#author("2024-09-06T18:23:14+09:00","","")
#author("2024-09-09T12:17:58+09:00","","")
*《&ruby(せんのう){洗脳};センノー》 [#wba49ec0]

|洗脳センノー R 無色[ジョーカーズ] (3)|
|クリーチャー:ジョーカーズ 4000|
|相手は、自身のターン中、召喚以外の方法でクリーチャーを出せない。|

[[DMRP-01]]で登場した[[ジョーカーズ]]。

[[《異端流し オニカマス》]]や[[《デスマッチ・ビートル》]]と同様、[[DMRP-01]]を代表する[[コスト踏み倒しメタ]]である。

このクリーチャーのメタとしての最大の強みは、[[コスト踏み倒し]]そのものを禁じてしまうこと。[[コスト踏み倒し]]の[[cip]]に依存している、[[侵略]]や[[革命チェンジ]]を主な戦略とする[[デッキ]]には天敵とも言える存在である。

[[踏み倒し]][[メタ]]が付いて[[攻撃]]可能な上に[[文明]]を持たないのにもかかわらず[[自然]]の[[バニラ]]並に[[パワー]]が高いのも特徴。[[カードパワー]]の[[インフレ]]を感じる1枚である。4000という[[パワー]]は[[《ハムカツ団の爆砕Go!》]]の[[全体火力>全体除去]]の方には引っかからないラインであり、[[《超特Q ダンガンオー》]]で[[シールド]]を一気に[[ブレイク]]した後もその点ある程度は安心。

ただ、[[新章デュエル・マスターズ]]以降の他の踏み倒しメタ同様、自分のターン中にしか効果はないため、[[S・トリガー]]を使った踏み倒し、[[侵略ZERO]]、[[革命0トリガー]]などには当然無力。
//出来るかはともかく、退化は相手ターンにするものじゃない

また、召喚による踏み倒しや、そもそも踏み倒しでは無い[[退化]]なども防げないため、[[環境]]次第では役に立たないこともある。

**ルール [#id76820d]
-[[革命チェンジ]]は[[手札]]に戻すことと出すことのどちらも禁止されていない状態で初めて使用可能なので、この[[クリーチャー]]がいる場合は[[手札]]に戻すことすらできない。

**環境において [#x73888db]
[[新章デュエル・マスターズ環境]]では[[【ジョーカーズ】]]で活躍。[[《ヤッタレマン》]]2体が並べば打点を展開するついでに1コストで立てられるのも強みであった。当時[[【赤青レッドゾーン】>【レッドゾーン】#RedBlue]]のような始動が遅いコスト踏み倒し系のビートダウン、[[【知新ジャスティス】]]や[[【チェイングラスパーループ】]]のような中速ループデッキには、3ターン目に立てるのですら十分早かった。シリーズ終盤には[[【ジャバランガループ】]]もメタ範囲に入るようになった。[[《“龍装”チュリス》]]登場前は[[【ドギラゴン剣】]]系列にも十分間に合った。

[[無色]]なので出張パーツとしても需要があり、[[コスト踏み倒しメタ]]としての[[能力]]そのものが[[《異端流し オニカマス》]]よりも強力なことから稀に[[【青黒ハンデス超次元】]]に挿されていた。

しかし[[双極篇]]になると[[cip]]で[[墓地リセット]]することで[[墓地]]利用を行う[[デッキ]]に[[メタ]]を張れる[[《ポクチンちん》]]が登場し、あちらに立場を譲るようになった。自分の[[ジョーカーズ]]を[[バウンス]]するのが[[デッキ]]の動きである[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]とも折り合いが悪く、[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]によって[[パワー]]4000以下の[[ウィニー]]が徹底的に[[メタ]]られるようになってしまったのも痛い。

[[超天篇環境]]最初期に成立した[[【GRジョーカーズ】]]では[[山札回復]]が必要のない[[《ガンバトラーG7》]]軸で再び使われるようになった。
このクリーチャーは[[GR召喚]]をメタる事が出来ないものの、[[《ポクチンちん》]]と違って[[《暴走 グロール/カルド・コバーン》]]や[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]で一方的に殺されない利点があり、[[【レッドゾーン】]]や[[【青黒緑デッドダムド】]]に対しての強みが出てきた。

