#author("2024-06-06T00:37:41+09:00","","")
#author("2024-08-13T13:25:47+09:00","","")
*《&ruby(れっかたいせい){烈火大聖}; ソンクン》 [#f63314ec]

|烈火大聖 ソンクン VR 火文明 (4)|
|クリーチャー:ビートジョッキー 4000|
|''スピードアタッカー''(このクリーチャーは召喚酔いしない)|
|このクリーチャーが攻撃する時、または自分のクリーチャーが破壊された時、次のうちいずれか1つを選ぶ。|
|▶相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体選び、破壊する。|
|▶相手のコスト3以下のクリーチャーを1体選び、破壊する。|
|▶相手のコスト3以下のタマシードを1枚選び、破壊する。|
|▶相手のシールドを1つブレイクする。|

[[DM22-RP1]]で登場した[[火]]の[[ビートジョッキー]]。

[[アタックトリガー]]、もしくは味方全員を対象とした[[pig]]によって4種類もの[[モード]]の中から[[効果]]を選択できる。

[[スピードアタッカー]]なため、何かしらの[[速攻メタ]]でもかけられてない限り、1回はトリガー保証されている。

選択肢の多さとトリガーの機会の多さにより、どれも中々の性能であり、特に4番目のブレイク効果は、コスト4クリーチャーとしては破格と言える。

[[アタックトリガー]]でブレイクすれば、[[S・トリガー]]に弱いものの2打点となるため、[[スピードアタッカー]]&擬似[[W・ブレイカー]]としても扱える。
相手の残りシールドが1つなら、その攻撃で[[ダイレクトアタック]]になる。
[[《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》]]や[[《新爆竜 GENJI・XX》]]などに近い高スペッククリーチャーだろう。しかし、種族は[[ドラゴン]]でも[[コマンド]]でもない。

[[火]]の[[除去]]持ち[[ビートジョッキー]]としては[[汎用性]]が高いことがウリ。[[《一番隊 チュチュリス》]]型[[【我我我ブランド】]]では、3ターン目に走り出したいところを我慢し、一呼吸置いてこれを立てると生半可な[[ブロッカー]]や[[速攻メタ]]に苦しまずに済むだろう。[[《“罰怒”ブランド》]]プランの場合、[[マスターB・A・D]]の[[自壊]][[デメリット]]をブレイクというメリットに変えられるため、[[カウンター]]での[[《天命龍装 ホーリーエンド》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]による[[オールタップ]]や返しの[[ターン]]の[[殴り返し]]に対する抵抗になる。

クリーチャーの汎用ブロッカー除去ということで、[[《ガル・ラガンザーク》]]対策としても優秀。[[【青黒赤緑邪王門】]]などの[[呪文]]と[[コスト踏み倒し]]への依存度が高いデッキに出張させるのも1つの手。

**環境において [#y8b407c7]
登場早々[[オリジナル]]の[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]における[[汎用>汎用性]][[除去]]として出番を貰った。[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]の自軍[[ブロッカー]]化[[能力]]を活かしてチャンプブロックを行えば、狙って効率良く自軍[[pig]]を[[誘発]]できる。

[[ビートジョッキー]][[シナジー]]を利用するデッキである[[【“B-我”ライザ】]]にも採用された。[[《パイセン・チュリス》]]のおかげで環境から完全に遠ざかっていた[[【“B-我”ライザ】]]が再びポツポツ入賞するようになったが、このカードもまた救済パーツの1つと言える。

[[【赤黒バクロ法師】]]にも汎用系として2枚程度挿される場合がある。

2023年1月下旬辺りから[[《ダチッコ・チュリス》]]、[[《パイセン・チュリス》]]などを採用した[[ビートジョッキー]][[シナジー]]重用型で後ろ寄せ構築となった[[【我我我ブランド】]]で活躍するようになった。事前にこれなどでシールドを削れば後でフィニッシャーを出して殴り切れる可能性が高まるという事である。パワー4000なので[[ウィニー]]と違って[[殴り返し]]に最低限強いのというのもある。当然[[《我我我ガイアール・ブランド》]]と同じターンに出せば[[《我我我ガイアール・ブランド》]]の[[自壊]]をこのクリーチャーの自軍[[pig]][[付与]]による[[ブレイク]]に変換できる。

[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]、[[《一番隊 チュチュリス》]]、これ、[[《龍装者 バルチュリス》]]の4枚があれば先攻3ターンキルができる。しかもこれは机上論ではなく[[【我我我ブランド】]]においてデッキの汎用性を下げずに組み込める自然な勝ち筋の1つなのが大きい。

[[【我我我ブランド】]]のメインの勝ち筋に組み込むなら2ターン目[[《一番隊 チュチュリス》]]召喚→3ターン目[[《ダチッコ・チュリス》]]→これ→[[《我我我ガイアール・ブランド》]]という手もある。[[手札]]4枚で[[召喚]]のみによって合計10打点を出すことができるのが利点。

[[【速攻】]][[ミラーマッチ]]では非力なパワー1000[[クリーチャー]]で[[自爆特攻]]することによってその[[クリーチャー]]を[[除去]]に変換できるという利点がある。[[全体除去]]を始めとする[[除去]]にも強く、これを入れた型は[[青黒緑]]系のデッキに有利を取れる。

