#author("2024-09-22T16:56:07+09:00","","")
#author("2024-10-28T11:04:55+09:00","","")
*《&ruby(パーフェクト・ウォーター){知識と流転と時空の決断};》 [#qd224a20]

|知識と流転と時空の決断 SR 水文明 (4)|
|呪文|
|自分の墓地に呪文が4枚以上あり、この呪文が自分のシールドゾーンにあれば、この呪文に「S・トリガー」を与える。|
|次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|►カードを1枚引く。|
|►GR召喚する。|
|►相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。|

[[DMRP-10]]で登場した[[水]]の[[呪文]]。
[[DMRP-10]]で登場した[[水]]の[[パーフェクト呪文]]。

[[モード]]で「1[[ドロー]]」「[[GR召喚]]」「[[バウンス]]」のうち2つ(重複も可)を使える。自分の[[墓地]]に[[呪文]]が4枚以上あれば[[S・トリガー]]で唱えることもできる。

同等の効果を3[[コスト]]で発揮できる[[カード]]群も存在するため、単純な[[コストパフォーマンス]]の点から見ると一概に高いとは言えないものの、この[[呪文]]の真価はやはり柔軟性の高さ。盤面と状況に合わせて選べる6通りもの選択肢をたった1枚が備えている。
同等の効果を3[[コスト]]で発揮できる[[カード]]群も存在するため、単純な[[コストパフォーマンス]]の点から見ると一概に高いとは言えないものの、この[[呪文]]の真価はやはり[[パーフェクト呪文]]特有の柔軟性の高さ。
[[超GRゾーン]]から呼び出すカードの選択肢が最大12種類であることを考えると、汎用性はかなり高い。

条件付きとはいえ[[S・トリガー]]にもなる為、過去のカードの[[上位互換]]、時には[[完全上位互換]]ともいえる働きをしてくれる。

|1つ目|2つ目|相当|h
|1ドロー|1ドロー|[[《エナジー・ライト》]]&br;[[《ネオ・ブレイン》]]([[S・トリガー]]時)|
|1ドロー|GR召喚|[[《パラリラ・セーリング》]]|
|1ドロー|バウンス|[[《ザ・ストロング・スパイラル》]]or[[《一極両得 カッキー&ケッシー》]]&br;[[《サーフ・スパイラル》]]([[S・トリガー]]時)|
|GR召喚|GR召喚|[[《♪響け慟哭 奏でよ旋律》]]|
|GR召喚|バウンス|[[《スパイラル a.k.a. 竜巻》]]|
|バウンス|バウンス|[[《テレポーテーション》]]|

得てして[[GR召喚]]は[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の[[全体封印>全体除去]]に弱いが、これ1枚でバウンス2回を放つことで[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の[[除去]][[耐性]]2回を全部使わせることができ、弱点の補完となっている。

[[コスト]]の軽さから、自身の[[S・トリガー]]のほか、[[《Wave ウェイブ》]]の[[cip]]、[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の[[Dスイッチ]]や[[《貝獣 ウーニ》]]の[[スーパー・S・トリガー]]などで唱えられるのも柔軟さに拍車をかける。

-相手[[ターン]]に2[[バウンス]]できる[[カード]]は貴重。低[[コスト]]ながら防御としてもかなり強力。

-GR召喚を2回選べばこれ1枚で[[《真理銃 エビデンス》]]の[[龍解]]条件を満たすことができ、そちらの一定の再評価がなされた一因となっている。

**ルール [#d6c3e6bd]
''[[モード]]の選択を2回行ってから''その選択した能力の解決に入る。なので、1回目の能力を選んでそれを解決してから、2回目の能力を選んでそれを解決するということはできない。[[モード]]の選択は、呪文を唱える段階で全て行うのがルール。