2019年7月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂を機に[[【ロマノフシャコガイル】]]が環境上位に躍り出たため、そちらに刺さるカードとして一定の注目をされた。ただし、[[《ウォズレックの審問》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]で[[ピーピングハンデス]]されることには注意。

[[DMEX-08]]期には[[《生命と大地と轟破の決断》]]、[[《マリゴルドIII》]](クリーチャーの[[コスト踏み倒し]]のみ)、[[《ヨミジ 丁-二式》]]など通常の[[コスト踏み倒し]]を封殺できる札として再注目され、[[【バーンメアジョーカーズ】]]に投入されるようになった。[[《生命と大地と轟破の決断》]]で疑似[[マッハファイター]]を[[付与]]する余裕がないことからこの[[カード]]が活躍できるのであると思われる。[[《九番目の旧王》]]による[[全体除去]]で処理されない[[パワー]]ラインなのも美味しい。

[[DMRP-15]]期に、[[【連ドラグナー】]]の台頭によりそちらへのメタカードとして注目された。【連ドラグナー】相手にドラゴンを出される前にこのクリーチャーを立てることができれば、ほぼゲームセットに持ち込める。[[《熱血剣 グリージーホーン》]]を装備した[[《龍覇 グレンアイラ》]]で倒されないパワーラインが優秀。この頃の環境では[[【赤白レッドゾーン】]]や[[【バーンメアジョーカーズ】]]が主な居場所。主にビートダウンで採用されるため、相手の動きを1ターンか2ターンでも止められるだけでフィニッシュまで持ちこたえることができる。特に前者の場合、[[《ヘブンズ・フォース》]]やそちらから出せる[[《GOOOSOKU・ザボンバ》]]の[[マジボンバー]]があるため、早ければ2[[ターン]]目に[[着地]]することが可能。[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]で時間稼ぎしてからこのカードで固く蓋をするというパターンもある。【連ドラグナー】側としては、[[《Code:1059》]]と[[《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》]]を使ってのタップキルという対策法があるが、相手の後続に弱いため完璧な回答ではない。

[[王来篇環境]]になると、[[【ジョーカーズ】]]系統は[[ウィニー]]を重用しつつ[[ジョーカーズ]][[シナジー]]を最大限活用した型ではなく[[【モモキングRX】]]のような重めの[[グッドスタッフ]]路線の型が主流となり、性質が被る上により軽い[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]が登場したこともあって、ほとんど見かけないカードとなった。

[[《ジョリー・ザ・ジョニー Final》]]の登場を機に、[[オリジナル]]で[[【Finalジョーカーズ】>【ジョーカーズ】#jfinal]]が台頭したが、やはり汎用性の問題から[[《ポクチンちん》]]が優先され、尚も採用は稀なまま。

[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]殿堂解除後の[[【無色ジョーカーズ】>【ジョーカーズ】]]では、環境に通常のコスト踏み倒しが多い事から、稀に[[《ポクチンちん》]]と合わせて6枚程度採用する型もある。

**漫画・アニメでの活躍 [#bdbd5f92]
-漫画「デュエル・マスターズ(2017)」2巻の「[[切札 ジョー]]vs[[ぴょんこ姫]]」で登場。[[《ロック“SPK”スピーカー》]]の[[能力]]を封じた。
[[能力]]が使われた際は「相手プレイヤーに催眠術をかけ、[[コスト踏み倒し]][[能力]]を使う気をなくす」という演出がなされた。

-漫画では早々に登場した[[ジョーカーズ]]であるにもかかわらず、アニメへの登場が全くなかった。恐らく相手の[[コスト踏み倒し]]を手軽に封殺することが見栄えの良い展開を阻害するからであろう。
「デュエル・マスターズ!」第27話にて遂に登場。学校にやってきた[[ミノマル]]が[[自然文明]]出身であることを他の生徒たちに言おうとしたため、それを阻止する為に[[切札 ジョー]]が産み出した。その後、他の生徒全員に[[ミノマル]]が転校生であるという洗脳をかけた。その後もクリーチャーワールドの存在を隠匿するために何度か登場している。
発売からアニメへの登場まで実に''約1年7ヶ月''と[[《超特Q ダンガンオー》]]以上の遅出である。ジョー曰く「前に描いておいた」とのこと。

