#author("2023-06-21T06:23:31+09:00","","") #author("2023-06-21T06:23:57+09:00","","") *《&ruby(じげんはどうまほう){次元波導魔法}; &ruby(ハル){HAL};》 [#r4b947d7] |次元波導魔法 HAL R 水文明 (4)| |呪文| |スーパー・S・トリガー| |カードを2枚引く。| |S−ターンの残りをとばす。(次のプレイヤーのターンをすぐに始める)| [[DMRP-03]]で登場した[[水]]の[[スーパー・S・トリガー]][[呪文]]。 [[カード]]を2枚[[引く]][[効果]]を持つ。さらに、[[スーパー・ボーナス]]により、[[ターンの残りをとばす]][[効果]]を得られる[[スーパー・S・トリガー]][[呪文]]。 ついに[[呪文]]も[[ターンの残りをとばす]]ことができるようになった。 しかし、実際に運用するとなると単調な[[アドバンテージ]]しか得られない2[[ドロー]]で終わる事も少なくない。 [[スーパー・S・トリガー]]は狙って運用するにはリスクが大きく、中途半端に防御のことを考えるよりは、可能な限り自分の動きを最速で回す方がよいという考え方もあり、なかなかに扱いが難しい呪文。 4[[コスト]]域の[[ドロー]]ソースとしては、[[《デモンズ・ライト》]]、[[《レインボー・スパーク》]]、[[《サイバー・ブック》]]などより器用に立ち回れる存在も気になる。 **ルール [#f67c404f] ※相手ターン中に唱えた[[《ルシファー》]]の裁定も参照 [[シールドチェック]]時、[[スーパー・S・トリガー]]の[[スーパー・ボーナス]]の条件を満たしていた場合、《次元波導魔法 HAL》は[[ターンの残りをとばす]]効果を獲得する。 各種[[S・トリガー]]などは好きな順番でカードを使っていくが、この《次元波導魔法 HAL》を唱えたら、カードを2枚引く効果の後、[[ターンの残りをとばす]]効果が発動し、他に未使用の能力や効果、[[保留状態]]のカードがあったとしてもそれらをすべて破棄し、次のターンを開始する。 詠唱中の《次元波導魔法 HAL》、[[要塞化]]していた[[城]]を含め、次のターンに移行する際、不適格なカードはすべて墓地に置かれる。これによって[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]などカードを墓地に置いたことに反応する能力はトリガーしない。(総合ルール512.) 宣言した[[S・トリガー]]などは''[[手札]]の中にあって、使う場面になったら手札から使われる''ことになっているため、[[ターンの残りをとばす]]とそのまま手札にとどまる。S・トリガー宣言はしていても[[出せない]]効果で結果的に召喚できなかった場合や、[[《ゴールデン・ザ・ジョニー》]]のようにS・トリガー宣言の後からやってきた[[呪文ロック]]で結果的に呪文が唱えられなかった場合と同じ。 [[S・バック]]や[[サバキZ]]は実際にカードを使う前にコストとして手札を捨てておく必要があるが、先に《次元波導魔法 HAL》を唱えたことによってカードを使う前にターンが強制終了されたとしても、捨てた手札は戻ってこない。 #region2(裁定の詳解と問題点){{ --そもそも、[[テキスト]]はかつてのルールと整合性がなかった。 そもそも、[[テキスト]]はかつてのルールと整合性がなかった。 本カードの登場に伴って総合ルールが改定されている([[2017年10月6日改定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31397/]])。 当時の[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]によれば、呪文の効果を実行している時、呪文はいわゆる[[どこでもないゾーン]]にある。その瞬間にターンを飛ばすと、[[墓地]]に呪文を置くタイミングまで飛ばしてしまいこのカードが[[どこでもないゾーン]]に留まってしまう。([[《終末の時計 ザ・クロック》]]は[[バトルゾーン]]に出てから[[誘発型能力]]が誘発するので問題が無かった) 一時期はターン飛ばしが確定した段階で《次元波導魔法 HAL》を[[墓地]]に置き、その後[[ターンの残りをとばす]]裁定になっていた。 そして、このカードの登場とともに、[[城]]の扱いにも影響が出た。 発売当時の暫定裁定では、自分のシールドが何かの城で要塞化された状態で、そのシールドがブレイク→《次元波動魔法 HAL》であれば、''城はシールドゾーンにそのまま単体で残る''こととなっていた。これは城の注釈文に、(「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)の一節があるからである。呪文のS・トリガーの処理は呪文の効果をすべて使うまでが処理、という事になっている。その為、S・トリガーを使ったので城を墓地に置く、というプロセス自体が飛んでしまうのである。 -流石にこの挙動には問題があると判断されたのか、「要塞化されたシールドがシールドゾーンを離れた際に城が墓地に置かれる」というプロセスは[[状況起因処理]]であるという正式裁定が改めて出された。 }} **その他 [#f02f8c01] -上記の通り、このカードはその性能云々という議論よりも、裁定の混乱の方が話題になったといえる。 -[[《ネオ・ブレイン》]]の[[上位互換]]である。ただし、あちらはこの[[呪文]]の登場より後に[[ブレイン]]サポートを受けられるようになった。 -「デュエル・マスターズ双極篇フルコンプリートBOOK2」に掲載された際、「次元波''『動』''魔法 HAL」と誤植された。 **[[サイクル]] [#n25c03a3] [[DMRP-03]]の[[スーパー・S・トリガー]][[呪文]][[サイクル]]。 -[[《オヴィデンス・メーザー》]] -''《次元波導魔法 HAL》'' -[[《戒王の封》]] -[[《ジバボン3兄弟》]] -[[《コクーン・シャナバガン》]] **関連カード [#de0dfb52] -[[《ネオ・ブレイン》]] -[[《終末の時計 ザ・クロック》]] **収録セット [#k681624e] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[MATSUMOTO EIGHT]] --[[DMRP-03 「デュエル・マスターズ 新3弾 気分J・O・E×2 メラ冒険!!」>DMRP-03]](17/93) --[[DMEX-04 「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」>DMEX-04]](73/75) **参考 [#nf9d1253] -[[スーパー・S・トリガー]] -[[ドロー]] -[[ターンの残りをとばす]] ---- [[公式Q&A]] -カード特性について >Q.最後のシールドがブレイクされ、''《次元波導魔法 HAL》''のスーパー・S・トリガーが発動しました。山札の残りが少ないので、先にターンの残りを飛ばしてカードを引かないことはできますか? A.いいえ、できません。呪文はテキストに書いてある順番に上から解決します。先に2枚引いてからターンの残りを飛ばすことになります。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31618]](2019.7.2) -3つ目の能力について >Q.自分のターン中、自分の[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]がバトルゾーンにいる状況で、相手は「S・トリガー」で[[《ルシファー》]]を使いました。自分のターンの残りがとばされて、唱えた[[《ルシファー》]]が墓地に置かれますが、[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]の「相手のカードがどこからでも墓地へ置かれた時」の能力はトリガーしますか?&br;類似例:''《次元波導魔法 HAL》'' A.いいえ、トリガーしません。 #region2((総合ルール 512)){{ :512. 次のターンに移行する時| 次のターンに移行する時、どこでもないゾーンにカードがあるのなら、それらはすべて墓地に置かれます。この時、新たに能力はトリガーしません。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39747]](2021.5.21) &tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト4,スーパー・S・トリガー,S・トリガー,ドロー,ターンの残りをとばす,R,レア,MATSUMOTO EIGHT);