#author("2024-07-22T13:19:13+09:00","","")
#author("2024-08-16T14:44:01+09:00","","")
*《&ruby(トゥルーシンラ){真実の神羅}; プレミアム・キリコ・ムーン》 [#top]

|真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン P 水文明 (8)|
|進化クリーチャー:サイバーロード/アンノウン/ルナティック・エンペラー 13000|
|究極進化−自分の進化クリーチャー1体の上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーをすべて数え、好きな順序で山札の一番下に置く。その後、その数の進化ではないクリーチャーが出るまで、自分の山札の上からカードをすべてのプレイヤーに見せる。そのクリーチャーをすべてバトルゾーンに出す。その後、山札をシャッフルする。|
|T・ブレイカー|

[[DMX-12]]で登場した[[究極進化]][[サイバーロード]]/[[アンノウン]]/[[ルナティック・エンペラー]]。

発売当時[[プレミアム殿堂]]していた[[《エンペラー・キリコ》]]が[[アンノウン]]化した姿であり、[[転生]]版または[[調整版]]と言ったところか。

かの悪名高き[[《エンペラー・キリコ》]]と[[コスト]]・[[パワー]]は同じだが、[[究極進化]]になったのでやや[[召喚]]には苦労する。とはいえ[[cip]]で自分の他のクリーチャーの総入れ替えを行うという、[[究極進化]]の手間に見合った豪快な[[能力]]を持つ。

本家が自分の他の[[クリーチャー]]すべてを[[山札の下]]に送って3体を呼び出す[[能力]]であったのに対し、こちらは[[山札の下]]に送った[[クリーチャー]]の数だけ再度[[山札の上]]から呼び出すことが出来る。

新しく呼び出せる[[クリーチャー]]の数は[[バトルゾーン]]に既に出ている自分の[[クリーチャー]]の数に依存しているため、小型の[[ウィニー]]をばら撒いてから[[フィニッシャー]]格に化けさせるようにしたいところ。

しかし、小型[[クリーチャー]]の比率を多めにすれば、入れ替えられる数は多くなるものの大型[[クリーチャー]]を大量に出すのが難しくなり、大型[[クリーチャー]]ばかりにしてしまうと、そもそも[[能力]]自体が発動しにくいというジレンマに陥ってしまう。

使うのであれば、[[《エンペラー・キリコ》]]のように大型[[クリーチャー]]の[[コスト踏み倒し]]に焦点を絞るのではなく、[[cip]]によって自分の[[クリーチャー]]の数が増える[[非進化]][[クリーチャー]]と組み合わせると良い。
再び《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》を出すと、[[《エンペラー・キリコ》]]とは違い、自軍の数がどんどん増えていくことになる。例えば、[[《カモン・ピッピー》]]など、小型[[サイキック・クリーチャー]]をばらまける[[カード]]が適切である。[[《カモン・ピッピー》]]を採用することで、[[《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》]]への[[覚醒リンク]]も狙える。

このカード自体が[[重い]]上に[[究極進化]]持ちで非常に出しにくいこともあり、[[コスト踏み倒し]]や[[《パルピィ・ゴービー》]]などの[[山札操作]]、大型・小型[[クリーチャー]]の割合い決めなど、デッキ構成が非常に難しい[[カード]]でもある。

しかし、逆に言えば[[究極進化]]ということは、[[進化クリーチャー]]であれば何でも[[進化元]]にできるということでもある。[[サイバー]]を[[進化元]]に用意する必要はないので、今までとは異なる系統の「キリコ」デッキが誕生する可能性がある。

非常に魅力的な[[能力]]ではあるため、本家同様、専用デッキを組んで活躍させてあげたいところである。
[[《大神砕グレイトフル・ライフ》]]なら進化元になりつつ、[[サイキック・クリーチャー]]1体を呼び出せる。たとえ破壊されてもマナが一気に増えるので同一ターンで究極進化までのアクションが取れるようになるかもしれない。

[[新章デュエル・マスターズ]]より[[進化元]]にもなり踏み倒して出す事も可能な[[NEOクリーチャー]]が登場。このカードも使いやすさが上がったと言える。特に[[《グレート・グラスパー》]]は汎用性が高く、1ショットキル型だけでなく両者の特性を良い所どりにしたループに使用されるなど、このカードを主軸としたデッキの構築の幅を広げるのに貢献している。

