#author("2024-06-27T19:22:10+09:00","","") #author("2024-06-29T17:49:43+09:00","","") *《&ruby(しんえん){深淵};の&ruby(ぶんぼうぐ){文暴具}; ケシカス=カース》 [#l6a45eee] |深淵の文暴具 ケシカス=カース P 闇文明 (3)| |クリーチャー:アビスカス/コロコロイヤル 3000| |''アビスラッシュ'':このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。| |このクリーチャーが出た時、次のうちいずれかひとつを選ぶ。| |►相手は自身の墓地をシャッフルし、山札の下に置く。| |►自分の山札の上から2枚を墓地に置く。| 月刊[[コロコロコミック]]2023年7月号付録で登場した[[闇]]の[[アビスカス]]/[[コロコロイヤル]]。 [[アビスラッシュ]]を持ち、[[cip]]で相手の[[墓地リセット]]か、2枚の[[墓地肥やし]]かの[[モード]]を選べる。 [[アビスラッシュ]]で[[墓地]]から呼び出す事が出来る上に、[[墓地肥やし]]と墓地利用妨害を併せ持つ為、汎用性が高い。 [[アビスラッシュ]]持ち[[cip]]は、やっていることは[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]と同じく墓地から呪文を唱えたようなもの。墓地でクリーチャーと数えるカードなので[[墓地利用]]デッキ全般で活躍も見込める。 ただし[[墓地リセット]]だけで見るなら文明が違うが[[《埋め立てロボ・コンクリオン》]]より1マナ重く、山札の上から2枚の[[墓地肥やし]]だけ見るなら[[《オタカラ・アッタカラ》]]より1マナ重い。 このカードを最大限生かせるのはやはり[[【黒単アビスロイヤル】]]だろう。[[《アビスベル=ジャシン帝》]]の[[コスト軽減]]で墓地から1マナ召喚、[[《ド:ノラテップ》]]2体で1マナ召喚、[[《「力が欲しいか?」》>《フットレス=トレース/「力が欲しいか?」》]]や[[《邪侵入》]]などからのアクセスと、多方面でシナジーがある。出た後の《ケシカス=カース》が[[準バニラ]]でしかないという部分も、分類では[[ビートダウン]]の【黒単アビス】ならアタッカーとして十分役立つ。 **テクニック [#r910cc10] -お互いにこのカードを採用している場合の立ち回りは要注意。自身の墓地に《ケシカス=カース》を設置していても、先に対戦相手に[[墓地リセット]]されたら[[アビスラッシュ]]からの[[墓地リセット]]計画がおじゃんになってしまう。なので手札から普通に召喚を狙うほうが安全。 **他のカード・デッキとの相性 [#u8ea2601] -[[《ウォズレックの審問》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]や[[《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]]などで[[ピーピングハンデス]]されても[[アビスラッシュ]]で墓地から召喚できるのでメタカードとして不発になりづらい。 **環境において [#g73a1212] 登場から[[【黒単アビスロイヤル】]]に高確率で使われ、[[青黒緑]]基盤のデッキにも好みに合わせて使われる。 登場から約2ヶ月間は[[【絶望神サガループ】]]の、そちらの消滅後は【黒単アビスロイヤル】の[[ミラーマッチ]]対策に利用された。 [[アドバンス]]では[[【赤黒バイク】]]に採用された。[[アビスラッシュ]]の分[[《コッコ・武・ルピア》]]よりも[[アタッカー]]適性が高かった。 //だが遅くとも[[DM23-RP3]]期になると、オリジナルの[[【黒単アビスロイヤル】]]で2枚程度に採用枚数を減らした型が増加。 //DM23-RP3期って【サガループ】が殿堂施行で消えた後だから採用枚数減るのは当たり前じゃ? [[墓地リセット]]は相手が墓地利用する場合に刺さる相手依存メタカードだが、[[【絶望神サガループ】]]が消滅した[[DM23-RP3]]期にも[[オリジナル]]の[[【黒単アビスロイヤル】]]で2枚程度採用されている模様。 [[DM23-BD4]]・[[DM23-BD5]]・[[DM23-BD6]]・[[DM23-BD7]]期時点では[[【黒単アビスロイヤル】]]でも採用して2枚の選択枠に。ただ、元からフル投入する類のカードではないため、最大採用数なら[[DM23-RP3]]期の採用枚数と据え置きであり、減少したのは採用デッキ数であることに留意。 0枚採用の意図としては、高速で打点を並べて[[《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]や[[《単騎連射 マグナム》]]で詰めた方が環境的に強く、[[《アビスベル=ジャシン帝》]]の影響下で1マナ[[墓地召喚]]できる、あったら便利なだけのものに枠を割きたくないといったところか。 [[【ブラックXENARCH】>【零龍ギャスカ】#xenarch]]が成立すると、[[オリジナル]]仕様の[[黒単]]構築に2枚程度入るようになった。そちらでは3コスト支払うカードすら重いので、純粋な[[メタ]][[カード]]需要と言える。 **その他 [#c64b1e25] -[[コロコロイヤル]]の[[命名ルール]]に使われた言葉は「文房具」。「ぼう」が暴力などの「暴」に置き換わっている。 //《ハンマ=ダンマ》《キャッシュ=キャラッシュ》等、後半は特に言葉の意味は持たないはず //--「カース」は英語で「呪い」を意味する「Curse」。前半の[[ケシカス>ケシカスくん]]とも韻律が一致している。 -種族の[[アビスカス]]や、カスが元ネタと思われる「カース」と、かなり口が悪いので発言には注意。もっとも、[[《ケッシング・ゼロ》>《めっちゃ! デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》]]で「気に入らねぇやつは消す」とあったりと[[ケシカスくん]]の作風ではある。 -このカードの付録号に掲載された漫画『ケシカスくん』では、作中でこのカードを「今月号を4冊買うやつがいてもおかしくない激強カードですよ」と紹介している。ついに公式でも[[4枚積み]]前提の複数冊購入が言及され、ネタにされる時代となったか。(用語としての[[「メタフィクション」>《虚構の支配者メタフィクション》]]である。) -[[DM24-RP1]]で[[トレジャー]]として[[再録]]。新規[[イラスト]]になっており、ケシカスくんの面影がある消しゴムの[[アビスロイヤル]]といった見た目になっている。背景も他のアビス同様のステンドグラス調。 この際非[[プロモカード]]かつ[[レアリティなし]]という異例の収録になった。 **収録セット [#jfcb8817] -illus.[[村瀬範行]] --[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P14/Y22) -illus.[[Yuukoo009]] --[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]](T1/T12) **参考 [#le126b34] -[[アビスカス]] -[[コロコロイヤル]] -[[cip]] -[[モード]] -[[墓地肥やし]] -[[墓地リセット]] -[[墓地利用メタ]] -[[ケシカスくん]] &tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト3,アビスカス,アビス,コロコロイヤル,パワー3000,アビスラッシュ,cip,モード,山札送り,山札の下送り,墓地利用メタ,墓地肥やし,P,レアリティなし,トレジャー,黒トレジャー,村瀬範行,Yuukoo009,アビス・レボリューションブロック,超獣リメイク);