#author("2023-01-19T12:46:26+09:00","","")
#author("2023-01-26T00:01:35+09:00","","")
*《&ruby(しんかいふうま){深塊封魔};ゲルネウス》 [#b94f7006]

|深塊封魔ゲルネウス UC 水/闇文明 (2)|
|クリーチャー:グランド・デビル/ディープ・マリーン 1000|
|O・ドライブ−光×1と火×1と自然×1(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンでさらに光1枚と火1枚と自然1枚をタップしてもよい。そうした場合、次のOD能力を得る)|
|OD−このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。|

[[DM-27]]で登場した[[水]]/[[闇]]の[[グランド・デビル]]/[[ディープ・マリーン]]。

[[O・ドライブ]]で[[バウンス]]と[[墓地回収]]をすることができる。

単純に[[バウンス]]による[[除去]]と一緒に[[墓地回収]]出来るのは強力。受けに回れば相手の打点を減らしつつ[[シノビ]]や[[ブロッカー]]を[[墓地回収]]し、攻めに回れば相手の[[ブロッカー]]や殴り返しを[[バウンス]]しつつ後続のアタッカーを確保する。
一見あべこべな[[能力]]の組み合わせだが、[[バトルゾーン]]や[[墓地]]の状況次第で攻防一体の小回りの利いたムーブが実現できる。

何より特筆すべき点は自身を[[バウンス]]出来る点であり、[[コストパフォーマンス]]こそ悪いものの実質無限の[[リソース]]として扱える。
お互い攻めの[[リソース]]が足りずジリ貧に陥った場合、《ゲルネウス》を握っている側は大きな優位を築くことが出来る。[[ドロー]]と違い[[山札]]を削らないため、[[ライブラリアウト]]を見据えた長期戦の場合より強力である。
[[【5色コントロール】]]は優秀な[[除去]]や[[ハンデス]]を抱えているため長期戦に持ち込むことは容易であり、《ゲルネウス》はその中で[[除去]]と[[リソース]]補充を同時にこなせる優秀なつなぎでありながら、レイトゲームの最後の[[切り札]]としても扱えるという独自の有用性を持っている。

[[ハンデス]]で《ゲルネウス》を落とされると無限[[墓地回収]]は止まってしまうが、2体目の《ゲルネウス》で《ゲルネウス》を[[回収]]し始めると単発の[[除去]]や[[ハンデス]]は受け付けなくなり、より強固な態勢を築くことが出来る。

他の[[サイクル]]らと比べ、[[多色]][[クリーチャー]]でありながらも2[[コスト]][[パワー]]1000と貧弱。その特性上、[[バトルゾーン]]に長くいることが無いためあまり弱点とはならないが、[[《ローズ・キャッスル》]]があると無限[[墓地回収]]として機能しなくなるため注意。
[[能力]]を使わない場合、2[[マナ]]で出して[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]に[[進化速攻]]したり、[[《バキューム・クロウラー》]]の安い[[コスト]]にしたりなどの運用が考えられる。
[[【グランド・デビル】]]では[[ディープ・マリーン]]としても参照できる[[ウィニー]]としての有用性を持つが、[[グランド・デビル]]の低[[コスト]][[ウィニー]]は激戦区であり、その中に割って入れるかは微妙な所。

[[サイクル]]中では[[《護精霊騎ヴァルチャー》]]と並んで優秀な[[クリーチャー]]であり、多くの[[5色]][[デッキ]]の強化に貢献した。
[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]が登場すると採用率を落とした[[《護精霊騎ヴァルチャー》]]と異なり、[[サイキック・クリーチャー]][[環境]]に入っても[[バウンス]]の有用性をかわれ、[[5色]][[【ロードリエスコントロール】]]など[[多色]][[超次元呪文]]を積載した[[【5色コントロール】]]で採用されていた。

