#author("2025-03-21T13:22:01+09:00","","")
#author("2025-03-21T23:19:47+09:00","","")
*《&ruby(ばくれつヒーロー){爆裂英雄}; &ruby(エー){A};・&ruby(アール){R};・&ruby(ティー){T};》 [#top]

|爆裂英雄 A・R・T SR 水/火文明 (5)|
|クリーチャー:マジック・フレイム・コマンド 6000|
|''スピードアタッカー''|
|''ジャストダイバー''|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが攻撃する時、カードを3枚まで引く。このターン、自分がカードを7枚以上引いていれば、相手のエレメントを2つまで選び、持ち主の手札に戻す。その後、このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクしてもよい。|

[[DM24-EX4]]で登場した[[水]]/[[火]]の[[マジック・フレイム・コマンド]]。

[[スピードアタッカー]]の[[W・ブレイカー]]で、[[アタックトリガー]]による3枚までの[[ドロー]]能力を持つ。更に、自分がこの[[ターンのはじめ>ターン開始ステップ]]からこのクリーチャーの[[攻撃]]時までに引いていた[[カード]]の合計枚数が7枚を超えていれば、[[エレメント]]2つ[[バウンス]]と、追加でシールド[[ブレイク]]を行える。

[[ドロー]]、[[バウンス]]、[[ブレイク]]はいずれも[[任意]]であり、バウンスとブレイクの発動条件は重いが融通は効く。
この手のクリーチャーで効果によるシールド[[ブレイク]]は[[《超銀河槍 THE END》]]を例にすれば[[デメリット]]として受け取られやすいが、ブレイクは任意であり、かつ[[ジャストダイバー]]を持つので安易な[[ディスアドバンテージ]]を起こしづらくなっている。

[[ドローステップ]]に1枚、[[アタックトリガー]]で3枚引けるため、7枚[[ドロー]]を達成するにはあと3枚引く必要がある。このクリーチャーを出しながらそれと別に3ドローを行う[[カード]]を[[使う]]のは困難だが、あらかじめ[[《爆裂英雄 B・I・G》]]や[[《オカルト・チューナー》]]のような場に残れば[[ドロー]]できるクリーチャーを用意しておくか、[[《ブレイン・スラッシュ》]]など[[ドロー]]しながら同時にこのクリーチャーを出せるカードで両立できる。また、[[2回攻撃]]を付与することでも2回目の[[攻撃]]で達成可能。
他にも[[《芸魔山鷹 トリノドミノ》]]に[[革命チェンジ]]し、そちらの[[cip]]から解決するという手もある。

いずれの能力も[[侵略]]と噛み合っており、特に[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]との相性は抜群。[[ジャストダイバー]]で耐性を得つつ殴り込み、2回目の《A・R・T》の[[攻撃]]でバウンスとブレイクを起動できるため、5枚の[[シールド]]を一気に[[ブレイク]]することもできる。
1回目の[[ドロー]]で[[手札]]を整えることで更なる[[侵略]]に繋げられるほか、[[《龍装者 バルチュリス》]]を引き込んでいればそのまま[[ダイレクトアタック]]も狙える。
その他[[《超音速 ターボ+1》]]または[[《超奇天烈 ダイスダイス》]]も[[アタックトリガー]]の条件を満たすための侵略先として適する。

[[マジック]]としては5コストという[[メクレイド]]からも繋げやすく[[革命チェンジ]]にも繋げやすい優秀なコスト帯である。しかし、同コストのマジックには同じく[[コマンド]]持ちで革命チェンジからも出せる[[《芸魔隠狐 カラクリバーシ》]]という強力な競合相手が存在しているため、このカードをメインに据えたいのならば能力がそこまで呪文に依存していない点や[[ジャストダイバー]]や3枚のブレイクができる点を活かすなどして差別化を図りたいところ。

