#author("2023-04-17T02:57:23+09:00","","")
#author("2024-07-28T05:00:23+09:00","","")
*《&ruby(しにがみせんき){死神戦鬼};ベル・ヘル・デ・バラン》 [#t525887d]

|死神戦鬼ベル・ヘル・デ・バラン C 闇文明 (5)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド 11000|
|このクリーチャーは、アンタップされているナイト、サムライ、シノビを攻撃できる。|
|このクリーチャーが攻撃できる時、自分の他のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、このターン、このクリーチャーはアンタップされている進化ではないクリーチャーを攻撃できる。|
|このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。|

[[DM-32]]で登場した[[デーモン・コマンド]]。
[[《荒廃の巨王ジェノサイド》]]と[[《憤怒の猛将ダイダロス》]]の特徴を合わせ持つ。

それらに似ている[[攻撃]]制限持ちの低[[コスト]]高[[パワー]]という[[スペック]]に加え、[[戦国編]]のメイン3[[種族]]に対しては[[アンタップキラー]]となる[[能力]]を持つ。
場に残りにくい[[シノビ]]はともかく、[[サムライ]]と[[ナイト]]への[[制圧]]力は凄まじく、戦国編を真っ向から否定するかのような能力である。

種族に「ナイト」を含むため[[ファンキー・ナイトメア]]や[[ダーク・ナイトメア]]に対しても[[アンタップキラー]]となる。

突っ立っているだけで抑止力があり、味方を[[破壊]]することで[[進化クリーチャー]]以外であるすべての[[クリーチャー]]にも[[アンタップキラー]]となる。この時、[[《無限掌》]]と[[《崩壊と灼熱の牙》]]を組ませればほぼゲームエンドである。
また、[[アンタップキラー]]と化すと相手はシステムクリーチャーなどを破壊されたくなくなるため、相手の[[ブロッカー]]に対しても睨みを利かせられる。[[《死神獣ヤミノストライク》]]のような[[pig]]持ちと組み合わせることも。

[[《荒廃の巨王ジェノサイド》]]などと比べると、一概には言えないものの、[[スーサイド]]戦術も取れるうえにパワーも高く、現状パワー9000超えが珍重される[[環境]]を考えればこちらのほうが上。
[[《憤怒の猛将ダイダロス》]]とは相手[[プレイヤー]]への[[攻撃]]が可能かどうかで差別化されるが、[[スーサイド]]戦術を絡めた[[デッキ]]なら両方入れてもよい。

[[死神]]として考えても[[《死神盗掘男》]]と組み合わせての[[ドロー]]、[[《死神の魔龍虫ビャハ》]]の[[メテオバーン]]のサポート、[[《死神明王 XENOM》]]の[[進化元]]など様々な場面で活躍が見込める。

なお、使用の際は[[能力]]の解釈に注意。味方を破壊するタイミングは「攻撃できる時」なので、バトルゾーンに相手のサムライ・ナイト・シノビ、もしくは[[タップ]]されているクリーチャーのいずれも存在しない場合、そもそも[[攻撃]]できないため、味方を破壊することはできない。

単純ながら強力な[[スペック]]であるため、相性のいい[[死神]]や[[デーモン・コマンド]]のデッキでは初心者から上級者まで使えるカードである。

後に[[自然]]の低コストパワー12000のクリーチャーが増え、殴り返し役としてのライバルが増えた。
中でも[[《龍装車 トメイテオ》]]はマッハファイターを持ち、1ターン限定だが即効性があるので強力。しかし、このクリーチャーは相手のターンを乗り切れば何度でも[[アンタップキラー]]成り得、[[闇]]文明なので[[【崩壊と灼熱の牙】]]のデッキカラーと相性が良い利点が存在するので、まだまだ頑張ってくれるだろう。