[[能力]]で干渉出来る範囲が広いために様々な役割を見出すことが出来、高いポテンシャルもっている1枚だといえる。
現在では[[5色]][[デッキ]]も多様化しており、[[環境]]の[[高速化]]によって長期戦での《ゲルネウス》の強みを発揮しづらくなった。手軽な[[山札回復]]手段も増えたたため、無限[[リソース]]としての強みも薄くなってきている。
現在では[[5色]][[デッキ]]も多様化しており、[[環境]]の[[高速化]]によって長期戦での《ゲルネウス》の強みを発揮しづらくなった。手軽な[[山札回復]]手段も増えたため、無限[[リソース]]としての強みも薄くなってきている。
後世の[[カードパワー]]に押されるのは仕方がない事ではあるが、[[除去]]と[[墓地回収]]と無限[[リソース]]を兼ねる個性は健在。

-[[《ローズ・キャッスル》]]があると無限[[墓地回収]]として機能しなくなるが、[[cip]]解決前に墓地に置かれるので[[墓地回収]]能力で《ゲルネウス》自身を回収できるようになり、無限[[バウンス]]として使えるようになる。

-[[バウンス]]と[[サルベージ]]という組み合わせは[[《スパイラル・ドライブ》]]と同じ。そちらも優秀な[[カード]]であるが、[[バウンス]]と[[サルベージ]]が[[クリーチャー]]を対象とする[[能力]]である以上、[[クリーチャー]]が付いてくるという利点はあまりにも大きな意味を持つ。

-このクリーチャーを最後に、[[ディープ・マリーン]]は十年程登場しなくなる。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#n3b5c43b]

|深塊封魔ゲルネウス UC 水/闇文明 (2)|
|クリーチャー:グランド・デビル 1000|
|O・ドライブ[光/火/自然(3)]:バトルゾーンに出た時、相手のクリーチャー1体を手札に戻す。その後、自分の墓地からクリーチャーを探索し、1枚を手札に戻す。|

[[DMPP-09EX]]で実装。
種族から[[ディープ・マリーン]]が削除され、自分のクリーチャーを戻すことができなくなった。

多色のグランド・デビルクリーチャーが残るという点で[[《スパイラル・ドライブ》]]より優れるが、[[DMPP-09EX]]リリース後のキング・アルカディアスカップ環境では、[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]][[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]があまり使われておらず、[[【グランド・デビル】>【グランド・デビル】 (デュエプレ)]]も環境外デッキだったため、採用先が少なかった。

**[[サイクル]] [#c0c0e717]
[[DM-27]]の[[O・ドライブ]]で5色を要求するカード。いずれも[[ハイブリッド種族]]とそのサポート種族で構成されている。
-[[《機械提督デリンダー》]]
-''《深塊封魔ゲルネウス》''
-[[《闘竜炎霊パイロン》]]
-[[《甲蟲幻獣カブトワン》]]
-[[《護精霊騎ヴァルチャー》]]

**関連カード [#z17038a0]
-[[《戯具 グリボックリ》]]
-[[《Disゲルネ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#ha8379c9]
-[[DMPP-09EX]]
'''闇の復活術によって再び世界に現れた暗黒凰は、[[ゼロ・フェニックス>《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]を名乗り、[[アルカ>《聖鎧亜キング・アルカディアス》]][[ディアス>《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]][[王家>《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》]]を退けた。'''

**収録セット [#g063adae]
***[[デュエル・マスターズ]] [#ne8f34fd]
-illus.[[Hiroshi Tanigawa]]
--[[DM-27 「極神編 第4弾 完全極神(パーフェクト・ヘヴン)」>DM-27]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#w7d025f8]
-CV:[[熊谷海麗]]
-illus.[[Hiroshi Tanigawa]]
--[[DMPP-09EX 「聖竜凱旋 -REBORN OF THE SURVIVOR-」>DMPP-09EX]]

**参考 [#e1f1ad36]
-[[グランド・デビル]]
-[[ディープ・マリーン]]
-[[タップイン]]
-[[O・ドライブ]]
-[[光]]
-[[火]]
-[[自然]]
-[[cip]]
-[[バウンス]]
-[[クリーチャー]]
-[[墓地回収]]

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