#author("2024-07-25T21:10:36+09:00","","")
#author("2024-11-06T19:59:52+09:00","","")
*《&ruby(ギラメシア){煌世主}; サッヴァーク&ruby(カリバー){†};》 [#meb80069]

|煌世主 サッヴァーク† MDG 光文明 (10)|
|クリーチャー:マスター・ドラゴン/メタリカ 17000|
|相手のクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドゾーンにある表向きのカードを3枚、裏向きにしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出す。|
|''ブロッカー''|
|''ドラゴン・T・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする。各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置くか、表向きにして自分のシールド1つの上に置く)|
|自分のシールドゾーンに表向きのカードが3枚以上あれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れない。|

[[DMRP-07]]で登場した[[マスター・ドラゴン]]/[[メタリカ]]。

自分の[[シールド]]に[[表向き]]の[[カード]]が3枚以上あれば、相手の[[攻撃]]に反応して3枚[[裏向き]]にすることで[[コスト踏み倒し]]が可能となる巨大[[ブロッカー]]。
[[《ミラクル・ミラダンテ》]]を上回る[[パワー]]で迎撃できるので、奇襲性が高い。

相手の[[ターン]]中なので[[《異端流し オニカマス》]][[《ポクチンちん》]]等の影響を受けないのも魅力。
また、[[《暴走龍 5000GT》]]はおろか[[《龍世界 ドラゴ大王》]]や[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]や[[《聖霊王アルファディオス》]]といった[[クリーチャー]]の強力な[[ロック]]にもひっかからず、[[表向き]][[シールド]]が3枚あれば相手の[[攻撃]]時に[[バトルゾーン]]に出すことが可能であり、しかもそれらの[[クリーチャー]]の[[パワー]]を上回るため返り討ちも可能。
[[コスト踏み倒し]]は[[裁きの紋章]]と合わせて使う事を想定されており、[[デザイナーズコンボ]]である。

専用[[能力]][[ドラゴン・T・ブレイカー]]は、[[《煌龍 サッヴァーク》]]が持っていた[[ドラゴン・W・ブレイカー]]より一枚多く[[ブレイク]]でき、最大3枚もの[[シールド]]を裏向きで増やしたり、[[表向き]]で[[シールド]]の上に置くことができる。この[[効果]]の強力さはあちらで証明済み。

加えて、条件次第で[[バトルゾーン]]を[[離れない]][[能力]]も強烈で、[[裁きの紋章]]を[[唱えて>唱える]]いなくても一度[[攻撃]]を通してしまえば[[ドラゴン・T・ブレイカー]]により3枚の[[表向き]]の[[シールドカード]]を作ることができる。発動してしまえば相手の[[除去]][[カード]]を纏めて腐らせてしまう為、特に[[除去]][[カード]]が大量に入る代わりに[[シールド]]を大量に[[ブレイク]]できる[[クリーチャー]]がいない[[【デ・スザーク】]]相手には非常に強力な[[クリーチャー]]と化す。

弱点として、[[《煌龍 サッヴァーク》]]と違って、直接的に[[バトルゾーン]]に干渉できる[[能力]]がなく、除去は高パワーを生かした[[ブロック]]か[[殴り返し]]に頼るしかなく、味方に[[耐性]]を付けられないことが挙げられる。そこは各種[[裁きの紋章]]と組んでカバーしたい。特に[[《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》]]と組ませれば相手の[[クリーチャー]]の[[フリーズ]]と相手の[[シールド]]が1枚もない状況を作れる為勝利に大きく近づく。
また、[[ブロッカー]]であるがゆえに、[[アンブロッカブル]]や[[「攻撃先は変更できない」>変更できない]]持ちのクリーチャー、効果によるブレイクにも弱い。特に[[《アイアン・マンハッタン》]]のように攻撃する事なくシールドを[[ブレイク]]して来るクリーチャーは天敵。[[裁きの紋章Z]]を多めに採用していないと相手ターン中の迎撃が困難となる。
他にも[[コスト]]が高いことが災いして、[[《ドラゴンズ・サイン》]]や[[《ジャスティ・ルミナリエ》]]に非対応となってしまった。[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]に対応するようになったが、これらのカードが入る[[【ヘブンズ・ゲート】]]では、[[表向き]]の[[シールド]]を増やす手段が乏しく、パワーの高さと[[ドラゴン・T・ブレイカー]]しか生かせるところがないため、採用が厳しい。相手が中々[[攻撃]]しない場合にはこちらで出すのも考えよう。[[シールド]]が3枚以上[[表向き]]になっていれば安心して自分の[[ターン]]に[[踏み倒せ>踏み倒し]]る。

