#author("2024-09-06T19:49:08+09:00","","")
#author("2024-10-17T14:16:38+09:00","","")
*《&ruby(カミ){神};ナル&ruby(キ){機};カイ「&ruby(アダム){亜堕無};」》 [#a625bfae]

|神ナル機カイ「亜堕無」 VR 水文明 (4)|
|スター進化クリーチャー:アダムユニット/デモニオ/鬼レクスターズ 5000|
|''スター進化'':レクスターズまたは水のクリーチャー1体の上に置く。|
|''ブロッカー''|
|このクリーチャーが召喚によって出た時、数字を1つ言う。次の自分のターンのはじめまで、相手はその数字と同じコストを持つ呪文を唱えられず、同じコストを持つ相手のクリーチャーは攻撃もブロックもできない。|
|このクリーチャーの攻撃の終わりに、このクリーチャーを手札に戻してもよい。そうしたら、このクリーチャーを自分のアンタップしているタマシード1枚の上に置いてもよい。|

[[DMRP-21]]で登場した[[水]]の[[アダムユニット]]/[[デモニオ]]/[[鬼レクスターズ]]の[[スター進化クリーチャー]]。

[[《奇天烈 シャッフ》]]方式の[[呪文ロック]]と[[プリン効果]]が[[召喚]]時限定[[cip]]に弱体化した代わりにパワーが1000増したデザインとなっており、[[攻撃終了ステップ]]に[[任意]]で自己[[バウンス]]して自軍の[[アンタップ]]した[[タマシード]]に重ね直すことができる。
自身の効果で[[《フォース・リローデッド》]]のような出し直しができるが、召喚限定でしか誘発しないため、出し直しを行ってもロック範囲を1つずつ広げることはできない。

[[呪文ロック]]と[[プリン効果]]は言うまでもないが、[[攻撃終了ステップ]]に手札を経由して[[タマシード]]に重ねるところは、[[《S級宇宙 アダムスキー》]]に近い。
一旦手札を経由する必要があるが、場合によっては手札に戻したままにするのも可能。
特に[[殴り返し]]を受けづらい[[タマシード]]を残せば、毎ターン[[呪文ロック]]と[[プリン効果]]を発揮し続けることができる。

[[G・ストライク]]の[[効果]]を受けないタマシードを打点に変えることができるため、G・ストライクに対して強気に出ることができる。

[[《S級宇宙 アダムスキー》]]とは違い[[W・ブレイカー]]を持たないものの、[[タマシード]]は場持ちがよく並びやすい為、[[フィニッシャー]]として最適。
[[W・ブレイカー]]を持たないものの、[[タマシード]]は場持ちがよく並びやすい為、[[フィニッシャー]]として最適。
一応[[ブロッカー]]だが、[[1ショットキル]]出来ない場合の保険として考えておく方が吉か。

**ルール [#vc03d26b]
-一番下の能力は、[[タマシード]]を進化元に使っていた場合に特に影響がある。攻撃後の《神ナル機カイ「亜堕無」》は通常タップしており、そこで手札に戻すと[[スター進化]]の耐性で進化元がタップ状態を引き継いでバトルゾーンに残る。このタップした[[タマシード]]に《神ナル機カイ「亜堕無」》を重ねることはできない。

