#author("2024-09-26T15:40:46+09:00","","")
#author("2024-11-04T11:09:58+09:00","","")
*《&ruby(きんじこんせいおう){禁時混成王}; ドキンダンテ&ruby(トゥエンティツー){XXII};》 [#idf2612e]

|禁時混成王 ドキンダンテXXII KGM 光/水/火文明 (9)|
|クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド・ドラゴン/禁断 99999|
|''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、相手のクリーチャーの能力をすべて無視する。|
|相手のターン中、相手がコスト9以下のクリーチャーを召喚した時またはコスト9以下の呪文を唱えた時、自分はカードを1枚引いてもよい。その後、コスト9以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。|

[[DMRP-18]]で登場した[[光]]/[[水]]/[[火]]の[[ディスペクター]]/[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]/[[禁断]]。

相手の[[クリーチャー]]全ての[[能力]]を[[無視]]する[[cip]]を持つ。
また、相手が[[コスト]]9以下の[[クリーチャー]]・[[呪文]]を[[プレイ]]した際に1枚[[ドロー]]し、その後[[手札]]から[[コスト]]9以下の[[呪文]]の[[コスト踏み倒し]]を任意で行える[[誘発型能力]]を持つ。

[[cip]]の全体[[能力]][[無視]]は[[《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]と似ているが、こちらは期間が次の自分の[[ターン開始ステップ]]まで、つまり返しの相手[[ターン]]にも効果が及ぶ。
相手の[[攻撃できない]][[能力]]を消してしまうなど注意点もあるものの、相手[[クリーチャー]]を実質[[バニラ]]に変えてしまうことができる。

相変わらず新たに出てきた[[クリーチャー]]には[[効果]]が及ばないため、相手が後続で呼び出した[[クリーチャー]]の[[cip]]や[[スピードアタッカー]]等には無力ではあるが、こちらは後述の[[能力]]である程度自らカバー出来ている。

着目するべきは[[能力]][[無視]]が[[付与]]の[[引き継ぎ]]対象に含まれることで、相手の新手が[[バトルゾーン]]の既存の[[クリーチャー]]から[[進化]]させた[[進化クリーチャー]]であれば、そちらの[[能力]]も同様に[[無視]]することができる。

そしてもう1つの[[能力]]が、相手の[[ターン]]中、相手が[[コスト]]9以下の[[クリーチャー]]・[[呪文]]を[[召喚]]または[[唱え>唱える]]た時に、1枚[[ドロー]]と[[コスト]]9以下の[[呪文]]1枚を[[コスト踏み倒し]]で任意で使用できる[[能力]]。
基本的には[[cip]]の効果範囲外の[[クリーチャー]]に対処する[[能力]]であるが、相手の行動に対し即座に対応でき、最悪[[唱える]][[呪文]]が無くとも1[[ドロー]]のおかげで選択肢が増える。

「その[[ターン]]初めて」といった条件もないため、該当範囲内の[[クリーチャー]]・[[呪文]]を相手が[[使う]]度に[[ドロー]]ができ、状況に応じて[[呪文]]を[[踏み倒し]]できる。
相手が行動した際に唱えたい[[呪文]]は色々あるが、例えば[[スパーク]][[呪文]]でも踏み倒してやれば無傷で相手のターンを終了に追い込める。

非公開領域である[[手札]]からの[[踏み倒し]]であるため相手は[[使う]][[カード]]の選択に慎重にならざるを得ず、かといって何も行動を起こせなければ、実質的に[[召喚]]・[[呪文]]を[[ロック]]し[[追加ターン]]を獲得したに等しい[[アドバンテージ]]を叩き出したことになり、相手に掛かる心理的負担が非常に大きい。相手の行動を大きく縛り、[[ブラフ]]としても高い機能を期待できる。

なおこの[[能力]]は、この[[クリーチャー]]が即座に退場させられてしまっても、その為に相手が指定[[コスト]]の[[クリーチャー]]・[[呪文]]を使っていれば1回は誘発する。

相手にとっては早急に片付けてしまいたい厄介な[[クリーチャー]]であるが、[[EXライフ]]と99999という[[パワー]]によって生半可な[[除去]]を寄せ付けず、また上述の通り[[ドロー]]及び[[呪文]]の[[コスト踏み倒し]]はこの[[クリーチャー]]が[[除去]]されるタイミングでも誘発するため、余程のことが無い限り最低1回は発動できる。
[[多色]][[クリーチャー]]なので、返しの[[除去]]札としてメジャーな[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]の[[全体除去]]も通じないのも心強い。

-ただし[[《スケルトン・デバイス》]]と[[《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]のコンボは流石に防ぎきれない。

相手にあらゆる行動の遅延を強要するため、1度出してしまえば高い確率で次の[[ターン]]を稼ぐことができる。そうして返ってきた[[ターン]]で着実に[[アドバンテージ]]を稼いでいけば、[[ゲーム]]の流れそのものをこちら側に一気に引き込むこともできるだろう。
単純に、[[cip]]で一仕事した後は相手が[[カード]]を[[使う]]たびに[[ドロー]]できる[[システムクリーチャー]]として活用するのも良い。場持ちがよいため継続的な[[アドバンテージ]]を稼ぎやすく、[[ドロー]]は[[任意]]なので[[ライブラリアウト]]の心配もない。

