#author("2023-12-13T17:59:30+09:00","","")
#author("2023-12-19T18:55:14+09:00","","")
*《&ruby(トゥルーキング){真実の王}; ヴィオラ・ソナタ》 [#m308bdd6]

|真実の王 ヴィオラ・ソナタ SR 無色 (9)|
|クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン 12000|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。その後、進化ではないドラゴンを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。|
|自分の進化ではないドラゴンが破壊される時、墓地に置くかわりに、裏向きにして、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。|

[[DMR-08]]で登場した[[無色]]の[[キング・コマンド・ドラゴン]]/[[アンノウン]]。
[[cip]]で相手の[[クリーチャー]]を一体[[除去]]しつつ、[[墓地]]から[[非進化]]の[[ドラゴン]]を[[リアニメイト]]できる。さらに自分の[[非進化]][[ドラゴン]]が破壊される時に[[置換効果]]により[[シールド]]に送られる。

[[マナコスト]]、[[パワー]]、[[能力]]を見ると[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]を彷彿とさせる[[スペック]]。向こうは[[ランデス]]と[[マナブースト]]ができるが、こちらは[[cip]]で[[非進化]][[ドラゴン]]の[[リアニメイト]]ができる。

[[cip]]で[[確定除去]]ができる強みは[[《狼虎サンダー・ブレード》]]や[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]によって証明済みであり、堅実かつ確実に[[アドバンテージ]]を奪える。
さらに[[パワー]]12000の[[T・ブレイカー]]が残るため、そのまま[[アタッカー]]として[[シールド]]を[[ブレイク]]できる。

[[リアニメイト]]に関しては[[墓地肥やし]]の手間が必要であり、[[《ミステリー・キューブ》]]で大型を踏み倒していくような[[デッキ]]には腐りがちで採用されることは少ない。
反面、[[非進化]]の[[ドラゴン]]ならば[[マナコスト]]を問わずに出せるので爆発力は高い。

真っ先に思いつくのは[[重量級]][[フィニッシャー]]の[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]][[《勝利天帝 Gメビウス》]][[《ボルシャック・クロス・NEX》]]辺りだろう。

他には[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]や[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]で[[呪文]]を封じたり、[[《偽りの王 モーツァルト》]]で[[全体除去]]したり、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]や[[《龍世界 ドラゴ大王》]]で相手の展開を[[ロック]]することが可能。

同名[[カード]]でもいいので、《ヴィオラ・ソナタ》を連鎖的に[[リアニメイト]]することもできる。最後に[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]や[[《偽りの王 フォルテッシモ》]]でまとめて[[スピードアタッカー]]にし、一斉に[[攻撃]]するという[[プレイング]]も可能。

[[【連ドラ】]]では[[《超天星バルガライゾウ》]]との相性は特に良く、運が良ければライゾウの[[メテオバーン]]で墓地に落としたドラゴンを[[バトルゾーン]]に出すことができる。
更に[[殿堂解除]]された[[《龍仙ロマネスク》]]とも絶妙に噛み合う。《ロマネスク》から[[マナチャージ]]なしで繋がるコストであり、《ロマネスク》の効果でマナから《ヴィオラ・ソナタ》の[[リアニメイト]]先を確保できるため、[[【連ドラ】]]のサブプランとして優秀。

[[《ドラグシュート・チャージャー》]]から呼び出した[[《戦場のピアニスト VAN・ビート》]]から連鎖的に踏み倒す候補としても有用。運は絡むがたった7マナで好きなドラゴンを踏み倒せるというコンボである。

[[置換効果]]による[[シールド追加]]は[[cip]]に比べると地味であり、オマケに近い。[[破壊]]された自分の[[ドラゴン]]が[[墓地]]にいかなくなるので、[[リアニメイト]]との噛み合わせは悪いが、接戦の時には[[自爆特攻]]によって[[シールド]]を増やすことができるため、役に立つこともあるだろう。
[[強制]]なので、[[デュエル]]中はうっかり処理を忘れないように注意。

純粋な[[アドバンテージ]]を稼ぎやすい[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]に比べると[[墓地肥やし]]が必要な分[[コンボ]]向きだが、こちらも[[デッキ]]を組むに値する[[カードパワー]]を持つと言えるだろう。

-[[《摩破目 ナトゥーラ・トプス/ストンピング・ウィード》]]との相性は最高。初動マナブーストに使えば勝手に[[墓地]]に落ちる上にパワー12000の強豪クリーチャーと相打ちになれば《摩破目 ナトゥーラ・トプス》自体[[シールド送り]]になって防御にも役立つ。

-[[王来篇環境 (オリジナル)]]終期の[[【青黒緑退化】]]では2枚目以降の[[《魔龍バベルギヌス》]]として、[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]での呼び出し前提で使われる場合がある。

-[[破壊置換効果]]の適用は[[強制]]。だが、例えば[[《インフィニティ・ドラゴン》]]などと一緒に[[バトルゾーン]]にいた場合は、一方を適用すれば、他方を不発に終わらせることができる。