**その他 [#wb2976d6]
-[[《超次元ガロウズ・ホール》]]等の[[除去]]付き[[超次元]][[呪文]]には注意。折角の[[コスト踏み倒しメタ]][[能力]]が発揮できなくなる。

-[[《呪紋のカルマ インカ》]]を色々な方面で逆を取ったような[[能力]]になっている。あちらは自身の[[ターン]]中に相手の[[召喚]]を封じる、と[[クリーチャー]]出し関連の[[ロック]]という点では同じだが性質はまるっきり正反対である。

-[[フレーバーテキスト]]から、このカードの[[能力]]は[[コスト踏み倒し]]で出てくる[[クリーチャー]]に対して催眠術をかける能力であることが窺える。
一方、漫画で使われた際には[[コスト踏み倒し]]を使うプレイヤーに対して催眠術をかけていた。

-このクリーチャー及び派生の[[《全能ゼンノー》]]の再録版[[フレーバーテキスト]]には「[[デュエル・マスターズ]]の思い出は消せない」という旨の文が書かれがち。
-このクリーチャー及び派生の[[《全能ゼンノー》]]の再録版[[フレーバーテキスト]]には「[[デュエル・マスターズ]]の思い出は消せない」という旨の文が書かれることが多い。

**関連カード [#ac972a85]
-[[《全能ゼンノー》]]
-[[《万能バンノー》]]

-[[《異端流し オニカマス》]]
-[[《デスマッチ・ビートル》]]
-[[《マタドール・マルクーゼ》]]

-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《モモダチ キャンベロ》]](DMEX-09)

**[[フレーバーテキスト]] [#t2afef04]
-[[DMRP-01]]&br;'''ブーン…ブーン…このウズを見たら、アナタはでてきたくなくナール…ブーン ---洗脳センノー'''
-[[DMEX-09]]&br;'''~[[チーム切札]]の極意~&br;とにかく殴りまくるのが得意な[[チーム切札]]は、大型[[クリーチャー]]の[[コスト]]を踏み倒されるのが苦手! [[踏み倒し]]対策はしっかり用意しておこう!'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P117/Y16)(P58/Y17)&br;'''[[デュエル・マスターズ]]で遊んだ思い出は、何があっても消センノー。 −洗脳センノー'''
-[[DMRP-18]](12A/20)&br;'''ブーン…ブーン…どんな洗脳でも[[デュエマ]]で遊んだ思い出は消センノー。 — 洗脳センノー'''

**収録セット [#t6b6d8d2]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Bun Toujo]]
--[[DMRP-01 「デュエル・マスターズ 新1弾 ジョーカーズ参上!!」>DMRP-01]](12/93)
--[[プロモーション・カード]](P117/Y16)
--[[プロモーション・カード]](P58/Y17)
-illus.[[Tutui Misa]]
--[[DMEX-09 「Wチームドッキングパック チーム切札&チームウェイブ」>DMEX-09]](7/42)
-illus.[[KOUSAKU]]
--[[DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」>DMRP-18]](12A/20)(12B/20)

**参考 [#z436acb0]
-[[無色]]
-[[ジョーカーズ]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[メタ]]
-[[出せない]]

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[[公式Q&A]]

-能力について

>Q.バトルゾーンに自分の''《洗脳センノー》''がある時に、相手が革命チェンジを宣言しました。どうなりますか?
A.''《洗脳センノー》''の能力により、相手は自身のターン中に召喚以外の方法でクリーチャーをバトルゾーンに出せません。そして、革命チェンジは召喚以外の方法です。革命チェンジで入れ替えるには、二つのカードの場所を完全に交換する必要があります。この場合、片方が移動することができないので、入れ替えは成立せず、何も起こりません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31548]](2019.7.2)