弱点としては、[[コスト]]10以上の[[クリーチャー]]・[[呪文]]には効果を発揮できない点が挙げられる。とは言え、それほどの重量級[[カード]]となると[[ビッグマナ]]系の[[デッキ]]でも中々見ないが。
また、[[コスト]]9以下の[[クリーチャー]]であっても、''[[召喚]]ではない方法で[[バトルゾーン]]に出した場合は反応しない''。
次弾[[DMRP-19]]にて登場した[[《天聖王儀 アルカディア・グローリー》]]は、[[名目コスト]]を重くし自己[[コスト軽減]]を行うという形でこの弱点を突いている。
また当然ではあるが、[[フィールド]]、[[クロスギア]]、[[城]]、すでにいる[[GRクリーチャー]]に[[オレガ・オーラ]]を重ねる場合など、[[クリーチャー]]と[[呪文]]以外のカードには反応しない。

総合すると、[[ゲーム]]を一気に終わらせるタイプの[[フィニッシャー]]ではないが、[[ゲーム]]を[[コントロール]]するという役割に秀でた[[クリーチャー]]である。
勿論、併せて用いる[[カード]]によってはこの[[クリーチャー]]自ら[[フィニッシャー]]となることも出来るだろう。

-この[[クリーチャー]]自身の[[コスト踏み倒し]]手段について
[[光]]/[[水]]/[[火]]の[[コスト9]]の[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]なので、この[[クリーチャー]]自身の[[コスト踏み倒し]]手段も多岐にわたる。
特に[[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]する[[呪文]]とは、自身の[[能力]]と併せて相互に[[踏み倒し]]し合うことが出来、場合によっては2体以上のこの[[クリーチャー]]を並べることも可能になる。
主な[[コスト踏み倒し]]手段の例としては以下の通り。
|~名前|~コスト・種類|~踏み倒し対象|~備考|
|[[《極まる侵略 G.O.D.》]]|[[進化クリーチャー]]|[[コスト9]]の[[光]]|[[《偽りの王 >《偽りの王 ナンバーナイン》]][[ナンバーナイン》>《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》]]らと共に並べて、[[呪文]]と[[クリーチャー]]の[[能力]]を共に封じた&br;切り返し困難な布陣を組むことも可能。|
|[[《God of Dream/&br;Grenade of D-moll》>《God of Dream/Grenade of D-moll》]]|[[NEO進化クリーチャー]]/&br;[[コスト9]]の[[呪文]]|~|[[クリーチャー]]面は《G.O.D.》と同様。&br;[[呪文]]面はこの[[クリーチャー]]の[[能力]]で[[踏み倒し]]ができ、カウンター札として使える。|
|[[《サッヴァークDG》]]|[[無色]]の[[クリーチャー]]|[[光]]の[[ドラゴン]]|[[サーチ]]対象に入り、[[EXライフ]]によって[[裁きの紋章]]とも相性が良い。|
|[[《ルシファー》]]|[[コスト]]8の[[呪文]]|[[光]]の[[コスト9]]以下|自分[[ターン]]ではこの[[クリーチャー]]を[[踏み倒し]]できる。&br;相手[[ターン]]に自身の[[能力]]で[[唱える]]ことで[[ターンの残りをとばす]]ことができる。|
|[[《蒼龍の大地》]]|[[コスト]]8の[[呪文]]|自分の[[マナ]]数より&br;[[コスト]]の小さい[[クリーチャー]]|99999の高[[パワー]]によりほぼ[[確定除去]]ができる。&br;''[[能力]][[無視]]は[[バトル]]の後に発動する''ことに注意。|
|[[《ドルマゲドン・ビッグバン》]]|[[コスト]]9の[[呪文]]|[[火]]の[[コマンド]]|全体[[封印]]があるため[[cip]]が腐るが、&br;[[スピードアタッカー]][[付与]]により速やかに攻撃に参加が可能。&br;[[EXライフ]]消費後の[[除去]]に対して[[能力]]で[[唱える]]ことで、即座に自身を[[リアニメイト]]できる。|
|[[《獰猛なる大地》]]|[[コスト]]8の[[呪文]]|[[非進化]][[クリーチャー]]|出した[[クリーチャー]]を[[マナ送り]]にする[[効果]]によって[[EXライフ]][[シールド]]は剥がれる|
|[[《爆殺!! 覇悪怒楽苦》]]|[[コスト]]9の[[呪文]]|火の[[非進化]][[クリーチャー]]|[[スーパー・S・トリガー]]時に発動。&br;また、S・トリガー呪文の中では格段の破壊力を併せ持つ|
//|[[《ウェディング・ゲート》]]|[[コスト]]6の[[呪文]]|[[光]]でない&br;[[エンジェル・コマンド]]|[[《希望のジョー星》]]存在下でのみ[[踏み倒し]]可能。|
|[[《爆流忍法 不死鳥の術》]]|[[コスト]]5の[[呪文]]|火の[[非進化]][[クリーチャー]]|[[バトルゾーン]]にある封印等から出したり、[[EXライフ]]の再展開が狙える。|

//--上記の表の通り、[[《希望のジョー星》]]存在下なら[[《ウェディング・ゲート》]]によって呼び出せるようになる。[[能力]]だけでなく[[文明]]も[[無色]]化によって実質[[無視]]するため、相手の[[クリーチャー]]をほぼ機能停止に追い込める。[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]は同様に[[《ウェディング・ゲート》]]による[[踏み倒し]]対象内なので、同時に出すことで[[耐性]]すら[[無視]]して[[全体除去]]を仕掛けたり、[[能力]]で唱えた[[《ウェディング・ゲート》]]から呼び出すことで相手の後続を吹き飛ばしたりできる。
--[[《ルシファー》]]は《ミラダンテ》側、[[《ドルマゲドン・ビッグバン》]]は《ドキンダム》側にそれぞれ繋がり深いカードでもある。
相性の良いカードがどちらも合成元に関係しているというのも何とも言えない話である。