-[[バウンス]]を2回選んだ場合、1回ずつバウンスを処理する(2019/7/26事務局確認)。

-バウンス効果は同じクリーチャーを2回選べる(2019/7/26事務局確認)。

-[[呪文能力]]は上から順に[[解決]]するのがルールなため、モードは好きな順番では解決できない(2019/08/07事務局確認)。
--例えば、バウンスの効果で[[《百発人形マグナム》]]を処理してから安全にGR召喚するという動きを取ることはできない。

-バウンス効果を2回実行して2体のクリーチャーを除去する時、同時に場から離れるわけではない。
--[[GRクリーチャー]]2体を対象に取られて除去された際、除去が実行された順番通りに超GRに戻すこと。勘違いして[[超GR]]の下に置く順番を勝手に変えると反則になるので注意。

**環境において [#ue3b5687]
[[超天篇環境]]では[[【カリヤドネループ】]]、[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]、[[【バーンメアジョーカーズ】]]を中心として、呪文サポートが厚い、あるいはマナが伸びるという条件のいずれかを満たした水系の[[GR]][[デッキ]]全般に投入された。

「[[DMGP-9th>公認グランプリ]]」優勝の立役者となったカードであり、決勝戦3本目では[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]1体、[[《“魔神轟怒”ブランド》]]2体を含む5体8打点による[[1ショットキル]]を[[S・トリガー]]で2枚捲れることで返すという大活躍を果たした。「自分の墓地に呪文が4枚以上」という条件はやや厳しいようにも思えるが、[[【カリヤドネループ】]]のように早期段階で大量の墓地肥やしが期待できるデッキタイプなら[[【赤単ブランド】]]のような強力な速攻デッキ相手でも積極的に狙っていける戦術である。例えば1ターン目に[[《ブラッディ・クロス》]]、2ターン目に[[《ブラッディ・タイフーン》]]を唱えればそれだけで6枚もカードが墓地に溜まる計算になるため、その内4枚が呪文(2枚は唱えた[[《ブラッディ・クロス》]]と[[《ブラッディ・タイフーン》]]であることが自明)ならそれだけでS・トリガー獲得の条件が達成される。

【バーンメアジョーカーズ】でもS・トリガーを得る条件はそう厳しくない。というのも、そちらのデッキにはS・トリガーを含むものを入れて呪文が少なからず投入されており、最悪[[《オラオラ・スラッシュ》>《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》]]の空打ちで条件を満たすこともできると考えると寧ろ条件が軽い部類に入る。

2020年12月18日[[殿堂レギュレーション]]改訂を機に[[【カリヤドネループ】]]が決定的に弱体化し、[[水]]系の[[【バーンメアジョーカーズ】]]が環境から姿を消すと、このカードも環境であまり見かけられなくなった。

[[ゴッド・オブ・アビス環境]]時点では[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]に汎用GR召喚札として偶に使われるぐらいなものである。一応[[【青黒赤緑邪王門】]]で使われるケースも。

[[【絶望神サガループ】]]登場以降そちらに使われないこともないが、[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]での[[コスト踏み倒し]]範囲内に入るGR召喚呪文の方がずっとループ適性は高いため、あくまでそちらにおいては稀に見られる汎用枠扱いに留まる。

**その他 [#if62d0c9]
-「知識」は[[ドロー]]、「流転」は[[バウンス]]、「時空」は[[GR召喚]]、決断は2回の選択を指していると思われる。
--もし、上記通りであれば、[[呪文能力]]の[[GR召喚]]と[[バウンス]]のテキストが逆になっていることになる。
--またパーフェクトウォーターと同名の商品に、テトラの販売する熱帯魚の水質調整剤の「パーフェクトウォーター」が存在する。ただ、イラストには熱帯魚を連想する要素はないので偶然の一致かもしれない。
--時空といえば[[サイキック・クリーチャー]]を彷彿とさせるものの、アニメ等の描写を見る限り同じ様に[[GRクリーチャー]]も別の次元からゲートを開いて来ている描写がある為この表現もあながち間違ってはいないのかもしれない。