-[[種族]]は[[マジック・フレイム・コマンド]]だが、[[ゴッド・オブ・アビス]]以降の[[マジック]]の[[種族カテゴリ]]を付けられた種族とは趣きが異なる。
--「ART」とはパチンコ用語で「アシストリプレイタイム」の略。押し順に従うことで小役が揃いメダルが増えるアシストタイムと、リプレイ確率が上がることでより多くのリターンが得られるリプレイタイムが複合した状態を指す。
また効果[[ブレイク]]数、[[ドロー]]枚数、[[コスト]]、追加効果の発動条件である1・3・5・7の奇数はパチンコの「確変(大当たりが出やすくなった状態)」を引き起こす「確変図柄」に設定されることが多い。
--「爆裂」も[[フレイム・コマンド]]の冠詞であると同時に、ことパチンコにおいては瞬間的な出玉が非常に多いことを指して使われる。
--以上からルール上[[種族]]として属するわけではないが、語として含まれている[[マジック・コマンド]]にカジノ・ギャンブル系統の命名が多かった点を意識されているようにも読み取れる。また、単純にアートと読むこともでき、その場合は芸術性に重きを置く[[ウィン編]]以降の[[マジック]]にも対応する。
コラボ対象である[[イブラヒム]]がパチスロと縁があることが由来になったうえで、[[ゴッド・オブ・アビス]]以前・以降双方の[[マジック]]のモチーフに沿った、非常に秀逸な命名と言える。
--また、デュエル・マスターズで[[水/火>青赤]]の[[フレイム・コマンド]]と来れば[[オンセン]]が連想される。イブラヒムの「掘り当てた温泉で生計を立てている」という基本設定ともかかっているのかもしれない。なおイブラヒム本人は「(パチスロの)赤7と[[REPLAY>《AQreplay/伝説チャンス》]]を想起する」らしい。
---このサイクルはコラボ先ライバーからデザインにある程度の要望を出すことができたようで、イブラヒムからは「テクニカルなカードにして欲しい」と言う要望を出したとの事。
公式HPでも、「爽快感とテクニカルさを併せ持つ戦略を展開!」と言及されている。

**[[にじさんじコラボ・マスターズ異次元の超獣使い限定戦>イベント大会#DM24-EX4only]]での採用について [#f6781025]
#region2([[にじさんじコラボ・マスターズ異次元の超獣使い限定戦>イベント大会#DM24-EX4only]]での採用について){{
**[[にじさんじコラボ・マスターズ異次元の超獣使い限定戦>イベント大会#DM24-EX4only]]での採用について
[[ジャストダイバー]]+[[スピードアタッカー]]の速攻、多種多様な[[バウンス]]札、[[《爆裂英雄 C・T・7》]]での追撃と、今環境において群を抜いて攻撃力が高いデッキとなっている。
サブプラン等はないもののコンセプト上[[ドローソース]]が非常に充実しており、[[事故]]が起きにくいのも強みとなる。
だが、この限定戦環境にはそれらではカバーできない[[ブロッカー]][[踏み倒し]]系の[[防御札]]が多く、決めきるにはあと一歩打点が足りない。
また《A・R・T》は5コストとやや重めにもかかわらず[[コスト軽減]]や[[マナブースト]]札が無く、[[ビートダウン]]としては立ち上がりがやや遅い事、[[コマンド]]でない[[マジック]]がそこそこ存在するため[[コマンド]]シナジーを完全に受けられないという弱点もある。
また《A・R・T》は5コストとやや重めにもかかわらず、[[コスト軽減]]や[[マナブースト]]札が純構築では事実上[[《人気魚》>《人気魚/♪大空の ムーンサルト やや斜め》]]しか無く、[[ビートダウン]]としては立ち上がりがやや遅い事、[[コマンド]]でない[[マジック]]がそこそこ存在するため[[コマンド]]シナジーを完全に受けられないという弱点もある。
デッキ改造を行う際には、[[《爆裂英雄 A・R・T》]]が[[フィニッシャー]]としてのフルスペックを発揮させることは勿論のこと、上記問題を解決出来るようなカードを入れたい。コスト軽減役の[[《アシスター・Mogi林檎》]]や、[[侵略]]先であり二回攻撃とも相性が良い[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]等が代表か。
また、珍しいところだと[[《S級宇宙 アダムスキー》]]とはかなり強固なシナジーを形成している。《アダムスキー》を[[侵略]]させたあとで《A・R・T》の[[アタックトリガー]]を処理することで効果ブレイクの発生が《アダムスキー》となり、通常のブレイクと併せて一気に相手の山札を6枚削り取る事が出来る。[[殴り返し]]のリスクも[[ジャストダイバー]]で回避可能。特に今回の環境で苦手なデッキは山札消費の激しい物が多く刺さっている点も見逃せない。

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[[混色]]にするなら、片方の文明が一致しているライバーのカードと組みたい。
そうなると、該当するのは[[白青]]、[[青黒]]、[[青緑]]、[[赤緑]]、[[白赤]]、[[黒赤]]となる。

***相性の良いデッキ
-[[黒赤]]の[[葛葉]]デッキとは非常に相性が良い。イブラヒム氏のカードには[[火]][[コマンド]]が非常に多く、[[《血貴き侵略 ブラッドゾーン》]][[《轟く侵略 レッドゾーン》]]などはそのまま採用しても[[濁り]]になりにくい。