一方、これを使った型は1コストが12枚程度まで削減されているため、[[《一番隊 チュチュリス》]]が絡まないと3ターンキルなどの早期リーサルは難しい。また、この型はコスト軽減を駆使するデッキのため、メタカードの影響を受けやすい。よって、[[【青魔導具】]]や[[【ライオネル.Star】]]などの4ターン目から5ターン目辺りにビッグアクションを起こすデッキは苦手。それらのデッキが多い場合は、1コストが14枚程度まで入っており[[メタ]][[カード]]を除去しながらコスト軽減を行わずに4ターンキルを狙える[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]型が適任。

2023年3月20日殿堂レギュレーション改訂発表を機に、[[【赤緑“逆悪襲”ブランド】]]での利用も模索された。[[《“逆悪襲”ブランド》]]だけではフィニッシャーが足りないためその水増しに使われるが、[[マナコスト]]が4と素出しに不自由しないのが大きい。同改訂施行直前のチャンピオンシップでは、無限自壊ギミックを利用してこれをフィニッシャーにした型の[[【絶望神サガループ】]]がオリジナルのチャンピオンシップで優勝した。

[[《絶望神サガ》]]の自壊を繰り返す動きをこのカードでのフィニッシュに利用した型の[[【絶望神サガループ】]]も結果を残している。[[【絶望神サガループ】]]の活躍によりそちらをメタる[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]もまた増え、ミラーマッチにブロッカー除去が刺さりやすくなったという事で[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]での活躍が再び散見されるように。軽いクリーチャーやタマシードにそこそこ依存するデッキである[[【黒単アビスロイヤル】]]との対面でも、殴り返し防止や打点ずらしの性質を持つ除去として役立つ。

遅くとも[[【絶望神サガループ】]]消滅後の段階では[[【我我我ブランド】]]の標準装備となっている。

[[DM24-SD1]]発売当日に[[DM24-SD1]]無改造が参加者79人のオリジナルのチャンピオンシップで準優勝しており、このカードも依然弱いカードではない。ただし、[[【白緑巨大天門】]]は[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]や[[《支配の精霊ペルフェクト》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]で[[ブロッカー除去]]への対策をするため油断ならない。

**その他 [#g133efc8]
-元ネタは《ソンクン》繋がりの[[《火炎の流星ソンクン》]]同様、西遊記の孫悟空か。《烈火大聖》という肩書はそちらの別称である斉天大聖が元ネタだと思われる。
-[[スペシャルズ]]や[[ワンダフォース]]、[[チームボンバー]]などを複合していないにも関わらず[[ビートジョッキー]]の命名法則を破っているが、恐らく[[ゴッド・オブ・アビス]]/[[アビス・レボリューション]]世界に生息するクリーチャーの為、前までのビートジョッキーとは関係ないのだろう。
-[[スペシャルズ]]や[[ワンダフォース]]、[[チームボンバー]]などを複合していないにもかかわらず[[ビートジョッキー]]の命名法則を破っているが、恐らく[[ゴッド・オブ・アビス]]/[[アビス・レボリューション]]世界に生息するクリーチャーの為、前までのビートジョッキーとは関係ないのだろう。

**関連カード [#ia7771e0]
-[[《火炎の流星ソンクン》]]

**収録セット [#o23f16a7]
-illus.[[Tobimaru Konatsu]]
--[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」>DM22-RP1]](6/74)
--[[DM24-SD1 「いきなりつよいデッキ 攻めの王道」>DM24-SD1]](4/12)
-illus.[[Tobimaru Konatsu]]''(別イラスト)''
--[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」>DM22-RP1]](10A/20)
-illus.[[まち]]
--[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]](SP4/SP5)

**参考 [#q6c5f5f0]
-[[ビートジョッキー]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[pig]]
-[[モード]]
-[[ブロッカー破壊]]
-[[コスト火力]]
-[[タマシード]]
-[[ブレイク]]

-[[【シラズソンクン】]]

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[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.自分の[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]と''《烈火大聖 ソンクン》''がバトルゾーンにいる状況で、相手は[[《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]]を出しました。その「出た時」の能力で自分の[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]が破壊されたのですが、この時''《烈火大聖 ソンクン》''の「自分のクリーチャーが破壊された時」の能力はトリガーしますか?
A.[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]が破壊された時の状況によります。&br;自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが他に2つ以下しかなく、[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]がタマシードとして破壊された場合、クリーチャーが破壊された扱いにはなりません。そのため、この状況では''《烈火大聖 ソンクン》''の能力がトリガーしません。&br;自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが他に3つ以上あり、[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]がクリーチャーとして破壊された場合、''《烈火大聖 ソンクン》''の能力がトリガーします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42130]](2022.9.28)

>Q.自分の''《烈火大聖 ソンクン》''を進化元にした[[《我我我ガイアール・ブランド》]]が破壊される際、「スター進化」によって、かわりに一番上のカードが離れました。&br;この時、進化元だった''《烈火大聖 ソンクン》''の「自分のクリーチャーが破壊された時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。[[《我我我ガイアール・ブランド》]]が墓地に置かれた時点で''《烈火大聖 ソンクン》''が特性が無視されていない状況でバトルゾーンにいるため、その能力がトリガーします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43345]](2023.6.23)

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト4,ビートジョッキー,猿人,パワー4000,スピードアタッカー,アタックトリガー,pig,pig付与,モード,除去,単体除去,ブロッカー破壊,単体ブロッカー破壊,火力,単体火力,コスト火力,コスト3以下,タマシードメタ,破壊,単体破壊,効果ブレイク,終音「ん」,VR,ベリーレア,トレジャー,金トレジャー,クリエイターズコラボ,Tobimaru Konatsu,まち,王来MAXブロック);