総じて、一見高い防御力と奇襲性を持っているが、実際はとても癖の強い[[カード]]と言える。しかし、[[コンボ]]として使えそうな[[カード]]も多く、[[デッキ]]ビルディングの腕がなるところだろう。

-前述したように[[【ヘブンズ・ゲート】]]には向かない[[スペック]]。が、それは現時点での話であり、今後シールドゾーンに[[表向き]]の状態でカードを置ける光の[[ブロッカー]]が増えれば、それらと共に進出はありえる。[[DMRP-13]]から登場した[[ギャラクシールド]]を持った[[ブロッカー]]の存在が確認されているため、期待は十分にできる。

-本筋とは逸れる構築になるだろうが、[[《海底鬼面城》]]をデッキに入れても強い。1マナで表向きのシールドを用意しつつ、[[手札補充]]でこのクリーチャーを引き集める事が出来る。[[コスト踏み倒し]]時に裏向きにしてしまえばシールドを離れた際、[[城]]は墓地に置かれる効果もなくなる。

-[[コンボ]]として使えそうな[[カード]]では[[《処罰の精霊ウラルス》]]との相性が最高。他に2体[[クリーチャー]]がいればこの[[クリーチャー]]が簡単に[[踏み倒せる>踏み倒し]]ようになる。[[封印]]対策にもなるので、耐久性が大きく向上する。

-[[《オヴ・シディア†》]]とは出し方が逆なので上手く補完しあっているといえる。相手が[[攻撃]]して来たら''《サッヴァーク†》''の[[カウンター>コンバット・トリック]]を決め、[[攻撃]]をシブってくるなら[[《オヴ・シディア†》]]を[[コスト軽減]]して[[バトルゾーン]]に出せる。
--勿論、この2体が並ぶと大量の[[コスト踏み倒し]]が行えるようになるため非常に強力。幸い[[バトルゾーン]]に出す方法は多く、互いに[[除去]][[耐性]]を持つことから十分狙える。

-[[前身のカード>《煌龍 サッヴァーク》]]との[[コンボ]]であった[[《サッヴァークDG》]]から出す手もある。あちらの条件である[[表向き]]の[[シールドカード]]3枚を自分側で揃えればそのままこの[[クリーチャー]]の[[除去]][[耐性]]になる。[[表向き]]の[[シールドカード]]3枚と[[コスト]]6の[[無色]][[メタリカ]]のどちらを犠牲にするか、状況次第に応じて選べるのもポイント。

-条件次第で場を離れないことから[[《ドラグシュート・チャージャー》]]で叩き込むのも面白いだろう。[[光]]は[[呪文]]の[[サーチ]]を得意とするので併用しやすい。

-バランスの都合上当然だが、[[コスト踏み倒し]]条件と[[除去]][[耐性]]条件は相反するものとなっている。もしもその2つがシナジーを形成していれば[[《冥界の手》]]や[[アンブロッカブル]]で表向きのシールドをブレイクするといった手段を噛ませないと場から離すことができなくなってしまう。
--同様の理由から、[[アンタップ]]時に使える能力である[[ブロッカー]]と、[[タップ]]して[[攻撃]]することで効果を発揮する[[ドラゴン・T・ブレイカー]]も同時に活用することは難しくなっている。

-前述の通り[[【デ・スザーク】]]には基本的に強いが、大量[[ブレイク]][[能力]]を持つ[[《凶鬼卍号 メラヴォルガル》]]には注意。

**ルール [#d99fc708]
-「''表向きのシールドカード''」ではなく「''シールドゾーンにある表向きのカード''」を指定しているので、[[要塞化]]された[[城]]も[[裏向き]]にできる((要塞化した城はシールドゾーンにある扱いになるが、シールドカードではない。))。[[裏向き]]になった[[城]]は[[要塞化]]状態が解消されるが、[[ゲーム]]上の不適切な情報としては扱われず、単に[[シールド・プラス]]された[[シールドカード]]として要塞化されていた[[シールド]]に組み込まれる。