-[[コスト踏み倒し]]対象となる[[呪文]]は[[《唸る鉄腕 ギリガザミ》]]や[[《傾奇黙劇 アルレキヰノ》]]を参照。
--その他の例としては、[[耐性]]持ちの[[エンジェル・コマンド]]/[[ドラゴン]]なので[[《母なる星域》]]と相性が良い。[[EXライフ]]で[[マナ送り]]を耐えつつ強力な[[進化]][[コマンド]]・[[ドラゴン]]達の[[進化元]]になれる。
---特に[[《超竜バジュラズテラ》]]ならば、相手[[ターン]]に奇襲的な大量[[ランデス]]を行うことができる。
-相手が[[カード]]を使った後に[[手札補充]]を行うため、[[ハンデス]]にもある程度強く出られる。[[《ロスト・ソウル》]]の様な[[オールハンデス]]でも1枚は[[手札]]を残せる。

-合成元の[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と異なり、[[禁断]]の名称カテゴリに含まれない。最もこのクリーチャーの場合は元々[[コマンド]]なので[[禁断フィールド]]には影響がなく、[[《あたりポンの助》]]に対してはむしろ[[《禁断》]]指定で他の《禁断》ともども巻き込まれないなど利点もある。強いて弱点を挙げるなら、[[《原罪の悪魔龍 グルデムボウ》]]や[[《黒断の覚醒者 ドキンダムBLACK》]]のサポートを受けられないことくらいか。

**ルール [#h52354f3]
-この[[クリーチャー]]の[[cip]]で[[能力]]が[[無視]]されるのは、[[解決]]時点で[[バトルゾーン]]にいる相手の[[クリーチャー]]だけである。後から[[バトルゾーン]]に出た[[クリーチャー]]には適用されない。

-[[cip]]の能力無視は効果が[[待機]]する[[誘発型能力]]である。そのため[[《異端流し オニカマス》]]のような[[コスト踏み倒しメタ]]能力の誘発を防ぐことはできない。[[常在型能力]]である[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]と混同しないよう注意。
--もっとも、踏み倒しメタ能力が誘発しても、[[EXライフ]]によって[[バトルゾーン]]に留まりそのまま能力を無効化してしまえるため、踏み倒しメタにもある程度強いと言える。

-[[能力]][[無視]]は[[付与]]扱いとなるため[[引き継ぎ]]がなされる。そのため、[[能力]]が[[無視]]された[[クリーチャー]]から[[進化]]した[[進化クリーチャー]]の[[能力]]も[[無視]]される。
--[[《SSS級天災 デッドダムド》]]のような[[除去]][[能力]]を持った[[侵略]]クリーチャーを、[[能力]]が[[無視]]されている[[クリーチャー]]の上に乗せても、その[[能力]]は同様に[[無視]]される。
--[[進化クリーチャー]]が[[召喚酔い]]しないのは、[[能力]]ではなく[[ルール]]である。よって[[能力]]が[[無視]]されていても出たターン中に[[攻撃]]できる。

-[[能力]]を[[無視]]するのは[[バトルゾーン]]の相手[[クリーチャー]]だけである。相手の[[《零龍》]]の[[能力]]を無視した場合、[[パワー]]が0なので[[破壊]]され、[[墓地]]に送られたことで有効になった[[特殊敗北]]の[[能力]]によってそのまま相手は[[ゲーム]]に負ける。

-[[スター進化]]の除去耐性は無視できない([[ソース>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39833/]])。
--これは、[[NEOクリーチャー]]が能力が無視されていても、バトルゾーンでは[[NEO進化クリーチャー]]として扱える裁定に基づく。

-[[《追憶人形ラビリピト》]]や[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]では「''誰が''○○した時」とは書いてないため指定[[ターン]]にどちらのプレイヤーがそれを行ってもトリガーするが、この[[カード]]では「''相手が''○○した時または○○した時」と書いてあるため自分で悪用はできない。(参考:[[《ガンリキ・インディゴ・カイザー》]]、[[《サファイア・ウィズダム》]]を使っていて、自分が呪文を唱えても能力はトリガーしない。)

-振り仮名は「トゥエンティツー」なので、[[XX]](ダブルクロス)のサポートは受けられない。

**環境において [#e7a816a3]
登場直後から[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]軸の[[【5色コントロール】]]で続々[[チャンピオンシップ]]4位以内入賞が報告された。効果判明当時から相性の良さについて触れられていた[[《ルシファー》]]との組み合わせは、そちらが優秀な[[マナ基盤]]になることもあって根強い。

[[【5色コントロール】]]のミラーマッチの場合、これを[[リソース]]手段にすることができるほど[[ゲーム]]スピードがゆっくりなのも評価の一助となっている。相手が軽い[[ソリティア]]を行ってもこの[[カード]]で[[コスト踏み倒し]][[呪文]]や[[リソース]]呪文を連打することで、盤面やリソースの差を付けさせないことができる。

自身と同じ弾に登場した[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]の[[マナ召喚]][[能力]]への牽制にもなる。当然場持ちの良さは同じように[[マナ召喚]]を牽制できる[[《とこしえの超人》]]を遥かに凌ぐ。

