#author("2023-05-18T16:22:14+09:00","","") #author("2023-11-17T04:27:09+09:00","","") *《&ruby(しんせいき){神聖祈}; パーロック》 [#top] |神聖祈 パーロック R 無色 (7)| |クリーチャー:オラクリオン 4000| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から、クリーチャー以外のカードまたはカードに能力が書かれているクリーチャーが出るまで、カードをすべてのプレイヤーに見せる。そのカードを自分の手札に加える。その後、残りの見せたカードをバトルゾーンに出す。| |バトルゾーンにある自分の、名前に「パーロック」とあるクリーチャーはすべてブロックされない。| [[DMX-15]]で登場した[[無色]]の[[オラクリオン]]。 遂に登場した[[《パーロック》]]の最終形態。 [[バニラ]]でない[[カード]]や[[非クリーチャー]]が出るまで[[山札]]をめくり、それが出るまでにめくった[[バニラ]][[クリーチャー]]を全て[[バトルゾーン]]に出すことができる。さらには自身も含めた[[パーロック]]シリーズのクリーチャーが[[ブロックされなく>ブロックされない]]なる[[常在型能力]]も持つ。 クリーチャーを一度に大量展開できるため、[[《必殺!オレの爆炎!!》]]や[[《サイバー・J・イレブン》]]の能力を使うのにもってこいである。[[コスト]]や効果の特性上、従来の[[【バニラビート】]]よりも、上記のようなカードと組み合わせて[[コンボ]][[デッキ]]を作った方が強力であろう。 //-[[ツインパクト]]は[[《パーロックJr./新たなる旅立ち》]]や[[《激竜王/ガイアール流激烈竜王破・滅》]]などクリーチャー側が[[バニラ]]でも、「呪文でもあるカード」なので踏み倒しではなく手札に加えられてしまう。 //「クリーチャー以外のカード」にはツインパクトやACEクリーチャーは含めないのが通例(参考:《ヤミノカムスター》,《クイーン・アマテラス》)。「クリーチャー」であり「バニラ」であるJr.はそちらの裁定に基づけば出せると考えるのが自然文明。 -できればデッキの[[バニラ]]比率をうんと上げて大量展開したい所だが、デッキにバニラしか残っていない時や、バニラでないカードが一番下の一枚だけの時に出すと[[ライブラリアウト]]となりゲームに負けてしまう。この点は[[《パーロックのミラクルフィーバー》]]と似ており、バニラではないが[[パーロック]]らしいカードと言える。 -デュエパーティーでは[[《策士のイザナイ ゾロスター》]]と組み合わせることで大量の[[バニラ]][[クリーチャー]]を踏み倒せる。 +パートナーを《ゾロスター》とし、山札に《パーロック》と大量の[[光]]、[[闇]]の[[バニラ]][[クリーチャー]]を入れる。(入れすぎると勢い余って[[ライブラリアウト]]してしまうので注意) +[[バニラ]][[クリーチャー]]を適当に出しつつ、5マナ貯まったらパートナーゾーンから《ゾロスター》をコストを支払って召喚する。 +ターンの終わりに、適当に出した[[バニラ]][[クリーチャー]]を[[破壊]]して《ゾロスター》の能力を使用、《パーロック》を踏み倒し、[[cip]]で出せるだけの[[バニラ]][[クリーチャー]]を山札から展開する。 --デュエパーティー発足時点で既に[[光]]と[[闇]]の[[バニラ]]は60種類を超えている。そのため、爆発力にはまず困らないだろう。コンボが決まればそのまま複数プレイヤーを一気に倒し切れるポテンシャルを持つ。 -現時点でオラクリオンの中で唯一の[[レア]]。 -登場時点ではオラクリオンの中で唯一の[[レア]]。 -通常、カードテキスト内で名称カテゴリを参照する場合は《》で囲われるが、この[[カード]]は「」で囲われている。 -[[パーロック]]の中で唯一[[水]]でも[[サイバーロード]]([[呪文]]を除く)でもないカード。[[オリジン]]でもなくなっている。 -「[[パーロック]]」とあるカードの数は10種類を超えるため、[[パーロック]]オンリーデッキを構築する事も可能。様々な[[バニラ]]の[[パーロック]]を出しまくれば、[[ブロッカー]]を無視して殴りかかれる。 //-このカードと[[《海賊の祈祷師 レディ・パーロック》]]の登場で、名前に「パーロック」を含むカードが(呪文も含め)10種類に達し、[[パーロック]]オンリーデッキも実現できるようになった。しかし[[《パーロックのミラクルフィーバー》]]が[[殿堂入り]]となったことで、パーロックだけでは3枚分枠が余るようになってしまった。 //--しかし、その後[[DMX-22]]と[[DMEX-12]]で新規「パーロック」が新たに3種類登場。再びパーロックオンリーデッキは実現可能になった。 -[[神化編]]から続いてきたパーロックの物語も、この[[クリーチャー]]で最終回を迎えた。しかしフレーバーテキストは「完。」だけと、長いフレーバーテキストに定評のあったパーロックらしからぬ簡潔なもの。だが句点を含めて2文字というのは全フレーバーテキスト中最短であり、ある意味ではパーロックらしいと言えるかもしれない。 -[[パーロック]]の物語がここで終わったのは、[[エピソード3]]で[[DM-01]]以来の舞台となったこの世界線の[[背景ストーリー]]が完結したからだろう。 --エピソード3以降のエキスパンジョンでは、背景ストーリーの舞台が別のパラレルワールドに移動した。[[DMR-13]]にて、その[[パラレルワールド>ドラゴン・サーガ背景ストーリー]]版のパーロックと思われる[[《アクア船長 イソロック》]]が登場。再び[[バニラ]]クリーチャーへと戻った他、[[種族]]が[[リキッド・ピープル閃]]となり、見た目も凛々しくなった。 --エピソード3以降の[[エキスパンション]]では、背景ストーリーの舞台が[[別のパラレルワールド>並行世界#Dragonsaga]]に移動した。[[DMR-13]]にて、その[[パラレルワールド>ドラゴン・サーガ背景ストーリー]]版のパーロックと思われる[[《アクア船長 イソロック》]]が登場。再び[[バニラ]]クリーチャーへと戻った他、[[種族]]が[[リキッド・ピープル閃]]となり、見た目も凛々しくなった。 しかし《イソロック》は《パーロック》シリーズのように、関連カードが出ることはなかった。 --[[DMX-22]]では[[《パーロック〜交差の石板〜》]]が登場。《パーロック》が[[《パーロック〜呪われし航海〜》]]などで[[バニラ]]でなくなるまでの過程を補完する描写がなされた。あるいはそもそもジョークカード的な趣も強いため、これまで描かれてきた彼の物語には関係ないものとも考えられる。 --[[DMEX-12]]で[[バニラ]]がフィーチャーされた際に新規カードが登場し、さらにその後も度々[[パーロック]]に属するカードは登場し続けている。 いずれも世界線は明言されていない。カードごとに異なる時間軸を描いている可能性もある。 --度々登場する《パーロック》関連カードに対し、このカードは残念ながら[[アビス・レボリューション]]までで再録経験が一度もない。そのため、集めるには苦労するかもしれない。 -[[《パーロック》]]の[[フレーバーテキスト]]では、彼が「世界を救い、後に海賊神と呼ばれる」ことが語られていた。[[ゴッド]]を模した[[オラクリオン]]になったこの[[カード]]と、そのオラクリオン化を語る[[《海賊の祈祷師 レディ・パーロック》]]の登場で、当初の描写がとうとう実現した。 --「神世界都市」から各文明を攻撃するゴッド勢力を倒すのに一役買ったことで世界を救った(と思われる)《パーロック》は、最後にはそのゴッドを模した姿になる、という数奇な運命を辿った。 --[[《海賊の祈祷師 レディ・パーロック》]]のフレーバーテキストでは、「今も夢と冒険と遊び心を追い求めている」と、オラクリオンとなった後も冒険を続けている事が示唆されていたが、その後[[DMEX-12]]において、冒険の果てに「[[幸せの地>《パーロック・スマイリーストーリー》]]」を見つけていたこと、さらには彼らの間に[[子供>《パーロックJr./新たなる旅立ち》]]が生まれていた事が発覚。パーロックの物語が「微笑みの物語」こと「スマイリーストーリー」として語り継がれている事、そして息子が父と同じ「幸せの地」を目指して「新たなる旅立ち」を決心した事が判明した。 --スマイリーストーリーの元ネタが漫画「ONE PIECE」の最終到達点「ラフテル」と目された事から、パーロックの扱いは同漫画に登場する海賊王「ゴールド・ロジャー(ゴール・D・ロジャー)」をオマージュしたものではないかとも考えられる。 -カード名には音楽のジャンルの一つである「ロック」が含まれており、[[オラクリオン]]の命名ルールに一応沿っている。 **関連カード [#card] -[[《パーロック》]] -[[《お宝猫ニャンジロー》]] -[[《パーロックの宝物庫》]] -[[《神秘の宝箱》]]([[プロモ>プロモーション・カード]]版) -[[《パーロック〜呪われし航海〜》]] -[[《スペル・セブ・パーロック》]] -[[《パーロックのミラクルフィーバー》]] -[[《カムバック・マイ・パーロック》]] -[[《《パーロック〜陰謀に立ち向かえ!〜》》]] -[[《パーロック 〜最後の航海〜》]] -[[《海賊の祈祷師 レディ・パーロック》]] -[[《パーロック〜交差の石板〜》]] -[[《パーロックJr./新たなる旅立ち》]] **[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] -[[DMX-15]]&br;'''完。''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Tanru]] --[[DMX-15 「フルホイルVSパック 仁義無きロワイヤル」>DMX-15]](1/30) **参考 [#reference] -[[オラクリオン]] -[[cip]] -[[山札の上]] -[[表向き]] -[[手札補充]] -[[バニラ]] -[[コスト踏み倒し]] -[[パーロック]] -[[ブロックされない]] &tag(クリーチャー,無色,コスト7,オラクリオン,パワー4000,cip,山札公開,手札補充,バニラサポート,コスト踏み倒し,常在型能力,《パーロック》サポート,ブロックされない,ブロックされない付与,《パーロック》,R,レア,Tanru);