-[[S・トリガー]]を持つ[[ドラゴン]]とは強力な[[シナジー]]を形成する。[[《王龍ショパン》]]は、[[バトルゾーン]]に相手の6000以上の[[クリーチャー]]がいれば即座にまた[[シールド]]に戻り、[[《黒神龍オドル・ニードル》]]は、[[攻撃]]目標を限定する強力な壁になる。これは、[[S・トリガー]]を持つ4[[コスト]]以上の[[ブロッカー]]と、[[《無双龍聖ジオ・マスターチャ》]]を組み合わせても同じようなことが言える。
//--より[[汎用性]]の高い[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]の登場により、パワー7000ラインは今後の一つの焦点といえる。
//《バトクロス・バトル》は、相手ターン中に出した場合のデメリットは自壊じゃなくて山札の下送りだからシールドゾーンに直帰できない

-名前の由来は、西洋音楽における器楽曲のひとつである「ソナタ」と弦楽器の一種である「ヴィオラ」だろう。ちなみに、ヴィオラ曲にはソナタ形式の曲が多い。

-[[DMX-19]]で新イラストで[[再録]]。[[《幻想妖精カチュア》]]と共に描かれ、[[【カチュアシュート】]]される様子が描写されている。
《カチュア》の[[タップ能力]]で《ヴィオラ・ソナタ》を出した場合、自身も対象となっている[[破壊置換効果]]により[[シールド追加]]ができるため[[コンボ]]が可能になっている。

-[[フレーバーテキスト]]の一節は、立憲君主制を敷くイギリス憲法の原則を表す"The King reigns, but does not govern"の和訳である。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#fdab52e5]

|真実の王 ヴィオラ・ソナタ VR 無色 (9)|
|クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン 12000|
|T・ブレイカー|
|バトルゾーンに出た時、相手のクリーチャー1体を破壊する。その後、自分の墓地から進化でないドラゴン1枚をバトルゾーンに出してもよい。|
|自分の進化でないドラゴンが破壊される時、かわりにシールド化する。|

[[DMPP-19]]で実装。[[レアリティ]]は[[ベリーレア]]となった。

[[リアニメイト]]が「1枚」指定になったことで非[[クリーチャー]]の[[ドラゴン]]も出せるようになったが、登場時点ではそのようなカードは実装されていない。

-[[《神羅スカル・ムーン》]]が「一部カード能力の適用回数制限について」の変更を受けたため、《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》で《スカル・ムーン》を貫通して破壊できるようになった。
--《ヴィオラ・ソナタ》が[[cip]]で《スカル・ムーン》を破壊しようとすると、割り込んでかわりに《ヴィオラ・ソナタ》が破壊((《スカル・ムーン》での破壊は[[置換効果]]なので、《ヴィオラ・ソナタ》の「かわりにシールド化する」を貫通して破壊できる。))される可能性がある。そうなったら、その後、墓地からドラゴンを出す時点で《ヴィオラ・ソナタ》を選べるため、それを出せば再び《スカル・ムーン》破壊[[cip]]の状況に戻る。これを10回繰り返すことで《スカル・ムーン》の能力が発動しなくなり、《ヴィオラ・ソナタ》がバトルゾーンに残る。

-「除去」→「踏み倒し」の順番なので、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]や[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]等の[[踏み倒し]][[メタ]]を突破できる。
--また[[システムクリーチャー]]として、[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]への妨害性能が高い。[[《黒神龍オドル・ニードル》]]のようなドラゴンの[[S・トリガー獣]]は、[[S・トリガー]]でコストを支払わずに召喚したら破壊されそうになるが、即座に《ヴィオラ・ソナタ》の能力で破壊されるかわりに[[シールド化]]されるため、半永久的に耐久ができる。

-[[DMPB-04]]版では新規イラストで[[カノン]]が共に描かれており、ボイスも彼女が担当している。また《ヴィオラ・ソナタ》の体色が通常版より全体的に黒々しくなっている。[[《ヴィオラの黒像》]]を意識したのだろうか。
--[[カノン]]の立ち位置は[[無色]]に対応する守護者でもあるはずだが、[[フレーバーテキスト]]では五守護の面々と違って「無垢の守護者」という冠詞が書かれていない。

**関連カード [#aeca5e86]
-[[《偽りの王 ハチャトゥリアン》]]

-[[《ヴィオラの黒像》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#d991fca3]
-[[DMR-08]]、[[DMPP-19]]、[[DMPS-10]]&br;'''君臨せども、統治せず。王は、[[ドラゴン]]に自由を約束した。'''
-[[DMPB-04]]&br;'''お願い、力を貸して!――[[カノン]]'''

**収録セット [#l15d0827]
***[[デュエル・マスターズ]] [#bb6db859]
-illus.[[Tanru]]
--[[DMR-08 「エピソード2 グレイト・ミラクル」>DMR-08]](S2/S5)
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」>DMX-19]](S2/???)(新規イラスト)
--[[DMEX-12 「最強戦略!! ドラリンパック」>DMEX-12]](S2/S20)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#eb75675f]
-CV:[[吉野貴大]]
-illus.[[Tanru]]
--[[DMPP-19 「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」>DMPP-19]]
--[[DMPS-10 「激震の鬼ドラゴン」>DMPS-10]]
-CV:[[花澤香菜]]
-illus.[[douzen]]
--[[DMPB-04 「LEGEND OF PLAY'S 2024」>DMPB-04]]

**参考 [#g1864f61]
-[[キング・コマンド・ドラゴン]]
-[[アンノウン]]
-[[cip]]
-[[確定除去]]
-[[非進化]]
-[[ドラゴン]]
-[[墓地]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[リアニメイト]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[破壊置換効果]]
-[[シールド追加]]
-[[【白赤緑ロマネヴィオラ】 (デュエプレ)]]

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