***暫定回答 [#q7585f7d]
-自分のシールドゾーンで表向きになっているカードが2枚以下でも[[使用宣言]]はできる。使用宣言してから、その[[解決]]の前に何かしらの効果でシールドが追加されて表向きのカードが3枚以上になれば出せる。
例として
++自分の[[《八極 ハリルヤ》]]がバトルゾーンにいて、自分のシールドゾーンに表向きのカードが2枚ある。
++その状態で相手が攻撃してきた時に、このクリーチャーの[[使用宣言]]を行う。
++《ハリルヤ》の効果で自分のシールドを手札に加え、[[サバキZ]]で[[《魂穿ツ煌世ノ正裁Z》]]を唱える。
++《魂穿ツ煌世ノ正裁Z》が唱えた後の効果で表向きの状態にシールドゾーンに置かれ、シールドゾーンの表向きのカードが3枚になって、このクリーチャーを出せる。
--逆に、使用宣言時にシールドゾーンで表向きになっているカードが3枚以上あっても、解決時に2枚以下になっていれば出せずに手札にとどまる。

**環境において [#h0f281da]
主に光ゼロ型[[【サッヴァーク】]]での活躍が詳しい。[[【絶十】]]に稀に1枚採用されることがある。除去耐性の範囲が広い[[《煌龍 サッヴァーク》]]に枠が取られる事がほとんどだが、1枚だけ採用するのもデッキビルドによっては変わってくるだろう。しかしテクニックによっては[[《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》]]と使い分けが出来る為相手を惑わしやすい。その時その時の[[【サッヴァーク】]]系統の調整を破る対面が増える度、それをさらに破る防御札として使われる傾向にある。
また[[ドラゴン・T・ブレイカー]]により大量の表向きのシールドが展開出来るため[[【白青ギャラクシールド】]]での採用も度々見られる。

**その他 [#i1dd709d]
-アニメ『デュエル・マスターズ!』における[[キラ]]の新たな切り札として第25話から使用。声優は強化前の[[《煌龍 サッヴァーク》]]と同様に田中慎二氏。
[[ゲジスキー]]戦中に[[破壊]]された[[《煌龍 サッヴァーク》]]と[[《煌世の剣 メシアカリバー》]]が合体してこの[[クリーチャー]]になった。
--第2期エンディングテーマである「INAZUMAジャケット」の第27話から変更され第39話まで使用された映像では[[《煌世の剣 メシアカリバー》]]から回転してこの姿に変身している様子を見せ、さながら[[ドラグハート・ウエポン]]から[[ドラグハート・クリーチャー]]に[[龍解]]するような演出になっている。

-漫画『デュエル・マスターズ』第10巻ではアニメ版と同様にキラが[[《零龍》]]戦で使用。

-漫画『デュエル・マスターズ キング』では第2巻の特別編でキラが母とデュエマをした時にも少しだけだが登場している。

-[[背景ストーリー]]においては、[[《煌世の剣 メシアカリバー》]]を手に入れた[[《煌龍 サッヴァーク》]]が[[《煌世の剣 メシアカリバー》]]と一体化し、[[進化]]した姿。

**ルール [#d99fc708]
-「''表向きのシールドカード''」ではなく「''シールドゾーンにある表向きのカード''」を指定しているので、[[要塞化]]された[[城]]も[[裏向き]]にできる((要塞化した城はシールドゾーンにある扱いになるが、シールドカードではない。))。[[裏向き]]になった[[城]]は[[要塞化]]状態が解消されるが、[[ゲーム]]上の不適切な情報としては扱われず、単に[[シールド・プラス]]された[[シールドカード]]として要塞化されていた[[シールド]]に組み込まれる。