[[GR召喚]]によって[[山札送り]][[コスト]]を用意するのも手である。[[GRクリーチャー]]は[[サイキック・クリーチャー]]と異なり[[コスト踏み倒しメタ]]に引っ掛かりにくいのが美味しい。[[《王子》]]ならば進化元にもなれる。

[[《蒼狼の王妃 イザナミテラス》]]→[[《モンキッド <ライゾウ.Star>》]]→このクリーチャーと繋げることで、何も無い所からこの[[クリーチャー]]を[[着地]]させることが可能。

-カウントするのは、場にある自身以外の[[クリーチャー]]の数であり、実際に[[山札の下]]に置かれた[[クリーチャー]]の枚数ではない。置かれた直後に[[超次元ゾーン]]に戻る[[サイキック・クリーチャー]]、[[サイキック・セル]]の形で送られたり、[[リンク解除]]で[[山札]]に行きさえもしなかったりする[[サイキック・スーパー・クリーチャー]](ただし、1体扱い)はもちろんのこと、[[置換効果]]で[[バトルゾーン]]に残った[[クリーチャー]]もカウントされる。「その数の」という部分を「数えた数の」と解釈すると分かりやすい。

-[[進化元]]と同時に、踏み倒しに必要な[[クリーチャー]]の頭数を揃えやすい[[《若頭 鬼流院 刃》]]系の戦略との相性が良い。

-派生元である[[《エンペラー・キリコ》]]が[[背景ストーリー]]において敵対勢力であった[[究極進化]]を手にするというのは中々の皮肉である。

-余談だが、[[アンノウン]]と[[ルナティック・エンペラー]]の命名ルールをしっかりと満たしているカードである。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#hba1079d]

|真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン SR 水文明 (8)|
|進化クリーチャー:サイバーロード/アンノウン/ルナティック・エンペラー 13000|
|究極進化−進化クリーチャー|
|バトルゾーンに出た時、自分の他のクリーチャーをすべて自分の山札の一番下に置く。その後、その数より2枚多く、山札の上から進化でないクリーチャーをバトルゾーンに出す。その後、山札をシャッフルする。(自分の《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》のこの効果は、各ターン中1回のみ発動する)|
|T・ブレイカー|
|(このカードは、《羅月キリコ》として召喚してもよい)|
|BGCOLOR(#ccd):|
|羅月キリコ SR 水文明 (5)|
|進化クリーチャー:サイバーロード/オリジン/ルナティック 5000|
|進化-オリジンまたは水のクリーチャー|
|ルナティック進化[水(8)]:このクリーチャーを《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》に究極進化させる。|
|バトルゾーンに出た時、自分の山札からコスト4以下の呪文を探索し、1枚をコストを支払わずに唱える。その後、山札をシャッフルする。|

[[DMPB-03]]で実装。[[スーパーレア]]になった。

他の[[ルナティック・エンペラー]]同様に、[[ルナティック進化]]をもつ《羅月》側のクリーチャーを内蔵するカードとして登場した。
別面を獲得という現象については「[[このカードは、《カード名》として召喚してもよい]]」のページを参照。

《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》面は、[[cip]]で[[山札]]に戻した数より2体多く[[コスト踏み倒し]]を行うようになった。盤面でのアドバンテージを取りやすくなったと言える。その反面、本家[[《エンペラー・キリコ》]]と同様に各ターン1回のみの制限が付いた。

//[[DMPP-18]]以降は、本家[[《エンペラー・キリコ》]]が[[All Division]]限定のカードとなったが、どちらかといえば[[All Division]]でも《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》が優勢な状況となっている。
//
//《羅月キリコ》として、適当な水文明を進化元に進化でき、山札から同じく[[All Division]]限定の[[《フェアリー・ギフト》]]を唱えれば合計8マナでもう《プレミアム・キリコ・ムーン》に到達できる。
//文明指定という緩さは[[サイキック・クリーチャー]]をフル活用できる。[[cip]]を使い終わった[[《勝利のプリンプリン》]]は恰好の進化元。種族指定である[[《エンペラー・キリコ》]]は[[《超次元リュウセイ・ホール》]]から出せない[[《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》]]や[[《時空のスター・G・ホーガン》]]などを使わなければならない。
//
//さらに[[《神歌の星域》]]は、[[《聖霊王イカズチ》]]などを入れない場合は[[DP殿堂]]になった[[《エンペラー・キリコ》]]1枚のためのサポートカードとなってしまい、デッキスペースの浪費や探索枠の圧迫になることが要因として大きい。
//
//そもそも必然的に専用構築になる《エンペラー・キリコ》とビマナ系グッドスタッフのフィニッシャーとしての採用が多いこのカードを比較するのが筋違い。

