#author("2023-10-25T12:21:26+09:00","","")
#author("2024-04-09T12:13:20+09:00","","")
*《&ruby(しこうてい){死皇帝};ハデス》 [#l916daa4]

|死皇帝ハデス VR 闇文明 (8)|
|進化クリーチャー:ダークロード 9000|
|墓地進化−闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。|
|自分のターンにクリーチャーを1体、自分の墓地から召喚してもよい。|
|W・ブレイカー|

[[DM-32]]で登場した[[重量級]][[墓地進化]][[ダークロード]]。
毎[[ターン]]1体だけ[[墓地]]から[[クリーチャー]]を[[召喚]]できる[[システムクリーチャー]]。

[[軽い]]墓地進化とは違い、呼び出せるほどの[[マナ]]がある時は[[闇]]クリーチャーの一枚ぐらい[[墓地]]にあるのが普通であり、ほぼ[[スピードアタッカー]]的なものと考えて問題ない。

[[手札]]が無くても展開が可能なこの[[能力]]は凶悪である。
そもそもこの能力が「[[墓地]]に[[クリーチャー]]を落としていく[[デッキ]]」で輝くため、[[墓地進化]]クリーチャーとの[[シナジー]]は強力無比。
かつて猛威を振るった[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]][[ループ]]をある程度再現する事も可能。ループさせられる数に限りがあるが、中〜大型クリーチャーをループさせるデッキならばそれほど気になる場面は少ない。
強力な[[能力]]のためか自身は[[コスト]]の割りに[[パワー]]は低めだが、このカードの真価はあくまで能力にあるため、さほど気にはならないだろう。

-「墓地から[[召喚]]」する能力は[[リアニメイト]]とは異なり、規定の[[コスト]]を支払って[[召喚]]する必要がある。厄介な[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]である[[《洗脳センノー》]]や[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]や[[《異端流し オニカマス》]]の[[能力]]の対象から外れるのは長所。また[[召喚]]であるため[[《暴走龍 5000GT》]]や[[《ボルシャック・クロス・NEX》]]にひっかかるのは短所。

-「[[召喚]]」であるため、[[《神秘と創造の石碑》]]に対応している。また自分のターン限定ではあるが[[ニンジャ・ストライク]]、[[G・ゼロ]]も出せるので、オマケ程度に覚えておくといいだろう。場に自分の[[《神羅パンゲア・ムーン》]]がいれば、さらに同名クリーチャーを最大3体まで出すことができる。

-気づきにくいが、テキストに「《死皇帝ハデス》以外の」と書かれていないので同名クリーチャーを墓地から召喚することができる。このクリーチャーを複数バトルゾーンに出してしまえば、その後は相手の[[除去]]スピードをはるかに上回る再生能力・展開能力で圧倒的優位に立てるだろう。

-弱点は一度の召喚数に限りがあるため、大量展開に向かない事。とくに一度劣勢になるとこのカード一体ではカバーしきれずにジリ貧に陥ってしまう危険性が高い。とりあえずこのカードだけに頼り過ぎないように注意する事。

-[[《貴星虫ヤタイズナ》]]と並べれば、[[進化元]]をハデスで確保して[[《貴星虫ヤタイズナ》]]で進化させるという[[コンボ]]ができるが、あちらの効果はターンのはじめであるため一ターン中に行うことはできない。あくまで補助と割り切るべきだろう。とはいえ、どちらかが[[破壊]]されても、もう一方の能力で常に二体を並べ続けることもできるなど、[[シナジー]]は良好。

-[[《百万超邪 クロスファイア》]]の[[G・ゼロ]]条件を満たした上で[[《偽りの名 ドレッド・ブラッド》]]を出し、[[《ヒラメキ・プログラム》]]で《死皇帝ハデス》を出すと、[[《百万超邪 クロスファイア》]]を含め、[[墓地]]に[[クリーチャー]]が6体以上いることになる。従って、《死皇帝ハデス》の[[能力]]で[[墓地]]から[[G・ゼロ]]で[[召喚]]し、一気に4打点を確保できる。だが後にアウトレイジを墓地から好きな数召喚できる[[《不死帝 ブルース》]]が登場。進化である為、召喚酔いがない点を生かしたい。

-後にこの[[クリーチャー]]と同じ能力を持つ非進化の[[《トング=ゴング/「世界をつかませてやろうか?」》]]が登場。[[墓地]]に進化元を用意する必要が無く、更に[[メガ・ラスト・バースト]]も持ち合わせ間接的に除去に対しての牽制もしており、場持ちも向こうの方が高くなっている。[[種族]]に[[アビス]]がある為、[[アビスラッシュ]]によって即攻撃ができる都合上[[進化クリーチャー]]で[[召喚酔い]]がないというこちらの利点までも被る。そうなるとこちらを使う上での差別化は[[種族]]の[[ダークロード]]、[[墓地進化]]という点ぐらいになってしまう。
--指定なしで[[墓地]]から[[召喚]]を許可する[[クリーチャー]]はこの[[クリーチャー]]と[[DM23-RP3]]で登場した[[《トング=ゴング/「世界をつかませてやろうか?」》]]のみであり、約14年ぶりの登場となった。

**その他 [#pa981565]
-「ハデス」とはギリシア神話の冥府の王の名前。墓地からあらゆるクリーチャーを召喚するという能力を有するこのクリーチャーにふさわしい名前である。

-このクリーチャー以降、[[リアニメイト]]を持つ大型クリーチャーにしばしば「ハデス」と名につくことがあるが、このクリーチャーを意識しているのか、上記ギリシア神話が由来なのかは不明。

-今までの死皇帝は女性を磔にして取り込んでいるデザインが多かったが、このクリーチャーは女性型のダークロードそのものである。もしかしたら[[イラスト]]を描いている途中で[[進化クリーチャー]]に変更されたのかもしれない。

-漫画「SX」では[[パッション]]が[[白凰]]戦で使用。能力で[[《ブラッディ・イヤリング》]]を召喚し、守りを固めた。

**関連カード [#wbb29dc6]
-[[《トング=ゴング/「世界をつかませてやろうか?」》]]

-[[《呪英雄 ウラミハデス》]]
-[[《水晶恐皇クリアハデス》]]
-[[《悪魔神バロムハデス》]]
-[[《大影罪 ハデ・スザーク》]]
-[[《真実の名 ハデスギル・スキル》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#j20aba15]
-[[DM-32]]&br;'''闇に魅入られし魂が、地獄より蘇る。'''

**収録セット [#q98f449f]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[harunoichi]]
--[[DM-32 「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾」>DM-32]]

**参考 [#nc31c711]
-[[ダークロード]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[墓地進化]]
-[[闇]]
-[[クリーチャー]]
-[[ターン]]
-[[墓地召喚]]
-[[W・ブレイカー]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト8,ダークロード,パワー9000,墓地進化,墓地進化:闇のクリーチャー,進化,進化:闇のクリーチャー,墓地召喚,W・ブレイカー,VR,ベリーレア,harunoichi);
&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト8,ダークロード,パワー9000,墓地進化,墓地進化:闇のクリーチャー,進化,進化:闇のクリーチャー,墓地召喚付与,W・ブレイカー,VR,ベリーレア,harunoichi);