-「[[離れない]]」状態となっている《神ナル機カイ「亜堕無」》で結果的に手札に戻らなかった後、「そうしたら、このクリーチャーを自分のアンタップしているタマシード1枚の上に置いてもよい」の効果を使うと、バトルゾーンで[[S級侵略[轟速]]]と同様の移動が行える([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41176/]])。そうした場合、《「亜堕無」》のタップ状態が優先され、新たに[[アンタップ]]はせず、[[バトルゾーンに出た>cip]]と扱われることもない。
--今は撤廃された[[追跡処理]]に近い挙動である。
#region2(詳しく){{
一見するとこの裁定は、総合ルール400.8((複数のゾーンにまたがって効果が処理される時、対象が途中で効果指定外のゾーンに移動した場合はそれ以上処理を行いません。))に矛盾しているように思える。
このクリーチャーの効果には発動するゾーンの指定がないため、すなわち、手札にいても、バトルゾーンに残っても、変わらず誘発はしていると考える事ができる。そのためバトルゾーン上で移動できる考えることもできるが、この「どのゾーンから使用するかが書かれていないため、指定外ゾーンでも誘発する」という行為は、[[追跡処理]]の改訂で撤廃された「[[《守護聖天タース・ケルケルヨ》]]で[[サイキック・クリーチャー]]を出し直せる」という裁定と同じである。なぜこのカードでは適用できるのかは不明((《タース・ケルケルヨ》は非公開ゾーンを経由するから、と考えるとしても、その場合[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]と[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]に関する追跡処理がどちらも撤廃されていることへの説明ができない。))
なお、この能力は「このカード」ではなく「このクリーチャー」を重ねるというテキストである。バトルゾーンにある時に「このクリーチャー」という単語は[[進化元]]まで含めたクリーチャー・オブジェクト1つを指すため、進化元ごと移動する、なおかつ「このクリーチャー」として重ねるためタップ・アンタップの状態は引き継がれる、ということについての説明はできる。
-ややトンチじみているが、総合ルール400.8で規定されているのは「途中で効果指定外のゾーンに移動''した''場合」であり、「本来指定されていたはずのゾーンに移動''しなかった''場合」にどう扱うかについては記載がない。そのため該当のルールが適用されず処理が異なる、という可能性はある。無論、記載がない以上、そのどちらになるのかを現段階でプレイヤーが判断する方法は無い。
}}

-「このクリーチャーを(中略)置いてもよい」効果は、[[スター進化]]の[[耐性]]で戻された《神ナル機カイ「亜堕無」》1枚のみにかかる。バトルゾーンに残った進化元がバトルゾーンで[[S級侵略[轟速]]]と同様の移動が発生するわけではない([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41177/]])。
--何らかの方法で[[エターナル・Ω]]を付与した[[スター進化クリーチャー]]は、[[置換効果]]の選択可能ルールにより、離れるかわりに進化元ごと手札に戻すことができる。その場合、[[非公開ゾーン]]である手札に戻った時点で1枚1枚のカードに分離するため、バトルゾーンに出すカードは《神ナル機カイ「亜堕無」》1枚だけと思われる。なので、直前の進化元は《神ナル機カイ「亜堕無」》と一緒に手札から出ることにはならない。

**[[背景ストーリー]]において [#n42e6dcd]
[[《終来王鬼 ジャオウガ》]]が[[《EVENOMIKOTO》]]と共に超獣世界に送り込んだ、最強の[[鬼レクスターズ]]。
創聖と蒼世の力で新世界、停滞と退廃のエデンを生み出し、ブランド達[[レクスターズ]]をその中に取り込んだ。
エデンに閉じ込められた者は「亜堕無」とEVENOMIKOTOを攻撃することを考える事すらできず、朽ち果てるまでエデンで暮らし続ける。

しかし、世界の危機を察した超獣世界が[[タマシード]]を生み出したことで、超獣世界の歴史という無限の成長エネルギーがエデンに送り込まれ、、[[S-MAX進化]]に覚醒したレクスターズ達が脱出し、エデンが内側から爆発する。そして、「亜堕無」とEVENOMIKOTOに対峙したレクスターズ達は各文明の絆が込められた一撃を食らわせ、「亜堕無」とEVENOMIKOTOを撃破した。

だが、ジャオウガにより[[槍>《邪王来混沌三眼鬼》]]の力を与えられ、[[鬼S-MAX進化]]を[[果たす>《「亜堕無」-鬼MAX》]]。

**アニメ・漫画において [#n42e6dcd]
-アニメ『[[キングMAX>デュエル・マスターズ キングMAX]]』では[[ハイド]]の新たな切り札として第4話の[[鬼札 アバク]]戦で初使用。声優は[[新祐樹]]氏。
[[スペシャルドロー>今引き]]で引き当てて[[《ツヴァイの海幻》]]を進化元に召喚され、[[召喚]]時の効果は2回使われ、いずれも「4」を宣言しアバクの行動を封じ、[[攻撃]]終了時に一度手札に戻り、2体の[[《アストラルの海幻》]]を付け替える事で連続攻撃を行った。
その後は返しのアバクのターンで[[《邪王来混沌三眼鬼》]]の攻撃をブロックし破壊された(宣言は無かった)。