このカードは一見して[[調整版]]に見せかけて、実は本家とは全く違うカードに仕上がっている。
[[《エンペラー・キリコ》]]は、そこに到達することや、3体の踏み倒しで即死級の盤面を作ることを目的にデッキが組まれるが、《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》は出しさえすれば確実に頭数が増え、単に同じクリーチャーの出し直しでも[[cip]]および[[離れた時]]効果の再利用ができるという[[グッドスタッフ]]寄りのカードといえる。

毎度おなじみ[[青赤緑]]基盤([[《超次元リュウセイ・ホール》]]基盤)に数枚差し込む形でも大きくアドバンテージを稼ぐことができるだろう。
[[All Division]]なら[[《フェアリー・ギフト》]]もセットで入れたくなるが、それを込みにしてもデッキの5〜7枚程度の枠で《プレミアム・キリコ・ムーン》を運用できる。
-[[DMPP-24]]では[[《母なる星域》]]が登場。[[《エンペラー・キリコ》]]から[[呪文]]を唱えられる[[クリーチャー]]を踏み倒せれば、《キリコ》から《キリコ・ムーン》に繋ぎ、4体((《キリコ》で3体踏み倒し、《星域》で1体をマナに送る。残った2体を《キリコ・ムーン》で山に送る))の[[クリーチャー]]を再度踏み倒すという[[《神歌の星域》]]では不可能な芸当が出来る。
そのため、[[【エンペラー・キリコ】>【エンペラー・キリコ】 (デュエプレ)]]に採用しての新旧《キリコ》共演を行いやすくなった。

***テクニック [#n25336d7]
-デュエプレには7体までの盤面制限があるため、一度に踏み倒すのは6体が限度。cipで5体以上戻した場合は踏み倒しの頭数を損していることになる。

《羅月キリコ》の面は、[[cip]]で[[山札]]からコスト4以下の呪文を[[探索]]して唱える。複数の呪文を使い分けられる他、以下の動きが可能。
+自身が進化クリーチャーなので[[《爆進エナジー・スパイラル》]]などの[[爆進ダブル]]の条件を満たせる。
+バトルゾーンに進化元が1体でもあれば、《羅月キリコ》→山札から[[《フェアリー・ギフト》]]→[[ルナティック進化]]で手札1枚と8マナから《プレミアム・キリコ・ムーン》まで到達できる。

***ルール [#zbf0848f]
-山札に存在できない[[サイキック・クリーチャー]]も[[山札送り]]にした「その数」に含まれる。[[ドラグハート・クリーチャー]]も同様。
--この処理は旧テキスト時代の「置いたクリーチャーの数」でも同じ。一旦山札の下に置かれてから即座に超次元ゾーンに戻る処理のため、実際に置くことに成功したという扱いである。

-《羅月キリコ》は[[オリジン]]だが《キリコ・ムーン》はオリジンではない。また、《羅月キリコ》面で出せるのは[[召喚]]時のみなので、どちらの面も[[《神歌の星域》]]から出すことはできない。
--《キリコ・ムーン》は[[アンノウン]]だが《羅月キリコ》はアンノウンではない。[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]では《キリコ・ムーン》としてのみ[[マナ召喚]]できる([[公式Q&A>https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-412]])。

-《キリコ・ムーン》のテキストの「その数」は、「能力を解決した時点でバトルゾーンにある《キリコ・ムーン》以外の自分のクリーチャーの数」である。従って、[[解除]]、[[リンク解除]]、その他の[[除去置換効果]]により山札に戻らなかったクリーチャーも踏み倒しの数に含められる。(2024/5/11)
//ちゃんとゲーム内で検証してから記述してください(2023/02/27)
--後述するテキストから変更された後も、効果自体が変更されておらず、実際にバトルゾーンから山札の下に置いた数に2を足した数、山札から踏み倒していた時期もあった。

-同種[[エグザイル・クリーチャー]]のように、[[出せない]]ロックがかかるクリーチャーは、山札の上から踏み倒すクリーチャーをチェックする際に飛ばされる。
--例えば山札の上から[[《絶超合金 ロビンフッド》]]・《絶超合金 ロビンフッド》・[[《極太陽 シャイニング・キンジ》]]の順番で並んでいるなら、上から2枚目の《ロビンフッド》は踏み倒されないのはもちろん、踏み倒す時の2枚にもカウントされず、3枚目の《シャイニング・キンジ》が踏み倒される。