[[DMRP-19]]で[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]、[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]といった優秀な[[アタックトリガー]]を持つクリーチャーが増加すると、評価が若干上昇。1回目のアタックトリガー使用で詰められさえしなければ返し手として十分役立つ。ただし、[[コマンド・ドラゴン]]かつ[[cip]]持ちなので、[[《地封龍 ギャイア》]]と[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]には無力。

そして[[王来MAX]]に入った頃に、【5色ドキンダンテ】の[[コンセプト]]として流行を果たした。雑に[[《ロスト・Re:ソウル》]]や[[《S・S・S》]]、[[《調和と繁栄の罠》]]で相手を咎めるだけでも強い。1ターンを凌ぐ[[防御札]]が豊富な上に[[《九番目の旧王》]]まで採用されており、如何に[[【我我我ブランド】]]対策が厚いかが窺える。

2022年7月1日に相性の良い[[《獰猛なる大地》]]が[[殿堂解除]]。

2024年6月初頭、これを[[【青赤マジック】]]や[[【黒緑アビス】]]対策に2枚積みした型の[[【白零サバキZ】>【サッヴァーク】]]が結果を出した(オリジナル、64人参加、優勝)。

[[【超光喜 エルボロム】]]の成立を機に、[[《ルシファー》]]で呼び出せる1体として使われるようになった。
**その他 [#g8b5485e]
[[超獣王来列伝>DMSP-02]]で予告されていた[[ディスペクター]]。
「[[禁断王>《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]」[[《伝説の''禁''断 ''ドキンダ''ム''X''》>《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と“時を超えて降り立った奇跡”「奇跡王」[[《''時''の法皇 ミラ''ダンテXII''》>《時の法皇 ミラダンテXII》]]を合成した『混成』[[ディスペクター]]の[[王>キングマスター]]。
#region2(合成元との関係){{
-《ドキンダムX》の手足の先が《ミラダンテXII》を思わせる色のモザイクへと変化して消失し、大量の[[禁断文字]]((石柱上部の右側に「DOKINDANTE」左側に「KING」とあり、前足側面と後足前面に「DOKINDANTE」、《ドキンダムX》が磔られている面に上から「ADBC(右からUの字型に読むと「ABCD」となる)」、石柱の側面に大量の「KING」、背中の板には「SENAKA」、尻尾の裏側は先端から順に「ABCD」と書かれている))が刻まれた、巨大な遺跡あるいは石板のような構造物に磔にされるような状態で接合されている模様。
その《ドキンダムX》が磔にされている構造物は、《ドキンダムX》の背後に描かれていた門と似た形の石柱状の上半身と、馬のような四足の支柱と角型の長い尻尾を備えた下半身で構成されており、石柱の両側から"直接"《ミラダンテXII》の物と思しき翼が3枚ずつ生えている。
また、周囲には《ミラダンテXII》の時計を模した12枚の円盤が浮かんでおり、さらに背中には《ドキンダムX》の槍の石突(柄の先端)を《ミラダンテXII》の時計の針と同じ形状にした物が2本浮かび「X」の文字を模している。
脇腹に《ミラダンテXII》の王冠らしき物があることから、どうやらこれが《ミラダンテXII》の様だが、その変容振りは激しく、''原形を残していない''と言っても過言ではない。
前弾に登場した[[ディスペクター]]と比べても、合成元のどちらにも寄せたとは言い難い姿をしている。
--2本の槍は自由に動かせる他、後述の「未来宣言・概念干渉」に関係なく、通常の攻撃手段として隕石を降らせることも出来る模様(([[《ジャスティス・フォース》]](P23/Y20)と[[《混成秘伝デュアルスタック》]](P34/Y20)の[[イラスト]]でそれぞれ確認できる。))。
//--イラストを担当した[[RUI MARUYAMA]]氏曰く、「[[松本しげのぶ>Shigenobu Matsumoto]]先生のラフ案時点でこのような感じだったので理由は自分にも分からない」との事。
//該当ツイートが削除されているので念のためコメントアウト
--合成元の2体は本来、比較にならない程のサイズ差があり、巨体である《ドキンダムX》を使って合成した場合、普通はこのような姿にはならない。
だが、イラストでは《ドキンダムX》が小さく見えるほどの巨大な構造物が描かれており、その《ドキンダムX》が封印されることなく晒し者にされているというのは、禁断そのものを『ディスペクト』しているのが見て取れる。
一方、《ミラダンテXII》を象徴する王冠や翼、時計を模した円盤が外付けのパーツとして利用され、その上、禁断文字が刻まれた巨大な構造物を自身に寄せるなど、《ミラダンテXII》を激しく『ディスペクト』しているのが分かる。
特に"未来"を象徴する《ミラダンテXII》を《ドキンダムX》が封印されていた時と同様に、"過去"の産物にしてしまうということも立派な『ディスペクト』である。

--[[カード名]]の「&ruby(トゥエンティツー){XXII};」は、《ドキンダムX》の「&ruby(エックス){X};」を「&ruby(テン){X};(ローマ数字の「10」)」と読み替え、《ミラダンテXII》の「&ruby(トゥエルブ){XII};」と足した物だろう。また、偶然か否か、合成元では肩書きだった「''[[キンダン>禁断]]''」の文字がしっかりと名前に入っている。
パワーもしっかり《ドキンダムX》のパワー「99999」を意識しており、コストは召喚の難易度を考慮して「9」どまりとなっている。
[[《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]がコスト9で召喚できることを考慮したものと思われる。
--[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]同様、[[背景ストーリー>革命ファイナル背景ストーリー]]にて敵対していた勢力同士の[[ディスペクター]]である。決して交わることのない者同士の合成体であり、双方にとって非常に屈辱的な状況であると言える。そのためか、[[イラスト]]の《ドキンダムX》も目を見開き苦悶の叫びをあげるかの如き表情をしており、他の[[カード]][[イラスト]]に登場する際も、同様かあるいは苛立ちを隠す気のない表情をしている。

