#author("2022-12-31T13:16:49+09:00","","")
#author("2022-12-31T14:53:23+09:00","","")
*《&ruby(おうりつ){王立};アカデミー・ホウエイル》 [#ff113f2f]

|王立アカデミー・ホウエイル C 水文明 (4)|
|呪文|
|カードを3枚引く。|

[[DMRP-01]]で登場した[[水]]の[[呪文]]。

4[[マナ]]で3枚[[ドロー]]できる。
[[《トリプル・ブレイン》]]、[[《プリズム・ブレイン》]]、[[《ジェスター・ブレイン》]]の[[上位互換]]。
かつての[[プレミアム殿堂]][[カード]]の[[《サイバー・ブレイン》]]から[[S・トリガー]]を差し引き、ドロー効果を[[強制]]したもの。あるいは[[《サイバー・ブック》]]のハンド[[ディスアドバンテージ]]1枚が[[S・トリガー]]で相殺されたとも考えられる。


**環境において [#h6a5a546]
能力が判明すると、手打ちすれば当時[[プレミアム殿堂]]に指定されていた[[《サイバー・ブレイン》]]と同等のカードということで[[インフレ]]を象徴する1枚としてそれなりに騒がれた。

しかし、[[新章デュエル・マスターズ]]環境は[[高速化]]の真っただ中にあり、[[テンポアドバンテージ]]が重要視されていた。ドローしかできないこのカードは、[[《ドンドン吸い込むナウ》]]、[[《デモンズ・ライト》]]、[[《フェアリー・シャワー》]]といった[[手札補充]]と[[テンポアドバンテージ]]を同時に補う汎用性の高い強豪達の枠を奪えなかった。
少なくても、かつての[[《サイバー・ブレイン》]]のように、このためだけに[[水]]を[[タッチ]]する風潮は無くなっており、純粋なドローソースの立場を露呈させてしまった。
少なくとも、かつての[[《サイバー・ブレイン》]]のように、このためだけに[[水]]を[[タッチ]]する風潮は無くなっており、純粋なドローソースの立場を露呈させてしまった。
[[ハンデス]]でも相手にしない限り、上記のカード群だけで手札不足に悩まされることはほとんどなくなっていたのだ。

[[双極篇環境]]後期においては[[殿堂入り]]パーツが増えた[[【白青赤ドギラゴン剣】]]で[[ドローソース]]としてたまに使われた。予め[[ウィニー]]さえ展開していればノーコストで[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]に繋げられる[[《龍装者 バルチュリス》]]の存在があったため、このカードにマナを割く余裕があったと言える。

環境の速度がそれまでより遅くなった[[超天篇環境]]では、徐々にドローソースとしての価値を見いだされ、速度を落とした型の[[【クラッシュ“覇道”】]]などで使われることがあった。
[[DMSD-13]]期の[[【青白スコーラー】 >【スコーラー】#bluewhite]]では「クリーチャーを除去されて[[《ジャスト・ラビリンス》]]の種に困った際の無条件ドロー」として使われる場合もあり、このカードを入れたチャンピオンシップ4位以内入賞が目立った。

だが、[[DMRP-11]]で[[《天啓 CX-20》]]が登場すると立場が無くなった。[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]を1コストで出したついでに3[[ドロー]]できるあちらと比べると、どうしても[[コストパフォーマンス]]が劣るためである。まとまったドローは何かのついでにできると強いのであって、ドローのみの行動は小回りが効かないという弱点が浮き彫りになった。

2022年7月1日付で[[《サイバー・ブレイン》]]の殿堂解除が施行。とうとう[[完全下位互換]]となってしまい、完全に立場が無くなったと言えるだろう。

目覚しい活躍に恵まれないまま御役御免となった不遇なカードではあるが、かつて[[プレミアム殿堂]]だった《サイバー・ブレイン》に肉薄するスペックだったからこそ、プレイヤーと開発陣に純粋な[[ドローソース]]の立場の弱さを強く意識させることになったと言える。このカードが登場していなければ、《サイバー・ブレイン》の殿堂入りへの降格、及び殿堂解除は遅れていたかもしれない。
**その他 [#y34c6c66]

-[[ドロー]]枚数が[[任意]]の[[《トリプル・ブレイン》]]と違い、こちらは3枚[[ドロー]]が[[強制]]。そのため、厳密にはあちらの[[完全上位互換]]でない。

-[[フレーバーテキスト]]では「魚人でも貝獣でもない巨大生物」について語られている。[[DMRP-01]]の[[ムートピア]]は他の[[種族]]と違い「魚人」と「貝獣」しか収録されていなかったが、[[次の弾>DMRP-02]]ではここで示唆されている「巨大生物」が第三の[[ムートピア]][[クリーチャー]]として登場した。

**関連カード [#c93c439a]
-[[《サイバー・ブレイン》]]
-[[《トリプル・ブレイン》]]
-[[《T・T・T》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#xfd3f435]
-[[DMRP-01]]&br;'''[[水]][[文明]]には、魚人でも貝獣でもない巨大生物もいる。ホウエイルをはじめとした[[水]][[文明]]の重要施設はその上に建設されている。'''


**収録セット [#qd11fb45]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[lack]]
--[[DMRP-01 「デュエル・マスターズ 新1弾 ジョーカーズ参上!!」>DMRP-01]]

**参考 [#w5febd1c]
-[[呪文]]
-[[ドロー]]
-[[ドロースペル]]

&tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト4,ドロー,・,C,コモン,lack);