も2[[ブロック構築]]を中心に結果を残した。 「[[DMGP-9th>公認グランプリ]]」優勝・3位入賞の[[【カリヤドネループ】]]に2枚採用されていた。[[能力]]の性質上[[無限ループ]]には絡むことができず、[[墓地]]に落ちたら《カリヤドネ》の[[コスト軽減]]の[[濁り]]になるにもかかわらず1枚ではなく2枚積みだったという点だけでも、このデッキとの相性が相当評価されていたことがわかる。 以降[[【カリヤドネループ】]]の主要パーツとして定着し、[[ゴッド・オブ・アビス]]頃まで活躍した。 [[王来篇環境 (オリジナル)]]では、[[《龍風混成 ザーディクリカ》]][[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]][[《Disアイ・チョイス》]]などによる[[ソリティア]]で呪文詠唱回数を稼いでこれを投げつけるプランを取り入れた[[【5色コントロール】]]が結果を残した。 [[DMEX-17]]では[[《月下旋壊 ド・リュミーズ》]]が登場。おそらく最も有名な【スコーラー】であろう[[【青タッチ黒魔道具スコーラー】>【スコーラー】#btbbm]]が成立した。 [[DMEX-17]]では[[《月下旋壊 ド・リュミーズ》]]が登場。おそらく最も有名な【スコーラー】であろう[[【青タッチ黒魔導具スコーラー】>【スコーラー】#btbbm]]が成立した。 最速4ターン目に[[ループ]]で勝利できるのは当時オンリーワンの強みで、後ろ寄せのデッキが多い環境で猛威を奮ったが、1年も経たずに[[《月下旋壊 ド・リュミーズ》]]は[[殿堂入り]]してしまった。 「[[DMGP2022>公認グランプリ]]」Day1([[アドバンス]])では、[[《「未来から来る、だからミラクル」》>《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]→[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]→[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]と呪文を連鎖させて最終的に[[《ディメンジョン・ゲート》]]でこれをサーチして出す【60枚コントロール】がベスト8入賞した。 また、Day2([[オリジナル]])でベスト8入賞した[[【青緑Gジョラゴン】]]は、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]でこれの[[手打ち]]を狙う今までにない角度からの勝ち筋を持った型となっていた。 [[《月下旋壊 ド・リュミーズ》]]の殿堂入り後は[[【卍夜】>《卍夜の降凰祭》]]の[[フィニッシャー]]として考察されることもあったが、リストが洗練されるにつれ抜けていった。 [[アビス・レボリューション]]では[[《好詠音愛 クロカミ》]]の登場からしばらく[[【青魔導具】]]に挿される場合があった。また、[[DM23-EX2]]期には《クロカミ》入りの【青単スコーラー】が結果を残した。 [[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]の殿堂解除を機に、[[《ジョジョジョ・ジョーカーズ》]]のような[[コスト]]1呪文、[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]、[[《夢のジョー星》]]、[[《ジョジョジョ・マキシマム》]]、[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]といった[[G・ゼロ]]呪文で呪文詠唱回数を稼ぐジョーカーズ基盤型の【零単スコーラー】という型も組めるようになった。メインプランに拘らず、普通に早期[[ワンショット]]を狙っても強い型となっている。 **その他 [#ea48f266] -[[《海底鬼面城》]][[《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]][[《月下旋壊 ド・リュミーズ》]]などかつてこのクリーチャーと一緒に使われて[[殿堂入り]]に指定されたカードが非常に多い一方で、このクリーチャー自身は[[プレイヤー]]間で候補に挙げられつつも一度も殿堂入りしていない。 [[手札補充]][[呪文]]が[[インフレ]]し続けている都合上、[[1枚積み]]になったところでそれほどハンデにならないという事情もある。 -[[《暗黒鎧 ダースシスK》]]に続き2枚目となる「召喚によってバトルゾーンに出た時」と「コストを支払わずに召喚」を1枚で持つクリーチャー。 -[[DM22-RP1]]版は[[カード名]]が《次元の嵐スコーラー》となっており、スペースが省略されている誤植が見られる。 --[[テキスト]]中では《次元の嵐 スコーラー》とスペースが入ったままなので、[[カード名]]が変更されたわけではないと考えられる。 -アニメ『デュエル・マスターズ!』では[[シンタロー]]が[[ジョー>切札 ジョー]]戦の切り札として使用。[[《エターナル・ブレイン》]]を1[[ターン]]に5回唱えて[[G・ゼロ]]で[[召喚]]し、[[追加ターン]]を獲得した。 **関連カード [#h435cc9b] -[[《超宮城 コーラリアン》]] -[[《超宮兵 マノミ》]] -[[《貝獣 ラリア》]] -[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#z84aaa0e] -[[DMRP-07]]&br;'''嵐や手から、かみなりなどをおこす。''' **収録セット [#se5beb5e] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Yuukoo009]] -design.平野隆之介 --[[DMRP-07 「双極篇 第3弾 †ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」>DMRP-07]](S3/S10) -illus.[[boyaking]] -design.平野隆之介 --[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 伝説の邪神」>DM22-RP1]](TR3/TR10) **参考 [#ue66f351] -[[ムートピア]] -[[スペシャルズ]] -[[G・ゼロ]] -[[呪文]] -[[W・ブレイカー]] -[[召喚]] -[[cip]] -[[追加ターン]] -[[シンタロー]] -[[【ゴクガサイクル】]] -[[【ツインパクトゴクガサイクル】]] -[[【スコーラー】]] ---- [[公式Q&A]] -3つ目の能力について >Q.''《次元の嵐 スコーラー》''を召喚せずにバトルゾーンに出した後、2体目の''《次元の嵐 スコーラー》''を召喚してバトルゾーンに出しました。ターンをもう一度行うことはできますか? A.いいえ、召喚したかどうかにかかわらず、すでに''《次元の嵐 スコーラー》''がバトルゾーンに出ていれば最後の能力は使うことができません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31792]](2019.7.2) #region2(類似裁定(2022.7.28)){{ >Q.自分は[[《父なる大地》]]を唱えて、相手のマナゾーンから''《次元の嵐 スコーラー》''をバトルゾーンに出しました。そのゲーム中に自分や相手が''《次元の嵐 スコーラー》''を召喚してバトルゾーンに出した場合、「このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時」の能力で追加ターンを得られますか? A.いいえ、その状況では、自分も相手も追加ターンを得られません。そのゲーム中すでにバトルゾーンに''《次元の嵐 スコーラー》''が出ていれば、それが召喚によるものかに関わらず、''《次元の嵐 スコーラー》''の能力では追加ターンを得られなくなります。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41653]] }} &tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト11,ムートピア,スペシャルズ,パワー11000,W・ブレイカー,G・ゼロ,G・ゼロ:呪文を5枚以上唱える,召喚限定cip,cip,追加ターン,SR,スーパーレア,Yuukoo009,boyaking);