--アニメ「VSRF」第21話、第22話においてそれぞれの合成元の使い手である[[バサラ]]と[[ルシファー]]が対決した際に、[[ルシファー]]がダイレクトアタックするときに《ミラダンテXII》が《ドキンダムX》の腹に目掛けて口から光線を放ち貫くという演出がなされている。この時《ドキンダムX》は苦しそうな雄叫びをあげているのだが、アニメでも自分の口から放った光線で腹を貫き倒した相手と合成させられるという《ミラダンテXII》の「ディスペクト」が窺える。

-合成元の[[文明]]で『混成』[[3色]]が過不足なく揃うため削除された[[色]]はない。一方で、《ミラダンテXII》は[[革命軍]]/[[ドレミ団]]を削除されており、《ドキンダムX》は[[《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]で新たに増えた[[禁断>禁断#kndn_syuzoku]]を継承している。
--見方によっては、[[種族]]の代わりに[[特殊タイプ]]としての[[禁断>禁断#kndn_type]]を失ったとも言える。
}}
[[デュエチューブ]]で開発秘話が明かされた[[ディスペクター]]の1体。まず[[超獣王来列伝>DMSP-02]]に選ばれた《ドキンダムX》の存在があり、「直接戦った者同士((なお、現状明かされている[[背景ストーリー>革命ファイナル背景ストーリー]]では《ドキンダムX》は《ミラダンテXII》降臨前に倒されてしまったため、《ドキンダムX》と《ミラダンテXII》は直接戦っていない。ただしアニメ『VSRF』では、両者をそれぞれ使用する[[バサラ]]と[[ルシファー]]が直接デュエルを行っている。なお、強化前の存在である[[《時の革命 ミラダンテ》]]並びに[[《ミラクル・ミラダンテ》]]は《ドキンダムX》と対峙している。最も王来篇においては同系統のクリーチャーが同一視されることは[[よくあ>《ボルシャック・モモキングNEX》]][[ること>《聖魔連結王 ドルファディロム》]]なので、これもまた「[[黒幕>《龍魂珠》]]の匙加減」ということなのだろう。&br;この「直接戦ったもの同士」パターンの合成は後の[[DMRP-20]]で多用された。))を合体させたら熱いかも」という発想から《ミラダンテXII》が選ばれたらしい。
-[[《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]で[[種族]]として[[禁断]]が設定されたのは、《ドキンダンテ》として[[カード]]化した際に「[[種族]]欄に《ドキンダムX》要素が無くなってしまう」ことを防ぐためであるとのこと。

***[[背景ストーリー>王来篇背景ストーリー]]での活躍 [#rb23cc8b]
―'''[[禁忌>禁断]]の[[革命]]。[[運命>《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と[[奇跡>《時の法皇 ミラダンテXII》]]が[[同位体へと収斂し混ぜられた>《混成秘伝デュアルスタック》]]存在。それこそが、禁時混成王。'''―

[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]との激闘の末[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]が撃破された直後、[[石柱]]の姿で飛来し[[光]][[文明]]の[[《ディスペネ・ユグラシル》]]へと突き刺さった。
#region2([[石柱]]には時計の文字盤が刻まれており、''1分ごとに針が進み、11の「世界滅亡のシナリオ」を顕現させた''。){{
+[[フィオナの森]]が300%焼失(1回燃えた後さらにもう2回燃えた)
+[[ユニバース・ゲート>《ザ・ユニバース・ゲート》]]から現れた[[《超神星ブラックホール・サナトス》]]と[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]が対消滅、その余波で覚醒した[[サバイバー]]も増殖を開始。
+時空の裂け目から[[ゼニス]]が降臨し、空から無数の[[三角錐>トライストーン]]が降り注ぎ、[[ワールド・ウォー・ゼニス>《天頂開戦ゼニス》]]が勃発。
+[[超銀河弾>《超銀河弾 HELL》]]が虚空から発射され、9000個もの次元の穴が空き、それぞれが[[超次元>超次元ゾーン]]と繋がる。
+地中深くに眠っていた5つの[[進化クロスギア]]が暴走、[[ディスペクター]]へと力を与えつつ、すべての[[クロスギア]]と融合し活動し始めた([[ミロク]]にも予想外の出来事だったらしい)。
+5体の[[バラギアラ>天地命動 バラギアラ]]が降臨した[[ゼニス]]((3のゼニスと同一か厳密には不明。もう一度降臨した可能性もある))と共鳴し[[ゼロ文明]]の力を吸収、ゼロと[[レインボー>多色]]の矛盾によって新たなゼニスである[[《「色災」の頂 カラーレス・レインボー》>《「色災」の頂 カラーレス・レインボー/天上天下輪廻天頂》]]が生まれ暴走した。
+[[闇文明]]で[[円卓>《零王の円卓》]]を媒介として[[オリジナル・ハート>《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]が再生し、[[七王>闇の七王]]が復活して新たな[[ゴッド]]として[[リンク>G・リンク]]し始め、新たな闇の王が誕生する。
+オリジナル・ハートによって円卓に強大な力が流れ込んだ結果、[[業王 ディガロ>《業王の破戒》]]と[[幻王 ザイン>《九番目の旧王》]]の二王が甦りさらにリンク。ところが[[《覇王ブラックモナーク》]]の復活と[[イデア・フェニックス]]が顕現した衝撃で一瞬で消し飛ぶ。
+[[禁断の星>《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]を呼び寄せ[[禁断爆発]]させて、[[アチーチ・タウン>《灼熱の町 アチーチ・タウン》]]周辺半径2万kmを消し飛ばす([[ついでにフィオナの森も燃えた(8分ぶり4回目)>《ジャリ <デスマ.Star>》]])。
+[[水文明]]の[[禁断の12プログラム>12のプログラム]]を同時起動して[[水文明]]中のコンピュータを熱暴走させ、[[リキッド・ピープル]]が[[蒸>《ガルザウルス》]][[発>《ボイル・チャージャー》]]する。
+世界が[[オーロラ>《逆転のオーロラ》]]に覆われ[[爆発を起こす>基本セット背景ストーリー]]。
//「石柱」状態での所業はどうしても[[石柱]]記事と内容が被るので、そちらを充実させて《ドキンダンテ》記事内では簡略化でもいい気がします。
}}
11もの世界滅亡レベルの大災を起こしたが、最後の12番目の滅亡こそが真打「《ドキンダンテ》の顕現」である。
一度は駆けつけた[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]により針は止められるも、奇跡の力で針を強引にXIIに動かす事でこれを達成、ついにその姿を現した。
#region2(顕現後の具体的な活躍){{
『宣言した通りの未来を起こす力』と『概念に干渉する力』で過去改変を行い、「今までの[[背景ストーリー]]がバッドエンドに終わった可能性の世界」を出現させ超獣世界の滅亡を進める。
世界改変だけでなく直接戦闘能力もすさまじく、未来宣言の力で敵対者を打ちのめし、「ミラクルD2フィールド」によっていかなる攻撃も寄せ付けない。