-第7話での[[切札 勝太]]戦でもスペシャルドローで引き当てて[[《アストラルの海幻》]]を進化元に召喚され、[[召喚]]時の効果は「6」を宣言し勝太の行動を封じ、第4話と同様に連続攻撃を行った。
続く第8話で[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]とバトルして相討ちにより破壊されるも、[[《アストラルの海幻》]]の効果で山札からもう1枚が手札に加えられたが、突如アバクが放った[[槍>《一王二命三眼槍》]]によって[[《「亜堕無」-鬼MAX》]]に変化した。

-また、変化後も第12話および第14話ではマナゾーンに置かれており、少なくとももう1枚持っていたことが確認できる。
--攻撃時には「銃口から銃弾を発射する」、「手にした棍棒で殴る」といったパターンを披露しており、これは強化後の[[《「亜堕無」-鬼MAX》]]も同様になっている。
--本編よりも先にオープニングテーマ「ヒストリア」の映像で登場し、[[キラ]]が使用する[[《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》]]と戦う様子が描かれたが、本編では実現しなかった。
--第4話のBパート開始前のアイキャッチでは本編よりも先にカードと共に登場している。

-漫画『キング』でも第30話で[[ハイド]]が使用したが、[[ヒミコ]]が使用した[[《EVE-鬼MAX》]]共々特に見せ場もなくカードの表記は無かった。
また、強化後の[[《「亜堕無」-鬼MAX》]]は登場しなかった。
--それ以前には第7巻の裏表紙にデフォルメとして[[《CRYMAX ジャオウガ》]]と[[《EVE-鬼MAX》]]と共に登場していた。

**その他 [#yf80dd5b]
-初の[[水文明]]を持つ[[デモニオ]]。

-同パックに収録されている[[《EVENOMIKOTO》]]と対になる、「鬼の歴史」における[[《蒼世神 ADAM》]]が[[ディスペクター]]から解放され[[鬼レクスターズ]]化した姿。あちらと同様に、元の《ADAM》とはかけ離れた見た目になっている。
-大まかな見た目は戦艦の艤装を取り付けたロボットのようなクリーチャーに赤い半透明の鬼のパーツが所々に付いていると言った具合。
-横に伸びる主砲と両腕に鬼の手のようなパーツがついているが左右対称という訳でも無いようである。
-手に持つ鬼の金棒もよく見ると一般的な棘付き棍棒でなく、半透明の棍棒に弾頭や色鉛筆の先端のような物体を無造作に付けたようなデザインになっている。
--[[デュエチューブ]]によると《神ナル機カイ「亜堕無」》という名称のカードを出すことは既に決められており、それとは別ラインで[[《S級宇宙 アダムスキー》]]モチーフのカードが開発されていた。両者が組み合わさったのは全くの偶然であるとのこと(([[https://youtu.be/OJh8g2IuIW8]]))。

**関連カード [#je71760e]
-''NEXT''
--[[《「亜堕無」-鬼MAX》]]

-[[《蒼世神 ADAM》]]

-[[《S級宇宙 アダムスキー》]]
-[[《Code:1059》]]

-[[《奇天烈 シャッフ》]]

**収録セット [#u828d3d0]
-illus.[[tetrapod]]
--[[DMRP-21 「王来MAX 第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!!」>DMRP-21]](2/76)(9A/20)

**参考 [#k4d75e3f]
-[[スター進化クリーチャー]]
-[[アダムユニット]]
-[[デモニオ]]
-[[鬼レクスターズ]]
-[[スター進化]]
-[[ブロッカー]]
-[[召喚]]
-[[cip]]
-[[数字選択]]
-[[呪文メタ]]
-[[プリン効果]]
-[[攻撃終了ステップ]]
-[[バウンス]]
-[[アンタップ]]
-[[タマシード]]
-[[コスト踏み倒し]]

