#author("2024-08-02T20:52:02+09:00","","")
#author("2024-08-19T13:38:50+09:00","","")
*《&ruby(しっこく){漆黒};の&ruby(しんえん){深淵}; ジャシン&ruby(てい){帝};》 [#top]

|漆黒の深淵 ジャシン帝 SR 闇文明 (3)|
|タマシード/クリーチャー:アビスロイヤル/ACE 8000|
|''W・ブレイカー''|
|このタマシードが出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、自分の墓地にあるカードの枚数以下のコストを持つ相手のクリーチャー1体またはタマシードを1枚、破壊する。|
|自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。|
|このクリーチャーが攻撃する時、コスト6以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。|

[[DM22-EX2]]で登場した[[闇]]の[[アビスロイヤル]]/[[ACE]]の[[タマシード/クリーチャー]]。

[[cip]]で1枚[[墓地肥やし]]し、その後[[墓地]]の[[カード]]の枚数分の[[コスト火力]]を放つ。さらに[[アタックトリガー]]で[[コスト]]6以下の[[非進化]][[クリーチャー]]を[[リアニメイト]]できる。闇の擬似[[シビルカウント]]4を達成するまではクリーチャーとして扱わない。

[[《ハンマ=ダンマ》]]より1ターン早く出せて値不定の[[コスト火力]]が使える。[[墓地肥やし]]の枚数から、単体でコスト2以上を破壊することはできないが、2ターン目に[[《ブルーム=プルーフ》]]など適当に肥やしておけば、[[【黒単アビスロイヤル】]]の天敵である[[《若き大長老 アプル》]]を迅速に破壊できる。

当時のこの手の効果には珍しく、クリーチャーだけではなくタマシードも破壊できる。各種[[タマシード]]は初動の置物として運用されることが多いため、数回[[墓地肥やし]]を済ましていればほぼすべてを射程に入れることができるだろう。

[[【黒単アビスロイヤル】]]では[[《アビスベル=ジャシン帝》]]の効果で[[アビスラッシュ]]を付与することで召喚後、即座に使用することが可能。
反面、[[【黒単アビスロイヤル】]]でアビスを墓地利用する場合には、[[召喚酔い]]を部分的に打ち消す[[アビスラッシュ]]を使っていきたいため、アビス以外の踏み倒しを視野に入れたい。

**相性の良いカード・デッキ [#sf93da89]
このカードがアタックしている状況であることを考えると、踏み倒す非アビスにはトリガーを封じれるカードだと心強い。
このカードがアタックしている状況であることを考えると、踏み倒す非アビスにはトリガーを封じられるカードだと心強い。
汎用性を考えると、[[《奇天烈 シャッフ》]]や[[《単騎連射 マグナム》]]などか。[[闇]]に限るなら[[《ギガボルバ》]]も[[【黒単アビスロイヤル】]]が苦手とする、[[オールタップ]]系統のトリガーを封じることができ相性が良い。

[[ACEクリーチャー]]は攻撃中でも[[スーサイド]]で合計4つ未満にすれば突然クリーチャーではなくなりアタックキャンセルができる。[[《学校男》]]といった自分のクリーチャーの数を管理できる効果と相性が良さそうである。

**環境において [#m56d9502]
[[【黒単アビスロイヤル】]]において[[《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]とのセット運用が流行した。

課題であった非アビスに何を採用して踏み倒すかという部分は、《ウォズレックの審問》として唱え終わったそのカードを《サイバー・K・ウォズレック》として呼び戻す運用となった。

[[アビスラッシュ]]の[[ビートダウン]]は[[【青黒赤緑邪王門】]]に弱いことから、[[墓地肥やし]]時に落ちていることを期待して[[《ノクターン・ドラグーン》]]と併用される場合がある。《漆黒の深淵 ジャシン帝》が攻撃しつつ[[《ノクターン・ドラグーン》]]を踏み倒し、[[cip]]で[[《百鬼の邪王門》]]を宣言すれば、その時点の相手の手札から[[《百鬼の邪王門》]]を抹殺できる。特に相手のシールドがない状態でこのコンボを使用すれば、シールドブレイクという手札補充の機会がない状態なので安心して[[ダイレクトアタック]]ができる。

[[アビス]]系統ミラーマッチではムラの無い除去として好まれる。

**その他 [#saf182d6]
[[ゴッド・オブ・アビス]]時点では軽量な[[タマシード]]除去は数が少なかったため《漆黒の深淵 ジャシン帝》の除去範囲はなかなか珍しいものであったが、[[アビス・レボリューション]]からは[[エレメント]]除去が登場し、コスト3以下のカードにも[[タマシード]]除去が充実の兆しを見せた。

**アニメにおいて [#w155136c]
-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第39話で[[斬札 ウィン]]が[[リッパー教授]]戦(3戦目)で2枚使用。声優は他の《ジャシン》系統と同様に[[羽多野渉]]氏。
一度は[[《「心」の頂天 プロフェシー》]]の[[cip]]で破壊されたが、[[アビスラッシュ]]で墓地から再召喚され、[[cip]]で[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]と[[《「心」の頂天 プロフェシー》]]を破壊、片方で最後のシールドをブレイクした。
また、[[《アビスベル=ジャシン帝》]]がダイレクトアタックを決める際には、もう1体の[[《アビスベル=ジャシン帝》]]と[[《アビスベル=覇=ロード》]]と共にパワーを分け与え、紫色の光球を生み出した。
--また、もう1体の[[《アビスベル=ジャシン帝》]]と[[《アビスベル=覇=ロード》]]は手からパワーを分け与えていたが、このクリーチャーは武器から分け与えている。
--[[DM22-EX2]]出身のクリーチャーとしては[[《デス・ザ・チョイス》]]と[[《電磁魔天イエス・ザナドゥ》]]と[[《悪遊 ノチェス=アルトゥス》]]以来4体目のアニメ出演となるが、登場は大幅に遅れることとなった。

**関連カード [#card]
-[[《アビスベル=ジャシン帝》]]

**収録セット [#pack]
-illus.[[akagi]]
--[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]](S4/S15)
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]](H2A/H12)(H2B/H12)
-illus.[[Kotakan]]
--[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]](TR4/TR10)

**参考 [#reference]
-[[タマシード/クリーチャー]]
-[[アビスロイヤル]]
-[[ACE]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[墓地肥やし]]
-[[コスト火力]]
-[[アタックトリガー]]
-[[リアニメイト]]

-[[斬札 ウィン]]
-[[ジャシン]]

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