一度はその圧倒的な力で[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]を倒すも、[[天聖王>《聖霊王アルカディアス》]]の力を身に着けた[[《アルカディアス・モモキング》]]の[[絶対の秩序>呪文ロック]]で滅亡の運命を上書きされ、ミラクルD2フィールドの守りも破られる。
しかし、奇跡の力で再生した《ドキンダンテ》は過去現在未来から集めた滅びのエネルギーを集め、撃ち出した[[《禁時王秘伝エンドオブランド》]]で「時」という概念を消し飛ばして変化を否定し、世界滅亡を止める事を不可能にした。

「最悪の可能性」を自在に顕現させ[[モモキング>《アルカディアス・モモキング》]]を追い詰めるが、世界に散らばる「平和の可能性」に触れ「聖闘気」を身に着けた[[モモキング>《アルカディアス・モモキング》]]は奥義[[《天聖王儀 アルカディア・グローリー》]]を発動。
再び《エンドオブランド》を放ち対抗するが、聖闘気によって逆に《ドキンダンテ》自身が《エンドオブランド》ごと時間を止められてしまう。
最期は、聖剣を突き刺され体内で聖闘気が爆発、奇跡で再生することもなく石化し敗北した。
「[[禁断王>《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]」の魂も無事「[[超獣王来列伝>DMSP-02]]」へと還り、時間の概念もどうにかして天聖王の力で取り戻したが、エンドオブランドによって開いた時空の穴は[[更なる脅威>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を呼び寄せるのだった……。[[同じディスペクターの王>《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]すらも巻き込み、禁断の災厄は続いていく。
-相性不利であるはずの[[天聖王>《聖霊王アルカディアス》]]の力を以てしても対処困難で、しかもシリーズ最終章の大惨事に匹敵する「世界滅亡のシナリオ」を容易く顕在化させるなど凄まじい難敵であるが、これでも[[ディスペクター]]5王では2番目に登場した王である。「シリーズ第2弾」「まだ[[敵>ディスペクター]]側のボスが最低3体残っている」という状況での大暴れにユーザーは呆気にとられるばかりであった。おまけに、[[登場弾>DMRP-18]][[ストーリー>背景ストーリー]]は《エンドオブランド》により「時が止まり、全ての変化が否定され、大災が固定化された状態」で終了しており、今後の復興すらままならないのではないかと懸念されていた。
--《ドキンダンテ》が起こした大災は、「過去に起きた厄災をなぞる・いくつか複合させる」などした物であるが、それら一つ一つの被害でさえ[[歴代>《エクス・リボルバー・ドラゴン》]][[カード>《悪魔神ザビ・リブラ》]]が[[齎した>《超銀河弾 HELL》]]被害を遥かに上回るのだから凄まじい。
--[[石柱]]時と《エンドオブランド》発動直前の2回、「奇跡の力」による復活を行っており、[[EXライフ]]に頼らずとも何度でも復活再生が可能なことが示唆されている。
これが本当であれば、''未来操作、過去改変、攻撃無効、常軌を逸した範囲と破壊力の攻撃''に加え、''無限の復活能力''まで併せ持つという、ほとんど理不尽の様なスペックを誇ることになる。もしもレクスターズのように完全適合できていたら世界滅亡は一瞬だったかもしれない。
--以上のことから、プレイヤー間でも''歴代[[背景ストーリー]]最強''候補として名を挙げられている。
-合成元となった《ドキンダムX》は[[ラスボス>《伝説の正体 ギュウジン丸》]]を出落ちにした挙句[[革命軍]]を軒並み封印して[[革命編背景ストーリー]]を一時バッドエンドに終わらせた強敵であり、《ミラダンテXII》も[[前身>《時の革命 ミラダンテ》]]の時点で[[S級侵略者]]2体と[[《極まる侵略 G.O.D.》]]を同時に相手にして勝つ程の強豪だったため、この2人が合わさった《ドキンダンテ》はこれ程までに強力な存在となったのだろう。
--開発主任KのTwitterによれば、《ミラダンテXII》の力は奇跡という名目で「可能性」を扱う力であり、それが禁断と融合したことで「最悪な可能性」を具現化する能力になったという。
-先述した通り、次弾[[DMRP-19]]にて対策[[カード]]である[[《天聖王儀 アルカディア・グローリー》]]が登場している。[[コスト]]面の工夫でこの[[クリーチャー]]の[[能力]]の誘発を回避しているだけでなく、「[[シールド送り]]で[[EXライフ]]を剥がし、味方に[[すべてのバトルに勝つ]]を[[付与]]して[[パワー]]99999を無力化する」など、[[効果]]面でも明確にこの[[カード]]を[[メタ]]っており、[[《ジョラゴン・ビッグ100》]]等と同じ、いわゆる「対ラスボス必殺[[カード]]」であることがわかる。
--ただ、こうした[[カード]]はこれまで「''シリーズラスボスを撃破するために作られた''」物が多く、やはりシリーズ第2弾の[[クリーチャー]]としてははるかに破格の扱いを受けていることがわかる。
-世界規模の大惨事を引き起こし、時空に穴を開け、そこから新たな敵が襲来してくるなど、どことなく[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]と似通う要素が多い。
}}