-「攻撃できる時」なので1ターンで自分のクリーチャーを何度でも破壊することができる。そのため、[[《超神星ペテルギウス・ファイナルキャノン》]]と[[《死神の魔龍虫ビャハ》]]のメテオバーンの起動に使ったり、[[《神羅スカル・ムーン》]]を何度も対象に選べば、相手クリーチャーを一掃できる。
**ルール [#z9da7c0f]
-使用の際は[[能力]]の解釈に注意。味方を破壊するタイミングは「攻撃できる時」なので、バトルゾーンに相手の[[サムライ]]・[[ナイト]]・[[シノビ]]、もしくは[[タップ]]されているクリーチャーのいずれも存在せず、[[ダイヤモンド状態]]でもないなら、そもそも[[攻撃]]できないため、味方を破壊することはできず、[[アンタップキラー]]を付与できない。
サムライ・ナイト・シノビ以外の対戦相手では、原則タップされているクリーチャーが1体でもいないとアンタップキラーになれない点には注意したい。

-「攻撃できる時」なので、このクリーチャーが攻撃する前であれば、1ターンで自分のクリーチャーを何度でも破壊することができる。そのため、[[《超神星ペテルギウス・ファイナルキャノン》]]と[[《死神の魔龍虫ビャハ》]]のメテオバーンの起動に使ったり、[[《神羅スカル・ムーン》]]を何度も対象に選べば、相手クリーチャーを一掃できる。

**戦術 [#b04c9867]
-味方を破壊してもアンタップ状態の[[進化クリーチャー]]は攻撃できないが、大抵の進化獣は「攻撃してこそ」なカードが多い。多くの進化を乗り越えられるパワーがあるため、それらに対しては十分に睨みを利かせられる。

-登場からしばらく、[[【バキュームロック】]]における肉弾戦要員として使われることがあった。

-[[《超次元シャイニー・ホール》]]で出した[[《時空の不滅ギャラクシー》]]を[[破壊]]すると、《ギャラクシー》を[[覚醒]]させつつ[[アンタップキラー]]にできるので相手[[クリーチャー]]を2体まで仕留められる。

-[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]や[[《不死身のブーストグレンオー》]]など、[[破壊]]されない[[クリーチャー]]とは相性がいい。[[《純潔の信者 パーフェクト・リリィ》]]ならば相手[[クリーチャー]]を[[タップ]]できる。

-このクリーチャーよりパワーが高い[[サムライ]]・[[ナイト]]は[[《剛撃無双カンクロウ》]]を除き[[覚醒]]後の[[サイキック・クリーチャー]]や[[進化クリーチャー]]であるため、[[サムライ]]及び[[ナイト]]主体デッキでは、早めに対処しなければ危険といえる。[[シノビ]]にはこのクリーチャーにパワーで勝るクリーチャーは[[《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》]]しかいないが進化クリーチャーであり、そもそも場に残りにくい種族なうえに[[《威牙の幻ハンゾウ》]]もいるので、そこまで問題ではない。

-[[コモン]]であり、手に入りやすさも抜群。特に[[トッキュー8]]では高パワーなコモンと言うこともあり、鬼神の如き性能を発揮する。

-[[死神]]らしく[[ヒーローズ・カード]]は[[黒城 凶死郎]]である。

**関連カード [#r30c3ff1]
-前シーズンの主要カードに対するメタカード
--[[《爆炎料理人メタルコック》]]
--[[《轟剣 レイジング・ザックス》]]
--[[《魔弾 ゴッド・ジェノサイダー》]]
--''《死神戦鬼ベル・ヘル・デ・バラン》''
--[[《クール・ビューティー》]]
--[[《希望の親衛隊ファンク》]]などのサイクル

**収録セット [#w1c13155]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Yuichi Maekawa]]
--[[DM-32 「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾」>DM-32]](89/110)
--[[DMC-60 「無限死神(エターナル・デス)」>DMC-60]](11/14)

**参考 [#q641e146]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[アンタップキラー]]
-[[ナイト]]
-[[サムライ]]
-[[シノビ]]
-[[スーサイド]]
-[[非進化]]
-[[攻撃できない]]
-[[ヒーローズ・カード]]

-[[死神]]

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト5,デーモン・コマンド,パワー11000,アンタップキラー,スーサイド,攻撃制限,条件付き攻撃制限,相手プレイヤーを攻撃できない,シノビメタ,サムライメタ,ナイトメタ,死神,・,終音「ん」,C,コモン,Yuichi Maekawa);