***暫定回答 [#q7585f7d]
-自分のシールドゾーンで表向きになっているカードが2枚以下でも[[使用宣言]]はできる。使用宣言してから、その[[解決]]の前に何かしらの効果でシールドが追加されて表向きのカードが3枚以上になれば出せる。
例として
++自分の[[《八極 ハリルヤ》]]がバトルゾーンにいて、自分のシールドゾーンに表向きのカードが2枚ある。
++その状態で相手が攻撃してきた時に、このクリーチャーの[[使用宣言]]を行う。
++《ハリルヤ》の効果で自分のシールドを手札に加え、[[サバキZ]]で[[《魂穿ツ煌世ノ正裁Z》]]を唱える。
++《魂穿ツ煌世ノ正裁Z》が唱えた後の効果で表向きの状態にシールドゾーンに置かれ、シールドゾーンの表向きのカードが3枚になって、このクリーチャーを出せる。
--逆に、使用宣言時にシールドゾーンで表向きになっているカードが3枚以上あっても、解決時に2枚以下になっていれば出せずに手札にとどまる。

**関連カード [#o970c0ce]
-''Prev''
--[[《煌龍 サッヴァーク》]]
--[[《煌世の剣 メシアカリバー》]]

-''Next''
--[[《煌銀河 サヴァクティス》]]

-[[《サッヴァーク 〜正義ノ裁キ〜》]]
-[[《ギラメシア †》]]
-[[《オヴ・シディア†》]]
-[[《ギラメシア †》]]
-[[《サッヴァーク 〜正義ノ裁キ〜》]]

**収録セット [#c23462e9]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[96suke]]
--[[DMRP-07 「双極篇 第3弾 †ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」>DMRP-07]]
--[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](M18/M40)

**参考 [#xffba3ec]
-[[マスター・ドラゴン]]
-[[メタリカ]]
-[[表向き]]
-[[シールド]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[ブロッカー]]
-[[ドラゴン・T・ブレイカー]]
-[[離れない]]

-[[マスター・ドラゴンカード]]

-[[【サッヴァーク】]]

----
[[公式Q&A]]

-3つ目の能力について
--[[ドラゴン・T・ブレイカー]]も参照のこと

>Q.''《煌世主 サッヴァーク†》''の「ドラゴン・T・ブレイカー」はどう使いますか?
A.ドラゴン・T・ブレイカーは各ブレイクの前に自分の山札の上のカードを表向きまたは裏向きでシールドゾーンに追加することのできる能力です。実際に増やすことのできるシールドの数は、このクリーチャーがブレイクするシールドの枚数によって変動します。例えば相手に1枚しかシールドがない時は1枚しかシールドを増やすことができませんし、何らかの効果でこのクリーチャーが4枚シールドをブレイクできるようになっていた場合、4枚増やすことが可能です。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31788]](2019.7.2) [[引用元2:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37952]](過去のよくある質問より)

>Q.''《煌世主 サッヴァーク†》''の「ドラゴン・T・ブレイカー」で最初に裏向きのシールドを得てからその上に表向きのシールドを重ねることはできますか?
A.はい。できます。各ブレイクについてどちらのモードを使うかを選び、一つ目を解決してから次の解決に移ります。表向きにして重ねることにした場合、まず表向きにしてからどのシールドに置くかを選ぶことになります。表向きで重ねることを選んだ時にシールドが1枚もなければその効果は不発となり表向きにすることのないまま山札の上に残ります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31789]](2019.7.2) [[引用元2:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37953]](過去のよくある質問より)

>Q.''《煌世主 サッヴァーク†》''の「ドラゴン・T・ブレイカー」は必ず使わないといけませんか?
A.はい。このクリーチャーがシールドをブレイクする時は必ず使わなければいけません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31790]](2019.7.2) [[引用元2:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37954]](過去のよくある質問より)

>Q.相手の[[《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分の[[《煌メク聖戦 絶十》]]の「出た時」の能力はどうなりますか?&br;類似例:[[《煌龍 サッヴァーク》]]''《煌世主 サッヴァーク†》''
A.山札の上から1枚目を見ることができないので、裏向きのまま、シールドの上に置きます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39792]](2021.5.21)

-4つ目の能力について 

>Q.''《煌世主 サッヴァーク†》''の能力にあるシールドゾーンにある表向きのカードは城でも構いませんか?
A.はい、かまいません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31787]](2019.7.2) [[引用元2:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37951]](過去のよくある質問より)

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