***アニメ・漫画での活躍 [#lbd0d987]
アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]と同様に[[ジェンドル]]が使う新たな[[キングマスターカード]]として登場。声優は[[内野孝聡]]氏。
#region2(具体的な活躍){{
-初登場は第13話で、[[ジェンドル]]の手で[[封印]]から解放された[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と、既に入手していた[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]と合成し作り出された。
そのまま同話の[[キラ]]戦で初登場し、彼の[[ブロッカー]]戦略を封殺し、5ターン目と6ターン目にシールドを全てブレイクし、止めは[[《神官 フンヌ-2》]]に譲った。
--初[[召喚]]時にはこれまでの[[ディスペクター]]で定番だったカプセル演出が省略されている代わりに「虚空から[[石柱]]が飛来し、そこから目覚めるように《ドキンダンテ》の姿へと変貌する」という、[[背景ストーリー>王来篇背景ストーリー]]を思わせる演出がなされている。
---各種の[[カードイラスト]]では《ドキンダムX》の槍と《ミラダンテXII》の針が一体化しているが、アニメのCGモデルではこれらは分離している模様。
また、[[cip]]の[[能力]][[無視]]は「《ドキンダムX》の槍と《ミラダンテXII》の針が『0時』を示すように時計の頂点を指し、そこから青い波動を発し相手の[[クリーチャー]]を石化させる」という演出で表現されている。
---なおこの際、《ドキンダムX》の槍が一本減って《ミラダンテXII》の針が3本になり、その後の[[攻撃]]時には消えていた槍がどこからともなく出現し、それを発射して[[シールド]]を[[ブレイク]]していた。
--そのあまりの強力さから、[[切札 ジョー]]一行は打倒《ドキンダンテ》に頭を悩ませる羽目になり、一時ストーリーも「対《ドキンダンテ》対策として《ドキンダムX》の弱点を探る」という目的が主題となっていた。

-その後の第20話では[[切札 ジョー]]戦(2戦目)でも登場。
この時はジョーが[[カウンター]][[能力]]を恐れずに攻め続けたことで[[手札]]の[[光]]の[[呪文]]を使い切ってしまい、[[《アルカディアス・モモキング》]]によって[[能力]]での[[呪文]][[詠唱>唱える]]を封じられ、最終的には[[《天聖王儀 アルカディア・グローリー》]]の[[効果]]と[[《王来英雄 モモキングRX》]]の[[シンカパワー]]を受けた[[《アルカディアス・モモキング》]]の連続[[攻撃]]で[[破壊]]された。
[[ジェンドル]]は《ドキンダンテ》[[破壊]]後の[[シールド]]チェック時に[[スペシャルドロー>今引き]]による逆転を狙ったが、ここで捲れたのは''まさかの2枚目の《ドキンダンテ》''であり、[[ジェンドル]]はこれを「《ドキンダム》がジョーとの戦いを厭っている」と判断し、想定外としつつも敗北を受け入れた。
カード自体も所有者のジェンドルがデュエマに敗北したことにより[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]に分離し、《ドキンダムX》はジョーの手に渡って[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]になり、《ミラダンテXII》は[[キラ]]の手に渡った。

