#author("2024-08-11T22:11:35+09:00","","") #author("2024-09-17T11:10:32+09:00","","") *《&ruby(クリスタル・チューン){水晶の祈り};/クリスタル・ドゥーム》 [#top] |水晶の祈り VR 水文明 (3)| |呪文| |プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーはカードを3枚引き、その後、自身の手札を2枚選んで捨てる。| |自分のマナゾーンのカードを1枚、裏向きにしてもよい。| |BGCOLOR(#ccd):| |クリスタル・ドゥーム VR 水文明 (11)| |呪文:ゼニス| |カードを3枚引く。| |自分の手札からアンノウン・クリーチャーまたはゼニス・クリーチャーを好きな数、コストを支払わずに召喚する。| [[DM23-EX3]]で登場した[[水]]の[[呪文]]と水の[[ゼニス]][[呪文]]の[[ツインパクト]]。 上側は3[[ドロー]]2[[ディスカード]]の[[手札交換]]し、[[その後]][[水晶マナ]]を作成できる。 [[引く]]枚数は3枚で固定かつ自分以外の[[プレイヤー]]も選べる。通常、利敵行為になるだけなので自分以外を選ぶ理由はないが、相手の[[山札]]が少ない時に選択すれば[[ライブラリアウト]]を誘える。何らかの[[カード]]の[[効果]]で[[ループ]]させる[[即死コンボ]]も考えられる。 [[類似カード]]に[[《サイバー・チューン》]]がある。[[手打ち]]では似たような[[コストパフォーマンス]]だが[[S・トリガー]]がないため、あちらの代名詞だった[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]や[[《爆撃男》]]との[[コンボ]]はできなくなっている。 [[水晶ソウル]]との組み合わせで実質[[マナ加速]]にもなる点は優秀。[[デッキビルディング]]次第では[[手札交換]]と[[マナブースト]]を両立するこれまでにない使い勝手の初動になる。 登場時点では[[水晶ソウル]]持ち≒下側の[[踏み倒し]]対象のため、上下の[[シナジー]]もしっかりある。 下側は3ドローし、[[アンノウン]]と[[ゼニス]]を好きな数[[コスト踏み倒し]]で[[召喚]]する。 [[《バイオレンス・フュージョン》]]のような「[[唱え>唱える]]たら勝利に等しい[[アドバンテージ]]を得る」タイプの呪文。[[《ホーガン・ブラスター》]]や[[《アクア・スペルブルー》]]で[[踏み倒し]]た際の強力さは彼の[[《オールデリート》]]をも上回る。 [[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]のような「[[唱え>唱える]]たら勝利に等しい[[アドバンテージ]]を得る」タイプの呪文。[[《ホーガン・ブラスター》]]や[[《アクア・スペルブルー》]]で[[踏み倒し]]た際の強力さは彼の[[《オールデリート》]]をも上回る。 [[オリジナル]]で使う場合事前に[[耐性]]のある[[ダイレクトアタック]]要員を用意しておく必要がある((用意できなければ自己[[シールド焼却]]して[[ターン]]を返すだけの自殺行為になる))あちらに対し、このカードは[[踏み倒し]]に失敗しても無料で3ドローと、最大値の割に裏目がない。[[デッキ]]内に[[ゼニス]]が多ければその分[[《ホーガン・ブラスター》]]で直接踏み倒せる確率も上がり、総じてよく噛み合っている。 [[ビッグマナ]]で[[正規コスト>名目コスト]]を支払って唱えるなら直前の3ドローだけに頼るのはいくらなんでも無謀なため、事前に手札の質を高める工夫をしておきたい。 一応このカード自身が上側で[[手札交換]]できるため、複数枚引いたら上側で[[プレイ]]してダブりを解消しつつ、[[アンノウン]]と[[ゼニス]]を探しにいく[[プレイング]]は可能。 **ルール [#rules] ***カードタイプについて [#l8779993] -通算4枚目となる上下[[呪文]]の[[ツインパクト]]。 [[カードタイプ]]に関する[[裁定]]は[[《エターナル・ブレイン/ブレイン珊瑚の仙樹》]]のページを参照。 -[[《創世と終焉のゼニスパーク》]]の[[テキスト]]は[[再録]]で「見せたカードがゼニス・クリーチャーなら」へと改められたため、このカードをコスト11のゼニスとして見せても意味がなくなった。 ***下側について [#i4cc36f2] -実物の[[カード]]は[[テキスト]]から「コストを支払わずに」が抜けている。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/316662/]] --[[単発的効果]]で「召喚する」と書いてあると[[《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》]]の[[注釈文]]抜きの処理と類推されてしまいコストを支払う必要が出てしまう。