***環境において [#gded6bd3]
[[【Nエクス】>【Nエクス】 (デュエプレ)]]を基盤とした【キリコ・ムーン】が成立した。特に[[《フェアリー・ギフト》]]との相性がよく、[[All Division]]で一定の活躍を見せた。《フェアリー・ギフト》は既に[[New Division]]で使用不可となっていたので、【キリコ・ムーン】はAll Divisionの方が活躍機会が多かった。

***その他 [#o20c4277]
-《羅月キリコ》は[[《エンペラー・キリコ》]]の右腕とも言うべき[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]を思わせる能力である。イラストも《アマテラス》に酷似している。

-[[フレーバーテキスト]]では、[[《エンペラー・キリコ》]]が《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》へと生まれ変わった経緯が書かれている。

-[[シークレット版>シークレットカード]]では[[キリコ]]が共に描かれており、ボイスも彼女が担当している。入手することで[[キリコ]]の[[スキン]]が手に入る。

**旧テキスト(2023年1月26日メンテナンス前まで) [#i88a2835]
|真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン SR 水文明 (8)|
|進化クリーチャー:サイバーロード/アンノウン/ルナティック・エンペラー 13000|
|究極進化−進化クリーチャー|
|バトルゾーンに出た時、自分の他のクリーチャーをすべて自分の山札の一番下に置く。その後、こうして山札の一番下に置いたクリーチャーの数より2枚多く、山札の上から進化ではないクリーチャーをバトルゾーンに出す。その後、山札をシャッフルする。(自分の《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》のこの効果は、各ターン中1回のみ発動する)|
|T・ブレイカー|
|(このカードは、《羅月キリコ》として召喚してもよい)|

カード効果に変化はないとアナウンスされていた((https://dmps.takaratomy.co.jp/news/5288))が、このテキストの違いは処理が変わってくる。

[[前提となる効果を処理し、その結果を参照して後半の効果を処理する能力]]での裁定に従い、変更前の「こうして山札の一番下に置いたクリーチャーの数」とは、[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]など[[置換効果]]で実際に置かれないクリーチャーは数に含まれないが、変更後の「その数」なら結果として置かれなかったクリーチャーも置かれる対象に含まれた時点で数に含まれる。

上記テキスト修正されたのちもしばらくは、変更前のテキストに従った挙動をしていたが、遅くとも2024年5月までに修正されている。
//なぜか変更後の「その数」のテキストでも[[置換効果]]や[[離れない]]クリーチャーを巻き込んでも、踏み倒す数に含まれていない。//(2023/02/27)

**関連カード [#card]
-[[《エンペラー・キリコ》]]
-[[《甲型龍帝式 キリコ³》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#pca8455f]
-[[DMPB-03]]
--'''[[オリジン]]の歌姫の亡骸が[[トライストーン]]に侵されかけた時、進化の力で助けたのは仇敵である[[ラムーン>《惑星生命体 ラムーン》]]であった。'''(真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン)
--'''[[アンノウン]]たちは、[[オリジン]]の力を超獣世界の侵略に利用しようとしていた。'''(羅月キリコ)

-[[DMPB-03]](シークレット)
--'''これが勝利への最適解――[[キリコ]]'''(真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン)
--'''これが進化の到達点、キリコの可能性のひとつ――[[キリコ]]'''(羅月キリコ)

**収録セット [#pack]
***[[デュエル・マスターズ]] [#ac5eb28c]
-illus.[[Okera]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]](3b/???)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#la07313a]
-CV:[[秋山絵理]]
-illus.[[Akira Hamada]](真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン)
-illus.[[neko61]](羅月キリコ)
--[[DMPB-03 「LEGEND OF PLAY'S 2023」>DMPB-03]]
-CV:[[藤田咲]]
-illus.[[itaco]]
--[[DMPB-03 「LEGEND OF PLAY'S 2023」>DMPB-03]]([[シークレット>シークレットカード]])

**参考 [#reference]
-[[サイバーロード]]
-[[アンノウン]]
-[[ルナティック・エンペラー]]
-[[究極進化]]
-[[cip]]
-[[山札の下]]
-[[非進化]]
-[[山札の上]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[シャッフル]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ルナティック進化]]
-[[神羅]]

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