-その後は第32話のジョー戦(4戦目)で三度目の登場を果たす。
[[S・トリガー]]で発動した[[《蒼龍の大地》]]によって召喚され降臨し、[[効果]]により[[《モモスター モンキッド》]]を[[バトル]]で[[破壊]]した。
次の[[ターン]]には[[シールド]]を[[攻撃]]しつつ[[アタック・チャンス]]で[[《禁時王秘伝エンドオブランド》]]を発動するなど活躍するが、[[《下町のナポレたん》]]に[[EXライフ]][[シールド]]を[[ブレイク]]され、[[キリフダッシュ]]で召喚した[[《イッスン・スモールワールド》]]との[[バトル]]で[[破壊]]されたが、《スモールワールド》の[[召喚]]時に[[能力]]で[[《獅子王の遺跡》]]を唱えており、次のターンに[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]の[[召喚]]に繋げた。
--召喚された際には「《ミラダンテ》の時針と《ドキンダム》の槍で陣を組み、降り注ぐ光柱により地面から出現する」という新たな演出と共に登場している。
---なお、[[《蒼龍の大地》]]での[[効果バトル]]時には「[[《モモスター モンキッド》]]に大量の隕石を降らせる」という[[《混成秘伝デュアルスタック》]]のP34/Y20版のイラストと同様の凄まじい攻撃方法を披露している。
--この[[クリーチャー]]の登場した時に[[バトルゾーン]]には既に[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]がおり、奇しくも[[禁断]]同士の戦いとなっているが、《モモキングダムX》が[[封印]]状態のままだったためかその場にいる誰も何の反応も見せていなかった。
--既に退場しているにもかかわらずに第2期オープニングテーマ「Sinners」の映像で登場していたのはこの再登場の伏線だったのかもしれない。

--その後は[[《Volzeos-Balamord》]]が手に入ったこともあり、[[ジェンドル]]の[[マナゾーン]]や[[手札]]としての登場に留まった。

--各[[ディスペクター]]の[[EXライフ]][[シールド]]は、多くの場合は「オレンジ色のミニチュアモデルが張り付いた[[シールド]]」という形で表されるが、この[[クリーチャー]]の場合は全身があまりにも巨大すぎるためか「オレンジ色の《ドキンダムX》が[[カードイラスト]]の様に[[シールド]]に磔にされている」という表現になっている。
--目の色はカードのイラストでは操られていることを示すかのように白色だったが、アニメでは《ドキンダムX》と同様に赤色になっている。
--この[[クリーチャー]]のルビは「''トゥエンティツー''」だが、[[ジェンドル]]は「''トウェンティトゥー''」と発音しており、「ブラッ''ドゥ''」と発音される[[《腐聖 ブラッ''ドウ''-2》>《腐聖 ブラッドウ-2》]]とは対照的であるが、第32話では「''トウェンティツー''」と発音されていた。
}}

漫画『キング』ではアニメ『キング!』と同様に[[ジェンドル]]が使用。
第18話で2015年の静岡で[[ルシファー]]と[[バサラ]]のデュエル現場に召喚されていた《ドキンダムX》と[[《時の革命 ミラダンテ》]]((《ミラダンテXII》ではない。))を合成させ誕生し、続く第19話では直後にルシファーの[[《真・天命王 ネバーエンド》]]とバサラの[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]の能力を無効化し、[[《アポカリプス・デイ》]]で自身も含めバトルゾーンのクリーチャーと共に破壊された。
また、アニメ版とは異なりジョーと戦わなかった[[キングマスターカード]]の[[ディスペクター]]であり、これは[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]も同様である。

**関連カード [#idb2ab44]
-[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]
-[[《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]
-[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《禁時王秘伝エンドオブランド》]]
--[[《ジャスティス・フォース》]](P23/Y20)
--[[《混成秘伝デュアルスタック》]](P34/Y20)
--[[《ファイナル・ストップ》]](P37/Y20)
--[[《ロスト・Re:ソウル》]]([[DM23-BD1]])

//**[[フレーバーテキスト]] [#a4d422fa]
//-[[]]

**収録セット [#g2cb4cf6]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」>DMRP-18]](KM3/KM3)、(3S/20) 、(3B/20)
--[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](M13/M40)

**参考 [#wed9d834]
-[[白青赤]]
-[[ディスペクター]]
-[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]
-[[禁断]]
-[[EXライフ]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[無視]]
-[[召喚]]
-[[詠唱]]
-[[ドロー]]
-[[手札]]
-[[呪文]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[【九極侵略】]]

-[[キングマスターカード]]
-[[石柱]]

----
[[公式Q&A]]

-3つ目の能力について

>Q.相手の''《禁時混成王 ドキンダンテXXII》''の「出た時」の能力によって、バトルゾーンにいる自分のクリーチャーの能力が無視されている状況です。この状況で、自分が新たに出したクリーチャーの能力も無視されますか?
A.いいえ、無視されません。相手の''《禁時混成王 ドキンダンテXXII》''の「出た時」の能力は、出た時点でバトルゾーンにいる自分のクリーチャーにのみ、影響を与えるためです。ただし、能力が無視されているクリーチャーの上に進化クリーチャーを重ねた場合、その進化クリーチャーの能力は無視されます。&br;また、タマシードはクリーチャーではないため、能力は無視されません。''《禁時混成王 ドキンダンテXXII》''が出た時点でバトルゾーンにあったタマシードの上に進化クリーチャーを重ねた場合でも、その進化クリーチャーの能力は無視されません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41569]](2022.7.22)

&tag(クリーチャー,光文明,水文明,火文明,白青赤,3色,多色,コスト9,ディスペクター,混成,エンジェル・コマンド・ドラゴン,エンジェル・コマンド,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,禁断(種族),パワー99999,EXライフ,T・ブレイカー,cip,無視,相手のターン中,コスト9以下,召喚限定cip付与 (相手),呪文メタ,相手が唱えた時,ドロー,呪文サポート,コスト踏み倒し,ミラダンテ,ドキンダム,KGM,キングマスターカード,RUI MARUYAMA);
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