かつて[[《獣鬼装甲トラマルGGG》]] も「コストを支払わずに」を書き忘れられていたが、そちらも当然[[コスト踏み倒し]]扱いである。 ---手札からクリーチャーを召喚することは通常の[[メインステップ]]に含まれるため、仮にコストを支払うとすると何を許可する能力なのかわからず、デザインが破綻している。 -[[キーワード処理]]「[[召喚]]」に対応する[[カードタイプ]]は登場時点で[[クリーチャー]]だけなので、「アンノウン・クリーチャーまたはゼニス・クリーチャー」という表現は少々くどい。 --[[タマシード/クリーチャー]]も[[使う]]際はクリーチャーとして扱う。 **他のカード・デッキとの相性 [#combo] [[《劇場戦艦 カァテンコヲル》]]のようにツインパクトのコストの小さい側のコストを参照し、コストの大きい方をプレイする挙動を取ることができるカードとも好相性。 [[ゼニス]]を持つため[[《「俺獅」の頂天 ライオネル》]]の[[S・トリガー]]付与、[[《天頂と停滞と水晶の決断》]]で踏み倒すゼニスと一緒に回収可能等のメリットがある。 「水のコスト99以下の呪文」の範囲内ということに着目して[[《卍 新世壊 卍》]]で《クリスタル・ドゥーム》を唱える運用もある。[[《卍 新世壊 卍》]]の[[置きドロー]]で手札に[[アンノウン]]と[[ゼニス]]を集めやすいためシナジーもある。 変わった所では[[【ジェームズゾルゲ】]]とも相性が良い。 《水晶の祈り》の手札交換でパーツを揃えつつ、下側の《クリスタル・ドゥーム》で[[《偽りの名 ジェームズ》]]と[[《偽りの名 ゾルゲ》]]を揃えてフィニッシュに移行できる。 《ジェームズ》の[[バトル]]勝利時[[効果]]で[[《終斗の閃き マトリクス》]]を[[リアニメイト]]し、《ゾルゲ》[[効果]]で《ジェームズ》と《マトリクス》をバトルさせれば《マトリクス》の[[効果]]を無限にストック出来る。 そして《マトリクス》[[効果]]ストックを消費して上側の《水晶の祈り》を唱え相手に3ドローを無限に行わせて[[ライブラリアウト]]させられる。割り込み型[[山札回復]]は3ドローに対して2枚しか捨てられず、そのため山も2枚しか回復できないため[[山札回復]]を貫通して[[ライブラリアウト]]ができる。 【ジェームズゾルゲ】で《ジェームズ》《ゾルゲ》を揃えられる[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]+[[《ブレイン・スラッシュ》]]と比較すると、こちらは並べるために膨大なマナが必要だが、最序盤の[[手札交換]]に使える。 [[《終末縫合王 ミカドレオ》]]+[[《引き裂かれし永劫、エムラクール》]]を同時に召喚することで、勝利出来る。 具体的には、《ミカドレオ》、《エムラクール》、他ゼニス2体以上を召喚し、追加ターン開始時に《ミカドレオ》の能力で勝利出来る。 [[《Q.Q.QX.》>《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]の[[特殊勝利]]を構えた時点で《水晶の祈り》で相手に3枚引かせれば、[[ドローステップ]]込みで確実に自身の山札の横向きのカードを手札に加えることになる。 **環境において [#b14cbc28] 登場早々[[【白青赤ゴスペル】]]の[[フィニッシャー]]呼び出し用[[呪文]]として使われるようになった。 《水晶の祈り》で相手を対象にすることで行える[[山札破壊]]戦術も、主に[[【アーテルマトリクスループ】]]で認知度を広めた。 2024年3月11日殿堂レギュレーション改訂直後、これを軸とした[[ゼニス]]型[[【青魔導具】]]が従来の型のリペアに使われた。 ***裁定の確定前 [#v8708942] 『"。"で区切られた別のイベント』という部分から、一部チャンピオンシップでは[[《サイバー・K・ウォズレック》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]で《水晶の祈り》側を選んでから《クリスタル・ドゥーム》側を唱える【ウォズレッククリスタル・ドゥーム】なるデッキも使われるケースもあった。 後に、《サイバー・K・ウォズレック》経由ではフットワークが軽すぎると判断されたためか、『カードタイプ(呪文、クリーチャーなど)が指定された効果でツインパクトカードの片側を選んでから』には『"。"で区切られた別のイベント』の考え方は適用されないという後出しQ&Aが公開され運用不可能になった。 //**[[サイクル]] [#cycle] **関連カード [#related] -[[《サイバー・チューン》]] -[[《運 命》]] -イラストに描かれているクリーチャー --[[《救済のカルマ ミルク》>《救済のカルマ ミルク/リリーフ・水晶チャージャー》]] --[[《森夢のイザナイ メイ様》]] //--[[《フリル》]] --[[《クリス=タブラ=ラーサ》]] //**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] //-[[DM23-EX3]]&br;'''''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm] -illus.[[kenko]] --[[DM23-EX3 「アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華」>DM23-EX3]](4/74) //***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp] //-CV:[[]] //-illus.[[]] **参考 [#reference] -[[ツインパクト]] -[[ドロー]] -[[捨てる]] -[[手札交換]] -[[墓地肥やし]] -[[ゼニス]] -[[アンノウン]] -[[召喚]] ---- [[公式Q&A]] -カード特性について >Q.[[《ローゼス・イノベーション》]]の「水晶武装4」で手札から''《水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム》''を捨てました。&br;捨てた''《水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム》''を、''《クリスタル・ドゥーム》''として墓地から唱えられますか? A.はい、唱えられます。[[《ローゼス・イノベーション》]]の「水晶武装4」は、手札からコスト5以下の呪文を捨てた後、"。"で区切られた別のイベントでその呪文をコストを支払わずに唱えます。&br;ツインパクトカードの場合、片側がコスト5以下の呪文であれば捨てられ、もし捨てたカードのもう片側も呪文だった場合、そちらを唱えることもできます。&br;そのため、まずコスト3の呪文である''《水晶の祈り》''を捨て、その後コスト11の''《クリスタル・ドゥーム》''をコストを支払わずに唱えられます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44606]](2024.2.16) >Q.自分の手札が3枚の状況です。&br;[[《劇場戦艦 カァテンコヲル》]]の「出た時」の能力で自分の手札から''《水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム》''を選び、''《クリスタル・ドゥーム》''をコストを支払わずに唱えられますか? A.はい、唱えられます。[[《劇場戦艦 カァテンコヲル》]]の「出た時」の能力は、自分の手札の枚数以下のコストを持つ水か火のカードを1枚選んだ後、選んだカードをコストを支払わずに使います。ツインパクトカードを選ぶ場合、手札の枚数以下のコストを持つ水か火のカードである側を一度選んだ後、コストや文明に関わらず好きな側をコストを支払わずに使えます。&br;そのため、まずコスト3の水のカードである''《水晶の祈り》''を選び、その後、コスト11の''《クリスタル・ドゥーム》''をコストを支払わずに唱えられます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44607]](2024.2.16) >Q.[[《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]の「出た時」の能力で、墓地にある''《水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム》''を選び、''《クリスタル・ドゥーム》''側を唱えられますか? A.いいえ、唱えられません。[[《サイバー・K・ウォズレック》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]の「出た時」の能力は、墓地からコスト3以下の呪文を選んだ後、それを唱えます。このように、カードタイプ(呪文、クリーチャーなど)が指定された効果でツインパクトカードの片側を選んでから唱える場合、実際に唱える際にも選んだ側の呪文しか唱えられません。この状況で唱えられるのは、選んだコスト3以下の呪文である''《水晶の祈り》''のみです。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44660]](2024.3.13) &tag(ツインパクト,呪文,水文明,青単,単色,コスト3,プレイヤー選択,ドロー,手札交換,ライブラリアウト,水晶マナ化,コスト11,ゼニス,アンノウンサポート,ゼニスサポート,コスト踏み倒し,コスト踏み倒し (召喚扱い),・,VR,ベリーレア,kenko,アビス・レボリューションブロック);