#author("2023-09-23T10:59:00+09:00","","")
#author("2023-12-14T18:08:52+09:00","","")
*《&ruby(トランス・サクション){禍々しき取引}; パルサー》 [#ub040227]

|禍々しき取引 パルサー P 火文明 (3)|
|クリーチャー:アウトレイジ 2000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札をすべて捨て、その後、カードを2枚引く。|

[[DMD-09]]で登場した[[火]]の[[アウトレイジ]]。

自分の[[手札]]をすべて[[捨てた>捨てる]]後、[[カード]]を2枚[[引く]][[cip]][[能力]]を持つ。

[[手札交換]]や[[墓地肥やし]]として用いても十分に優秀だが、自分の[[手札]]が0枚の状態で[[召喚]]することで、実質的に[[《エナジー・ライト》]]内蔵の[[クリーチャー]]となる。
[[アウトレイジ]]の[[種族デッキ]]にはもちろん、[[手札]]が枯渇しやすい[[ステロイド>赤緑#b6dce891]][[カラー>色]]の[[ビートダウン]]等に最適な[[カード]]と言えるだろう。

この[[カード]]の最も重要な点は[[火]][[文明]]であること。今まで[[手札補充]]や[[手札交換]]といえば大抵[[水]][[文明]]が必須であったが、この[[カード]]のおかげで無理に[[水]][[文明]]を足す必要がなくなった。
さらに、上記のとおり手札0枚でも2枚引くことが可能であるため、手札を消費しやすい[[【速攻】]]や、[[墓地]]を肥やすことに意義がある[[デッキ]]では重宝される[[能力]]である。

ただし、[[能力]]は[[強制]]なため、序盤に不用意に[[マナ]]に置かないこと。相手の[[《父なる大地》]]で引っ張り出されて[[ハンドアドバンテージ]]の損失に繋がる恐れがある。

ただ、その場合は[[墓地]]が急激に肥え、[[手札]]が2枚あるという状況になる。単なる[[赤緑]]の場合は、ただの[[ディスアドバンテージ]]かもしれないが、[[《百万超邪 クロスファイア》]]を[[フィニッシャー]]とする[[ビートダウン]]の場合は、むしろ[[墓地肥やし]]の幇助となる可能性がある。

例えば、あまりに[[手札]]がよろしくない場合(《パルサー》を[[召喚]]したくても[[赤]][[マナ]]を用意できない場合など)に、それを見越して[[《百万超邪 クロスファイア》]]の[[G・ゼロ]]に繋げる、というのも、あり得ない戦略ではない。

その[[スペック]]から[[赤単]]でも一考に価する一枚だが、[[ターン]]終了時に手札に戻る[[《襲撃者エグゼドライブ》]][[《流星のエグゼドライブ》]]等とは相性が悪いので、[[デッキ]]構成と[[プレイング]]には注意したい。

**環境において [#pb846665]
[[革命編環境]]の一時期、[[【知新ロマノフ】]]における初動[[墓地肥やし]]として使われる場合があった。コスト踏み倒し系呪文さえ手札に抱えていれば始動には十分な為であった。当時[[呪文]]の[[コスト加重]]もそこそこ懸念であり、それが効かない点に注目された部分もある。

**アニメ・漫画において [#j1fe183e]
-アニメ「ビクトリーV3」では[[勝太>切札 勝太]]が[[プラマイ 零]]戦で使用。

-[[伊原しげかつ>Shigekatsu Ihara]]氏の[[背景ストーリー]]漫画では[[《百万超邪 クロスファイア》]]の取り巻きの一人として活躍。彼をバカだなんだ毒づきはするが、クロスファイアの情熱をよく知る仲。前記した様に実際のゲームでも[[シナジー]]がある。
--上記の様に[[背景ストーリー]]に関連性があるにもかかわらず、クロスファイアやテスタ・ロッサ、アリスとは異なり、関連カードは[[DMR-12]]の[[《戦慄の取引 ビッグ・パルサー》]]まで登場しなかった。

**その他 [#i3e46f9a]
-似た能力を持つ[[カード]]に[[《トツゲキ戦車 バクゲットー》]]が登場。あちらは[[S・トリガー]]を持っており能力の発動が任意になっている。

-名前の由来は日産自動車の小型乗用車「パルサー」だろう。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#l5a51cb5]
|禍々しき取引 パルサー UC 火文明 (3)|
|クリーチャー:アウトレイジ 2000|
|バトルゾーンに出た時、自分の手札をすべて捨て、その後、カードを2枚引く。|

[[DMPP-20]]で実装。[[レアリティ]]は[[アンコモン]]になった。

[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]で[[リアニメイト]]できる範囲かつ、[[ドローステップ]]の前の[[ターン開始ステップ]]で出すことができ、そのターンの手札を3枚でスタートできる。
闇や火の超次元呪文と相性が良い[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]で狙える。

[[DMPP-21]]で成立した【黒赤[[ブルース>《不死帝 ブルース》]]】ではよく採用される。一方[[青赤]]や[[青黒赤]]の[[【アウトレイジ墓地ソース】>【アウトレイジ墓地ソース】 (デュエプレ)]]では水文明で[[手札交換]]と[[墓地肥やし]]が足りているため採用されることは少ない。

-久々に登場した、火文明による捨ててから引くタイプの[[手札交換]]。[[DMPP-11]]の[[《爆獣ボルカグレンオー》]]や[[DMPP-09]]の[[《クルセイド・チャージャー》]]など、すでに[[New Division]]では使えなくなっていたタイプの効果である。
--デュエプレにおいては《禍々しき取引 パルサー》登場前から火の[[カラーパイ]]に捨ててから引く[[ゲームオリジナルカード]]が存在していた。最も古いものは[[DMPP-05]]の[[《神滅翔天ザーク・ゼヴォル》]]。

**関連カード [#rce4bf97]
-[[《戦慄の取引 ビッグ・パルサー》]]
-[[《裏斬の取引 パルサー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#ee534b09]
-[[DMD-09]]、[[DMPP-20]]&br;'''オッケー!多くても少なくてもいい、そのすべてを俺に預けてくれれば、俺もきちんとお返しはするぜ。スジのとおらねぇ事はやんねぇよ。――禍々しき取引 パルサー'''
-[[DMX-25]]&br;'''[[オラクリオン]]への崇拝を、それを使役する自身への崇拝と取り違えた[[ゾロスター>《策士のイザナイ ゾロスター》]]は、「カノン」の廃位以来封じられていたオラクリオン化の儀式を行った。産み出された[[ゾロ・ア・スター>《破獄のマントラ ゾロ・ア・スター》]]は、神ではなく、人でもなかった。'''
-[[DMPB-04]]&br;'''取引を成功させるコツはたった1つ。成功するまでやり続けることだぜ!――禍々しき取引 パルサー '''

**収録セット [#l879f565]
***[[デュエル・マスターズ]] [#t26d582f]
-illus.[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DMD-09 「1stデッキ アウトレイジ・ダッシュ」>DMD-09]](4/14)
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」>DMX-25]](27/51)([[アルトアート]])

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#r83b4a01]
-CV:[[宮本誉之]]
-illus.[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DMPP-20 「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨- 」>DMPP-20]]
--[[DMPB-04 「LEGEND OF PLAY'S 2024」>DMPB-04]]([[アルトアート]])

**参考 [#o975cd4f]
-[[アウトレイジ]]
-[[cip]]
-[[ディスカード]]
-[[手札交換]]
-[[墓地肥やし]]
-[[ドロー]]

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