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[[公式Q&A]]

-3つ目の能力について

>Q.''《神ナル機カイ「亜堕無」》''の「このクリーチャーの攻撃の終わりに」の能力でアンタップしているタマシードの上に置きましたが、「このクリーチャーが召喚によって出た時」の能力で数字を1つ言えますか?
A.いいえ、言えません。''《神ナル機カイ「亜堕無」》''の「このクリーチャーの攻撃の終わりに」の能力で自身を出すことは召喚として扱いません。よって、「このクリーチャーが召喚によって出た時」の能力はトリガーしません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41179]](2022.4.22)

>Q.''《神ナル機カイ「亜堕無」》''の「このクリーチャーが召喚によって出た時」の能力で、∞(むげん)と言えますか?&br;類似例:[[《奇天烈 シャッフ》]]の「このクリーチャーが出た時または攻撃する時」の能力、[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]の呪文側
A.はい、言えます。デュエル・マスターズのゲームルール上、∞(むげん)は数字として扱います。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41180]](2022.4.22)

-4つ目の能力について

>Q.「出た時」の能力で離れなくなっている[[《「正義星帝」》]]の上に、''《神ナル機カイ「亜堕無」》''が進化して攻撃しました。「離れない」効果によって、その「このクリーチャーの攻撃の終わりに」の能力では手札に戻りませんでしたが、''《神ナル機カイ「亜堕無」》''と進化元の[[《「正義星帝」》]]を重ねたまま、アンタップしているタマシード1枚の上に重ねられますか?
A.はい、重ねられます。''《神ナル機カイ「亜堕無」》''は[[《「正義星帝」》]]の「離れない」効果によってバトルゾーンは離れなくとも、バトルゾーンからバトルゾーンにあるアンタップしているタマシードの上に重ねることはできます。ただし、その''《神ナル機カイ「亜堕無」》''はタップされたままですし、新たにバトルゾーンに出たことにはなりません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41176]](2022.4.22)

>Q.下にクリーチャーが置かれている''《神ナル機カイ「亜堕無」》''を「このクリーチャーの攻撃の終わりに」の能力で手札に戻した後、再構築で残った進化元のクリーチャーも、アンタップしているタマシード1枚の上に重ねられますか?
A.いいえ、再構築で残った進化元のクリーチャーは重ねられません。この能力で出せるのは手札に戻した''《神ナル機カイ「亜堕無」》''だけです。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41177]](2022.4.22)

>Q.''《神ナル機カイ「亜堕無」》''の「このクリーチャーの攻撃の終わりに」の能力で手札に戻した後、''《神ナル機カイ「亜堕無」》''をアンタップしているタマシード1枚の上に置かなくてもいいですか?
A.はい、置かなくてもいいです。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41178]](2022.4.22)

>Q.[[《MAX-Gジョラゴン》]]の「このクリーチャーが召喚によって出た時、または自分のターンのはじめに」の能力で''《神ナル機カイ「亜堕無」》''を手札からマナゾーンに置きました。そのターン中に[[《MAX-Gジョラゴン》]]が攻撃した場合、攻撃の終わりに、''《神ナル機カイ「亜堕無」》''の能力で[[《MAX-Gジョラゴン》]]を手札に戻し、手札からアンタップしているタマシードの上に置けますか?
A.「攻撃の終わりに」の能力で手札に戻すことはできますが、手札から出すことはできません。S-MAX進化クリーチャーをカードの上に置いて出すことはできないためです。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41463]](2022.6.24)

>Q.[[《終剣連結 アビスハリケーン》]]がバトルゾーンにいる状況で、''《神ナル機カイ「亜堕無」》''の「攻撃の終わりに」の能力で自身を手札に戻し、アンタップしているタマシードの上に置きました。その後[[《終剣連結 アビスハリケーン》]]の「攻撃の終わりに」の能力で、元々''《神ナル機カイ「亜堕無」》''の進化元だったカードは破壊されますか?
A.その進化元のカードがクリーチャーであれば破壊されます。クリーチャー以外のカード(タマシードなど)であれば、破壊されません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41640]](2022.7.28)

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