-[[青黒]]の[[月ノ美兎]]デッキ、[[白青]]の[[リゼ・ヘルエスタ]]デッキは、根本的に[[ビートダウン]]と[[コントロール]]でデッキの方向性が正反対であり、無思慮にねじ込むと[[事故]]になりかねない。その反面、大量[[ドロー]]と[[踏み倒し]]は非常に相性が良く、[[実質コスト]]の低い[[ブロッカー]]である[[《AQreplay/伝説チャンス》]]や[[《絶海の虎将 ティガウォック》]]が存在するなど細かい点でも大量の手札と場に並べやすいブロッカーが必要な[[《審判の精霊ラストジャッジ》]]とかみ合っている。
--対面すると両方のデッキが天敵となる。上述の通り[[ブロッカー]]がそもそも苦手であり、数少ない対抗策である[[確定除去]]の[[バウンス]]は月ノ美兎デッキの[[《偽りの月 インターステラ》]]には無効化され、リゼ・ヘルエスタデッキにはそちらに出張しやすい[[《悪魔聖霊ジェミニアス》]]に[[ジャストダイバー]]貫通の[[選ばせ除去]]を撃たれてしまう。

***相性の悪いデッキ
-[[青緑]]の[[社築]]デッキ、[[白赤]]の[[加賀美ハヤト]]デッキとは[[シナジー]]がない。どちらも[[手札]]を起点に[[クリーチャー]]を展開するデッキであるためあちらに出張すれば大量ドローで[[展開]]の足掛かりになるが、逆にこちらに組み込むとなると噛み合わない。
だが、限定戦環境に対する刺さりが良い[[《伝達妖精セージ/コンタクト・メッセージ》]]、[[フィニッシャー]]として非常に相性が良い[[《龍装者 バルチュリス》]]は採用が見込める。

-[[赤緑]]の[[壱百満天原サロメ]]デッキとは相性が悪い。[[ビートダウン]]という方向性では一致しているものの、大量[[ドロー]]して準備を整えてから[[ワンショット]]するこちらと、最序盤から積極的に攻め込みさっさと手札消費して[[G・G・G]]に繋げるあちらとではやりたいことが完全に正反対である。
とはいえ、大量の手札で展開してから[[《弾丸超邪 クロスファイア》]]を射出など要所要所でシナジーが形成されるところもある。
}}

//**その他 [#q38fabf8]
//-稀にイラストの右上側が白黒色になってしまったエラーカードが存在する。((ソース→[[https://x.com/asaka_dm/status/1901116364678721868]]))

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM24-EX4]]にて[[コラボ>コラボカード]]したにじさんじ所属VTuber10人のうち1人ずつと、その相棒となった新規クリーチャーがそれぞれ描かれた、[[スーパーレア]]の[[2色]][[クリーチャー]]の[[サイクル]]。
-[[《審判の精霊ラストジャッジ》]]([[リゼ・ヘルエスタ]])
-[[《悪魔聖霊ジェミニアス》]]([[夜見れな]])
-[[《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》]]([[加賀美ハヤト]])
-[[《聖霊龍王 メルヴェイユ》]]([[フレン・E・ルスタリオ]])
-[[《偽りの月 インターステラ》]]([[月ノ美兎]])
-''《爆裂英雄 A・R・T》''([[イブラヒム]])
-[[《守護地龍 ザノウハウ》]]([[社築]])
-[[《血貴き侵略 ブラッドゾーン》]]([[葛葉]])
-[[《地雷冥土The World Is Mine》]]([[花畑チャイカ]])
-[[《ミリオンブレイブ・カイザー》]]([[壱百満天原サロメ]])

**関連カード [#related]
-[[《爆裂英雄 B・I・G》]]
-[[《豪運の絆》]]
-[[《爆裂英雄 C・T・7》]]
-[[《AQreplay/伝説チャンス》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM24-EX4]]&br;'''フレーバーテキスト'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[Rorubei]]
--[[DM24-EX4 「にじさんじコラボ・マスターズ 異次元の超獣使い」>DM24-EX4]](19/100)(㊙6/㊙10)(㊙6超/㊙10)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[マジック・フレイム・コマンド]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[ジャストダイバー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ドロー]]
-[[バウンス]]
-[[ブレイク]]

-[[コラボカード]]
-[[イブラヒム]]

&tag(クリーチャー,水文明,火文明,青赤,2色,多色,コスト5,マジック・フレイム・コマンド,マジック,フレイム・コマンド,コマンド,パワー6000,スピードアタッカー,ジャストダイバー,W・ブレイカー,アタックトリガー,ドロー,7枚以上,除去,複数除去,確定除去,エレメント指定除去,バウンス,複数バウンス,効果ブレイク,・,コラボカード,SR,スーパーレア,Rorubei,追加ブレイク);