>Q.相手の''《洗脳センノー》''がいる状況で、自分は[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]の「出た時」の能力で[[《オコ・ラッタ》]]と[[《マリゴルドIII》]]をGR召喚しました。[[《オコ・ラッタ》]]の「マナドライブ5」能力で、相手の''《洗脳センノー》''を手札に戻してから、[[《マリゴルドIII》]]の「マナドライブ6」能力を解決できますか?
A.はい、解決できます。
#region2(([[総合ルール]] [[603.2>総合ルール本文#rule603_2]] [[608.3b>総合ルール本文#rule608_3b]])){{
:603.2. |誘発型能力は、誘発条件を満たすたび自動的に誘発します。誘発した効果は一度待機状態となり、解決を待ちます。
::603.2a |ステップの開始時に、「はじめに」誘発する能力がすべて誘発します。
::603.2b |誘発型能力は、その誘発条件を満たすたびに一度だけ誘発します。しかし、そのイベントが複数の出来事を含んでいる場合、複数回誘発することもあり得ます。&br;例: 「いずれかのクリーチャーが破壊されるたび」という誘発条件の能力を持つクリーチャーがいるときに、複数のクリーチャーが同時に破壊された場合、その能力は破壊されたクリーチャーと同じ数だけ誘発します。
::603.2c |「になる」という語を用いている誘発イベントは、その示されたイベントが発生したときにのみ誘発します。元々その状態であった場合に誘発することはなく、その状態であり続ける間は再び誘発することはありません。同様に、カードがその状態でそのゾーンに入った場合にも誘発しません。&br;例: クリーチャーが「タップ状態になった」ときに誘発する能力は、バトルゾーンにあるクリーチャーがアンタップ状態からタップ状態になった時にのみ誘発します。
::603.2d |能力は、その誘発イベントが実際に発生したときにのみ誘発します。置換されて行われなかったイベントによって誘発することはありません。&br;例: クリーチャーが墓地に置かれることによって誘発する能力は、クリーチャーを墓地に置く代わりに他のゾーンに置いた場合には誘発しません。
::603.2e |誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。「ニンジャ・ストライク」や「革命チェンジ」、「無月の門」など、非公開ゾーンで誘発する誘発型能力は、すべて使用宣言が必要な誘発型能力です。これらの能力は、墓地やマナゾーンなど、公開ゾーンから使用する場合にも、使用宣言を行う必要があります。
::603.2f |誘発型能力の使用宣言は、カードの使用宣言とは異なります。誘発型能力の使用宣言とは、その誘発型能力を持つカードの持ち主であるプレイヤーだけがその能力の誘発を確認できる状況において(手札にある場合など)、そのプレイヤーがそのカードを見せて宣言することです。宣言されてはじめてその誘発型能力が誘発します。これは603.2の例外です。
:608.3b |この効果は、それを生み出すカードが対応するゾーンにある間、常に適用します。&br;例: 「すべての光のクリーチャーのパワーは+1000」という常在型能力を持つカードは、バトルゾーンにある光のクリーチャーのそれぞれにパワー+1000を継続的に与える 効果を生みだします。クリーチャーが光になったらこの修整を得ることができ、光でなくなったらこの修整を失います。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39330]](2021.2.5)

>Q.自分のターン中、相手の''《洗脳センノー》''がバトルゾーンにいる状況で、自分の[[《無双龍幻バルガ・ド・ライバー》]]が攻撃しました。「攻撃する時」の能力で、自分の山札の上から1枚を表向きにして、ドラゴンを出そうとしましたが、''《洗脳センノー》''の能力で出せませんでした。この場合、その表向きにしたドラゴンはどうなりますか?
A.山札の一番上のカードがドラゴンでバトルゾーンに出せなかった場合、そのカードは山札の一番上に裏向きで残ります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39990]](2021.7.16)

>Q.相手の''《洗脳センノー》''がバトルゾーンにいる状況で、自分の[[《ニコル・ボーラス》]]が相手を攻撃する時、「攻撃する時」の能力で相手の''《洗脳センノー》''を破壊すれば、自分は[[《蒼き覚醒 ドギラゴンX》]]の「P革命チェンジ」で入れ替えられますか?
A.はい、入れ替えられます。先に[[《ニコル・ボーラス》]]の「攻撃する時」の能力を解決し、相手の''《洗脳センノー》''を破壊することによって、[[《蒼き覚醒 ドギラゴンX》]]と適正に入れ替えることができます。&br;また、「P革命チェンジ」は使用宣言が必要ない能力ですので、破壊する前に使用宣言をする必要はありません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40822]](2022.02.18)

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