-アニメ『デュエル・マスターズ!!』の「[[切札 ジョー]]vs[[ゼーロ]]」でジョーが使用。[[S・トリガー]]で唱えられ、[[GR召喚]]を2回選択した。
ジョーの使ったカードとしては珍しく[[ジョーカーズ]]ではないが、これは[[キャップ]]がジョーの[[デッキ]]に忍ばせていたカードであるため。

**[[サイクル]] [#s27857fe]
[[超天篇]]から登場した単色[[パーフェクト呪文]][[サイクル]]。
-[[《神楯と天門と正義の決断》]]
-''《知識と流転と時空の決断》''
-[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]
-[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]
-[[《生命と大地と轟破の決断》]]
-[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]
-[[《天頂と停滞と水晶の決断》]]


**関連カード [#i0a80b82]
-[[《ネオ・ブレイン》]]
-[[《♪響け慟哭 奏でよ旋律》]]
-[[《爆進エナジー・スパイラル》]]
-[[《ドンドン吸い込むナウ》]]
-[[《魔神頂上 “密愛流”9th/「パーフェクト!パーフェクト!!」》]]

**収録セット [#wffda157]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[akagi]]
--[[DMRP-10 「超天篇 第2弾 青きC.A.P.と漆黒の大卍罪」>DMRP-10]](S5/S12)
-illus.[[ヒョーゴノスケ]]
--[[DMRP-21 「王来MAX 第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!!」>DMRP-21]](SP2/SP5)
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMART-04 「神アート 超獣創造 ~松本しげのぶの世界~」>DMART-04]](5/6)

**参考 [#y149fd30]
-[[呪文]]
-[[墓地]]
-[[S・トリガー]]
-[[モード]]
-[[ドロー]]
-[[GR召喚]]
-[[バウンス]]

-[[パーフェクト呪文]]

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[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について

>Q.墓地に呪文が3枚ある時にT・ブレイクされた中に、''《知識と流転と時空の決断》''とS・トリガーの呪文がありました。先に呪文のS・トリガーを使った場合、''《知識と流転と時空の決断》''もS・トリガーで使うことができますか?
A.いいえ、手札に加える段階で自分の墓地に呪文が4枚以上なければこの呪文に「S・トリガー」は与えられていません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32002]](2019.6.21)

-2つ目の能力について
--[[モード]]も参照のこと

>Q.''《知識と流転と時空の決断》''を唱えて「GR召喚する。」と「相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。」を選択しました、相手のクリーチャーを手札に戻してから、GR召喚できますか?
A.いいえ、呪文はテキストに書かれている処理を書かれている順番に行います。
#region2(([[総合ルール]] [[302.2>総合ルール本文#rule302_2]])){{
:302.2. |呪文が唱えられたら、ルール文章に書かれている処理を書かれている順番に行い、その後で墓地に置かれます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38759]](2020.11.13)
 
>Q.相手の[[《暴走龍 5000GT》]]がいる状況で、自分は''《知識と流転と時空の決断》''を唱えました。相手の[[《暴走龍 5000GT》]]を手札に戻してから、パワー5000以下のGRクリーチャーをバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、GR召喚してからクリーチャーを1体手札に戻します。パワー5000以下のGRクリーチャーは超GRの一番上に残ります。呪文はテキストに書かれている上から順に解決していくのがルールですので、''《知識と流転と時空の決断》''などに書かれている「次の中から2回選ぶ。」という呪文のテキストは、上から書いてある順番で効果を解決をします。
#region2(([[総合ルール]] [[302.2>総合ルール本文#rule302_2]])){{
:302.2. |呪文が唱えられたら、ルール文章に書かれている処理を書かれている順番に行い、その後で墓地に置かれます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38767]](2020.11.13)

&tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト4,呪文サポート,4枚以上,自己S・トリガー付与,モード,ドロー,GR召喚,除去,単体除去,確定除去,バウンス,単体バウンス,・,パーフェクト呪文,SR,スーパーレア,トレジャー,20周年トレジャー,金トレジャー,クリエイターズコラボ,akagi,ヒョーゴノスケ,Shigenobu Matsumoto);