#author("2021-12-05T17:40:56+09:00","","")
#author("2023-09-29T10:02:32+09:00","","")
*《&ruby(かいふんこんせい){海憤混成}; ジャガ・&ruby(エー){A};・ルザー》 [#u025e25d]

|海憤混成 ジャガ・A・ルザー R 水/火文明 (6)|
|クリーチャー:ディスペクター/サイバー・コマンド/ボルケーノ・ドラゴン 8000|
|''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|''スピードアタッカー''(このクリーチャーは召喚酔いしない)|
|''W・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)|
|このクリーチャーが出た時、このターン、自分のクリーチャーはすべてブロックされない。|

[[DMRP-19]]で登場した[[水]]/[[火]]の[[ディスペクター]]/[[サイバー・コマンド]]/[[ボルケーノ・ドラゴン]]。
[[ディスペクター]]共通の[[EXライフ]]に加え、[[W・ブレイカー]]と[[スピードアタッカー]]を両立し、さらに[[cip]]で味方全体に[[アンブロッカブル]]を[[付与]]する。

何も前準備なしでも、[[cip]]は全体[[付与]]なのでとりあえず[[ブロックされない>アンブロッカブル]][[スピードアタッカー]][[W・ブレイカー]]として運用できる。
先に味方[[クリーチャー]]を並べておけばそれらが全て[[アンブロッカブル]]を獲得するので一斉攻撃も可能である。

[[2色]]6[[コスト]]と[[ディスペクター]]の中では軽めで、かつ[[能力]]も最低限の[[打点]]確保に有用である。
-[[ディスペクター]]の[[アンブロッカブル]][[付与]]手段として見た場合、[[《縫合秘伝マリススティッチ》]]の存在が対抗馬となる。
[[アタック・チャンス]]で[[コスト]]を支払わず[[唱える]]ことができ、さらにオマケで2[[ドロー]]が付いている。
あちらは[[付与]]対象が1体きりなため、どちらかというと1体の[[フィニッシャー]]を強化して攻め切るような構築に向いている。対してこちらは全体[[付与]]なので、取り回しこそ悪いものの範囲の広さで差別化はできるか。
-[[ディスペクター]]と[[アンブロッカブル]]全体[[付与]]を同時に活かすのであれば、序・中盤にかけて大量の[[ディスタス]]をばら撒くような[[デッキ]]が向いているだろう。

[[水]]/[[火]]の[[コマンド]]/[[ドラゴン]]で[[スピードアタッカー]]なので、有用な[[侵略]]・[[革命チェンジ]]持ちのいくつかに対応している。
ただ、[[侵略]]で[[EXライフ]]を切り[[革命チェンジ]]する場合、もっと簡単に[[アンブロッカブル]]を全体[[付与]]できる[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]の存在がちらつくのが難点か。


**環境において [#c2163ff6]
素で[[スピードアタッカー]]、[[W・ブレイカー]]、自軍[[アンブロッカブル]][[付与]]を持つことから[[王来篇環境]]([[オリジナル]])では[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]における[[ファイナル革命]]先として利用される場合がある。

**その他 [#f131bcd2]
[[《サイバー''・A・''アイアンズ》>《サイバー・A・アイアンズ》]]と[[《紅神龍''ジャガルザー''》>《紅神龍ジャガルザー》]]の『混成』[[ディスペクター]]。
#region2(合成元との関係){{
-《ジャガルザー》の肉体を頭を残して削除し、頭頂部に腕を捥ぎ取られた《A・アイアンズ》の肩から上を、顎の左右に《A・アイアンズ》の足を、首の断面に《A・アイアンズ》の尻尾を接合している。要は《A・アイアンズ》の胴体が《ジャガルザー》の顔に丸ごと置き換わった構成であり、《ジャガルザー》の頭のヒレが腕になっているようにも見える、シュールながらも衝撃的な外観となっている。
--《A・アイアンズ》のドリル型ミサイル状の指が、合計10本(=両手分)周囲を飛んでいる。((ただし、《A・アイアンズ》の元の[[イラスト>カードイラスト]]では、ミサイル状になっているのは右手の指だけで、左手は普通のヒトに近い4本指だった。))
--[[アンブロッカブル]]の[[付与]]が、《A・アイアンズ》が他の味方登場時に疑似[[cip]][[付与]]の形で自身を[[アンブロッカブル]]化していたのに対し、この[[クリーチャー]]は自身の[[cip]]で全体に[[付与]]する物になっている。
---一方、《ジャガルザー》の[[スピードアタッカー]]全体[[付与]]は自分だけ最初から持つという形になっている。無条件[[スピードアタッカー]]となったため純粋な強化であるが、味方にそれを分け与えることが無くなったのは「ディスペクト」と言える。
--[[カード名]]「海憤」は、「海」は《A・アイアンズ》の「''海''の帝王」、「憤」は《ジャガルザー》([[プレイス>デュエル・マスターズ プレイス]]版)の「''憤''怒の化身」と、どちらも合成元の[[フレーバーテキスト]]のフレーズからそれぞれ取られている。
}}

[[フレーバーテキスト]]では、「海の帝王」を名乗る《A・アイアンズ》に「憤怒の化身」とされる[[ボルケーノ・ドラゴン]]が合成されたことで、広大な海を紅く染めるほどの憤怒に支配されているらしいことが記述されている。
-なお、この[[クリーチャー]]の[[能力]]は全体[[アンブロッカブル]][[付与]]なので、ゲーム的にはどちらかというと盤面を[[青く>《ユニバーサル・鮫・アンド・シー》]]染めている。
-余談だが、[[《シザー・アイ》]]のフレーバーテキストは「火の海岸線が水の軍勢で真っ青に染まった」という内容である。このカードでは逆に海が赤く染まっており、《A・アイアンズ》と《ジャガルザー》の2体のみならずデュエマの歴史そのものへのディスペクトが込められている可能性がある。

**関連カード [#mfed0b72]
-[[《サイバー・A・アイアンズ》]]
-[[《紅神龍ジャガルザー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#za68dd41]
-[[DMRP-19]]&br;'''憤怒に染まった海の帝王は、広大な海をも紅に染める。'''

**収録セット [#aa396e57]
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[DMRP-19 「第3弾 王来篇 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](24/95)

**参考 [#v0b69f39]
-[[ディスペクター]]
-[[サイバー・コマンド]]
-[[ボルケーノ・ドラゴン]]
-[[EXライフ]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[アンブロッカブル]]
-[[付与]]

&tag(クリーチャー,水文明,火文明,青赤,2色,多色,コスト6,ディスペクター,混成,サイバー・コマンド,サイバー,コマンド,ボルケーノ・ドラゴン,ドラゴン,パワー8000,EXライフ,スピードアタッカー,W・ブレイカー,cip,ブロックされない付与,R,レア,Murakami Hisashi);
&tag(クリーチャー,水文明,火文明,青赤,2色,多色,コスト6,ディスペクター,混成,サイバー・コマンド,サイバー,コマンド,ボルケーノ・ドラゴン,ドラゴン,パワー8000,EXライフ,スピードアタッカー,W・ブレイカー,cip,ブロックされない付与,・,R,レア,Murakami Hisashi);